ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「スネ夫、表彰状見せろよ!」
「えー?そんなに見たいの?しょうがないな〜。」
そう言うとスネ夫は昨日貰った表彰状を取り出し、みんなに見せる。
「まっ、のび太には無理だろうけどね〜。」
嫌味っぽく言うスネ夫にのび太は悔しそうな顔で声をあげる。
「僕だってちょっとその気になれば賞状ぐらい貰えるよ!」
「じゃあ、のび太。お前今までに賞状貰ったことあるのか?」
「・・・・ない・・・・・・・・・・・・・」
「ハハハハハハハハハハ!!!」
「くっ・・・・・・・・・・」
「まあ、のび太なんか一生賞状もらえないんじゃないかな〜。」
再び大笑いするスネ夫。そして何かを思いつく。
「ねえ、みんな僕んちに寄っていかない?お祝いするんだけど・・・・」
「え?いいのか?」
「気がきく!!」
パーティと聞いてクラスメイトたちは大ハシャギする。
「そしてなんとこのパーティは五人用なんだ!だからのび太は・・・・・・あれ?」
振り向くとのび太がいないことに気づくスネ夫。
「まあ、いっか。」
だがすぐに気を取り直す。
「チェルシーちゃん!」
「ん?」
「大事な話があるんだ!チェルシーちゃんも家に来てくれない?」
「・・・・・・・・・・・・・。」
そしてスネ夫家。
「わあ〜!」
「スッゲー!!」
居間には色んな表彰状が飾ってある。その数、数十枚。
「まあ、僕の賞状なんてどうでもいいから、乾杯しょうよ!」
賞状の数なんてどうでもいいと語るスネ夫。
「スネ夫さんって本当に素敵よね。」
「ホント、この間なんか近所の溝掃除してたし・・・・」
「教室の掃除も一人でやってくれたし・・・・・」
「教室の窓ガラスを割った時なんか潔く謝ってたし・・・・」
真面目で、正直で、全ての人に平等に接し、周りに慕われているスネ夫。そんな彼にクラスメイトたちは尊敬をおぼえる。
「チェルシーちゃん、どう?この表彰状の数を見て。」
クラスメイトの一人が壁に寄りかかっていたチェルシーに声をかける。
「うん・・・・凄いね・・・私よりも凄いよ。」
「!!!」
よしっ。認めさせた。
「でも・・・・・沢山持っているからって優秀とはかぎらない。」
「???」
「全部見せてもらったけど・・・・・スネ夫は人としては好感持てるかもしれないけど、友だちとしては失格だと思う。」
「!!!」
「みんなも上辺だけを見てると、これから先苦労するよ!」
カチャ
それだけ言うとチェルシーはスネ夫家を後にした。
「あ!ちょっと待ってよ!」
そしてそんな彼女を大急ぎで追いかけるスネ夫。
バタン
「ほほほほほほ、面白い友だちざますね。」
しばらくの沈黙の後、スネ夫の母が笑いながらその場をなごます。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい