ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
上編
「いたっ!!」
「ちょっと、染みるぞ。」
シューッ
「いたーい!」
いつものようにアカメがのび太の怪我の手当てをする。怪我の理由はもちろんジャイアン。「ムシャクシャしている」という理由だけでのび太に八つ当たりしてきたのだ。帝国最強のくせに、いまだにジャイアンに虐められているのび太であった。
「ごめんね、いつもいつも。」
「大丈夫だ、気にしていない。それにこれはお前の強さだからな。」
「強さ?」
「そうだ。のび太はお前は強い。」
「???」
アカメの言った事が分からず、首をかしげるのび太。
夕方。夕飯の買い物をし、家に向うアカメとレオーネ。そんな二人の視界にメモを持ちながらウロウロしているヒゲが濃い、大柄の男性が目に入った。
「ハーイ。」
「???」
「お困りのようだな、壮年。私たちが力を貸してやろうか?」
「いや〜、剛田という家を探してるんだが・・・・・・」
レオーネの申し出に男は申し訳ない顔をする。
「ああ、それなら案内するよ!」
アカメとレオーネは歩き出す。そしてそんな二人の隣を歩く大柄の男。
「すまんな。見ず知らずの俺なんかの為に。」
「気にするな。」
「困った時はお互い様だ。」
「礼を言うぜ、お嬢ちゃんたち。」
男性は二人の優しさと言葉を受けて、頭を下げながらお礼を言った。
「そういえば、お嬢ちゃんたちはこの辺に住んでるのかい?」
「ああ、今は仲間の家に住んでいる。」
「仲間?」
「そうだ。普段は頼りない、お人好し、泣き虫で、意気地なし。だから私たちが側についててやらないといけない。」
「今日も虐められて帰ってきたしな。」
「だがいざという時には凄く頼りなる私たちの自慢の仲間だ!」
アカメとレオーネは嬉しそうに笑みを浮かべる。
「ハハハ、そうか、そうか。なら大切にしときな。」
二人の話を聞いて、男は大笑いする。そしていつかその人物に会って見たいという衝動にかられる。
「俺にも甥っ子が一人いるんだが、これが手のつけられない乱暴者でな。困った事に、しょっちゅう弱い者虐めしてるんだ。」
そう言いながら男は頭を手で抑える。どうやら彼の姪っ子は相当な暴れん坊らしい。しばらくして目的地の家に着く。
「わざわざ案内してもらってありがとう。今度会ったら俺にも紹介してくれよ、お嬢ちゃんたちの大切な『王子様』をな。」
男はアカメとレオーネに別れを告げ、家の中に入っていった。
「おー、武か!随分大きくなったな〜!」
「おじさん、久しぶり!!」
男はジャイアンに久しぶりの再会を果たす。そう、この男はジャイアンの叔父、柔道十段の腕前で、ジャイアンが熱く尊敬している人物である。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい