ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「おじさん、俺に柔道を教えてくれ!俺、もっと強くなりたいんだ!喧嘩に負けたくないんだ!」
「・・・・・・・・・・・・。」
「おじさん、俺に特訓してくれ!」
「断る。」
「えっ!?何でだよ!」
「今のお前に教えることは何もない!」
それだけ言うと、ジャイアンの叔父はどこかへ出かけて行った。
「ちょ、ちょっと!おじさん!」
叔父に断られ、機嫌を損ねるジャイアン。そして道を歩いていると幸運なことに
「のび太、また会ったな!」
クラスメイトを発見。
「・・・・・・・うっ・・・。」
反射的に立ち去ろうとするのび太。
「おい、何で逃げんだよ!」
そして始まった。
「俺は今日ずっと機嫌が悪いんだ。」
「分かってる。」
「分かってるなら、これをくらえーーーーーー!!」
バコン
「あー、これで少しはすーっとしたぞ!」
のび太を思いっきり殴る。そして気持ちが少しよくなったのか、ジャイアンは歩き出す。
「おっ!」
交番前を通りかかると、掲示板に貼られたポスターに目がいく。
【町内マラソン大会!!】
四年に一度行われるこの大会。参加者年齢問わず。しかも商品は
「新車!!」
でがでがと書かれた文字に目を輝かせるジャイアン。
「いいな〜!欲しいな〜!」
男としては一度で良いから新車に乗ってみたい。それにもし優勝したら、叔父さんだけじゃなくアカメちゃんも俺様の事見直すかもしれない。
「よし!」
ジャイアンは大会出場を決心する。
そして大会当日。
「のび太!お前も参加するのか?」
「・・・・・う、うん。」
参加者の中に見知った顔がいたので、声をかけるジャイアン。
「まっ!のび太に優勝なんて無理だろうけどな!!ハハハハハ!!!」
いつものように人をバカにする。
「位置についてよーい、どん!」
選手たちが全員走り出す。ジャイアンは必死に走り、その甲斐あって
「ゴール!!」
一位でゴールした。
「やったじゃないか、武!!」
「見直したぞ!!」
「お兄ちゃん、凄い!!」
応援に来ていた両親とジャイ子は大喜び。
「なっ、なっ、おじさん。凄いだろう?」
叔父に優勝したことを報告するジャイアン。だが
「・・・・・・・・・・・・。」
叔父は立ち上がり、どこかへ行ってしまった。
「あ、おじさん!」
【優勝した剛田武選手には新車のVセレクションが送られまーす!!】
パチパチ
「おめでとうございます!!」
表彰式で商品とトロフィーを受け取る。
「イエーイ!!」
そして嬉しそうにガッツポーズを決めるジャイアン。
【そして今回の特別賞は・・・・・】
特別賞?そんな物があったのかと、首をかしげるジャイアン。
【野比のび太選手に送られます!!】
「なんだってーーーーーーーーーー!!」
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい