※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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ジャイアンとスネ夫と静香の逆襲
プロローグ


「ねぇお姉さん、今ヒマ?」

 

家に帰る途中、静香は突然声をかけられ、振り向く。見るからに不良と言ったチャラけた恰好をした4人組が近づいてきた。

 

「いーから行こうぜって、なぁ!」

 

「いえ、急いでいるんで!」

 

「いーじゃん、ちょっとだけだよ!」

 

「そうそう、先っちょ入れるだけだから!」

 

「うっわ、お前サイッテーーー」

 

ギャハハハハハ、と下卑た笑い声がそこら中に響いた。

 

さっきからこんなやり取りの繰り返し。近道の路地を通ってきてしまったのが悪かった。助けを呼ぼうにも人っ子一人いない。

 

「だからさ、おれ達といっしょに遊ぶだけでいいんだよ!」

 

「いい加減にしてください。私はあなたたちといっしょに行くつもりはありません!」

 

「つべこべ言わずに来いって言ってんだよ!」

 

「きゃっ!?」

 

いきなり不良に腕を掴まれ、引っ張られた。

 

「ちょっと! 離しなさい!」

 

「こら、暴れんなって!」

 

「にしても今日は上物だな!」

 

「胸はあんまりないけど顔は俺好みだ!」

 

「ああ、今日は楽しめそうだぜ!」

 

振りほどこうとしたが相手もずいぶん鍛えているのか、全然外れない。

 

(こんな人たちに犯されるなんて嫌! 絶対に嫌!!お願い! 誰か助けて!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして同時刻。

 

 

カチャカチャ

 

 

部屋ので自身のパソコンに向き合うスネ夫。

 

「僕の方が顔も成績も良くて、性格もいい。なのに・・・・・」

 

そう呟きながらスネ夫はキーバードの文字を打ち込む。

 

カチッ

 

カチッ

 

マウスを操作し、パソコンの中の写真を操作する。修学旅行でとられたのび太とチェルシーの写真。のび太の顔を切り取り自分の顔を当てはめる。

 

「・・・・・・・・・・このままじゃ、済まさないぞ!」

 

こうなれば意地だ。スネ夫はそう決心した。僕を怒らせれば、どうなるか教えてやる。すぐに僕をふった事を後悔させてやる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてさらに同時刻。

 

「何故だ?何故、俺様が選ばれない?」

 

自分の部屋で電気もつけず、そんな事を呟くジャイアン。

 

「武・・・・・・・」

 

部屋の襖が開かれ、心配した両親が入ってきた。

 

「その通り!優勝したのは武、アンタだよ!それは紛れもない事実!」

 

「もう一度、兄さんに掛け合ってみよう!俺たちも力を貸すよ!」

 

何とか息子を慰めようと優しい声をかける。

 

「父ちゃん、母ちゃん、ありがとう・・・・・・」

 

そんな両親にジャイアンはゆっくりと礼を言う。

 

「いいんだよ!」

 

「そうだ!家族は支えあっていくものだぞ!」

 

母親はジャイアンを抱きしめ、父親は息子の頭を撫でる。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

ジャイアンは決心した。今、自分がやるべき事を。そしてこの後の展開を彼の両親が知る筈もない。

 

「ねえ、母ちゃん。父ちゃん。ちょっと頼みがあるんだけど・・・・・」

 

 

 

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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