ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
プロローグ
「ねぇお姉さん、今ヒマ?」
家に帰る途中、静香は突然声をかけられ、振り向く。見るからに不良と言ったチャラけた恰好をした4人組が近づいてきた。
「いーから行こうぜって、なぁ!」
「いえ、急いでいるんで!」
「いーじゃん、ちょっとだけだよ!」
「そうそう、先っちょ入れるだけだから!」
「うっわ、お前サイッテーーー」
ギャハハハハハ、と下卑た笑い声がそこら中に響いた。
さっきからこんなやり取りの繰り返し。近道の路地を通ってきてしまったのが悪かった。助けを呼ぼうにも人っ子一人いない。
「だからさ、おれ達といっしょに遊ぶだけでいいんだよ!」
「いい加減にしてください。私はあなたたちといっしょに行くつもりはありません!」
「つべこべ言わずに来いって言ってんだよ!」
「きゃっ!?」
いきなり不良に腕を掴まれ、引っ張られた。
「ちょっと! 離しなさい!」
「こら、暴れんなって!」
「にしても今日は上物だな!」
「胸はあんまりないけど顔は俺好みだ!」
「ああ、今日は楽しめそうだぜ!」
振りほどこうとしたが相手もずいぶん鍛えているのか、全然外れない。
(こんな人たちに犯されるなんて嫌! 絶対に嫌!!お願い! 誰か助けて!!)
そして同時刻。
カチャカチャ
部屋ので自身のパソコンに向き合うスネ夫。
「僕の方が顔も成績も良くて、性格もいい。なのに・・・・・」
そう呟きながらスネ夫はキーバードの文字を打ち込む。
カチッ
カチッ
マウスを操作し、パソコンの中の写真を操作する。修学旅行でとられたのび太とチェルシーの写真。のび太の顔を切り取り自分の顔を当てはめる。
「・・・・・・・・・・このままじゃ、済まさないぞ!」
こうなれば意地だ。スネ夫はそう決心した。僕を怒らせれば、どうなるか教えてやる。すぐに僕をふった事を後悔させてやる。
そしてさらに同時刻。
「何故だ?何故、俺様が選ばれない?」
自分の部屋で電気もつけず、そんな事を呟くジャイアン。
「武・・・・・・・」
部屋の襖が開かれ、心配した両親が入ってきた。
「その通り!優勝したのは武、アンタだよ!それは紛れもない事実!」
「もう一度、兄さんに掛け合ってみよう!俺たちも力を貸すよ!」
何とか息子を慰めようと優しい声をかける。
「父ちゃん、母ちゃん、ありがとう・・・・・・」
そんな両親にジャイアンはゆっくりと礼を言う。
「いいんだよ!」
「そうだ!家族は支えあっていくものだぞ!」
母親はジャイアンを抱きしめ、父親は息子の頭を撫でる。
「・・・・・・・・・・・・・・・・。」
ジャイアンは決心した。今、自分がやるべき事を。そしてこの後の展開を彼の両親が知る筈もない。
「ねえ、母ちゃん。父ちゃん。ちょっと頼みがあるんだけど・・・・・」
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい