※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第二章:卒業パーテイを斬る

「いや〜、苦労したよ!あいつに気づかれないように撮るの!」

 

そう言いながらスネ夫は先日、買ったビデオカメラを見せびらかす。

 

「おもしろそうだな〜!早く見せろよ、スネ夫!」

 

「うん、いいよ!それじゃあ、今夜、僕の家に来なよ!」

 

先日、高校を卒業したのび太たち。スネ夫は卒業パーティとしてジャイアンたちを自宅に招待することにした。

 

「僕も行きたい!」

 

のび太はいつものように仲間に入れてとせがむ。

 

「のび太は来ない方が良いと思うぜ!」

 

「どうしてだよ!?僕も仲間に入れてよ!」

 

ニヤリ

 

その言葉にスネ夫とジャイアンは笑みを浮かべる。

 

「それじゃあ、来てもいいけど、絶対に怒るなよ!」

 

「えっ、あっ、うん・・・・・・。」

 

スネ夫の言った言葉が分からず、のび太は首を傾げる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして夕方。パーテイには卒業生、全員が参加しており、賑わっていた。アカメたちもドレスに身を包み、のび太と一緒に参加していた。しばらくすると会場が暗くなり、スネ夫は映写機を起動する。

 

「野鳥かなんか隠し撮りしたの?それとも昆虫の成長記録?」

 

のび太はワクワクしながらプロジェクターを見る。

 

「見てれば分かるよ!」

 

スネ夫はにししと笑う。そしてスクリーンにタイトルが映し出される。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【のび太の失敗日記】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ・・・・・ぼくだ!!」

 

タイトル画面にのび太は唖然とする。そして同時に周囲がクスクスと笑い出す。

 

【野比のび太。勉強は苦手、スポーツは苦手、何をしても冴えない少年】

 

クスクス

 

【テストの成績は極めて悪く、「ビリから二番」であるらしい。0点の答案を貯め込み、しばしばその処理に困ることがある】

 

「『「『「あはははははは!!!」』」』」

 

【運動音痴で泳ぎも全く出来ないカナヅチ。非力でけんかも弱い。草野球の成績は打率1分、防御率は2試合2イニングで405.0、エラー多数】

 

「『「『「あはははははは!!!」』」』」

 

のび太の恥とも言うべき映像が次々と映し出される。静香を含む会場の客、全員がお腹を抑えて笑い出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてしばらくして映画が終わると

 

「のび太、怒るなよ!全部本当の事なんだからな!」

 

「そうだよ!例えば、鏡に映った顔が醜いからって鏡に怒るのは間違えだよ!」

 

「要するにいつ誰に見られても恥ずかしくない生活をしていればいいんだよ!」

 

ジャイアンたちが話しかけるが、のび太はピクリとも動かない。

 

「大丈夫か?のび太?」

 

ジャイアンはニヤニヤ笑いながら近づくと、ビールをのび太の頭にぶっ掛ける。

 

「のび太ちゃん〜、泣いたらダメよ〜。」

 

今度はスネ夫がニヤニヤ笑いながら近づくと、のび太の顔に熱い料理を投げつける。

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

それでものび太は黙りを決め込み、ただやられだけ。

 

「次はこれだ!」

 

「俺にもやらせろよ!」

 

二人に影響されてか他のクラスメイトたちものび太を虐め、いやリンチし、始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「のび太さんって、情けない!」

 

やり返さず、ただやられっ放しの幼馴染みに静香は笑い出す。

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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