※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第三章:情けないを斬る

数分後。

 

「いた〜っ。」

 

のび太はレオーネとアカメに支えられ、歩き出す。

 

「派手にやられたな〜。」

 

「大丈夫?」

 

レオーネとチェルシーは笑いながらのび太に声をかける。

 

「ああ、大丈夫大丈夫!」

 

「フフフ。」

 

「クスクス。」

 

そんな二人に影響されてか、のび太は笑い出す。そんな彼の様子にアカメとクロメも安心な笑みを浮かべる。

 

「そうだ!これからみんなで二次会やろうよ!」

 

「おっ、いいね!」

 

「そうしょう!」

 

「うん。」

 

「そうですね!」

 

「良い!」

 

「なに食べたい?」

 

「焼肉!」

 

「また〜!?昨日も一昨日も食べたでしょ?」

 

アカメの提案をのび太は笑いながら却下する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おかしくないよ!!!!!!!」

 

「『「『「!?」』」』」

 

突然叫び声がし、全員振り向く。そこにはのび夫とアカメたちのクラスメイト、松浦梨華と後藤なつみが立っていた。のび夫は怒りながら、のび太に抗議し、梨華やなつみも不満そうな表情を浮かべている。

 

「あっ!梨華ちゃん!なつみちゃん!これから二次会に行くんだけど、よかったら二人も一緒にどう?」

 

のび太は笑いながら手をふる。

 

「何で笑ってんだよ!!あんなのカッコ悪いじゃんか!何でやり返さないんだよ!?」

 

「・・・・・・・・・・・・・。」

 

のび夫の叫びにのび太は押し黙る。

 

「そりゃあ、悔しいけど・・・・・・いつものことだし・・・・・・」

 

「いつもの事・・・・・・?」

 

のび太の返答にのび夫はワナワナと震えだす。

 

「アカメちゃん、あなたどういうつもり?」

 

梨華となつみもアカメたちに軽蔑の視線を向ける。

 

「?」

 

「クロメちゃんも、チェルシーちゃんも、レオーネさんも、シェーレさんも、何がおかしいの?」

 

「『「『「・・・・・・・・・・・・。」』」』」

 

今度は梨華となつみがアカメたちを攻め始める。

 

「笑い事じゃないでしょ?」

 

「友達が酷い目に合ってるのに何で助けないのよ?」

 

「いくら相手が強そうだからって、あんな事されて笑ってるなんて男じゃないぞ!」

 

虐められて呑気に笑っているのび太。そして友達が虐められているのを見て見ぬ振りをしているアカメたち。のび夫たちは彼らを本気で情けない人間だと思い、幻滅した。だが近い将来それが間違えだと彼らは気づくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして同時刻、スネ夫の部屋。

 

「見たかよ、のび太の顔!?」

 

「あれだけの事をされて文句の一つも言えないとは情けない奴だぜ!」

 

「フフフ。」

 

大笑いしながらパーテイの続きを楽しむジャイアンたち。

 

「へへへへ、のび太の顔ったら傑作だったな〜!!」

 

マラソン大会の事をまだ根に持っているのかジャイアンはのび太を酷く痛めつけた。

 

「やっぱりのび太はのび太だな。」

 

チェルシーにふられた鬱憤を晴らすかのようにスネ夫ものび太を痛めつけた。

 

「クスクス。」

 

不良たちに暴行された事への恨みがある故、見て見ぬ振りをしていた静香。

 

「情けねえな〜!!」

 

普段から美少女(アカメ)たちにモテるのが気にくわないのか、他の男子生徒たちはのび太を笑いものにした。

 

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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