ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「もうすぐ・・・・もうすぐだ。」
「へへへへへ。」
「楽しくなりそうね。」
隠れ家で巨大なパソコンを操作するスネ夫。そしてその様子を後ろで見守る静香とジャイアン。彼らを突き動かすのは最早恨みや憎しみなどではなく、怨念だ。顔も、頭も、ルックスも、力も、自分たちの方が何倍もいいはずなのに。何故自分が選ばれない。何故自分を受け入れない。自分を何故否定した。そんな事を考えながら、彼らは幼馴染みで親友の『のび太』を痛めつけた。しかし何度痛めつけようと、のび太は泣き叫ぶことはなく、いつも通り笑っていた。しまいにそんな彼を鬱陶しく思えてきたが、虐めを止めるつもりはなかった。もし止めたら、自分たちが『本当の意味』でのび太に負けてしまうからだ。なんとか『彼』に絶望を味合わせる事はできないだろうか?そんな事を考えていた矢先。
「フフフ。」
思いついた、ある名案を。外がダメなら中。肉体的な攻撃が効かないなら精神を断ち切れ。
「くくく。」
アカメ、クロメ、チェルシー、レオーネ、シェーレ。以前ドラえもんに聞いた話では、彼女たちはのび太の強さの秘密である。彼女たちがいるからのび太は笑っていられる。どんな理不尽な虐めも我慢できる。どんな時でも勇敢でいられる。どんな時でも自分の不甲斐なさを認め、謝罪することができる。転んでも何度でもたちあがり、歩き続けることができる。
「ハハハ。」
だが同時にそれはのび太の弱点でもある。もしアカメたちの誰か一人でもいなくなってしまったら、のび太は崩壊してしまうと言うこと。
「今日もいい稼ぎね!」
静香たちは上機嫌だった。クリスマスパーテイ、修学旅行、文化祭、夏休み、体育祭でこっそり盗撮したアカメたちの映像を編集し、AV予告映像として世に送り出しているのだ。美女の基準は多くの国で同じ。様々なネットワークを駆使して、静香たちはアカメたちのAVを売りつけ一生使い切れないほどの金を得るつもりだ。
「フフフフ・・・・・・・・。」
自分たちが美しく愛らしい彼女たちを快楽に染め上げ意のままにしている光景。今からでも笑いが止まらない。既に契約金や予約内金はこちらでいただいている、それ故にアカメたちは断れない。もし断れば、大勢の購入者から批判の声が殺到することだろう。闇金会社や裏社会の人間が取り立てにやってくる。そうなれば彼女たちは勿論、のび太も社会的に抹消される。
「僕をフった事を後悔しやがれ!」
ポチッ
「そろそろ頃合ね。まず最初は・・・・・・」
静香は壁に貼ってある五人の美女の写真を確認すると、その中の一つを手に取る。
ニヤリ
女の唇には醜悪な笑みが浮かんでいた。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい