ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「おい、あれ!」
「ああ、間違いない!」
駅前を歩くチェルシーとシェーレ。だが何故か彼女たちに視線が集まっている。
「どうしたんでしょう?」
「・・・・・・・・・。」
チェルシーたちを見て視線を逸らす者、イヤラシく笑う者、そして顔を真っ赤にして唖然とする者。
「・・・・・・・・・・。」
二人は気分を壊したのか急いでその場を離れ、人気のない路地裏を進む。すると
「エクスキューズミー!ユウはチェルシーさんとシェーレさんですね。」
「ん?」
「はい?」
突然声をかけられ、チェルシーとシェーレは振り返る。そこにはサングラスをかけた青年が立っていた。
ニヤリ
青年は笑みを浮かべる。
「良い天気だな・・・・・・・今日は良いことがありそうだな〜。」
買い物籠を片手にのび太は上機嫌で歩いていた。
「ん?」
のび太の視線に見知った二人の女性。
「あっ、チェルシー、シェーレ、と誰?」
彼女たちの隣を歩くサングラスをかけた青年。
「・・・・・・・・・・・。」
何か胸騒ぎを感じ、彼女たちの後をつけるのび太。
ごくり
あの方向にあるのは駅だ。
(電車に乗るのかな・・・・)
そう思いながらコッソリ追いかける。
「ここは・・・・・」
メチャクチャ怪しい店がある商店街にたどり着く。
「こんな所、入っちゃいけない気がする・・・・・」
もしこんな所にいるのをアカメやクロメに見られた日にはどうなることやら。
「あっ、不味い。」
シェーレたちはそのまま商店街を歩いていく。
「こうなりゃヤケだ!」
のび太は商店街に足を踏み入れる。
ピタッ
チェルシーたちは看板の前で立ち止まる。そしてチェルシーとシェーレは何故か悲しそうな顔でその看板を見つめる。それに対してサングラスの青年は笑いながら彼女たちに何かを言っている。青年の言葉にチェルシーとシェーレはただ頷くだけであった。
「何見てるんだ?」
のび太は物陰から看板をコッソリ覗く。
【可愛い女の子募集中、キャバクラで働いて見ませんか?】
「キャバクラ・・・?な・・・んで二人は・・・こんな所に?」
のび太は動揺するが、
「ははは、そんな事あるわけないか。」
そう自分に言い聞かせる気を取り直す。
そしてチェルシーたちは再び歩き出し、
「こ、ここは?」
今度は『ラブホテル』と書かれた建物の前で立ち止まる。
コソコソ
そしてスーツを着た黒ずくめの二人組と何かを喋っている。
「・・・・・・・・・・。」
サングラスの青年はチェルシーとシェーレの腰に手を回して、建物の中に足を踏み入れた。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい