ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「ふん!」
「のび太、本当にごめんなさい!」
騙された事が相当悔しかったのか、のび太は膝を抱えながら丸くなっている。
「本当に心配した・・・・・チェルシーとシェーレがいなくなると思って・・・・・・・僕・・・・」
そう言いながらのび太は思いつめた顔をする。これが本当に帝国を救った英雄なのだろうか?
「・・・・・・・・・・。」
流石のチェルシーもちょっとやり過ぎたと思い始めた。
「シェーレ!」
「はい?」
チェルシーはシェーレの耳元で何かを呟く。
「分かりました!」
チェルシーの提案をシェーレは軽く承知した。
「・・・・・・・・・・・・・。」
スッ
チェルシーとシェーレは左右同時にのび太に近づくと
チュッ
「!?」
のび太の左右のほっぺに柔らかい感触が押し当てられる。
「//// な、ななななな!?////」
のび太は顔を真っ赤にしながら、後ずさりする。
「これでどう?」
「///えっ?///」
「まだ足りませんか?」
チェルシーたちの言葉にのび太は唖然とする。そんな彼にシェーレはゆっくりと近づくと
「それなら・・・・・・・・」
「???」
のび太の頬を両手で押さえ、そのまま唇を奪っていた。
「////!?/////」
暫くの後、二人の唇から離れる。
「///// な、何で!?/////」
「まだ足りない?ならホテル行く?」
「///// えっ!?/////」
「/////のび太が行きたいなら行ってもいいよ・・・//////」
「///// ・・・・・・・・。/////」
「///// どうなの!?/////」
「//// わわわわわわわ、わかった!もう許す!怒ってないから!////」
ホテルに行こうと言い出すチェルシーにのび太は顔を真っ赤にしながら、謝る。チェルシー自身も恥ずかしかったのか顔を真っ赤にしている。
「フフ、宜しい!」
チェルシーは優しい笑みを浮かべる。
「//// でも心配してくれてありがとね。////」
「//// うん。////」
のび太とチェルシーは互いを見つめ合い、笑みを浮かべた。そしてそんな微笑ましい光景を笑顔で見守るシェーレ。
「じゃあ、今日はこのまま三人でデートしちゃおうか。」
「そうですね。」
「えっ?なっ、何言ってんだよ!!」
いきなりとんでも無いことを言い出す二人。
「いいからいいから、早く!」
「行きましょう!」
二人はのび太の腕を掴むとそのまま走り出した。
その頃、のび太家では
「・・・・・・・のび太。」
「お願い、早く〜っ。」
ガクリ
アカメとクロメは力尽きた。
のび太はアカメたちといる
-
と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
-
と特に何とも思わない
-
と疲れるので彼女たちと縁を切りたい