※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第六章:逮捕を斬る

「野比のび太、連続殺人の容疑で逮捕する。」

 

カチヤ

 

のび太の腕に手錠が掛けらた。

 

「よし!連行しろ!」

 

「さぁ、来るんだ!」

 

警官たちに連れられ、のび太はそのままパトカーに押し込まれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数日後、刑務所の面会室。

 

「『のび太!!!』」

 

「のび太さん!!」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

面会室にジャイアン、スネ夫、静香、そして暫くしてからアカメたちが入ってきた。

 

「大丈夫か、のび太?」

 

心配そうに声をかけるジャイアンにのび太は静かに口を開く。

 

「うん・・・・・・・・大丈夫。」

 

そんなのび太の様子に静香とスネ夫は

 

「だ、大丈夫よ、こんなの何かの間違えだよ!!!」

 

「そう、きっと真犯人は別に・・・・・・」 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それは違うよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「『「『「『???』」』」』」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

のび太の顔が暗くなる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「犯人は僕だよ。」

 

「『「えっ・・・・?」』」

 

「自分で無意識に望みを叶えてしまったんだ。」

 

「望み?」

 

「何を言ってるんだ?」

 

「人を殺したいと言う願望はずっと僕の中にあったんだよ。毎日のように先生やママに叱られ、ジャイアンたちに虐められ、クラスメイトたちにバカにされてたあの日々の恨みが今になって爆発したんだ。」

 

「のび太・・・・・・・」

 

「・・・・それだけじゃない。人を初めて殺したあの時。」

 

「???」

 

「心臓は・・・飛び出すほどドキドキしていたのに・・・心はどこか氷のように冷きっていて気持ち悪いほど冷たかった・・・・・・。その時わかったんだ・・僕はもう後戻りはできない・・・。」

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「そして人を殺すたびに段々感覚がなくなってきて・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

「あれから何人殺しても僕は何も感じなかった。そして段々人を殺さなくてはいられなくなった。あの日から僕は人の心を持たない怪物になったんだ。」

 

「のび太さん・・・・・・」

 

「これは報い・・・・・・・・」

 

のび太の言葉に静香たちは言葉を失う。するとのび太は

 

「アカメ、お願いがあるんだ!」

 

「???」

 

「僕をお前の手で斬ってくれ。」

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

のび太のとんでもない願いにジャイアンは

 

「な、何言うんだよ、のび太!!!!」

 

思わず掴みかかろうとするが、スネ夫と静香は必死で彼を抑える。そんな彼らとは真逆にアカメたちは黙り続けている。

 

「仲間の手で処刑されるなら・・・それなら本望だよ。」

 

「冗談じゃねえよ!!できるわけないだろう、そんなこと!?」

 

「できるよ、友だちなら・・・・」

 

そう言うとのび太の目から一通の涙がこぼれ落ちる。

 

 

 

 

 

 

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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