ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「ボツ。」
「・・・・・・・・そうですか・・・。」
編集者から返された原稿を受け取るジャイ子。
「クリスチーネ先生・・・・もうそろそろ我が社としては・・・・。」
「???」
次の原稿がダメなら契約を打ち切る。そう言われ、ジャイ子は落ち込む。
「あっ!?」
持っていた原稿が風で飛ばされる。
「待ってーっ!!」
ジャイ子は急いで原稿を追いかける。すると見知った顔の青年と出会う。
「あっ、ジャイ子ちゃん・・・?」
自身の足元に落ちた漫画をのび太は拾いあげる。
「これ、ジャイ子ちゃんの漫画?」
「ええ・・・・・。」
のび太は拾った漫画をその場で読み始める。
「・・・・・・凄い!!!」
「えっ?」
のび太は目を輝かせながら原稿を読む。彼は昔から漫画の見る目だけは誰にも負けないのだ。それはジャイアンこと、剛田武も認めている。
「ううん、そんなことないよ!この漫画は素晴らしい!!」
「・・・・・・・・・。」
「うん。キャラクター一人一人の個性や思いが凄く表現されてて・・・・・。この主人公、最後まで諦めなかったのがカッコよかった。」
「・・・・・・そうかな?」
のび太の言葉にジャイ子はとても嬉しくなる。
「だから思ったんだ!」
「???」
「次の原稿、僕にも手伝わせてよ!」
「えっ?」
のび太の言葉にジャイ子は目を見開く。
「いいの!?だって私の漫画まだ一つも通らなくって・・・・・・」
「大丈夫!今度は大丈夫だよ!明日からよろしく、クリスチーネ剛田先生!!」
「・・・・・・・・・・・・。」
無邪気に笑うのび太にジャイ子は何も言えなくなった。
そして数日後。
「最近、お前、ジャイ子と中がいいな?」
「そうかな?」
レオーネの言葉にのび太は首をかしげる。最近、のび太はジャイ子と一緒にいることが多くなった。そのせいでクロメたちは御機嫌斜めなのである。
「それで、ジャイ子と何をしてるの?」
「今度、出版社に出す漫画の打ち合わせをしてるんだ!」
「へえ・・・・・」
「そうなんですか・・・・・。」
「それなら、私も漫画を書いてみたい。」
「あ、私も私も!」
「うん、いいよ!だったら、今度、ジャイ子ちゃんも読んでみんなでお茶会でもしょうか?」
こうしてジャイ子はアカメたちとも打ち解けていくのであった。そしてその数日後、
「『「『「『「出来た!!!」』」』」』」
のび太たちの協力もあり、とうとう新作が完成した。
「よし!早速、出版社に持って行こう!!」
「うん!」
「みなさん、本当にありがとうございます!!」
ジャイ子は心からのび太やアカメたちに礼を言った。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい