※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第十五章:漫画を斬る

「ボツ。」

 

「・・・・・・・・そうですか・・・。」

 

編集者から返された原稿を受け取るジャイ子。

 

「クリスチーネ先生・・・・もうそろそろ我が社としては・・・・。」

 

「???」

 

次の原稿がダメなら契約を打ち切る。そう言われ、ジャイ子は落ち込む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あっ!?」

 

持っていた原稿が風で飛ばされる。

 

「待ってーっ!!」

 

ジャイ子は急いで原稿を追いかける。すると見知った顔の青年と出会う。

 

「あっ、ジャイ子ちゃん・・・?」

 

自身の足元に落ちた漫画をのび太は拾いあげる。

 

「これ、ジャイ子ちゃんの漫画?」

 

「ええ・・・・・。」

 

のび太は拾った漫画をその場で読み始める。

 

「・・・・・・凄い!!!」

 

「えっ?」

 

のび太は目を輝かせながら原稿を読む。彼は昔から漫画の見る目だけは誰にも負けないのだ。それはジャイアンこと、剛田武も認めている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ううん、そんなことないよ!この漫画は素晴らしい!!」

 

「・・・・・・・・・。」

 

「うん。キャラクター一人一人の個性や思いが凄く表現されてて・・・・・。この主人公、最後まで諦めなかったのがカッコよかった。」

 

「・・・・・・そうかな?」

 

のび太の言葉にジャイ子はとても嬉しくなる。

 

「だから思ったんだ!」

 

「???」

 

「次の原稿、僕にも手伝わせてよ!」

 

「えっ?」

 

のび太の言葉にジャイ子は目を見開く。

 

「いいの!?だって私の漫画まだ一つも通らなくって・・・・・・」

 

「大丈夫!今度は大丈夫だよ!明日からよろしく、クリスチーネ剛田先生!!」

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

無邪気に笑うのび太にジャイ子は何も言えなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして数日後。

 

「最近、お前、ジャイ子と中がいいな?」

 

「そうかな?」

 

レオーネの言葉にのび太は首をかしげる。最近、のび太はジャイ子と一緒にいることが多くなった。そのせいでクロメたちは御機嫌斜めなのである。

 

「それで、ジャイ子と何をしてるの?」

 

「今度、出版社に出す漫画の打ち合わせをしてるんだ!」

 

「へえ・・・・・」

 

「そうなんですか・・・・・。」

 

「それなら、私も漫画を書いてみたい。」

 

「あ、私も私も!」

 

「うん、いいよ!だったら、今度、ジャイ子ちゃんも読んでみんなでお茶会でもしょうか?」

 

こうしてジャイ子はアカメたちとも打ち解けていくのであった。そしてその数日後、

 

 

 

 

 

 

「『「『「『「出来た!!!」』」』」』」

 

 

 

のび太たちの協力もあり、とうとう新作が完成した。

 

「よし!早速、出版社に持って行こう!!」

 

「うん!」

 

「みなさん、本当にありがとうございます!!」

 

ジャイ子は心からのび太やアカメたちに礼を言った。

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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