※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第二章:二つの力を斬る

会社のとある部屋。

 

「ふ〜、今日も頑張るぞ!!」

 

「さあ、始めるぞ!!」

 

朝早く出勤し、荷物をロッカーに預けると、ジャイアンとスネ夫は背伸びをする。

 

「朝早いね、君たち。」

 

突然声を掛けられ、振り向く。

 

「あ、あなたたちは・・・・・。」

 

そこにいたのはアカメたちを拉致した謎の人物、キングとのび太の影だった。

 

「そういえば、キング!」

 

「なに?」

 

「のび太はなぜ影にならなかったんですか?」

 

「あっ、それは俺も聞きたかった!」

 

かげきりばさみは人の影を切り離すハサミ。切り離された影は、命令に従う「影人間」になります。だが影人間は30分過ぎると、自我に目覚めて、影でいることが馬鹿らしくなって、独断で行動するようになります。そして2時間経つと、本人と影人間が入れ替わってしまいます。

 

「奴にはもう一つの力がある。」

 

「『もう一つの力?』」

 

「のび太の強さの秘密は二つ。一つは彼を『外から支えている力』。つまり・・・・・。」

 

「アカメちゃんたちですか?」

 

「そうだ。そしてもう一つは彼を『中から支えている力』だ。その二つの力がある故に、のび太は影にならない。消滅しないんだ。」

 

「てことは・・・・・」

 

「つまり今は?」

 

「アカメたちを失い、のび太は外からの力を失ったんだ。だからのび太の体は今、非常に弱体化している。だが『中から支えている力』が彼の消滅を防いでいるんだ。」

 

すると今度はのび太の影が喋り出す。

 

「アカメたちを拉致した時、僕はのび太に触れ、彼の心の中を覗こうとしたんだ。そしたら・・・・・」

 

のび太の影は自身の右腕を見せる。

 

「右手が消滅した。」

 

「『!?』」

 

「どうやら『中から支えている力』はアカメたちと同等なまでに強い。」

 

「『・・・・・・・・・・・。』」

 

 

 

 

 

 

野比のび太、アカメたちの婚約者で彼女たちの最愛の人。アカメたちを調教するたびに聞く名前だ。なんとか彼女たちを洗脳しょうと死力をつくしているが、うまくいかない。憎たらしい。なんとか彼女たちの心を奪う方法はないものか。

 

「!!!」

 

するとスネ夫は良いことを思いつく。

 

「そうだ。聞いてよ、みんな。」

 

「『「『???』」』」

 

「今度、みんなで奴隷交換しない?みんなもたまには別のオモチャと遊びたいでしょ?」

 

「いいね!やろうよ!」

 

スネ夫の誘いに静香、ジャイアン、ユリ、ミハエルは、提案を

 

「面白そう!」

 

「のった!」

 

「良いわね!」

 

「是非、やりましょう!」

 

受け入れた。

 

 

 

 

 

 

「ジャイアン、役所に行こう!」

 

「なんで?」

 

「婚姻届けを出すんだよ。そうすれば、もし本当にアカメちゃんが他の誰かと結ばれたとしても・・・・・アカメちゃんの正式な夫はジャイアンってことになるからね。」

 

「さえてる!」

 

こうしてジャイアンとアカメ、スネ夫とチェルシーは戸籍上夫婦になった。

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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