ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
プロローグ
「それじゃあ、アカメたちは貰っていくよ!」
「ま、待て!!」
のび太は急いで自分の影を追いかけようとするが
「くっ・・・・・・・」
急に目眩し、その場で転んでしまう。
「くっ・・・・・・あっ!?」
なんとか立ち上がるが、のび太は自分の体の異変に気づいた。
「こ、これは・・・・・」
体の色が薄くなっている。その様子を見た影は
「くくく、もうすぐだ・・・・。もうすぐ入れ替わる!!」
潮時だと感じた影はニヤリと笑い
ぐさり
のび太の左胸に手を入れる。
ぶち
ぶち
手を動かすたびに血が吹き出し、のび太は魚のように口をパクパク動かす。
「このまま心臓を握り潰そうかな〜?」
「あ・・・・・あ・・・・あ」
がしっ
「!?」
のび太は影を
バシッ
力一杯突き飛ばす。
「へーっ?そんな体でまだやるの?」
「は・・・・はあ・・・・・は・・・・・」
左胸の出血のせいで肩で息をするのび太。目も霞んできた。
「無駄だよ。力の差がありすぎるんだ。分かるだろ?」
「くっ!!」
カチン
カチン
ギシッ
東京のとある家で二つの剣がぶつかりある。
げしっ
バタン
だが結果は一方的。飛び散った血液で床、壁、天井は血だらけ。それはホラー映画さながらの残雪シーンを想像させるのに十分なものであった。そしてのび太は何度目かは分からないが、再び壁に体を打ち付けられる。
「これで何十回目かな?」
倒れているのび太に影はゆっくりと近づく。
「こんな奴が僕の半身だと思うと気分が悪いな。」
それだけ言うと、影は再びのび太の左胸の穴に手を入れる。
ニャリ
「そろそろお前の心を消してやる。」
アカメたちがいない今がチャンスだ。やるなら今しかない。
「ついに僕は自由だ!!」
影は笑いながら、腕に力を込める。これで僕が本体でお前が影だ。
するとのび太の左胸が光り出す。
「くっ!?」
バシッ
「ぎゃああああああああ!!!」
影は悲鳴をあげながら手を引っ込めると、地面をバタバタと転がる。
「こ、これは・・・・・・一体・・・・?」
右手がまるで消滅したかのようになくなっていた。
しばらくして、玄関の扉が開き
「こんばんわ!静香の料理クッキングのお時間です!」
レポーターの静香が入ってきた。
「さーて。今回の夕食はなんと豪華に人間バーベキューです!!」
静香がマイクを持ちながら、スネ夫の構えているニュースカメラを覗き込む。
「用意するのはまだ息のある新鮮な肉の塊。それと大量のガソリンです。では始めましょう!」
ジャイアンを含む大柄の男たちはのび太に手錠と足枷をつけた後、家中にガソリンをたっぷりと撒いていく。
「まずは家中にたっぷりとガソリンをまき、それが終わったら・・・・
静香は出血で倒れいるのび太を持ち上げると、その身体にガソリンを撒いていく。
「ガソリンを肉に染み込ませます、たっぷりとね。」
スネ夫はその様子をバッチリとカメラに納めていく。
「そして忘れずに・・・・・」
静香はのび太の口を無理やりあけると、ガソリンをたっぷりとのび太の口の中に流しこんでいく。
そして
ガソリンで身体中ヌルヌルになったのび太を置き去りにし、静香はマッチに火をつける。
「じゃあな、のび太!!」
「またね!!」
「元気でね!!」
全員笑顔で手を降ると、静香は火がついているマッチを家の中に放り投げ
バタン
そして即、玄関の扉を閉めた。勿論家中の窓や扉が開かないように細工はしてある。静香たちはのび太を生きたまま家に閉じ込め、火を放ったのだ。新築して石とレンガで作られた家の中でのび太は蒸し焼きになりました。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい