ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物 作:雛月 加代
「今、なんて言ったの?」
「生き返りたかったら、私を殺しなさい!」
「!?」
その言葉にのび太は言葉を失う。
「この先の洞窟で待ってるわ。覚悟が出来たら来なさい!」
それだけ言うと、マインはその場を後にする。
「マ・・・・・マイン・・・・・」
彼女の後ろ姿をのび太はただ呆然と見つめる。
一人残されたのび太は途方にくれる。
「そ、そんな・・・・・マインを殺すなんて・・・・・」
そう言いながらのび太は切ない顔をする。そして思い出す、マインと過ごした楽しい日々を・・・・・・
ダンダンダンダンダン!
「うわーーーーーーー!」
のび太は足に重りをつけ、絶叫しながら走っていた・・・・・というよりも、ただ単にマインに狙われて逃げ回っているという方が正しい。
「遅い!もしこれが実戦なら体中に風穴が空いて即あの世逝きよ。殺し屋ならもっと早く走れ!!」
「無茶言うなよ!足に10kgの鉄球つけてるんだぞ!それから僕は殺し屋にはならないって言ってるだろ!」
そう言いながらも、先程からのび太はなんとかマインの狙撃を紙一重で避けている。
楽しい日々を・・・・・・・
「情けないわね、殺し屋のくせに。このぐらいで痛がってるようじゃ、まだまだね!」
「殺し屋じゃないって言ってるだろう!それに何でいきなり階段から突き落とすんだよ!」
「なんかむかついたから。」
楽しい・・・・・・・
ドーーーーーーーン!
「ぎゃーーーーー!」
ドラえもんの秘密道具で爆発が起こる。
「マイン!何でいっつも爆発で起こされなきゃいけないんだよ!」
「これが私のやり方よ。」
「だから間違ってるだろ、そのやり方!」
「しょうがないわね・・・・・じゃあ、次からは爆発じゃなくて電気ショックにする。」
「そういう問題じゃなーい!」
バコン!!
「頭が高い!アタシが上でアンタが下!部下が口答えスンナ!!!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・。」
いくら考えるが、マインとの楽しい日々が蘇ってこない。
「覚悟は出来た?」
洞窟の入り口でマインと対面するのび太。
「・・・・・・・・・・・・。」
「さあ、早くついて来なさい!すぐに始めるわよ!」
マインは洞窟の中へと歩き出す。しかし
「マイン!」
名前を呼ばれ、振り返る。
「???」
「ごめん、僕には・・・・・僕には出来ない!」
「・・・・・・・・・・・。」
のび太の言葉にマインは眉間に皺を寄せる。
「ずっと考えてた・・・・・・。今まで一番頭使ってみた。」
「・・・・・・・・・・・。」
「・・・やっぱり出来ない。生き返りたいけど・・・・・・
「・・・・・・・・・・・。」
「どうやら僕は殺し屋失格だ。ごめんね・・・・・・」
のび太はそれだけ言うと、回れ右をして歩き出す。
のび太はアカメたちといる
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と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
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と特に何とも思わない
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と疲れるので彼女たちと縁を切りたい