※この作品はR-18です。

ドラえもん のび太のアカメが斬る!本当の宝物   作:雛月 加代

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第六章:マインの試練を斬る

「今、なんて言ったの?」

 

「生き返りたかったら、私を殺しなさい!」

 

「!?」

 

その言葉にのび太は言葉を失う。

 

「この先の洞窟で待ってるわ。覚悟が出来たら来なさい!」

 

それだけ言うと、マインはその場を後にする。

 

「マ・・・・・マイン・・・・・」

 

彼女の後ろ姿をのび太はただ呆然と見つめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人残されたのび太は途方にくれる。

 

「そ、そんな・・・・・マインを殺すなんて・・・・・」

 

そう言いながらのび太は切ない顔をする。そして思い出す、マインと過ごした楽しい日々を・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンダンダンダンダン!

 

「うわーーーーーーー!」

 

のび太は足に重りをつけ、絶叫しながら走っていた・・・・・というよりも、ただ単にマインに狙われて逃げ回っているという方が正しい。

 

「遅い!もしこれが実戦なら体中に風穴が空いて即あの世逝きよ。殺し屋ならもっと早く走れ!!」

 

「無茶言うなよ!足に10kgの鉄球つけてるんだぞ!それから僕は殺し屋にはならないって言ってるだろ!」

 

そう言いながらも、先程からのび太はなんとかマインの狙撃を紙一重で避けている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しい日々を・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「情けないわね、殺し屋のくせに。このぐらいで痛がってるようじゃ、まだまだね!」

 

「殺し屋じゃないって言ってるだろう!それに何でいきなり階段から突き落とすんだよ!」

 

「なんかむかついたから。」

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しい・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドーーーーーーーン!

 

「ぎゃーーーーー!」

 

ドラえもんの秘密道具で爆発が起こる。

 

「マイン!何でいっつも爆発で起こされなきゃいけないんだよ!」

 

「これが私のやり方よ。」

 

「だから間違ってるだろ、そのやり方!」

 

「しょうがないわね・・・・・じゃあ、次からは爆発じゃなくて電気ショックにする。」

 

「そういう問題じゃなーい!」

 

バコン!!

 

「頭が高い!アタシが上でアンタが下!部下が口答えスンナ!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・・・・・・・・・・・。」

 

いくら考えるが、マインとの楽しい日々が蘇ってこない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「覚悟は出来た?」

 

洞窟の入り口でマインと対面するのび太。

 

「・・・・・・・・・・・・。」

 

「さあ、早くついて来なさい!すぐに始めるわよ!」

 

マインは洞窟の中へと歩き出す。しかし

 

「マイン!」

 

名前を呼ばれ、振り返る。

 

「???」

 

「ごめん、僕には・・・・・僕には出来ない!」

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

のび太の言葉にマインは眉間に皺を寄せる。

 

「ずっと考えてた・・・・・・。今まで一番頭使ってみた。」

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

「・・・やっぱり出来ない。生き返りたいけど・・・・・・

 

「・・・・・・・・・・・。」

 

「どうやら僕は殺し屋失格だ。ごめんね・・・・・・」

 

のび太はそれだけ言うと、回れ右をして歩き出す。

のび太はアカメたちといる

  • と幸せなので彼女たちとずっと一緒にいたい
  • と特に何とも思わない
  • と疲れるので彼女たちと縁を切りたい
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