TS転生者のR15本編に書けない話 作:さかきばらき
3.1
下腹部の裏の裏。転じて体の内側と言い換えることもできるその部分。
うねるようなその蜜壺の中身は童貞からしてみればブラックボックスそのものであり、この手で実際に触ってみたあとも、
だからこその好奇心……いや、下手な言い訳はよそう。
ただただ思い出すのだ。
表面を指の腹でぞりぞりと撫でたときの、痺れるような感覚。
挿入された
ざらりとした部位を指の腹で揺らすように抑えたときの目眩。
つまるところ、快楽に脳内まで犯され、ヤク漬けのように依存しかけてしまっている。
薬物乱用が引き起こすフラッシュバック現象。
別にこの身体で自慰行為を行ったのは未だ2回だけだから乱用とは程遠いが、それだけあの快感が忘れられないものというわけだろう。
あの、
まあ、シコることを覚えた男子中学生・高校生は毎日のように、多ければ一日に複数回抜いているのだろうし、存外性欲こそが一番の依存性を誇る「ヤク」かもしれない。
身体への悪影響がない、あるいは正常な状態であるからこそ薬物のように扱われないだけで。
……あ、七つの大罪に淫蕩ってあったか。まあ、他の生活に手が届かないのは問題だろうし、そもそも所詮は教会サマが言い出したことだし。
そんなふうに考えると、メス顔どうこうというより単に性欲ってヤバいってだけの話かもしれないな。
想像以上に、「感じて」いる自分の表情がエチチだったのだろう。
シコってる最中に携帯の画面が暗くなって、そこに映った自分の表情で萎えたという話はよく聞く。
一方、オナニー配信とかいう闇の深い文化も前世には存在していたわけで、他人、特に美少女やマッチョのオナニーしている姿というのは、好きな人からしてみれば垂涎モノなのだろう。あとショタとか。犯罪臭がするな?
自分も美少女のオナニーしている姿を見たら勃起する自信がある。今はその息子が存在しないだけで。
そして、いくら自分の体とはいえ、過ごした年月からしてまだ前世の体の感覚のほうが強い。
もうしばらくすれば慣れるのかもしれないが、いまはまだ、この身体は愛すべき美少女というふうにしか見れない。……幼女か。
あれだな、自分の「ガワ」が可愛いとは思うが、ナルシストや傲岸不遜には落ちぶれないよう気をつけよう。
結局、ガワはガワに過ぎないのだから。
ぼんやりそんなことに思いを巡らせていると、どこか心配そうな顔をして母様が頬に手を添えてきた。
ちなみに、いまは母様の膝の上で一緒に本を読んでいたのである。
「マナ、眠いのかな? それともまだ体調が悪い?」
「……っ、い、いえ、そんなことないです、かあさま」
「そう?」
ぼーっとしすぎて眠いのかと思われたらしい。あるいは、昨日オナニーしていたときに危うくバレかけて、体調が悪いという
半ば抱きしめられている現状で言えたことではないが、あんまり頬に触れたりとかの接触を増やされると困る。
何が困るって、もっと沢山触ってほしくなる。全身余すところなく触れて、撫でて、舐めて、
あと慣れない場所を触れられるほど心拍数が天元突破してしまう。死ぬ。
毎秒恋に落ちて、毎秒成就して、毎秒愛おしく想って、毎秒愛されている。
こんなん頭バグるわ。
冷静に考えると、胎内にいた頃は全身母様に包まれていたわけだから、その頃が自分の人生(エルフ生?)における絶頂期だったのかもしれない。
今から
「でもやっぱりボンヤリしているね? そんな君も可愛いけれど」
頬に添えられていた手がするすると喉の下に移動し、首下をまるで猫のように撫でられる。
「あうあぅあぅ、にゃぅ……すきですかぁさま」
「うぇっ!?」
子宮時代が絶頂期は嘘だわ。今が絶頂期。なんならいま絶頂できる。
「んっ……ぅ」
「……? 寒い?」
腹のあたりにキュウと熱がこもるような感覚。絶頂。
身体の震えに気付かれてしまうが、笑って誤魔化した。あ、そうだ。
「かあさまにぎゅーされたら、あったかくなります」
「ん、なるほど。はい、ぎゅーっ」
強めに抱きしめられる。このオカズだけで50杯は軽くご飯お代わりできるよ。
……というか、大丈夫か自分。普通のおにゃのこ、それもオナニーをせいぜい2回しかしたことない子ってこんな簡単にイかないと思うんだが。エロ漫画じゃあるまいし。
母様だって、乳首で感じるようになるまでかなりの日数がかかった。
本当に「素質」の面で頭抜けているのは、母様でなく自分かもしれない……。バレる前に、頑張って母様を快楽の海に堕とそう。
「かぁさま、自分、がんばりますね」
「ん? 何を? 奏巫女のことなら、気負わなくても大丈夫だよ」
そういえば、この間ざっくり母様と自分の立場を説明された。
奏巫女、つまりは由緒正しい巫女さんらしい。細かいことはあまり聞いていない(母様も幼女にまだそこまで教えない)のだが、偉いらしい(小並)
まあ、自分にとって有用な情報は、母様が巫女さんでえらくてえろいということだけだ。巫女の禁忌ックス助かる。
神職の性感をこっそり開発。自分、無自覚に
まあ、
巫女という立場の話とともに、仮名と真名というものについても教わった。
つまるところ、世間一般で使う名前と、親兄弟・伴侶の前でだけ使う名前があるらしい。
母様の仮名はサルビアで、真名はかつて父親が母様のことを呼ぶときに使っていた「テレサ」というものだろう。真名の方は本来自分が知ってはいけないので、知らないふりを通すことにする。
また、「マナ」という自分の呼び名はただの「娘」という意味の単語だった。
まぁそれはいい。
なんというか、悔しいのだ。
父親はホモか、愛人を囲っている。こんなエチチで可愛くて綺麗な母様がいるのに、毎晩自分が母様の性感開発をしても気付かないほどに、あのホモ親父は母様に手を出さない。
母様が、これほどまでに魅力的だというのに、だ。
それだというのに、母様は健気にも自分を育て世話をし、愛してくれている。
正直、あのホモ親父の血が流れているというだけで吐き気がする。
この色素の薄い髪も、眠たげな目つきも、ヤツの遺伝ではあるのだろう。顔立ちが良いのだって、母様だけでなくアイツの血に違いない。
巫女は兄弟姉妹を持たない。また、会ったことがないから、爺様婆様も亡くなっているのだろう。
つまり、この世界で母様の真名を公式に知っているのは、あのクソッタレなホモ親父だけというわけである。
許せねぇよなぁ? 我慢、できるわけねぇよなぁ?
ホモ親父が母様に手を出さないのはある意味ムカつくし、ある意味幸運だ。
というか多分、二人が愛し合ってラブラブセックスしていたら、自分もここまで母様に入れ込むことはなかったのだろう。
人妻は好きだが、幸せそうな人にはそのまま幸せでいてもらいたい。
だが、今回は、もう。
寝取っていいだろ。ホモ親父から。
そんなわけで、自分がこれから目指すのは、いわゆる「旦那よりあなたの珍棒の方が好き!」というアレである。
勿論、この身体に珍棒はない。だから、代わりに「真名を言わせる」という手段を選ぶことにする。
これができれば、実質母様は自分を最愛の相手、唯一の人だと見てくれていることになる。
すべての性感開発はこのために。
母様を自分なしではいられないほどに快楽漬けにし、焦らしながら「気持ち良くしてほしかったら、真名教えて♡」と
このムーブを完遂し切るまでが今回のNTRだ。
ホモ親父が勘付く前に。つまり、なるべく速く。
そのための最後の山場が、秘部開発なのだ。
自分の体を実験台にしてまで、あんな恥ずかしい思いをしてまで、それでもおにゃのこの大事なところを調査したのは、こういった気合の入れ込みがあったからである。
無理に迫れば拒絶されるだろう。
だから、逃げる意思すらも消えるほどに快楽に漬けて漬けて漬けて、その上で最後に
ホモ親父への愛情なんて一切合切奪ってしまえ。
もうこれから先、近親相姦という罪への葛藤も許されないほどに──
──堕ちてもらおう。
【NTRTA】
・ねとりあーるてぃーえー
・ねたーるてぃーえー
・ねあんでるたーる