※この作品はR-18です。

TS転生者のR15本編に書けない話   作:さかきばらき

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そんな一日に何文字も書けないよぅ…って泣いてたら、Twitterでえっちな漫画流れてきてモチベ湧きました


5.2

 えっちな漫画の導入然り、行為に至るまでの過程というのは非常に難しい。

 自分の心の珍棒としてはエチチな結果さえ見られれば満足なはずなのだが、理性の方がそこに至るまでの自然な流れを必要とする。

 

 しかし、じゃあ、考えてみてほしい。

 同じ部屋に人が二人いたとして、どうすれば行為を始めるか?

 おせっせするお友達関係なら、そしてもう何度もそういうことをしているのなら、ボロンと出して「舐めて」というだけでも許されてしまうのかもしれない。

 円満な恋人同士なら、くっつき合いながらお喋りをしている内にだんだん盛り上がってきて、キスなんかから自然とそういう流れになるのかもしれない。

 あるいは、お酒の力だったり、誘惑的な格好をしたりという手段もあるだろう。

 

 しかし、これらすべては童貞にはハードルが高い。

 そもそもキスひとつすることすら生半可な努力では敵わない童貞という生き物は、そりゃあもうセックスしたいけど、そこに辿り着く道が一切見えないのである。

 

 そして、母様は精神的には童貞である。

 自分のように、中身が男というわけではない。イクことだって知っているし、ともすればそこらの女性より性感帯も多く感度も良いかもしれない。

 けれど、抱き方、抱かせ方をほとんど知らないのだ。

 

 自分と母様の関係はある意味一方的なものである。

 母様は特別何かを求めようとはしない。ただ、気持ちよくてやめられないものだから、いつでも自分に抱かれる準備ができている。

 自分も母様のよがっている姿が大好きなものだから、タイミングさえあればいつでも愛撫をする。

 けれど、自分の体が幼児であることが関係しているのだろうが、母様から自分に何かするといったことはない。それでも毎日行為に及んでいるのは、母様が愛撫されたいと思う瞬間と自分が愛撫したいと思う瞬間がちゃんと重なっているからである。

 

 母様は抱かれ方は知っている。けれど、抱かせ方を知らないのだ。

 だから、こうして狸寝入りしている今のように、母様が愛撫されたいと思っている瞬間に自分が無反応だと、母様はどうすればいいか分からなくなってしまうのである。

 

 

 

 


 

 

 

 

「……ぁぅ、……ぅぅ」

 

 目を閉じているからその表情は分からないが、困惑しているかのような声音で母様が口を開いたり閉じたりしている。いつもみたいにシてほしいけれど、実際にそう言うのは難しいし、寝ている自分を起こすべきかも悩ましいしで惑っているのだろう。

 いやぁ、いまの表情絶対可愛いんだろうなぁ! 見てぇなぁ!

 

「ま、まな……ほんとに寝ちゃったの……?」

 

 ほんとに寝ちゃってますよ(棒読み)

 

「ねえ、ねえ……」

 

 頑張って誘おうと、顔に胸を、脚にお股をスリスリ擦りつけてくるが、自分は眠っているので気付けません。

 いやでもこれ誘惑に負けちゃってもいいかな……? い、いや、耐えよう。耐え忍ぼう。多分この体に珍棒が付いてたらムクムクしちゃってただろう。その点おにゃのこの身体はぱんつが多少濡れてしまうだけなので便利なものである。

 

 ……段々ふとももに擦りつけられてる母様の腰の動きがえっちになってきた気がするんですけれど。

 

「……っは、ぁあ……、んっ」

 

 熱い吐息が耳にかかって少し身じろぎしそうになった。

 意識的なものなのかは分からないけれど、母様の口が耳のすぐ側にあるもんだから発情した声がダイレクトに頭に響く……。

 

「あ……、うあぁ……」

 

 もぞもぞと母様の両腕が動き、左手が胸に、右手が下腹部へと伸ばされているのを察した。

 

「うぅ……、まなっ、まなぁ……」

 

 母様の右手の先からは、既に水音が聞こえてきている。

 食事の時から発情していたのだし、ずっと濡れ続けていたのかもしれないと思うと少し罪悪感……。

 でも、これで分かった。母様が自慰を覚えなさった……。少し感動すらしている。

 自慰という言葉もない文化圏だし、母様はただ気持ちいいからしている(・・・・・・・・・・・・・)だけなんだろうけど、それだけえっちな部分が開花してきているということだ。性の喜びを知ったのだ……!

 

「あ、はぁ……、まなっ、まな……んっ、んぅぅ……あ、ぁぁ……っ」

 

 母様は自慰のとき自分の名前をよく呼んでくれるらしい。

 おにゃのこは好きな人を思い浮かべながらするとよく聞くが、母様の場合は「気持ちよさ」に一番直結している相手の名を呼んでいるのだろう。

 ここでホモ親父の名前が出てこないのが素直に嬉しい。そうですよ。母様を気持ちよくしてあげられるのは、自分だけです。

 

「ま……な……っ、ぅ、うぅぅ……っ、く、る……っ」

 

 母様の手の動きが激しくなったのを示すかのように水音は大きくなり、腰の震えが自分にまで伝わってくる。

 そういえば、イクという言葉を母様にはまだ教えてなかったな……。えっちな漫画の読みすぎだとは自覚しているが、母様の可愛い声で何度もイクって言ってるのを聞いてみたい。どこで頼もうか……。

 

「あぁ……っ、はっ……あぁ……」

 

 一度イッて疲れたらしく、脱力したまま母様が荒い呼吸をして胸を上下させた。

 

 さて、どこで寝たふりをカミングアウトしよう……。それともこのまま狸寝入りを継続するべきか……。

 そう悩んでいると、胸を触っていた母様の左手に自分の手を掴まれた。

 

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