TS転生者のR15本編に書けない話 作:さかきばらき
ば、バレた……?
母様にちょっと意地悪をして、寝たフリのまま自慰を聞いていたら手を掴まれた。
怒られるのか、それとも拗ねられるのか……と思ったが、どうやら違うらしい。
掴まれた手の移動先は、母様の秘部であった。
「あ……っ♡」
先ほどひとりでシていたときよりも甘い声が、母様の口から漏れる。
もちろん自分は寝たフリを継続しているので指は一切動かしていない。
自分の指は、幼さのために当然母様より小さい。細いし、短いし、ぷにぷにしている。
それに動きもないとなれば気持ちいいはずがないのだが、母様は指を掴んで秘部に触れさせている。もしかすると、いつも快楽を与えてくれていた「自分の手」に対して刷り込みが発生して、「この手で触れられると気持ちいい」という風に脳が判断しているのかもしれない。や↑ったぜ(勝利宣言)
「あぁぁ……♡ もっと……♡ もっとぉ……♡」
動かない指の代わりに、母様が腰をこするように動かす。
素質はあるけど知識のないエロフ最高だな……。どこで覚えた動きというわけでもなかろうに、いやらしい動き、自身が一番気持ちよくなる動きをもう覚えて、それを必死に繰り返している。
やっぱり、クリトリスは特段気持ちいいらしい。硬く充血したそこが何度も指先にコリコリ触れて、その度に母様が
「はぁぁ……♡ 気持ち、よくて……っ、とまんない、よぉ……っ♡♡」
もはや正常な思考は残っていないらしく、虚空を眺めてぼうっとした母様の瞳は何も捉えていない。
そっと盗み見るように目を開いて、母様の様子を観察する。赤く上気した頬、自然と溢れた涙で濡れた睫毛、だらしなく開いた口。発情してるなぁ、えっちに育ったなぁという感想が出る。というか正直このまま犯したい。
心の珍棒がムクムク大きくなるのを感じながら、同時に自分の股から変な感じがして、母様に掴まえれていない方の手をバレないようにそっと服の下に潜り込ませた。
……あっ。
……そうか、男だとムクムクなってたのが、おにゃのこの場合は興奮するとこうなるのか。
分かってはいたことだけれど、目の前で母様のヒトリゴトを見せつけられて多分いつも以上に興奮していた。勝手に自分の指を動かされて、その伝わってくる熱や声を聞いているだけで腹が熱くなった。
やばいな。ここまで何もされずとも、とろとろになっちゃうものなのか。
お腹だってイカ腹だし、当然毛も生えていない身体だけれど、中身の精神年齢が高いせいか、それともおにゃのこのデフォルトなのか、小さなお口はすっかり発情していらっしゃるようである。
……まあ、珍棒だったらここで寝たフリがバレてしまうわけだし、ちょっと下着が交換が必要になるだけでよかった。
そう思って、そっと手を引き抜こうとした瞬間。
硬くなったそこに指が擦れて、身体に電流が走った。
「────ッッ!?♡」
……あっぶな! ……叫ぶかと思った。
母様の方をそっと伺えば、気付いてはいないらしくまだ息を荒くしながら腰を動かしている。
なんだ? 母様がそばにいるからか? 前回反省してからおなにーはちゃんと控えていたのだが、こんなに気持ちいいものだったか?
恐る恐る、指の腹で円を描くようにクリトリスをひと撫──
「────っ♡ ──っっ♡♡」
くぅぅ、やば、やっば、……なんだ、これ。
男の体では知らなかったものだ。視界がまっしろになる。
「ふーーッ、ふーーッ」
あぅ、あ、くぁぁ……、うぅ……。
だめだ、こらえきれない。息が漏れる。
母様もおなにーに夢中になっていて気付く様子はないけれど、もはやそちらに気を配ることのできないくらい、自分の思考も快楽に囚われてしまっていた。
中断ということを思い浮かべるより先に指が動いて、チカチカと脳内で星が舞う感覚に陥りながら、ただただ喘ぎ声だけは堪らえようと歯を食いしばることしかできなかった。
「まな……っ、まなぁ……っ! ま、あ、ぅあ…………っ♡♡」
「……っ♡ ……〜〜っ♡♡」
母様が喉を震わせて小さく絶頂するかたわら、自分も腹の収縮を抑え込むように身を震わせながら、静かにイッた。
何がなんだか分からなくなって、抑え込もうとすればするほど増す快楽に脳が焼き切れてしまったように感じる。
かくして、狸寝入りから眠り(気絶)へと落ちていったのであった。
相互オナニー…
業が…どんどん深く…