TS転生者のR15本編に書けない話 作:さかきばらき
意識が飛んでいたのも束の間。
絶頂で焼き切れた意識がぼうっとするまま、荒くなった息を母様に悟られぬよう落ち着ける。
自分の片方の手は母様が自慰行為に使っていたので、いまも秘部のあたりに母様の手によって押さえつけられたままである。
未だに不定期に痙攣する母様の下腹部は、彼女も絶頂の余韻に浸っているということを教えてくれる。その淫猥な振動と事実だけで、もう一度自分も自慰に耽りたくなってしまうほどだ。
とにかく、母様がオナニーを覚えたという事実確認ができたので大満足だ。籠絡は上手く進んでいるようだし、NTRTAのゴールも見えてきた。
そう考えていると、息が整って冷静になったのか、母様が囁くようにひとりごちた。
「……ごめん、ね。こんなの、おかしいよね」
そう言ってキュッと幼い自分の手を包むように握りしめる。
その言葉に、頭が真っ白になった。
どうして……どうして、あなたが謝る?
「キミに触れられると、変になっちゃうんだ。……母上は、こんなことなかったのに」
……そうか。
娘の指を使ってオナニーなんて、そんな、普通に考えたら異常だよな。
特に、自分はまだ幼児と言って差し支えない見た目なのだ。
でも、母様が罪悪感を感じる必要なんてまったくないのだ。
そもそも幼い娘が母親を調教しようとする状況自体、自然発生するものではない。
たまたま転生者の母親になったから。言うなれば、母様は巻き込まれただけなのだ。
罪悪感なんて、母様に感じてほしくない。
感じてほしいのは快楽だけだ。
狸寝入りはおしまいにしよう。
「──あ、んっ♡ ……ぇ?」
母様の秘部に押し当てられていた指を、クリトリスをこするようにスリスリっと動かした。
当然の刺激に甘い声が漏れた母様は、驚くように視線を落として、いま愛撫したのが寝ているはずの娘だということに気付くと、こちらを向いた。
「ま、な……!? 起きてた──のっ♡ あぁ……っ♡ まっ、て♡ やぁ──っ♡」
起きてましたよ、ずっと。
母様に言葉で返事することはなく、代わりに、息をつく間も与えぬとばかりに弱いところを攻めた。
母様の口から真名を教えてもらうためには、こんなことで罪悪感を感じられてしまっていては駄目なのだ。罪悪感など塗りつぶすほどに、メスの悦びを知ってもらおう。
「ああっ♡ あんっ♡ はっ、うぁ……っ♡♡」
愛液でぬるぬるになった指を滑らせ膣内へ。
小さな手でも、指を付け根まで咥え込ませると指先にざらりとした感触が伝わる。
そこを、トントンと叩く……むしろ音的にはぐぽぐぽか。
どんな風に反応が返ってきてもリズムを崩すことなく指先を動かし続けると、悶えるように声を上げながら母様が潮を吹きながらイッた。
「あぁぁぁ……っ、あぁっ、あああ……っ♡♡ や、もうっ、やぁ……っ♡ あ、はっ、あぁぁぁ……っ♡♡」
指先から、母様のすべてを支配できているような感覚になった。
イかせようと思えば、どのタイミングでもイかせられる。ほら、ここでしょうと、ニコリと微笑んで指先をグリっと押し撫でた。
「イけ♡」
「────ッ♡♡ ──ッッ♡♡♡」
ビクビクっと母様が痙攣する。
快楽でおかしくなって、よだれや涙でぐちゃぐちゃになった母様の表情はなお愛おしかった。
もうイきたくない。そんな思考も塗りつぶすようにただただ快楽を与える。
「……これ」
「────は、っ♡ ──っ♡♡」
優しく数度膣壁を撫でると、切なげな表情を浮かべたまま、母様が甘イキする。
「これを、『イク』って言うんです。かあさま、イクときに『イク』って言ってみませんか?」
「……い、く?」
母様の頭がいまロクに動いていないのはよく分かるから、どうして自分がそんな知識を持っているかということには気付けないだろう。
折角だから、この機会に「イク」という言葉を覚えてもらおう。
「さあ、練習しましょう」
空いている手で母様のお腹の上側も軽く押さえ、膣内の気持ちいいところを挟むようにトントン叩く。
声にならない声を上げる母様に「イキましたか?」と尋ねると、涙ながらにコクコクと必死にうなずいた。
「だめですよ。ちゃんと、自分の口で言いましょう」
そう悪戯っぽく言うと、愛撫を一層激しくする。
激しくと言っても力強くとか速くとかそういう意味ではなく、よりねちっこく、母様が常に絶頂を感じてしまうくらい丁寧に。
母様が口を開いて「イク」と申告しようとする度に指の動きを大きくすると、開かれた口からは嬌声が出てしまい上手く喋ることができないでいる。
「ほら、ちゃんと『イク』って言えるまでおわりませんよ?」
「────はっ♡ あっ♡ あっ♡ イ────ぅ、ぁ、あぁっ……♡」
多少なりとも、自分にはサディズムの気があるのかもしれない。
イッている母様を見るのはとても愛らしいし、口を開こうとする度にそれを喘ぎ声で上塗りさせるのはゾクゾクするものがある。
「イけ♡ イけ♡ イけっ♡」
「イ……クっ♡ イクっ♡ イクっ♡ イクっ♡ ず……っと、イ……っ、てるっ♡ からぁぁ……っ♡」
もはや、口を開けるタイミングを考えることなく、声の出る限り「イク」と言うことで母様は何とかちゃんと申告することができた。
まあ、言えたら終わるとは言ってないんだけど。
「イクっ♡ イクっ♡ イ、ク……ッ♡ 言ってるのにぃ……っ♡ やだ、もうっ、やだぁぁ……♡ また……っ、イク、イクッ……♡♡」
申し訳ないけれど、必死に絶頂を何度も叫ぶ母様が可愛くて、母様が意味を持った言葉を出せなくなるまで、何度も愛撫を続けてしまった。
翌日の母様は少し声が枯れていて、流石に反省しました。
この日以降、「お昼寝」という建前ではなく、えっちなことをするときはどちらかからちゃんと声をかけるようになった。
顔を赤らめて「えっち、しよ……?」って言う母様がめちゃめちゃ可愛かったです。
NTRTAの終わりは、もう目前だ。
思うように筆が進まないので番外はしばらくお休みをいただきます。
性欲が溢れ始めた頃にまた帰ってきます。たぶん二ヶ月くらいですかね。
ASMRと耳舐めでリハビリする予定です。
と言っても、多分次章くらいで籠絡編完結するんですけどね…