すでに下校時刻は過ぎている、花咲川女子学園高等部の生徒会室で…
氷川 紗夜は…
白金 燐子に犯されていた―。
「あぁっ…白金さん…♡」
「すごいね…紗夜ちゃん…
いっぱい、あふれてくる…♡」
淫靡な笑みを浮かべ、紗夜の
紗夜の
誰も来ることのない、生徒会室の室内に響きわたる。
「紗夜ちゃん…気持ちいい?」
「えぇ…
気持ちいいわ…白金さん…♡」
一糸纏わぬ姿の紗夜は、窓際に置かれた椅子に、足を大きく開いて座り…
燐子は下着姿で紗夜の足の間にしゃがみ、顔を紅潮させて、紗夜の
空の色は、すでにオレンジ色に染まっているが、生徒会室の位置の都合上、夕日が差し込んでくることはない。
紗夜は、一糸纏わぬ姿で窓際にいるが、生徒会室は校舎の3階なので、外から覗かれることはない。
それでも…
恥ずかしい―。
しかし…
その恥ずかしさが…
紗夜を、さらに興奮させる―。
「うっ…♡」
「紗夜ちゃん…どうしたの?
今…締まったよ…♪」
と、燐子は紗夜の羞恥を煽る。
「白金さん…。」
と、うわずった声で燐子を呼ぶ紗夜。
「何?」
「キスして…♡」
という紗夜の唇に、燐子は自分の唇を重ねた―。
◇
紗夜は、花咲川女子学園高等部の風紀委員として―
弓道部の部員として―
そして、ガールズバンド【Roselia】のギターとして―
仲間達からの信頼や、自分の理想を貫くための努力を怠らなかった―。
しかし…
いつからだろうか…?
それは、ある日、突然…
胸の奥からこみ上げてきて…
紗夜を翻弄した―。
自分をコントロールすることすらできなくなるほどのモノ―。
それは…
性欲だ―。
紗夜だって、年頃の少女だ。
男性に興味はあるし…
性的なことにも、多少は興味はある…。
しかし、それを発散させる方法となると、それは、大変な苦労をともなう…。
不幸にして、紗夜の周囲に、性欲を発散させることのできる相手はいなかった…。
いや、いたらいたで、それも問題だろう…。
自分の性欲を発散させるために、男性と関係を持つ…なんてことが周囲に知られたら、紗夜はたちまち、今まで築き上げてきた信頼を、一気に失うことになる…。
それを避けるためにも…
紗夜は家で、深夜、家族が寝静まってから、
一人ですることの快感は、すぐに虚しさに変わった…。
やはり、性欲を発散させるためには、相手が必要なのだと気づいたが…
問題は
どうすれば、自分の性欲を解消してくれる相手ができるのか
だ…。
学校は女子校なので、男性は教師以外にいない…。
さすがに、教師とはダメだろう。
ならば、他校の男子生徒…
…も考えたが、やはり、見ず知らずの男性に声をかける勇気が、紗夜には無かった…。
父親は論外だ。
そうなると…
湊 友希那と今井 リサみたいに
女性同士
という選択肢も出てくるが…。
たしかに、紗夜は
女性との交友関係は恵まれている
のだが…
しかし、丸山 彩や白鷺 千聖は芸能人なので、下手に手を出したりしたら、迷惑がかかる…。
松原 花音と奥沢 美咲は…
なぜか
手を出してはいけない
ような気がした…。
弓道部の部員達も然り…。
かくなる上は、戸山 香澄達、下級生に…!?
いつしか、紗夜の頭の中では
自分の性欲を発散させてくれる女性が欲しいという、歪んだ考え
ばかりがよぎるようになっていった…。
紗夜自身も
(これではダメだ…!!
なんとかしないと―!!)
という思いはあったが…
しかし―。
◇
ある日…
生徒会室で…
紗夜は、燐子と二人だけになった―。
(そうだ…
白金さんだ―。)
と、ノートパソコンで作業をしている燐子を見る紗夜―。
燐子とは、同じRoseliaのメンバーとして、それなりに付き合いは長い。
燐子は、他人との秘密を、簡単に口外するような人ではない。
燐子なら信用できる―。
紗夜は…
意を決して―
「白金さん。」
と、紗夜に呼ばれたので、燐子は作業を止めた。
「何、紗夜ちゃん?」
「白金さんは、どうやって性欲を処理しているのですか?」
「えっ…えぇっ!?
紗夜ちゃん…何を…!?」
と、顔を真っ赤にし、目を白黒させる燐子…。
そんな燐子を見て、少し胸の奥が苦しくなる紗夜…。
しばしの沈黙ののち…
「ふふっ☆」
と、急に燐子は笑いだした。
「どうしたんですか?」
「だって、まさか紗夜ちゃんが、そんなこと言ってくるなんて、思いもしなかったから…☆」
「私も一応…
こういうことには、多少なりとも興味はありますから…。」
「そうだね。
それが普通だと思う。
で、さっきの答えだけど…
一人で…してる…★」
と、燐子は顔を赤らめ、うつむき加減に告白する。
「むなしくないですか?」
「うん…むなしい…。
気持ちいいのは、最初だけだったね…。」
「私も同じです…。
だから…
相手が欲しいのです…。」
「そうだよね…。
でも…
簡単じゃないよね…。」
「そこで、白金さんに、提案があるんです…。」
「何かな?」
「私の…相手をしていただけませんか…?」
「へっ…?
えぇえぇえっ!?」
と、慌てふためく燐子…。
それはそうだろう…。
同性から、性欲処理の相手をしてくれ…なんて言われて、平静でいられる女性なんて、いるわけない…。
しかし…
わりと早く、落ち着きを取り戻した…。
「そうだよね…。
下手に男性としたりしたら…。」
下手に男性とセックスして、妊娠しました…なんてことが周囲に知られたら…
どうなるかなんて、想像するまでもない―。
「うん…わかった…。
私で良ければ…。」
「いいんですか!?」
「いいよ。
紗夜ちゃん…けっこう、美人だし…。」
と燐子に言われた紗夜は…
嬉しいような…
情けないような…
複雑な気持ちだった…。
「それで…どうしますか?」
と訊いてくる紗夜に
「何が?」
と訊く燐子。
「どこで…やりますか…?」
いざ、
どこですればいいのか…?
紗夜の家には、今の時間は母はいるし、日菜もいる…。
燐子の家も、この時間は、両親のどちらかがいるだろう。
双方とも、安心してできる場所ではない…。
「じゃ、ここでしましょう☆」
「ここって…
生徒会室でですか…っ!?」
と、突拍子もないことを言い出した燐子に驚く紗夜…。
「もう、今の時間だと、ここに来る人もいないだろうし…。
それに、ここの壁って、防音だし☆」
「そうなのですか!?」
意外な真実だった。
「ここだと、安心してできるよ…♡」
と言う燐子の
「あの…白金さん…?」
と、思わず、後ずさりしてしまう紗夜…。
しかし、すぐに背中が壁に当たった。
「紗夜ちゃん…♡」
と、目を閉じて近づいてくる燐子…。
紗夜も目を閉じ…
そして…
唇に…
やわらかい感触が―。
紗夜の唇と、燐子の唇が重なった瞬間―
初めてのキス―。
唇を離し…
「初めてです…♡」
と、微笑む燐子。
「私もです…。」
と、顔を赤くする紗夜。
「もう一度…いいですか?」
「何度でも…☆」
再びキスをする―。
唇に伝わる、柔らかな感触が心地良い―。
(キスって…
こんなにも気持ちいいんだ…☆)
と、紗夜は胸の奥が熱くなっているのを感じていた―。
それから…
何度、燐子とキスをしたのだろうか―?
もはや、回数なんて、おぼえていない…。
それよりも…
(どうしよう…?)
と、紗夜は悩んだ…。
何を悩んでいるのかというと…
服を脱ぐタイミング
だ…。
自分から脱ぐものなのか…?
それとも、自分が燐子の服を脱がせるべきなのか…?
または、燐子に脱がさせるべきなのか…?
どうすればいいのか迷っていたら…
「紗夜ちゃん…いい?」
と、燐子が訊いてきたので
「はい…。」
と、紗夜はつい、反射的に答えた。
すると、燐子は手際よく、紗夜の制服の上着を脱がしていく。
あっという間に、紗夜の上半身はブラジャーだけになる。
「いい…?」
と燐子が訊いてきたので、紗夜は無言で、反射的にうなずいた。
すると燐子は紗夜の背中に手を回し、ブラジャーのホックをはずした。
そして、紗夜からブラジャーを取り去り…
紗夜の胸が、顕になった…。
「……ッ★」
紗夜は顔を真っ赤にし、両腕で胸を隠し、その場にしゃがんでしまった…。
「紗夜ちゃんの裸…見せて☆」
と、優しい声で燐子が言ってくる…。
どうしてだろう…?
燐子の言うことに逆らえない…。
紗夜は膝立ちになると、胸を隠していた両腕を、下に降ろした…。