彼女がドスケベなので初投稿です。
夏が過ぎ、収穫祭も近付いたある日の事。
「別の自分が見える鏡?」
「正確に言うと『別の四方世界の自分』だな。こうなっていたかもしれない、あるいはこうなるかもしれない可能性の話だ」
掌ほどの大きさの長方形の鏡―――――金属の縁取りのついたそれを差し出しながら、魔法剣士が女魔術師の言葉に訂正を加えてくる。
「それと、見えると言うよりも体験すると言う形らしい。なんと言えばいいのか……舞台の役者になって、役を演じるようなものと言うか……俺もよくは分からないのだが」
「そんなもの、何処で手に入れたの?」
「外なる神から託宣があってな。街外れの森で言われた場所を掘ったらすぐに出てきた」
「なんて言うか、ありがたみが薄いと言うか……」
「言うな。同感だが」
女武道家の言う通り、神の託宣を受けて手に入れた品としては少々経緯に難がある。そういう物はもっとこう、冒険の果てに手に入れるとか仰々しいものであって欲しい気がする。
まあ神は神で何かしらの考えがあるのかもしれないが。
「外なる神曰く『試練を多数乗り越えた報酬』だそうだ。単に見えるだけでこちらから干渉は出来ないし、見えるのは一回だけ。そして良い可能性が見えるとは限らないと言っていた」
一党の人数分、つまり三枚あるそれを配布しながら魔法剣士は神からの託宣の内容を告げてくる。鏡は意外に重みがあり、見た目以上にずっしりとした感覚が掌に伝わる。
「全員の報酬だそうだから、好きにしてくれていい。使うのもよし、使わず取っておくのもよし、なんなら売り払うのも構わない。そう言われた」
「随分いい加減って言うか……」
「本当に報酬って感じね。受け取った側の自由って」
「まあ神からすれば要らないものを恵んでやった、という事なのかも知れんな。我々ごときが神の御心を知るのは難しい」
魔法剣士が掌で鏡を弄びながら肩を竦める。確かにこの四方世界に生きる者達からすれば、この鏡は文字通り神器の一つだ。しかれども神々からすればこれと言って価値の無い、ありふれた品なのかもしれない。
「そういうわけだから、コレの処遇は各自自由にしてくれ。俺は使ってみるつもりだが」
―――――――
「可能性、ね……」
宿の自室で鏡の表面を布で清拭しながら、女魔術師は呟く。どのような可能性が自分にあるのだろう。
悪い方で真っ先に浮かぶのは、あの洞窟で死んでいた事だ。魔法剣士がいなかったら、彼が解毒剤を持っていなかったら。自分は間違いなく死んでいた。いや、自分だけでなく一党が全滅していた可能性すらあったのだ。
逆に、上手く行っていた可能性だってあるだろう。横穴を開ける音に気付いていたり、もっとちゃんと準備していたり。何かしらの要因でゴブリンスレイヤーが早く来ていたり。良くも悪くも可能性は様々だ。
「こうなるかもしれない」という未来の話となると、ちょっと想像もつかない。未来を見たとしてもそうなるかもしれない、というだけで絶対ではないと言われたが、ちょっと期待してしまう。
(ちょっとぐらい夢見て、期待したっていいわよね)
彼と、魔法剣士と結ばれて。竜も倒して四方世界に名を馳せて。望むもの全てを手に入れた未来。それがあるかもしれないと期待したってバチは当たらないはずだ。
勿論、その可能性があるから必ずそれが見れるとは限らないのは承知している。しかし願うのは自由だ。
(出来れば、け、結婚してる未来とか……いえ、そこまで高望みはしないから!せめて、せめて恋人になってるぐらいは……!)
彼だけが声を聞けるという外なる神。名前も知らないその外なる神に、生まれてからこれほど真剣に祈った事はないと言うぐらい真摯な祈りを願いと共に女魔術師は捧げる。
そして期待と緊張に震える指で持って、縁に付いた出っ張り―――――この神器を起動するための部位を押し込みながら、女魔術師は鏡を覗き込んだ。
―――――――
「んっ、チュッ……ちゅぶ、ちゅっ、ンふぅ……チュチュ、ちゅばっ、レ、ロォー……」
ベッドに腰掛け生まれたままの姿になった彼の前に跪きながら、同じく一糸纏わぬ姿となった女魔術師はそそり立つ彼の肉棒へ奉仕していた。力強く脈打ち情交の度に自分を鳴かせるそれの先端に口付け、先端を咥え込み頬も使って刺激を与える。
かと思えば口から離し、舌を口外へ突き出し裏筋を根元から先端までつーっと舐め上げてやる。
熱烈な口奉仕で彼が時折声を漏らす。普段あられもない声を出される側なのは自分だが、この時ばかりは立場が逆転する。それが楽しく、彼が自分で感じてくれている事が嬉しくて女魔術師はますます奉仕に熱を込めていく。
勿論ただ楽しいだけではない。火傷しそうなぐらいに熱く、自分が愛用している杖よりも頑丈に思えるぐらい硬い彼の逞しい肉棒。口腔で、唇で、舌でそれを味わっているだけで女魔術師の身体は昂ぶり、下腹部がズクンと疼き出す。
「んぐっ、ぐっ……ガポッ、グポッ、んふうぅぅ……んじゅるるる……」
はしたなく浅ましくみっともない。そう頭では理解しているが、そんな事はどうでもいい。本能の命じるまま、音を立てて彼の肉棒を喉まで使い咥え込む。頬をすぼめて口吻を伸ばし、だらしなくいやらしい顔を作りながら熱烈な吸い付きを行う。
すぼめた頬の内側を竿に擦り付け、亀頭を喉の限界まで飲み込む。そうして根元まで咥え込み、肉棒を彼から引き抜かんばかりに吸い上げる。
彼の上げる可愛い声と、喉から鼻へ抜けてくる雄の香りが女魔術師の理性を蕩かしていく。蕩けた理性は獣性と化し、女魔術師によりこの雄を味わうよう命じてくる。それに抗う理由はなく、女魔術師は次なる行為へと移る。
「ブホッ!」
泥の中に嵌まった足を無理矢理引き抜いた時のような音。およそ人の口から出る音ではない。だがそれを立てた事を恥ずかしく思いながらも、同時に「私はこれだけ貴方に夢中なのよ」という証のように思いながら女魔術師は淫蕩な笑みを浮かべ彼を上目遣いで見る。
彼は―――――表情こそいつものように変わりないが、そっと手を伸ばし奉仕を褒め労わるように女魔術師の髪を手で梳いてくれる。その行為に雌ではなく男を想う女の心を刺激され、子宮ではなく胸が高鳴る。
その高鳴る胸―――――女魔術師自慢の豊乳を自ら掴み、彼の剛直を左右両脇から挟み込む。
冒険者になったばかりの頃―――――もう3年も前になるが―――――から人後に落ちぬと内心誇らしく思っていたそれは、今やあの牛飼娘に勝るとも劣らぬほどたわわに実った。
そして彼に愛され、嬲られ、貪られた事により言葉では言い表し難い艶をも得た。そんな豊かすぎる双丘で肉棒を挟むと、胸の中を焼けた鉄杭が貫いているような感覚を覚える。
「んっ、ふぅ……っ! これ、私も気持ち良くなっちゃうのが難点、ね……っ」
自分の手には収まりきらないほどの豊かすぎる乳房を自ら揉み込み、彼の肉棒を圧迫する。さらに上下に動かして乳肉を擦り付け、熱く硬い胸の中の雄へ刺激を加えていく。
並みの男なら―――――他の男になどやったことはないしやるつもりないが―――――完全に乳肉に埋もれるか、ともすれば潰れてしまうのではないかという胸奉仕。だが彼の逞しく立派な剛直は乳圧に負ける事なく乳肉をグイグイと押し返し、竿は完全に埋もれているが先端はその立派な傘を張った頭を谷間から突き出している。
ギュッ、ギュッと柔肉を内側へ押し込めながら強く揉み込む。女魔術師の官能の高まりに合わせ揉むと言うよりも潰すと言った方がいいぐらいの力になっていくが、雌として火のついた彼女にとっては痛みではなく快感しかない。
「んあっ……ンチュ、んふっ、んぶぅ……はぁ、んむっ、レロォ……」
先走りを漏らしながらピクピクと震える彼の亀頭に、目尻をトロンと下げて媚びるような表情を作りながら口付ける。そして舌を伸ばして鈴口を舐め回し、濃厚な雄の匂いを放つ先走りを舐め取っていく。
先端だけでなくカリの裏側や筋の部分にまで舌を伸ばし、飴に夢中になっている子供のようにピチャピチャ音を立てながら舐め回す。
甘くなどないしむしろ僅かな汗でしょっぱく、他の男に嗅がされでもしたら躊躇なく蹴り飛ばすような臭いしかしない。だが彼のは、彼のものだけは別だ。味と臭いはお世辞にも美味とは言えないが、女魔術師の官能を燃え上がらせ狂わせる魔性のモノなのだ。一度知ってしまったら求めずにはいられなくなる麻薬だ。
口と乳肉で奉仕を続けていると、彼が呻き声を漏らし手を彼女の頭に添えてそっと押してくる。これは彼が達しそうな時の動作である事を知っている女魔術師は、名残惜しさを感じながらも舌を引っ込め爆乳の間から肉棒を解放してやる。
喉奥で彼の精液を受け止めて飲み干すのも、顔を白く染められて彼の臭いと熱を沁み込ませられるのも、胸に浴びせられてこの豊かな果実が誰のものか刻み込まれるのも、女魔術師はどれも好きなのだが彼は中々そうさせてくれない。代わりにこの後彼女の好きなようにしてくれるために文句はないのだが。
「ふぅ……っ、んっ……ちゅっ、れろっ、ふぅん……」
二人揃って立ち上がると、どちらからともなく唇を重ね舌を絡め合う。ぬりゅぬりゅと濃密に舌を絡ませていると不意に強く舌を吸われ、快感で舌と脳とが痺れてしまう。その痺れた舌を優しく隅々まで舐められると、女魔術師はウットリとした表情で彼の胸板に身を預ける。
そして濃厚なディープキスをしたまま、女魔術師は彼の首に腕を回す。彼は心得たもので女魔術師の胸に勝るとも劣らぬタップリと肉の乗った尻を武骨な手で掴むと、その逞しい腕の力を使い一気に持ち上げる。
「んあぁあっ、はっ、あぁぁぁぁんはぁぁぁぁっ……!」
物売りが前に荷物を抱えるような体位で、ゆっくりとだが止まる事なく奥まで挿入される。立派な肉傘が膣壁を掻き分けズブズブと埋まっていき、その後からやって来る竿は自分が得意とする火の呪文よりも熱く剣よりも硬い。
はしたないなどという言葉ではもう収まらない、下品で淫らな体位だが女魔術師はこの体位が一番好きだった。彼の首にしがみつき、ゴツゴツした手で尻肉を掴まれ、彼の鍛えられた逞しい腕によって自分の身体全てが支えてもらえる。
足は彼の余分な贅肉を持たぬ胴に巻き付ける事ができ、密着すれば自分の大きな胸肉全てで彼の厚く逞しい胸板を感じる事が出来る。
そして―――――
「あおっ、おおぉぉぉぉゥッ!」
ズンッ、と彼の肉棒の先端が最奥、女魔術師の子宮に達し入り口へと突き刺さる。女魔術師の自重によって発情し降りてきた子宮へと亀頭が深く深く埋め込まれて行く。
この充足感。彼の身体を自分の身体全てで感じ、自分の最も深く神聖で大事な部分で彼の雄を味わう。これが出来るからこそ、この体位を女魔術師は最も好んでいるのだ。
大きく太い彼の肉棒が自分の膣壁を押し広げ、自分の形にしている。このまま形を覚え込まされるのも素敵だと思うが、だが今はもっと気持ち良くなりたい。
それは彼も同じだったらしく、すぐに腰を動かし出し抽送を開始する。ズブズブ、ヌチュヌチュと下品極まりない破裂音と粘音を部屋中に響き、恥ずかしさと興奮、そして快感から女魔術師は膣肉で彼の肉棒を締め付ける。
形どころか脈打つ血管の鼓動まで感じれるほど密着したというのに彼の動きは止まらず、絡みついてきたのを幸いとばかりに肉傘で膣壁を隅々まで余すところなく擦り上げる。
「あぁ、んんーっ! くひっ、はぁぁぁぁっ!」
かん高く鳴き叫びながら、彼の力強い突き上げでよがり狂う。ズンズンと子宮を叩かれるたびに脳内で快楽が弾け、官能が爆発する。
ブルンブルンと揺れる豊かすぎる乳房の感覚さえ気持ち良く、揉まれるのでなく掴まれているだけの尻肉すら快感を覚える。全身の性感が高まりすぎ息苦しいほどに悦楽に溺れて行く。
「ひぐっ、んふっ! んちゅっ、んぷぁ、あひぃぁっ! んむぅ、はぁ、んんんッ!」
突き上げながら彼が唇を奪い、舌で口内を犯してくる。上と下の口両方で彼を味わう幸福と快感にウットリとしながらキスに応じ、身も心も彼に委ねる。
腰を迎え、唇を突き出し、両胸を押し付ける。尻を突き出し彼の肉棒を受け入れ、色っぽく振り乱す。若くして名を売り、そろそろ中堅すら脱しようという冒険者が。その昔は都の学院を首席で卒業した才媛がこんな痴態を晒しているなどと誰が想像するだろうか?
だがこれが本当の自分なのだ。誰にも見せない、彼にしか見せない自分の本性。淫らで浅ましく、雄を求めてやまない雌。愛する男に抱かれる悦びに耽溺する女。
誰にも言うつもりはないが、今だけは全身でそれを表し彼に伝える。この娼婦よりも卑猥で夢魔より貪欲な痴態こそが、本当の自分に相応しい姿なのだと。
「あうぅ……んひぃ! はぅ、ふぅ、わ、わたしぃ、はぁんっ! も、もう……っ!」
急速に全身へと満ちて行く官能に、女魔術師は自分の限界が近い事を彼に伝える。彼もまた自身が同じである事を告げると、猛然と腰を使い出す。
女魔術師もそれに応え、腰と胸をピッタリと彼に押し付けて腰を迎え入れる。熱く潤んだ瞳で彼を見つめ、甘く蕩け切った表情を晒しながらその時を今か今かと待ち望む。
全身で快感が膨らんで行く。だが子宮の中で膨らむそれが何処よりも早く大きい。それが膨らみきって破裂する瞬間――――――
ビュルリ、と。音が聞こえたような気がするほどに、勢いよく肉棒の先端から煮え滾ったように熱い精液が噴出された。
「あぁああおおおおおおぉぉぉぉおおんんんんっっ……!」
恥も外聞もなく、ケダモノのように吼えながら女魔術師はその熱に焼かれ絶頂に達する。濃厚で大量で力強い精液が子宮の中に注がれ、子袋を満たしていく。彼の剛直が跳ね精が噴き出すたびに、熱くドロリと粘度の高い液体が自分の中へと入って来る度に女魔術師は絶頂へと導かれる。
強烈すぎる快感に限界までのけ反り、舌を口外に突き出しながら吼え叫びながら絶頂を繰り返す。出来る限り手足に力を込めて彼の逞しい身体にしがみついていないと、本当に自分の身体が何処かへ「イク」気がするのだ。
その姿勢のまま数秒、彼は精を吐き出し女魔術師は絶頂し続ける。それが終わると彼は女魔術師の身体を抱き寄せると、勢いよくベッドに腰を下ろした。
「はひゅっうぅっ……!」
緩んだ子宮口に亀頭が突き刺さり、衝撃と快感に女魔術師は奇矯な声を上げる。そのままピクピクと痙攣していると彼が唇を重ねて来る。勿論彼女はそれに応じ、深く口付けを交わす。
部屋の中に二人の荒い呼吸音と、唇を食み舌を絡め合う音だけが響く。汗まみれの身体を密着させ、抱き合いながら二人は夢中でキスを続け唾液を交換し合う。
暫しの間そうしてから唇を離すと、二人の間にキラキラ光る銀色の橋がかかった。それが切れて落ちて行く様子を眺めながら、蕩けた表情で女魔術師は甘い吐息を漏らしながら彼の耳元へと口を近付ける。
「このまま……今度は抱き合ったまましましょ……」
彼の精力は一度では収まらない。自分の性欲は一度では満たされない。故に交わる時は一度や二度では終わらない。
だから彼は女魔術師の言葉を当然とばかりに受け入れ、再び腰を動かし出す。女魔術師もまた、自由に動ける体位となったのを幸いと彼と呼吸を合わせて腰を動かし出す。
そうして淫靡で、濃密で、卑猥な情交はまだまだ続いて行く。彼の精力が尽き、彼女の性欲が満たされる時まで延々と。
―――――――
「今日は休ませてだって。昨晩あの鏡使ったみたいだけど、見た光景がよっぽど衝撃的だったみたい」
「そうか」
女武道家の言葉に魔法剣士は頷く。どんな可能性が見えたかは女魔術師自身しか知りえないが、何か悪い物を見てしまったのだろう。
実際には毛布に包まって羞恥心で死にかけていたのだが、それを他人には口外しない情けが女武道家にはあった。
「悪い事をしたかな」
「んー、でもまあその可能性も指摘されて見たわけだし」
気に病む事はないわよ、と女武道家は言ってくれるが自分が渡した手前やはり気になる。あまりに精神的な負担をかけたようならば何かしてやらねばなるまい。
「そういえば、そっちはどんなの見えたの?使ったんだよね?」
その問いかけは話題を変えるためか、純粋に興味があるのか。恐らくは半々ぐらいであろう。だがいずれにせよ自分も女魔術師も気遣っての発言である事を理解している魔法剣士は、その問いに答えることとした。
「神の託宣を受けずに、故郷―――――都で冒険者になっていた」
「えっ、都の生まれだったの?」
「ああ。それで、冒険者登録を済ませた所で一悶着起きてな……」
登録を済ませどうしようかと思案に暮れていた所で、酔客に絡まれている女性を成り行きで助ける事になった事。
助けようとしたはいいが相手が武器を抜いたために大変な事になりかけたが、貧乏貴族の三男坊だという騎士に助けられた事。
志はいいが感心はしないと言われた事。しかし昔そういう冒険者がいたのを思い出したと貧乏貴族の三男坊に気に入られた事。
その騒動を見ていた新人冒険者に気に入られ、一党に誘われ加わった事。
一党の面々は、太陽を信仰する聖騎士。少しばかり過激な女剣士。小太りで控えめな魔術師。ちょっとぶっ飛んだ―――――婚約者に通じる狂気的な何かを持った治療師だった事。
彼らの一党に入って初めてのゴブリン退治で、以前自分達がやったような―――――だがあれとはまた少し違う魔神を退治する事になった事。
無事魔神を退治して都へと戻り、祝宴を上げた事。その席で小太りの魔術師が魔神相手の冒険を中心にしたいと言い出した事。それを是とし、後に悪魔退治の一党として名を上げた事。
それらを女武道家に語り終える頃には、まあ女魔術師への負い目とか心配はもうだいぶ薄れていて。
少なくとも彼にとっては、非常にいい物を神から賜った、で終わる話だった。
ジキヨシャ「頑張ったしご褒美上げてもいいよね! あっ女魔術師ちゃんなんか祈ってる。よーし願い通り恋人になった世界線見せてあげよう!場面は適当でヨシ!」
Q.恋人になった世界線の女魔術師ちゃん、現在と比較してドスケベ過ぎない?
A.
現在の女魔術師ちゃんは聞きかじりの知識と魔法剣士君の筋肉しか知らない。そこから妄想する事しかできない。
なので正常位ぐらいしか知らないからその妄想しかできない。
言うなれば白磁等級のドスケベ。
恋人になった世界線の女魔術師ちゃんは本格的に色々知識を仕入れているし、休暇の度にガッツリドスケベして経験豊富。
なので色々試して自分の一番好きな体位が駅弁だと知った。あと咥えるのも挟むのも飲むのもかけられるのも好き。
言うなれば銅等級のドスケベ。
Q.この世界線の女魔術師ちゃんは最終的にどうなるの?
A.順調にいけば金等級のドスケベになります。彼女はその素質があります。
Q.魔法剣士君が見た可能性凄い……凄くない?
A.彼は実のところ、ジキヨシャの介入がない方がドラマチックな人生が待ってました。この四方世界においては。
Q.女武道家はどんな世界線見たの?
A.剣士君も無事に洞窟から生きて帰って来て冒険者を続ける幸せな世界線です。