「……終わった……」
日が沈みかける時間帯。パソコンのエンターキーを押した瞬間、肩の荷が降りた。ここ最近死ぬほど忙しくて会社で寝泊りをしながら仕事を進めていたのだが、ようやく今片付いた。
デスクの上は栄養ドリンクの空き瓶や手短に栄養を摂取できる食べ物の空き容器で埋め尽くされている。これらもようやく掃除することができる。
「……少し寝ようかな……」
椅子から立ち上がって仮眠室へと向かう。片付けるのは一時間くらい後でいい。昨日は眠れなかったから少しだけでも睡眠をとりたい。その間、ちひろさんが気を利かせて掃除してくれるかもしれない。できれば迷惑はかけたくないけど、今の俺には人のことを考える余裕がなかった。
◇
(あれ?)
仮眠室の一番奥にある、いつも使っているベッドの前までやって来た俺は首を傾げた。どうやら先客がいるようだ。
「……すぅ……すぅ……」
体を丸めて小さな寝息を立てているのは、俺が担当しているアイドルの遊佐こずえだった。もう帰ったかと思っていたのに、ずっとここにいたのか?
「こずえ」
「すぅ……」
「おーい」
体を揺すって起こす。俺がここを使いたいからとかそんな理由じゃなくて、こんな時間だから家に帰さなければいけない。車で送っていかないと……いや、こんな状態だと居眠り運転しそうだ。ちひろさんか、他の人にお願いしよう。
「こずえ、起きてくれ。もう夜になるぞ」
「すぅ……すぅ……」
「こずえ」
どれだけ揺すって声をかけても全く起きない。が、俺はしつこく起こし続ける。せっかく気持ちよさそうに眠っているのに可哀想だけど、こればっかりは……
「んー……」
「うわっ」
俺の目覚ましが邪魔だと思ったようで、こずえは仰向けになると同時に脚で突っぱねてきた。ほんの些細な力だが、思わず後ろに退いてしまう。
仕方ない。こうなればおんぶして連れていくしかない。仮眠はその後だ。俺は再び彼女に近づくと小さな体を抱えて、
「……!」
抱えようとしたら、ふとあるものに目が止まった。脚を動かした時にスカートが捲れ上がってしまったようで下着が丸出しになっている。
(はしたないな)
そう思いながら停止していた体を動かしてこずえを抱えようとする。だが、何故こんなことをしたのかは分からないのだが、俺は抱えるのをやめてまた下着に目を向けた。フリルとリボンの付いた可愛らしいパンツ。
「……」
何をしてるんだ俺、と思うことすらしなかった。疲れ果てている頭はぼーっとしていて、ただひたすら目の前の物を見てしまう。
(……え)
そのうち、あろうことか、股間の一物がむくむくと反応する。血が通って少しずつ固くなっていく。
(なっ……何やってるんだ俺……!)
やがて完全にスラックスを押し上げたモノを確認して、ようやく自分の身に起きている現象を疑う。11歳の少女のパンツを見て勃起してしまったのだ。馬鹿じゃないのか。
「……」
自分自身を嗜めてはいるのだが、どうしても目が離せない。こずえの下半身に目が釘付けになっている。膨らんだモノがビクビク動いている。
「すぅ……すぅ……」
よく眠っている。俺がどれだけ起こしても瞼を開けない。
ごくりと生唾を飲み込む。いや待て、何をするつもりだ。大人の男が寝ている少女に対して興奮して、あまつさえ触ろうっていうのか? 一体どうしてしまったんだ。やめろ、最低最悪なことをしようとしているんだぞ。
そんなこと分かっている。でも沸き上がった欲が収まらないんだ。理性が機能していない。脳を酷使したからだろうか、欲求に従順になっている。
手が伸びていき、ぴたりと瑞々しい生脚に触れる。柔らかい肌だ。そのまま上へつつつと上がっていって、指が股間部分に触れた。
「ん」
こずえの口から声が漏れて、ぴくんと体が震える。なんてことをしてしまったんだろうと、俺は罪悪感に苛まれる。しかし、それを呑み込んでしまうほどの性欲が濁流のように溢れ出てくる。
気がつけばカチャカチャとベルトを外していた。最低、最悪、犯罪といった負の単語が飛び交うが重く捉えることができない。スラックスを脱いだら、社会の窓から押さえつけられていた息子を解放する。湯気が出そうなほど熱くて重々しい銃口。
「はぁ……はぁ……」
まだ引き返せる。今すぐスラックスを穿き直せと危険信号が出ている。だがやはり俺は性欲に従ってしまう。反り立っているモノの竿部分を片手で握り締めて、ごしごしと扱き始める。こずえの可愛い顔とパンツ丸出しの下半身を交互に見ながら、こずえをオカズにして擦りまくる。
「はぁっ……はぁっ……」
今この部屋に流れているのはエアコンの音と、こずえの寝息、そして俺の荒い呼吸、ペニスを擦る音。自慰をせずに生活してかれこれ二週間くらい経っている。ずいぶん溜まっているからこんなに気持ちいいんだろうか。
そういえば、雄という生き物は命の危機に瀕すると子孫を残す本能が働いて、性欲がアップするとどこかで聞いたことがある。ロリコンでもない俺がこうしてこずえに興奮しているのは、過酷でバランスがひどく崩れた日々を過ごしてきたせいかもしれない。体力が磨り減って、なおかつ性欲を発散せずに溜め込んでいたからこんなことになっているんだ。
だからといって眠っているこずえを性欲発散のために使っていいということにはならないのだが、自分を無理に納得させるため最もらしいことを並べる。
「ふぅっ……ふぅっ……」
こうなってしまった以上、俺は止まることができない。ベッドに乗って四つん這いになり、少女の股間を覆っている布へ顔を近づける。こうしているだけで性欲が滾り興奮に拍車がかかる。
「はぁっ、はぁっ……!」
「ん……う……」
鼻息が当たって違和感を覚えたのか、こずえは脚を閉じてしまう。しかしそこには俺の頭があり、すべすべの太ももにサンドイッチされる形になる。少女の股間に顔を埋める男。傍から見るとかなりヤバい絵面だろう。
俺はとにかく我慢ができなかった。爆発している性衝動をどうにかして発散したい、その一心だった。
「んっ……」
次に俺がしたことはこずえの股間に顔を密着させることだった。鼻を押しつけるようにやると、こずえの口から今までとは少し違う声が出た。そのまま顔を左右に揺さぶると、
「んぅ……♡ ふっ……♡」
艶を帯びた声が発せられる。こんなことしたら目が覚めてしまうだろうか。まあ、その時はその時だ。俺の思考は完全に性欲に支配されていた。
「んっ……ぅ……♡ んん……♡」
「ふーッ、ふーッ」
ペニスを扱く速さがアップする。溜まりに溜まっているのですでに先っぽから透明の粘液が滴り落ちている。息苦しい。すごく興奮しているため普通にしているよりも酸素が必要になる。しかし、鼻と口はこずえのパンツに押し付けているので半ば窒息状態。
「あっ……♡ んっ♡」
激しい息遣いをパンツ越しに感じ取ってこずえは体を震わせている。その様子が俺を動物の雄へとより変化させていく。ああ、もうヤバい。久々だから耐久力が低下している。熱く煮えた液体が刻一刻と発射口へ迫っている。
「はぁッ、はぁッ、はぁッ……!」
俺はこずえのパンツ、太ももから顔を上げて一旦離れた。膝立ちでこずえの顔まで近づいていき凶悪なペニスを突きつける。
「あああッ……!! ヤバいッ……!!」
「……むにゃ……すぅ……」
股間の刺激が中断されて元通り気持ちよさそうな寝息を立てている。純粋無垢で妖精のような可愛らしさを持つアイドル、遊佐こずえ。その顔をこれから汚そうとしている。欲にまみれたドロドロの汚い液体で。
「あああ、出るっ……!! イくッ……!?」
「すぅ……すぅ……」
「ごめん、こずえッ……こんなッ……!!」
今更にもほどがある。俺は背徳感を覚えながら必死に竿を扱いて扱いて扱きまくる。あまりに無茶苦茶に擦るものだから我慢汁が飛んでこずえの顔にかかってしまっている。
「はあッ、はあッ、出るっ……出るッ出るッああああ……くああああッ……!!!! う”ううッ……!!?」
熱い液体が根っこまで上がってきた最後の最後、ペニスを天使の寝顔に擦りつける。
「あッッッ……っッッッ!!!?」
ドプウウウウッ!! ビュルッ!! ビュウウウウウウウウッ!! ブビュウウウウウウッ!!
快感が一線を越えて、これ以上ないほどの気持ちいい射精が始まった。二週間もの間寝かせていた精液は濃厚で、臭くて、たっぷりと吐き出てこずえの顔を穢していった。
「はあッはあッはあッ……!!」
下腹部に力を込めてびゅる、びゅぷ、びゅうう、と搾り出す。竿を扱いて中に残っているものも残らず。
「むっ……ん、ぷ……」
こずえの顔は真っ白になる。意識したつもりはないのだが目や鼻、口などは上手い具合に避けている。そのうち口にどろりと白濁液が垂れてくる。
「んん……ちゅくっ……」
「!」
「ちゅるっ……あむ……」
驚くことに、こずえは唇に乗った精液を吸って口内に含んでしまった。寝ぼけているのだろう。というか、さすがにこんなことしたら起きそうなものだが。
……ひょっとして、もう起きてるとか? 俺がこんなことをするもんだから怖くて目を開けられないのかも。
「こ、こずえ……」
恐る恐る声をかけてみる。しかしこずえは反応しない。くちゅくちゅと精液を味わうように咀嚼して、ついにごくりと呑み込んでしまった。
「えっ」
「……すぅ……」
こずえはまた寝息を立て始めた。いやいや、どんな仕組みだよ。
「もう起きてるんだろ、こずえ。分かってるんだ」
「すぅ……すぅ……」
やはり反応はない。本当なのか? 本当にまだ寝てる? にわかには信じ難いが。
「こずえ」
「……すぅ……」
起きていないのなら、やってみたいことがある。一度外れた箍は元通りにならない。俺はペニスを操って先っぽをこずえの唇にあてがった。そして感触に浸るように亀頭を擦りつける。
「くっ……!」
イったばかりで敏感だからこれだけで声が出てしまう。唇コキだけでは飽き足らず、片手でこずえの小さな顎を掴んで開けさせる。やってみたいことというのはこれだ。ペニスを中に入れてフェラチオ。
こずえの口内はとても温かくて狭苦しい。湯船に浸かる時のような、心地よさに陶酔するため息を漏らしてしまう。さあ、ここから腰を動かして……
「うあッ……!?」
腰を少し引いてしまう。こずえの舌がいきなり絡みついてビックリしたからだ。
「むぅー……ちゅぽっ、ちゅぱっ……」
「おおッ」
さらに、ちゅぱちゅぱとおしゃぶりを吸う赤ん坊のようにペニスをしゃぶってくる。腰を引いたせいで亀頭だけが口内にあり、その亀頭に吸いついてくるのだ。イったばかりの敏感なペニスにはちょっとの刺激でも苦しいのに、こんなことされたら堪らない。
「こ、ずえ? やっぱり起きてる、よなッ」
「ちゅぱ、ちゅぱ……ふあぁ……」
「あ、それっすごッ……!?」
舌でぐるぐる亀頭を舐め回してくる。それが終わるとまたおしゃぶりに戻る。その繰り返し。
「んー……あめ……おいひい……」
飴だって? そんなベタな。まあこちらとしては気持ちいいし、都合よく飴を舐めてる夢を見てるんだと思うことにしておく。
俺からも腰を動かす。しゃぶりついてくるこずえの口内を突き進み、喉にまではいかずに引き戻る。
「ちゅぽ、ちゅぽ」
「はぁっ、はぁっ、ふぅっ……」
最高の掃除フェラだ。ずっとされていたらすぐにまたイってしまう。俺はこずえの頭を撫でながら口の中を楽しむ。時には亀頭だけ入れてしゃぶり尽くしてもらって、時には頬の内側の肉に擦りつけて緩やかな快感を得る。どんな時でもこずえは舌を動かしてくれる。
「ふぅっ、ふぅっ……ふーっ……」
しばらくして俺はゆっくりとペニスを抜いた。このままフェラを堪能して射精するのもいいけど、もっとしたいことができた。膝立ちをして俺はまたこずえの下半身の前へと戻ってくる。そして内股に閉じられていた脚をがぱっと開けてパンツを観察する。