今回は、かやら様よりのリクエストにお応えして、ケッコン衣装イラストリアスとの目隠しプレイです
導入編ですので、エロは次回です
頑張って無い頭を捻りましたが、けっこう強引な展開になってしまいました
10.女神の閉ざした瞳(リクエスト)
──午後8時、サモア基地司令部──
「指揮官さま、ご結婚等は考えられた事ありますか?」
夕食を終え、中断していたデスクワークを片付けていた時、唐突にそんな言葉がかけられた。
「…は?」
「ですから…ご結婚ですよ。」
輝くような白銀の髪に、蒼い瞳を持つ穏やかな美貌。胸元と背中が大きく空いた純白のドレスからは、手入れの行き届いた触り心地の良さそうなスベスベの肌が露出している。
ロイヤル所属の装甲空母KAN-SEN『イラストリアス』だ。今日の秘書艦であり、執務室の中央にあるソファーに座って書類を確認していた。
そんな彼女は、おっとりとした笑顔を浮かべて指揮官からの返答を待っている。
「…考えた事は無い。」
短く、簡潔に答えた。
考えた事があるか無いかで言えば無い、としか言えないからだ。
そんな素っ気ない指揮官の答えに、イラストリアスは相変わらず微笑んだまま問いかけた。
「では、結婚相手の条件等はありますか?」
「考えた事も無い。結婚なんて、そんな身近なものじゃないからな。」
対する指揮官も相変わらず素っ気ない答えだ。
そんな答えにイラストリアスは、やや眉をひそめてみせた。
「ですが、指揮官さまもそろそろご結婚を考える年齢ではありませんか?」
「よく言われる。だが、俺がマトモに結婚生活を送れる気がしないからな…」
「実際にやってみなければ分からないのでは?」
ソファーから立ち上がり、指揮官が執務を行っているデスクに歩み寄るイラストリアス。
「そんな簡単に言うがな…結婚は車の試乗じゃないんだぞ?気に入らなかったから離婚なんて事、出来る訳が無いだろ。」
「それもそうですね…」
ごもっともな指揮官の言葉に、神妙な顔で頷くイラストリアス。
彼女にしては珍しく難しい顔をして考えていたが、何やら思いついたらしく手を叩いて笑顔を浮かべた。
「いい事を思いつきました~♪」
ニコニコと無邪気な笑顔を浮かべるイラストリアスだが、笑顔のせいで考えが読めない。
だが、何となく嫌な予感がする。
「では、指揮官さま。イラストリアスの仕事は終わりましたので、本日は失礼しますわ。」
「おう、ご苦労さん。」
普段のイラストリアスなら、自分の仕事が終わろうが此方の仕事が終わるまで待っているはずだ。
そんな普段とは違う彼女に、嫌な予感は加速していった。
──翌日午前6時、サモア基地司令部指揮官居室──
──ピピッ…ピピッ…ピピッ…
空は薄暗く、まだ就寝中の者が居るであろう時間帯。
そんな中、目覚ましのアラームが小さな電子音を鳴らした。
今日、指揮官は休日であり特に予定も無いため惰眠を貪っても良いのだが、生活リズムが崩れるのは良くないため平日と同じ時間に起きるようにしている。
「ぅ…ぁ…」
微睡みの中、電子音を聞いた指揮官の意識が徐々に覚醒して行くが…
「指揮官さま、朝ですよ♪」
「…は?」
一気に目が覚めた。
やや幼さを感じさせながらも何処か色気のある声に、薄暗い中でも目立つ白銀…見間違える筈もない。
「イラストリアス?…今日はオフだぞ?」
休日中の指揮官は、基本的に秘書艦をつけない。
指揮官代理に任命されたKAN-SENの補佐に回す為だ。
そして、今日の指揮官代理は『テネシー』であり、補佐は『ヒューストン』だった筈だ。
本来ならイラストリアスはロイヤル寮に戻っているべきなのだ。
そんな指揮官の疑問に、イラストリアスは斜め上の答えを出した。
「イラス…こほんっ…私はイラストリアスではありせんよ。指揮官さまに結婚がどのようなものかお教えする…愛の使者、ウェディング仮面です!」
「……何言ってるんだ、イラストリアス。」
「ウェディング仮面です!」
ウェディング仮面と名乗るイラストリアス。
彼女は普段のような純白のドレスではなく、東煌風の深いスリットが入ったドレスを着ていた。
だが、何より目を引くのはその顔だ。
特徴的なたれ目、その双眸が黒いリボンで隠されている。
「はぁ…で、何をしに来たんだ?」
包容力に満ち、策略家な一面もあるイラストリアス。
しかし、時折こうして中々ぶっ飛んだ事をしでかすのだ。
「それは勿論、指揮官さまの一日お嫁さんになる為にやって来ました♪」
この装甲空母は何を言っているのだろう。
一日お嫁さんとはなんだろうか?アイドルがやるような、一日警察署長のようなものだろうか?
「…はぁ?」
「私のお友達のイラストリアスさんから頼まれて、結婚に現実味が持てない指揮官さまの為に、私が一日だけお嫁さんになってあげますよ~♪」
「あぁ、友達って設定なのか。」
呆れたようにツッコミを入れる指揮官だが、それに構わずイラストリアス…もといウェディング仮面はその場でクルッ、とターンして見せると居室に併設されているダイニングへと歩を進めた。
「朝食を用意致しました。ベル…じゃなくて、お友達のメイドさんに教わったので少し自信がありますよ♪」
「待て、目隠ししたままは危ないぞ。」
「私なら大丈夫ですよ。目が見えなくても匂いや音、肌で感じる空気の流れで全部分かっちゃいますから~」
「…分かった。」
彼女が何を考えているか、よく分からない。
しかし、そんな彼女に付き合うのもまた一興だろう。
そう考え着替えると、彼女が待っているであろうダイニングへ向かった。
──同日午後9時、指揮官居室──
イラストリアス…もといウェディング仮面との一日結婚生活も終わりに近付いてきた。
朝食のフレンチトーストは普通に美味かったし、昼食は外食だったが夕食に出された牛肉のワイン煮込みはプロ級と言ってもよい出来映えだった。
外出時に冷やかされたり、愛が重い勢からの強襲こそあったが総合すると…
「まあ、悪くはなかったな。」
シャワーを浴び、何かテキトーに映画でも観てから寝ようと思い寝室へ向かう。
ウェディング仮面ことイラストリアスは夕食後、何やら用事があるとか言って何処かへ行ってしまった。
戻ってくるかどうかは分からないが、どのみち寝るにはまだ早い。
「今日は何かやってたか…な…?」
ケーブルテレビの番組表を思い出しながら寝室の扉を開け、足を踏み入れる。
扉を開けた瞬間から違和感があった。
甘い匂いがし、寝室の中にはぼんやりとした光を放つ間接照明が置かれている。
「なんだ…これは…」
だが、一番目を引いたのはベッドの上にあるものだった。
間接照明の光を受けて輝く白銀の髪に、黒いリボンで目元が隠れた美貌…ウェディング仮面ことイラストリアスが座っていた。
しかし、服装が違った。
ふんだんにレースを使った純白のドレスに、頭には半透明のヴェール…ウェディングドレスだ。
首もとからへその辺りまでざっくりと開いていて、KAN-SENの中でも五指に入るであろう豊満な乳房により作られた深い谷間を、上から下まで全てさらけ出している。
スカートの部分はかなり短く、超ローライズで半ば透けているショーツがチラチラと見えている。
教会で永遠の愛を誓う為というよりは、ベッドで愛の結晶を作る為の衣装と言った方が正しいかもしれない。
しかし、いやらしさより美しさが際立つのは彼女が持つ高貴な雰囲気によるものだろうか。
「指揮官さま。」
ふと、彼女が声をかけてきた。
「私は、指揮官さまの一日お嫁さんですから…その…し、初夜を…」
まあ、そうだろう。
露出度の高い衣服を着た成熟した女性が、男の寝床で待っているという事はそういう事だろう。
「なあ、別にそこまでしなくてもいいんじゃないか?アイドルがやるような一日駅長だって、ダイヤ改正とかはしないだろ?」
「いえ…やっぱり、一日だけとは言え…"お嫁さん"ですから…」
僅かに…言われなければ気付かない程の変化だが、彼女の声は震えていた。
しかもよく見れば、小さく肩が震えている。
「…怖いか?」
「……はい。」
小さく頷いた。
「そうか…」
そう、彼女は怖いのだ。
拒絶され、今までの良好な関係を失ってしまう事が不安で…怖いのだろう。
「……」
指揮官は少し考える。
彼女が、一日お嫁さんなどという事をやりだしたという事は、自分に気があるという事だろう。少なくとも、無関心な相手にこんな提案をする筈が無い。
自惚れかもしれないが、客観的に考えてもそうなる。
しかも、今の自分は三人のKAN-SENとの関係を持っている。
そんな状況で指を咥えて見ている事しか出来ない、というのは焦燥感を覚えた事だろう。
だからこそ、こんな斜め上な手段に出たのだ。
考えは纏まった。ゆっくりと、彼女のもとへ歩き出す。
「…イラストリアス。」
「わ、私はウェディングかめ…」
「んっ…」
──チュッ…
やや強引に、唇を重ねた。
リボン越しにでも、彼女が目を見開いているのが分かる。
──トスッ…
そのままベッドに押し倒し、唇を離す。
「し…指揮官…さま…」
「"イラストリアス"、今からお前を抱く。嫌だと言っても逃がさん。…お前がそうしてくれと頼んだからじゃない。俺がそうしたいから、お前を抱く。」
一度芽生えた不安は簡単には払拭出来ないだろう。
なら、彼女が二度と不安を感じないように自分自身の意思で愛してやろう。
自惚れで身勝手な考え…しかし、彼女は…イラストリアスはその言葉を聞いた瞬間、身体に甘い疼きを覚えた。
「は…はい…♥️」
頷き、唇を突き出すイラストリアス。
次はその唇へ、優しくキスをした。
イラストリアスは某乳図鑑だと、116cmのOカップらしいですね
まあ、非公式なので合ってるか分かりませんが
擬音に♡いる?いらない?
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いる
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いらない
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あまり使うとくどいから、ほどほどに