今回は本当に誰にするか迷いました…
55.黒鶴
──午後11時、サモア基地重桜寮──
──シャッ…シャッ…
行灯の揺らめく明かりが柔らかく照らし、爽やかなヒノキと畳の香りが漂う室内。
そこに敷かれた布団の上に座る2つの人影があった。
「んんっ…はぁ…指揮官様直々に梳いて下さるなんて…赤城は幸せ者ですわ♥」
2つの人影の内の片割れ、重桜一航戦『赤城』はうっとりとしたような表情でそう述べながら頬を上気させている。
「良い手触りだな…睦月達が夢中になるのも納得だ」
もう一つの人影は勿論、指揮官である。
彼は今、赤城の腰の辺りから生えている9本のフサフサとした尻尾に櫛を通し、その美しい毛並みを整えていた。
「もう…赤城と二人きりの時ぐらい、他の娘の話はしないで下さい…」
拗ねたように唇を尖らせる赤城。
しかし、本気で拗ねている訳ではない。
「ははっ…それはすまなかった。何をしたら赦してくれる?」
その背を抱き締め、耳元で囁くように問いかける。
薄手の長襦袢から伝わる赤城の体温と、激しくなりゆく鼓動…そして鼻孔を擽る華やかな香り。
何度も肌を重ねたというのに飽きる事は無い。むしろ、抱けば抱く程に彼女を渇望してしまう…まるで麻薬のようだ。
「では、赤城の事…愛して下さいますか…♥」
「あぁ…満足するまで…抱いてやるよ」
振り向いた赤城の顔に自らの顔を寄せ、その艷やかな唇を奪う。
「んっ…♥」
「ん…」
──チュッ…
二人の唇が重なり、舌が絡み合う。
始めは舌先同士を触れ合わせ、次は互いの口内に舌をねじ込み唾液を交換する。
「んっ♥んちゅぅ…♥んくっ…♥」
「んっ…ふぅ…」
──チュクッ…チュクッ…
粘膜の触れ合いが互いの愛欲に火を点け、性感を徐々に高めてゆく。
それに伴い、二人の手が…靭やかな白魚の様な手が血流集まる肉棒に伸び、巌のような厳つい手が襦袢の合間に差し込まれ柔らかな乳肉を掴む。
「ん…ふぅ♥んっ♥んっ♥…んんぅっ♥」
大きく力強い掌でも余る程に大きな乳房…それをやや強く揉みしだき、指先で頂点で突起する乳頭を軽く弾いて刺激する。
それだけで赤城の肢体は火照りを増し、雄の劣情を煽るフェロモンを蒸散した。
「んっ…ふぅ…んん…」
半勃ち状態だったペニスに細長い指が絡み付き、緩慢な動きで上下に扱く。
いきなり激しく摩擦し精を搾り取るような事はしない。まるで子供の頭を撫でるように優しく…あくまでも性感を高め、完全に勃起させる為のものだ。
「ぷはぁっ…♥あぁ…指揮官様ぁ…♥指揮官様のおちんちん…♥日に日に逞しくなっていますわ♥」
「はぁ…赤城も人の事は言えんぞ?前よりデカくなってないか?」
充血し勃起したペニスをうっとりとした様子で撫で上げる赤城。
その間にも乳房を揉まれているが、確かに指揮官の言葉通り彼女の乳房はその質量を増していた。
元々それなり以上の大きさではあったが、今では1カップ程はサイズアップしているかもしれない。
「ふふっ…♥指揮官様への愛で満ちていますもの♥大きくなっても不思議ではありませんわ♥それに…♥」
舌なめずりをしながら帯を解き、微かな衣擦れの音と共に襦袢を脱ぎ捨て乳房を顕にする。
絹のように滑らかな玉の肌に、精一杯自己主張するピンク色の乳頭…指揮官の目はその魅惑の双丘に奪われ、ペニスがビクッと大きく跳ねた。
「指揮官様は大きなおっぱいがお好きなのでしょう?♥」
「…ノーコメントで」
無理やり魅惑の肉果から視線を剥がす指揮官だが、彼のペニスは更に硬度とサイズを増しており、鈴口からはガマン汁を垂れ流してもう臨戦態勢に入っている。
「もうっ…♥指揮官様のいけず♥」
赤城もそれ以上の追求はしない。
少なくとも彼は彼女を愛している…それだけで十分だ。
「それより…♥指揮官様のおちんちん…♥苦しそうですわ♥このまま赤城の手に出してしまいます?♥」
「赤城のナカが…いい…」
「はい♥赤城の身体…指揮官様のお好きなように…♥」
きっと今宵も二人は時を忘れて獣のように交わり、砂糖を吐くような睦言を交わすのだろう。
それは何時と変わらない、愛し合う二人の日常であるが…今日は少しばかり違った。
何故なら、交わる二人は互いに夢中で気付く事が出来なかったが、その情事を覗き見る者が居た。
──────────
私は、指揮官と先輩が嫌いだ。
指揮官は髪型が崩れるのに乱暴に頭を撫でてくるし、先輩は私が必死に追い付いても直ぐに先へ先へと行ってしまう。
でも…それと同時に指揮官と先輩が好きだ。
「よくやった」と言って撫でられるのは、頑張りが認められたみたいで心が温かくなる。
「まだまだね…精進なさい」と言ってさり気なく手本を見せてくれるのは、期待されているんだと思わせてくれる。
だからきっと…私は指揮官が好きだし、赤城先輩の事を尊敬しているのだろう。
私は"少しだけ"性格が曲っているから瑞鶴みたいに素直にそういう態度は取れない。
でも、このままでもいい。
指揮官から褒められて、赤城先輩から技を盗んで努力する。この胸の内にある恋心も、尊敬も、静かに仕舞い込んでしまえばいい。
そうすれば、毎日を楽しく過ごせる。
──「イクぅぅぅぅぅぅっ♥♥♥」
そう思っていたのに…
「ぁ……ぁ…」
口から溢れ落ちる小さな呻きに自分でも驚き、反射的に口を押さえる。
(指揮官と…赤城先輩…?何をして…)
重桜寮の離れの縁側。そこから障子の僅かな隙間に顔を寄せて室内を覗く人影があった。
月光を反射して美しく煌めく銀髪に、鶴の羽を思わせる白い振り袖。青緑色の瞳は驚愕に震え、透き通るような白い肌は青褪めてしまっている。
彼女こそ重桜艦隊五航戦の片割れ『翔鶴』である。
──「派手にイッたな…他の奴に聴かれたら面倒だぞ?」
──「はぁ…♥はぁ♥この離れは他の娘の部屋とは離れているから…大丈夫ですわ♥それより…指揮官様のおちんちん…♥まだ硬いまま♥」
布団の上で胡座をかいている指揮官の膝に乗った赤城はうっすらと浮いた汗で一糸纏わぬ肢体を艶かしく輝かせ、股間からは白い液体をボタボタと流れ出させている。
──「次は…どこに欲しい?」
──「では…♥赤城のお尻に…♥」
枕に顔を埋め、尻を高く掲げて自らの手で尻肉を左右に広げてみせる赤城。
それに対し指揮官は、股座から生えた棍棒のようなモノ…規格外のペニスの先端を、彼女の尻の割れ目の奥にある窪みにあてがった。
(そ…んな…事…)
淡い恋心の対象である男と、敬愛する先輩の情事…別に覗きたくて覗いた訳ではない。
彼女は夜間作戦の自主訓練が終わった後汗を流そうと考え大浴場に向かったのだが、あいにく今日限って大規模清掃が入っており、大浴場の閉鎖時間に間に合わなかったのだ。
その為、代わりに客人用の離れにある浴室を借りようとしたのだが…
──「ひっ…♥ぐぅぅぅっ♥♥はひっ♥♥はひっ♥お尻ぃっ♥指揮官様の…おちんちんで広がっ…てぇっ♥♥♥」
──「あぐっ…!相変わらず…千切れそうなぐらい…締め付けてくるな…!」
運悪く、離れでは指揮官と赤城が逢瀬を楽しんでいる最中だった。
──「ひうぅぅぅぅっ♥♥お尻っ♥熱いのぉっ♥もっと…♥もっと突いてぇぇっ♥赤城のアナル…指揮官様専用の…♥オナホールにぃっ♥♥」
──「くぅっ!ヤバ…いっ…」
そして、そこに翔鶴の知る二人の姿は無かった。
少なくとも翔鶴は尻穴に男根をねじ込まれて嬌声を上げる赤城の姿は知らないし、快楽に蕩けきった指揮官の顔も知らない。
自分の知らない姿を見せる恋慕する男と、敬愛する先輩…それに対し翔鶴が抱いた感情は疎外感だった。
(こんなの…私がバカみたいじゃないですか…)
あの仲睦まじい二人の間に入るなんて無粋な真似は出来ない。
自分に出来る事はただ、二人の情事を見て股を濡らすしかない。
しかし、自称"性格が曲っている"彼女は何処か吹っ切れてもいた。
(そうですよね…最近、指揮官と赤城先輩…前より距離が近かった気がしますし…"こういう仲"になったのなら納得です。なら…もう叶わないなら…いっそ…"嫌われ"ても…何も変わりませんよね…?)
黒い笑みを浮かべ、音も無くその場を後にする翔鶴。
──「ひぐぅぅぅぅぅっ♥♥出てるぅっ♥♥♥」
そんな翔鶴の背に、腸内に精を放たれ絶頂した赤城の嬌声が突き刺さった。
逆NTRを味わった翔鶴の運命やいかに…!
どうせ 翔鶴も 快楽落ちする
擬音に♡いる?いらない?
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いる
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いらない
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あまり使うとくどいから、ほどほどに