※この作品はR-18です。

しこってしこってしこしこ!   作:ざくろねこ

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なんやかんや過去最長になりましたが最終回です。どうぞ。


藤原千花はシコりたい(後編)

 いきいきと藤原千花が風船を膨らませている間、作戦を考えていた。

「私とゲームをしましょう。勝ったらあなたに永遠の服従を誓います」

 そう宣言した彼女が提示してきたのは風船を膨らませて割れたほうが負けというゲームであった。

 誤解しかねないこのゲーム名はともかくとしてこのゲームはこちらの思惑には不都合だった。

 通常催眠術というのは強い衝撃を与えると解ける。就寝中に目覚まし時計が鳴ると起きるのと同じだ。

 つまり、風船が割れると衝撃で催眠が解けてしまう可能性がある。

 それに、さっき大声をあげてしまったせいで藤原千花の催眠は浅くなってしまっている。彼女が少し表情を取り戻し始めているのが証拠だ。

 となるとこのゲームの勝利条件は『先に風船を割らせる』ではなく。『いかに風船を割らせず負けを認めさせるか』である。

「さて、ゲームを始めますよ。しこしこは1回の手番に3回までです。先行は私がもらったあ。宣言しようとりあえず初手は3回!」

 そろりとしこしこと膨らませ始めた彼女の元へ歩み寄る。

 横の予想以上に膨らみ続ける風船に不安を覚えたが、この程度でびびっているようでは平常心が試される催眠術師は勤まらない。

 男は彼女の耳に口を近づけてささやいた。

「3回目を数えると1回目に戻る」

 彼女がピクっと反応して動きが止まる。

「……はい、3回しこしこすると1しこ目に戻ります」

 ゆっくりと彼女は手を動かし始めた。

「いち、に、さん」

 と数えてから同じ数字を繰り返す。

「いち、に、さん…… いち…… あれ? 1回もしこしこしてないはずなのに」

 不思議そうな顔で3回やっては1回目を繰り返し続けた。

 はちきれそうなばかりに風船が膨らんだ。

藤原千花の脳内にとある有名な台詞が浮かんだ。

「ありのままのまま 、今、起こった事を話すぜ! 3回しこしこしたと思ったら何もしていなかった。

なのに風船は膨らんでいる。何を言っているのか、わからねーと思うが、催眠術だとか(※催眠術です)超スピードだとか

そんなチャチなもんじゃねえ。もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ……(※催眠術です)」

 このままでは割れて男に服従しなければならない。

台詞のオマージュを行う余裕があった彼女の心に絶望が広がり、余裕というものが無くなる。

「嫌だ」

そして、絞り出すような声で頭を抱えた。

男はそこにつけこむように耳元で囁く。

「助けてやろうか」

耳元に流れるその吐息は彼女にとってとても甘く、誘惑に満ちた声音だった。

 男はズボンをおろすと彼女の前にペニスを提示した。

「これを代わりに3回しこしこしろ。そうすれば次の手番は変わってやる」

「え?」

 「助けてペス」と泣きかけていた彼女は藁にもすがる思いで男のペニスを見つめた。

 たった3回でいいのだ。彼女の思考はこの異常な状況にどんどん誘導されていた。

「これをしこしこすればいいんだよね」

 彼女の手が男の股に伸びる。

 しこしこ…… 1、2、3

 3回彼女の中では数えた。しかし、3回を超えても彼女は男のペニスを握り続けた。

 なぜなら、3回数えるとまた1回目に戻るからだ。

 藤原千花は虚ろな目で延々と男のペニスをしごき続ける。

 最初こそ恐る恐る触っていた彼女だったが、段々とその表情に抑揚が無くなっていった。

 男はその様子を見て催眠が深くなったことを確信する。

「しこしこする場所を変えよう」

「……はい」

「まず、服を脱ごうか」 

 藤原千花はその言葉に素直に従い、リボンをほどいて靴も靴下も脱ぎ捨てて服を全て脱いだ。

 服が床にやさしく落ちる。

 男も服を脱ぐとは彼女をソファへ誘導し、男は仰向けに寝そべった。

「入れろ。そして気持ちよくなる」

「はい」

 一糸纏わない彼女は騎乗位で股へ男のペニスを入れる。

 一瞬痛みで彼女の顔が歪んだが、すぐにその顔は快感に染まる。

 そして、部屋は藤原千花の嬌声で満たされた。

「あ、あ、あん、1、2、3……1、2,3。3回だけ、3回だけ」

 3回だけと言いながらも、3回刻みで何回も何回も腰を上下させ続ける。

 彼女の豊満な乳房が揺れた。

「気持ちいいか?」

 男が問いかける。

「はい! 気持ちいいです」

「この快感がずっと欲しいか」

 彼女の頭は快感を得るために必死で正しい判断というものを失い始めていた。

「はい! 欲しいです」

「なら、敗北を認めろ。3回を超えて4回でも5回でも何度でも」

 敗北は服従を意味する。しかし、彼女はそんなことはどうでも良くなっていた。

「します。しますから、1、2、3、4……」

 何回も藤原千花はイき続けた。

 とどまることを知らず3桁を余裕で超えてき、日が落ちて、次の日が昇るまでそれは続いた。

 

 

 

 男は息も絶え絶えに力尽きてのびた藤原千花を押しのけのろのろと立ち上がった。

「流石にハードすぎるだろ」

 そうは言っても休んではいられない。

 今や学園は自分のものである。

 これを足がかりにがんばらないといけない。

 そして、男は力強く一歩を踏み出した。しかし、足元にはリボンがあってそれに足を取られる。

「あっ」

 転んだ先はパンパンに膨らませた風船があった場所。

 いくら一晩経ったとはいえ、そこに男1人の体重がかかれば当然破裂する。

 男の悶絶が部屋に響き渡った。

 そして、藤原千花はそんなことは意に介さず、幸せそうな顔で寝息を立てていた。

 

fin

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーおまけ(男のその後)------------

 

 

 藤原千花を堕とした直後部屋を出ようとすると後ろから衝撃が走った。

 体の自由が効かず、動けない。

 疲れから来た筋肉痛の一種かと思ったらそうではない。

 筋肉が完全に硬直している。まるで誰かに――

「操られたように、ですか?」

「!」

 男は驚いて目の意識を後ろへ集中した。

「よくも私のお姉ちゃんをどうにかしてくれましたね」

 目線の先にひょっこりと藤原千花の妹である藤原萌葉が確認できた。

 彼女は笑って男の目の前に立つ。

 まさかこの状況を嗅ぎつけて復讐しにきたのか?

「状況的に復讐しにきたみたいな感じになっちゃいましたけどー、私はお姉ちゃんをおとりに使ったのでそんなことはないですねー。

むしろ感謝してるくらいです。あなたの功績は私がちゃーんと引き継いであげますから」

 男は何も動けぬまま意識を失った。

「この人も他人操るのにだいぶ回りくどい方法するよね。私ならもっと簡単にできるのにね。

まあ、それなりに面白かったからあなたを私の楽しませてくれた男ランキング3位くらいにしてあげてもいいわ。きゃは!」

 藤原萌葉は笑ってその場を後にした。




 次回更新は6月6日22時です。来週は超人高校生シリーズを更新します。そのあと設定を固めてる途中の『アイカツ!』で書くかもしれません。
 藤原千花を堕とすお話いかがだったでしょうか。
 今回は若干頭脳プレーが入っている感じで書きました。
 比較的独特な感じに仕上がったのですが、皆様が楽しんでいただけたら幸いです。


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 この組み合わせが見たいとか、この子堕とす様子書いて欲しいとかあったらリクエスト受け付けるようにしたいと考えています。
 よろしくお願いします。

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