乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまったが追い出されてしまった… 作:蒼樹物書
「カタリナ様……んぅ」
「あっ、あぅ、そんな、いけません……っ」
分厚いカーテンに閉ざされ、昼間にもかかわらず薄暗い部屋。
寮の一室を、公爵家の権力を振りかざして『専用』にしたそこ。生活感のある家具は少なく、数人は同時に入れる巨大な浴槽やカウンターバーまで設置されている。
大きな鏡や『それ』用の道具が、乱雑に床の上に置いてあるが。
部屋の役割をよりはっきりと示すのは中央に置かれた、大きな円形のベッドだ。
その上で、私達三人は全裸で絡み合うように、貪り合っていた。
「何がいけないのかしら、ソフィア?」
「こんなこと、あッ……!」
口答えするソフィアの乳首を強めに捻り上げて黙らせる。白磁のように色素の薄い肌、ささやかな膨らみの上にある薄桃色が赤く充血する。
すっかり固くなったそこを虐めておいてから、今度は優しくあやすように撫でて指先で転がす。
ソフィアの言うことは真っ当だ。
学生の身分でありながら、授業もろくに受けずこうして淫蕩の限りを尽くしている。
相手も私が気に入った者ならば誰これ構わず。この二人以外にも、何人もの女生徒がここを訪れたり連れ込まれたりしている。
最近この部屋に通い始めた彼女には、まだ罪悪感が残っているのだろう。
「いけないことなんてありませんわ……ねぇ?」
先ほどまで私の男性器に奉仕していたメアリが責めに参加する。後ろに回り込んで下半身に手を伸ばし、既に濡れ始めた秘所を搔き乱す。
「あっ、ひっ……んぅッ……!」
胸を私に、下半身をメアリに一斉に責められたソフィアはあっという間に全身を震わせ達してしまった。ぐったりともたれかかる彼女を抱き留め、美しい白い髪を撫でる。
そんな仕草に嫉妬を覚えたのか、メアリも自身の髪を撫でて欲しいと強請ってくる。まったく愛らしい子。
「カタリナ様……次は、私にも……」
おねだりするメアリを抱き寄せて、腰の上に袴らせる。
「ほら、挿入れさせてあげる。できるわよね?」
「は、はいっ……」
嬉しそうに、私の男性器に秘所を押し付けるメアリ。随分と調教が進んだ。
私が男性器という余計なモノごと、カタリナ・クラエスを取り戻してから。
王子様との結婚という、輝かしい将来が消え去った絶望から目を背けるようにこんな日々を続けている。
アンで味を知り、それだけでは飽き足らずこの友人達にも手を付けた。メアリは元々私が野猿だった頃から、こういう関係を望んでいたから簡単だった。処女を奪った時は泣いて喜んだ程だ。
「っ、うぅ……あ、はぁ……っ」
赤褐色の髪を揺らしながら、メアリが男性器を咥え込む。
胸と同様肉付きの良い尻と太股が私の腰にのしかかり、柔らかな肌が密着する。膣は既にどろどろに蕩けていて、男性器が溶けてしまいそうな錯覚をするほど熱い。
「いい子よメアリ……ほら、私を喜ばせなさい?」
「はい、カタリナ様っ」
ぬぢ、ぬぢ、と鈍く重い粘液の音を鳴らしながらメアリが私の上で腰を振り始める。
その度に毬のように巨大な胸が揺れ、淫靡に踊っている。
「ふっ、あ、はぁっ、カタリナ様っ、カタリナ様ぁ……!」
必死になって覚えたばかりの腰使いで私を喜ばせようとするメアリ。その甲斐甲斐しさに、愛おしさが溢れそうになる。
男性器はメアリの豊満な肉体にますます硬さを増して、自身も下から突き上げるように腰を浮かしそうになるが……やめた。
「ソフィア……んぅ」
「あ、ん……っ」
「――ッ!!」
隣でまだ絶頂の余韻に浸っていたソフィアの顔を引き寄せて、口づけする。小柄な彼女の唇は小さく、その中にある薄い舌も簡単に絡みとれた。
舌と舌とが絡み合い、蕩けた瞳同士も絡ませる。愛し合う二人の姿。
「カタリナ様……いやです、いまお相手しているのはっ」
「ぷぁ……なら、飽きられないよう努力なさいな」
突き飛ばすような私の冷たい言葉。我ながら下種の所業だが、こうすればメアリはより燃え上がるのを知っていた。だからこうして、ソフィアや他の女の子を交えて交わることが多い。
嫉妬心が強く、努力家。その在り方は野猿によって開花し、立派な貴族令嬢として彼女を強くしたが。
今はこうして、私に悪用されている。
「が、がんばりますっ、私、がんばりますからぁ……!」
他の女の子との行為を見せつけられ、より必死に腰を激しく振るメアリ。締め付けが増し、愛液の量も増して接合部が白く泡立つほどに。
「可愛いわ、メアリ」
そんな姿が愛おしくて、片腕にソフィアを抱きながらもう片方で揺れる乳房を掴み乱暴に揉みしだく。
大きめの乳首を指で挟み玩具のように弄ぶ。
「ひぎっ、あっ」
「ほら、頑張りなさいメアリ……」
メアリの奉仕を邪魔するように愛撫しておきながら、更に煽る。昂っている性感をより刺激されながらも私を気持ちよくする為に、私に愛される為に尽くすその姿。
男性器が限界まで膨らむ。
堪らなくなって、下ろされてくる腰を迎え撃つように自身の腰を突き上げた。
「っ……っ、っ!!」
声にならない悲鳴を上げるメアリ。最奥に先端が叩きつけられ、思わず腰が止まってしまったようだ。痙攣するように震える尻肉から、既に達したことが分かった。
だが。
「もう、ダメな子ねメアリ」
「いっ……あッ、いま、だめですカタリナさまっ、あッ!?」
力が抜けたメアリをベッドに押し倒し、今度は正面から私が思うさまに腰を振り始める。
絶頂の波が収まりきらない内から責められるメアリは、息も絶え絶えに制止しようとするがやめない。
もう既に私も絶頂が近づいている。正常位で組付き、見下ろすメアリの女性らしい肉体。豊かな胸にくびれた腰、肉感のある尻。
雌として優れた肉体。種付けし、子を産ませたいと思わせる淫らな肉体。
それしか目に映らず、ただひたすらに夢中になって男性器を打ち込み続ける。
射精したい、射精したい射精したい。
浅はかな、それこそ猿のように。
「いぐっ、イっで、くだひゃいっ、あッあ!」
拷問のような責めを受けて涙と涎、そして汗でぐちゃぐちゃになったメアリが懇願する。
立派な貴族令嬢たる彼女を堕とした満足感に心が満たされ、一番深くまで突き込んで……我慢を手放す。
「ッ……あッ――!!」
両手両脚を、私に絡みつかせるようにしがみ付くメアリ。巨乳が押し潰されるのも構わず全身を密着させあいながらの絶頂。
征服欲が満たされるままにする射精は太く長い。
射精により怒張が増した男性器で、メアリの秘所を押し広げながら行う種付けは脳を焼くほどの快楽だ。
いつまでもこの快楽に浸っていたいが……今日は、次もある。
「カタリナ様……」
「貴女もすぐ愛してあげるわ、ソフィア」
本能のままの交わりを、じっと見ていたソフィア。
未だ臍の辺りまで反り返ったままの男性器が、収まりきらない精液をまき散らしながらメアリの膣から引き抜かれる。栓が抜かれたことで、膣から精液と愛液のミックスが噴き出すように溢れ出た。
その様子に、ソフィアはルビーのように美しい赤い瞳を恐怖と期待に染める。
「ほら、おいでなさい」
おずおずと、差し出した私の手を取るソフィアの細腕。
今度は互いに座ったまま後ろから。アンでありとあらゆる体位を試し、どれも良いモノだったが小柄なソフィアの場合こちらの方が具合が良かった。
「は、恥ずかしいです……こんな、格好……っ」
膝の上に座らせたソフィアの膝裏に手を伸ばし、両脚を開かせる。
ちょうど、大きな鏡の正面で。
「いやです、カタリナ様、見ないでぇ……」
羞恥から、両手で顔を覆うソフィア。色素の薄い肌がはっきりと紅潮している。
ソフィアは呪われた子と忌み嫌われ野猿と出逢うまで、ほとんど屋敷から出ることなく人目を厭っていた。
強い羞恥心を持つ彼女にこの仕打ちは酷だろうが、だからこそ私の欲望を駆り立てる。
「だめよソフィア……隠しちゃだめ」
「あっ、やめっ」
抵抗するソフィアを、手近にあった『それ』用の道具で拘束する。黒革の手錠を後ろ手に嵌められたソフィアは、必死に鏡の方を見ないようにしている。
だが、理性ある彼女を堕とす準備はしてあった。
枕元に置いてあった、小さな香り袋。それをソフィアの口元に押し付ける。
「――っ……ッ」
突然押し付けられた袋に、目を白黒させていたが。
「ふぁ……あ……」
ソフィアの赤い瞳が、どろりと溶けたように濁る。
香り袋の中身は、メアリに調合させた薬草だ。緑の手を持つ彼女に用意させた、交わりの際に用いるモノ。要は媚薬の一種なのだが、メアリが改良を続けた結果ずいぶんと強力なモノに仕上がっていた。
「っ、あっ、だめっ、だめなのに」
「可愛いわ、ソフィア」
まだ触れてもいないソフィアの秘所から、ぷしっ、と潮が吹き出す。
私の膝の上に乗せられ、両脚を開かれた痴態は大きな姿見にあますことなく晒されているがもうソフィアは目を離せなくなっていた。
むしろ食い入るように自身の恥ずかしい姿に見入っている。
そんな可愛らしいソフィアに我慢出来ようはずもなく、垂れ落ちた愛液に濡れた男性器を小柄に見合った膣口に押し当て。
「んぅうぅうううううッッッ!!」
躊躇なく、捻じ込んだ。
オーバーサイズの男性器に、ソフィアの小柄が跳ねるが拘束され両脚も掴まれ成すすべがない。
みぢッ、と膣口が悲鳴を上げるように押し広げられて鏡に映る。
壊れてしまいそうなほどに痛々しい様子だが。
「ぁっ……カタリナ、さまぁ……っ、あッ、ぁッ」
ソフィアは挿入れられただけ、ただそれだけでまた絶頂に浸っていた。香り袋により理性を飛ばされ、痛みすら快楽となって。
鏡に晒される己の痴態が、さらにそれを加速させ連続の絶頂がソフィアを襲っていた。
まだ数えるほどしか私の男性器を迎え入れていない膣は、硬さを残しているがそれ故に締め付けは強く穿ち甲斐がある。
「ッ、動くわよ……!」
「ひ、ひぁ、あッ……」
同意を待つことなく腰を振り始める。軽い体重のソフィアを抱えるのに十分な力を持つ私は、それこそ玩具のようにソフィアを扱えた。
同世代というのに未発達で、慎ましい肉付きの彼女を抱いていると幼い子供を相手にしているような錯覚に陥る。
なのにそんな倒錯がより私を昂らせ、腰使いを激しくさせた。
「ソフィアっ、あッ、んッ」
「カタリナさま、カタリナさまぁ……っ」
互いの名を呼び合い、交わる。
鏡に映された獣のような交尾が互いの目に入ることで、より興奮を高めていく。
もっと。もっと。
狂うほどに快楽に浸りたい。
もう、破滅してしまった今。絶望しかない将来なんて、考えられない程に。
「もっと……もっと……ッ!」
狂いたい。
ソフィアを押し倒し、後ろ手に拘束された彼女を犯しながら。
媚香が詰まった袋を引き裂くように開け、中身を撒き散らす。
大きなベッドの上に色鮮やかな花弁や香木が広げられ、部屋中にあっという間に香りが広がっていく。
鼻孔に濃厚な、薬品のような香りが刺さり。
「アっ、ああああぁぁあぁああぁあああああああッッッ」
「……ッ、っ……」
絶叫と共に、達した。
ソフィアの掌に収まってしまいそうな小さな白い尻肉を鷲掴みにして、深くまで捻じ込んでまた射精する。
拘束され、頭をベッドに押し付けられる形になったソフィアは壊れてしまったかのように声すら上げずそれを受け止めた。
容量の低いソフィアの膣はすぐに溢れ、接合部から固形のように粘度の高い精液を零しているが構わず細かく膣を突き上げながら射精を続けていく。
「あ、はぁ……っ」
絶頂に、欲望に浸り狂う。
そのまま使い捨てのように、気絶してしまったソフィアをベッドに転がしておいて。
「かたりなさま……わたしも、もっと、くだ、ひゃい……」
先ほど流し込まれた精液と愛液を、ぐちょぐちょと搔き乱すように自慰に浸っていたメアリ。
彼女もまた、撒き散らされた自作の媚香に狂っている。
ソフィアが終わり、またメアリと交わう。それが済んだら、また。
二人揃って終わってしまったのなら、部屋の前に待機させているアンにお気に入りの女生徒を呼ばせて。
まとめて、また。
「ええ。もっと、狂いましょう……」
狂った宴は終わらない。
終わってしまえば、絶望がまた顔を出す。だから、終わらせない。