篠ノ之束のつがい 作:チェーンソーで戦うお坊さん
自らの対と名乗る義野解の存在を受け入れてから、篠ノ之束の日常は一変した。
「うほぉお、お、お、おぉっ!? こんな、朝からなんてぇっ!? ほーくんの、ケダモノォッ!!」
文句を言いつつもその声は明らかに悦びの感情を内包している。
そんな束が塡めている首輪のリードを引っ張る。
この首輪が解から束への初めてのプレゼントだったりする。
「そう言うわりにはマンコが僕のを咥えて放さないよね。動くの止めようかな?」
「ダメェエエッ!? 朝一番にほーくんの濃いザーメンをちょおだぁいっ!?」
脚をバタつかせながら放さないと解の腰に絡ませてくる束。
世界に天災とまで称された女が自分の前では一匹の牝になる。
その事実に解は興奮を覚えた。
「かわいいなぁ、束は……」
「かわいい? えへへ……あんんっ!?」
かわいい、という言葉に喜ぶ束に解は子宮口をぐりぐりとペニスで強く押す。
それだけキュンキュンと腟内が締まっていき、解のペニスから精液を搾り取ろうとしてくる。
「うっ……!」
「きたぁああぁあああっ!? ほーぐんの熱い液ぃいいいぃっ!?」
絶叫に等しい声を上げて束は解からの精液を受け入れる。
全てを吐き出し終えた後にペニスを抜くと、束がそれにしゃぶりついてきた。
「えへ……束さんとほーくんの味……」
幸せそうに、舌でペニスに付着した液体を舐め取っていった。
「ほーくん、あ〜ん」
「あぁ……」
「おいしい?」
「美味しいね」
「……」
最近束が何処からか拾ってきたクロエという少女が作ったゲル状な朝食を平然と食べる二人。
朝食を平らげた後に食器を片付けようとするクロエを解が止める。
「洗い物は僕がやるからいいよ」
「しかし……」
「クーちゃんはこっちだよ〜。クーちゃん専用のISの調整するからね〜」
そう言われてISの置かれている部屋に引っ張られるクロエ。
「さて。さっさと済ませるか」
そう呟くと解は食器を洗い始めた。
「私とほーくん? クーちゃんを連れてきた二ヶ月くらい前に会ったばかりだし」
「そう、なのですか?」
意外な返答にクロエは首を傾げる。
てっきりもっと昔からの付き合いなのかと思ったていたが。
ISの調整をしながら鼻唄を唄っている束。
「何故、束様は解様を離さないのですか?」
束に拾われる前から教えられていた篠ノ之束という人物像から男を傍に置くような人物には見えない。
勿論、クロエの想像であるが。
「すみません。出過ぎた質問でした」
クロエの疑問に考える素振りをする束に謝罪する。
「ん〜ん。いいよー。自分でもちょっと意外だったからね! でもそうだな〜。敢えて理由を口にするなら……」
束はクロエにニコっと笑う。
「運命、とか?」
その日、織斑千冬という名の女性は自宅のソファーに座り、だらだらとテレビを見ていた。
仕事は休みで、数日ぶりに帰った自宅でくつろぐのに文句を言われる筋合いもない。
ニュースでは遠く離れた場所の人身事故の映像とそれを説明するニュースキャスターの声が流れている。
そのニュースに特に思う事もなく、流し見していると、不意に携帯が鳴る。
「……」
職場からだろうか? と面倒そうに携帯を手に取ると、画面にはそれ以上に面倒な相手の名前が映っていた。
篠ノ之束。
幼馴染から送られてきたのは1つの動画データだった。
果てしなく見たくない。
だが見ないと後々面倒な事になるのは経験則から判り切っていたので、嫌々にそのデータを開く。
「なっ!?」
画面に出た映像を理解するのに数秒を有した。
『ちーちゃん、久しぶり〜。元気だったぁ?』
映っていた束はいつものウサギの形をした機械のカチューシャを付けているが、服装はバニーガール。乳首や女性器の部分はボタンで留めて隠れるようになっているが、今は外されて露わになっている。
豪華そうな部屋で大事なところを見せる体勢を取る束の後ろから男の腕が伸び、片方の胸を鷲掴みにする。
『アンッ……あ。ほーくん待ってぇ……。まずはぁ、ちーちゃんに報告しなきゃだからぁ』
蕩けた表情と甘い声で身じろぎし、形だけの抵抗をする。
後ろに居る男が束の肩に顎を載せると、頬を手を添えて話す。
『この人はぁ、ほーくん。義野解……束さんの運命の人なんだよぉ』
熱い吐息を漏らしながら身体を弄られるのを受け入れる。
後ろの男が乳首を指で擦りつつ、反対の手がクリトリス抓む。
長い髪を掻き分けて背中にキスをしていた。
それだけであの篠ノ之束がビクビクと身を震わせている。
『あ、やだ……そんなところ弄られたらぁ……!』
顔を男の方に向けて撮られている事などお構いなしに舌を絡ませた熱烈なキスを始める。
クチャクチャと卑猥な音が幼馴染の上下の口から鳴る。
その生々しい映像と音に嗅覚まで刺激されるような気さえした。
口付けを楽しんだ後、膝立ちだった男が立ち上がると映っているペニスを束が屈んだ体勢でそれに触れる。
それに伴い、束の尻を撮影しているカメラも動き、ペニスが見える位置に移動する。
『あは……ビクビクしててかわいーねー』
グロテスクなそれを束は躊躇う事なく口に含み、舌で奉仕し始めた。
慣れた様子で顔を前後に動かし、ペニスを唇と喉を往復する。
『ひほひい?』
『あぁ。気持ちいいぞ。すぐに射精しそうだ』
男に頭を撫でられて嬉しそうに目を細める。
体勢を少し変えて、束の口はペニスの先端を離さず、自身の巨乳で竿の部分を包んでシゴく。
『ん……! ほーくんのオチンチン熱いね。束さんのおっぱいが火傷しそうだよ』
自分の胸をぐにぐにと動かしてペニスを圧迫して刺激を与える。
男の方も腰を動かして束の頭を押さえて口の中を好きに犯していた。
しばらくして男が僅かに震えると、束の口から濁った白い液体が漏れる。
射精されて飲み込みきれなかったそれが溢れた。
『あ……もったいない』
そう呟くと、束は足に落ちた精液をなんの躊躇もなく舐める。
犬のように男の足を指までペロペロ舐めていると、反対の足が束の頭をグリグリと踏みつけた。
『ダメだろ、溢しちゃ』
『うん。ちゃんと舐め取るよ』
足を退かすと浮いている足の親指をチュパチュパと舐める。
丹念に両足を舐め終わると、束は自分のマンコを指で広げる。
『ほーくんのオチンチン、ちょーだい。束さん、もう我慢できないからぁ』
広げたマンコから愛液が脚を伝って落ちる。
男が束が付けている首輪のリードを乱暴に引っ張った。
『四つん這いになって尻をこっちに向けろ。動物らしく』
『うん!』
喜んで四つん這いになり尻を男に向ける。
期待感に満ちた吐息を漏らすと男は束の腰と自分のペニスを掴み、狙いを定める。
『え? そっちのちが、うぅううぅううっ!?』
マンコではなくアナルにペニスを突っ込んだ。
『あ、あっ!? 違うよぉっ!! そっちじゃないぃっ!!』
『こっちの穴も好きだろ?』
『好きだけどぉ!? 束さんはオマンコ欲しかったのぉ!?』
腰を打ち付けつつリードを後ろに引っ張られて苦しそうに一瞬だけ呻くが、感じているのは明らかだった。
男が束の肉付きの良い尻を平手で打つ。
『あうっ!?』
『ワガママ言うなら抜いて終わりにしようか?』
『ダメェ!? 欲しいっ!? ほーくんのオチンチン欲しいのぉ!!』
世界から天災とまで呼ばれ、未だに各国が解明しきれてないISという道具を開発した女が1人の男に媚びへつらう姿を誰が信じるだろう。
男が四つん這いの束に覆い被さって体重をかける。
潰すように束の乳房を掴む。
同時に腸内へと射精を決めた。
『う、あぁっ!? 熱いの、流れてぇっ!?』
嫌がっていたアナルセックスも精液流し込まれて緩みきった表情を見せる。
『……知ってる? 兎って繁殖力高いから、オスとメスを一緒に部屋に入れて放置したら1年くらいで百匹くらい増えるんだって』
どうしてそんな話をするのか。
疑問を口にする前に男が話を進めた。
『束は僕との子供が欲しい?』
不安だったのか、束を試しての問いなのか。
判らなかったが答えは決まっている。
『うん! 欲しいっ! ほーくんの赤ちゃん、何人でも産むから! オチンチンを束さんの子供部屋にいれてぇ!!』
『……良い子だ』
アナルからペニスを抜き、マンコに挿入し直す。
『これぇええええぇええっ!? 頭バカになるぅううっ!?』
獣のように叫んで篠ノ之束は快楽を受け入れる。
パンパンと肉を打ち付ける音が鳴り、身じろぎする度に束の嬌声が画面越しから響く。
男が束の上半身を起こしてから脚から持ち上げ、2人が繋がっている性器が丸見えの体勢なる。
『ひゃっ!? あ、あ、あっ、あぁあああいぃっ!? くるぅ!? ほーくんの種が束さんの子宮にぃいいっ!?』
その言葉が真実であるかのように、繋がって性器。束のマンコからは受け止め切れなかった精液が溢れて床に落ちていた。
『はぁ……はぁ……』
Mの字開脚の体勢で支えられた束がどう見ても正気じゃない表情でダブルピースをする。
『えへへ……ちーちゃん。束さんね。うんめーの
そこでプツリと動画が途切れる。
「……」
眉間を何度か揉んだ後に、千冬は手にしている携帯をソファーの上に思いっきり叩きつけた。