TS転生ロリをメス堕ちさせる話 作:TEAM-POCO/CHIN
出来は……んにゃぴ。
物心がついたときに俺は確信した。俺には前世の記憶がある、と。
おおよそ20年分のものだろうか。はっきりとしているのは己の行動によって起きたことやそれによって蓄積されたものという自分中心の記憶だけ。その他は酷く曖昧で思い出そうにも思い出せそうにない。そんな中途半端な記憶。
ただ、そんな曖昧な記憶ではあるが少なくともこれから生きていくための道標の一つとしては役に立つだろうとは思っている。知識の少ない幼児からのスタートに比べたら破格の人生のスタートの仕方だ。
さてそんな俺ではあるが、今世に生まれて一つ最悪なことに気づいてしまった。前世の記憶が無ければ気づくことはなかっただろうこと。それどころかもしかしたら受け入れていたかもしれない事実。
それは、この世界は貞操観念と性別の偏りが異常な世界だということだ。現代日本に生きた前世の記憶と共に人格も引き継がれている俺は、勿論常識もそちら寄り。前世とはかなり異なるこの世界の常識は正しく異世界のものという感じがする……というより完全にヌキ目的の男性向けエロゲーだ。
なんせこの世界、男性という性別は存在せず、それに該当するものとして“ふたなり”というものが存在する。そう、ふたなりだ。つまりこの世界には女性しか存在しないのだ。しかも全員が全員明らかに外見美少女で、失礼ではあるが醜いと感じる娘は一人も見当たらない。そしてどこにでも使用済みコンドーム専用のゴミ箱なんて目も品性も疑うようなものがあり、お察しの通り誰もが発情期が如くやっているので外に一歩足を踏み出せば性臭が漂ってくる。そんな性に寛容どころじゃない世界。
これを聞くと早計な輩は可愛い女の子とエッチし放題で最高じゃないかと勘違いするだろう。しかしそれは自分が当事者ではなく傍観者の立場にいるからこそ言えるのであって、俺のような当事者になったときには軽々しく言えないはずだ。上述したようにこの世界は女性しかいない。ということは必然的に俺の体が男性のものであるはずがなく……
そうだ、俺も女性の体になっている。そして息子はついていなかった。ガッデム。
なんてことだろうか……俺は前世では間違いなく男。恋愛対象は女の子でこの点においては全くの無問題だが、間違っても凹に凸を入れられたいとは思えない。他人の男根なんて御免蒙る。例えそれがふたなりであったとしてもだ。
しかも俺は記憶の限りではまだ前世で誰とも付き合ったことがなく、息子も新品同然であった。まさか童貞のまま散り、処女になってしまうなんて……息子の喪に服さねばなるまい。
ただ、まあそれでも悪いことばかりではなくて、俺もこの世界の法則故か容姿が整っていた。白髪に透き通る様な青い瞳で童顔。全体的にすごく可愛らしい。現在まだ六歳ということで幼いがこれから成長していけばたぶん美少女になるだろう。こればかりは救いで、未来が少しだけ楽しみだ。
――そう思っていた過去の自分を俺はぶん殴ってやりたい。
ほとんど成長しなかった。このエロゲーみたいな世界で性捕食されたくないがために必然的にほぼインドアの生活を送ることになったのが良かったのか喜ばしくも日々をほぼ何事もなく平和に過ごし、高校入学目前まで漕ぎ着けられたがまったくもって体は大人に近づかない。身長147センチのロリ体系のまま小学生から固定されている。いや多少成長はしているが流石にロリなのは納得できないという問題である。事あるごとに小学生と間違われるのは屈辱だ。周囲もそれでからかってくるし更に屈辱だ。
しかも何故か体は成長しないのに全身あらゆるところの感度は日を追うごとに高まってきているというおまけ付き。そりゃ俺だって自慰はするが、それでこうなるのは謎だ。これもこの世界の法則なのだろうか?
まあ何はともあれ――
「ほんとなんで身長伸びないんだよ……」
「ほんとにねぇ~何でこんなにちっちゃいんだろうねぇ~」
「うひゃッ!? お前いつからっ……ってそこは関係ねーだろうが、触るなッ!」
高校入学のため制服の採寸と注文に出かけ、改めて自身のロリロリしさを思い知らされたその帰り道。偶然にも遊びにでかけていたらしい今世における妹、
別に俺は自分の胸の大きさにこだわりは全くないが、それを身長と一緒にからかわれるのはなんかむかつく。妹が高身長で巨乳なぶん余計にだ。
「ねえ姉ちゃん、今暇? 暇だったら一緒に遊びに行かない?」
「遊ぶっていうとお前のお友達もいるんだろ?」
「いるよー」
「なら俺いらないじゃんか。俺いても俺が居づらいだけになるじゃん」
妹の誘いに乗った後の結果は明瞭だ。妹の遊び友達は全体的にキラキラキャピキャピしている所謂陽キャと呼ばれる部類の子たち。そんな集団の中に俺みたいな人見知りが入ったところで緊張とコミュ障を発動してただ後ろをついていく金魚の糞になるだけだ。いる意味がないし、俺にストレスが溜まって時間を無駄にするだけだ。このまま帰宅して部屋でゲームをしていた方がよっぽど有意義だろう。
「えぇーそんなことないよー皆お姉ちゃんとお話してみたいって言ってたよ? ね? だから行こうよぉー」
妹が背後からそのまま俺の体を抱きしめる形で持ち上げ、ごね始めた。こいつ良い返事が聞けるまで逃がさない気だ。
「おーろーせーよっ!」
「どうせ家に帰ってゲームかオナニーするだけでしょ? 引きこもってないで一緒に遊ぼうよー」
「ばッ!? おおお、オナニーなんかしてねえから!」
「お姉ちゃ~ん、私知ってるんだよぉ。お姉ちゃんが毎日パソコンでエロ漫画見ながらオナニーしてるの」
「え……あっ、え」
動揺と羞恥心のあまり言葉が出なかった。こいつ、何で俺の自慰事情を知って……
――結局、俺は込み上げる羞恥心と気まずさに押し黙り、そのまま妹に手を引かれていくことになった。
★
――私の姉、
本人は最近体が敏感になってきていると不審に思っているみたいだが、それは当然だ。なんせ私が幼いときから姉が眠っている間に、劣情を煽る生意気なメスガキへのお仕置きとして、またもっと姉が魅力的になるようにと体に調教を施しているのだから。
ゆくゆくは本人が起きているときにぐちゃぐちゃにしてオナホにしてやろうと思っているが、まだそうするには練度が足りない。もっと姉の体を開発して熟成させなければならない。
しかし、そうしたいのは山々だが私一人では限界がある。そこで私は中学生になってからは姉への施しを親友にも手伝ってもらうようになった。
「ほら、ここ」
「お友達の家? 結局屋内じゃんかよ……」
「家に独り引きこもるのとは全く別でしょー」
今日だってそうだ。いつもとは違い、初の親友宅での試みではあるが問題ないだろう。なんせ姉は無防備でチョロいただのメスガキなのだから。