花粉症ヤバイ!
とある日曜日の昼下り。
休日ということもあって人通りが多い駅前で、オレは人を待っていた。
行き交う人々はすっかり衣替えを終えて、夏服にシフトチェンジしている。
オレも今日は仕事ではなくプライベートな要件でここにいるため、かなり格好はラフだ。
「お待たせしました!すみません、支度に手間取ってしまって……!」
「気にしなくていいよ。オレもさっき来たばかりだし」
実際には30分待ったが、それをわざわざ彼女に伝える必要はない。
すでに緊張でガチガチになっている彼女にとって、今日は人生で初めての経験をする日だからだ。
「時間も勿体ないし、そろそろ行こうか」
「は、はい」
彼女を連れて歩く。
最初は遅れて付いてきていた彼女だが、ゆっくりと、けれど確実にオレの横に並んできていた。
目的地に向かう最中、男たちの視線が彼女の躰に注がれる。
ノースリーブから覗く手入れされたツルツルの腋からは汗が薄っすら光り、胸部を強調させるピチッとしたニット。
尻肉がはみ出そうなほど丈が短いホットパンツからは、美麗な生脚がヒールの高いサンダルへと続いている。
モデル顔負けのプロポーションを、余すことなくさらけ出しているのだから、注目を浴びて当たり前だ。
それに加えて端正な顔立ちで、男共を発情させる条件はこれ以上なく揃っている。
「あ、そういえば……」
「どうかしました?」
不思議そうに小首を傾げる彼女の耳元に顔を寄せ、小声で囁く。
「今日は一段とかわいいね」
「ひゃうっ!?」
ビクッと肩を揺らし、表情を真っ赤に染める彼女は、恥ずかしそうにはにかむ。
「桜子さんに選んでもらったんです」
なるほど、オレのツボを抑えているわけだ。
清楚な彼女に露出度の高いファッションは酷くアンバランスで、綺麗なものを汚しているときのような背徳感がある。
けれど、露出が多い格好をすればいいというものではない。
それだとただの下品なビッチだ。
清楚さを残しつつも女らしさを醸し出す、そんな服装だ。
「……宗則さんもかっこいいですよ」
「ありがとう。そう言ってもらえるとお洒落したかいがあるよ」
といっても普段着なんだがな。
1時間ほどかけて辿り着いたのは、そこそこ大きな遊園地。
某ネズミの夢の国には及ばないが、都内ではそれに次ぐ規模で、夢の国とトロピカルランドを交互に行っていれば、決して飽きることはないとか。
「今日は一生の思い出を作りに行こう。夜の方も大丈夫なんだよね?」
「……父には数美先輩の家に泊まると伝えてあるので……」
「そうか、それじゃあ遠慮なく楽しもう、蘭」
「はい……んんっ……!」
オレは手を繋ぐ代わりに蘭の尻肉を揉むように撫で、入口のゲートを2人で潜った。
楽しい時間が過ぎるのはあっという間で、ジェットコースターやお化け屋敷、ミラーハウスなどのアトラクションを一通り遊び、チョリスやクレープで軽く腹を満たした後、最後は観覧車に乗ることになった。
トロピカルランドの観覧車は日本一の大きさを誇っていて、天辺に到達するときには、どの建物よりも高い位置にいることになる。
だから一周する時間が異様に長く、乗る前には事前にトイレを済ませたほうがいい。
「……綺麗ですね」
「……そうだな」
窓越しから夕陽に照らされるトロピカルランドを一望する。
人が忙しなく動き回り、砂糖菓子を嗅ぎ付けた蟻のようにアトラクションに吸い込まれていく。
確かに蘭の言うように景色は最高だ。
だが、オレには遊山よりもメスの下品なアヘ顔や痴態を見ている方がよっぽど楽しい。
黄金色に照らされる蘭の横顔を見ていると、ムクムクと愚息がズボンを下から押し上げる。
「楽しんでいるところ申し訳ないが、こっちの世話をしてもらえないか?」
「あっ……わかりました……」
蘭はオレの異変に気付くと、脚の間にしゃがみ込むようにして自分の躰を差し込んだ。
座っているオレに対して跪く格好だ。
「失礼します」
オレに断りを入れ、ズボンのチャックをゆっくり下ろしていく。
これが外じゃなかったら盛り上がった股間に顔を埋めさせ、チン臭を嗅がせながら口でチャックを下ろさせていた。
「……っ、……大きい……!」
チンポ越しの蘭の表情は、肉竿に集中するあまり寄り目なり、興奮で頬を紅く染め、喉をゴクリと鳴らす。
うっすら開いた唇からはチロチロと舌が艶かしく蠢く。
肉棒を加えた妄想でもしているのか、亀頭にかかる鼻息が荒く、昂ぶっているのが丸分かりだ。
「どうだい、オレのチンポは?」
「とってもゴツゴツしてて、大きくて勇ましいです……!」
「匂いは?」
「……すんすん!……雄の匂いが強くて、ああ、頭がクラクラします……!」
無意識だろう。
蘭の脚はしゃがんだ状態のままM字に開き、自然と秘部に手が伸びている。
「……蘭、君はパートナーを放ったらかしにして、自分を優先するような子だったのかい?」
彼女はビクッと身を竦ませる。
「す、すみません!そんなつもりじゃ……!」
「分かってるよ。自分の彼女がはしたない情婦ではないことくらい」
ホッと安堵の息をつく蘭。
行きどころを失った淫乱な手は、オレの太腿へと添えられる。
「じゃあ、始めてくれるかい?あんまり遅くなると下で待っている人たちに見られてしまうよ」
「……んん、はい」
他人に見られるという言葉に興奮したのか、ピクンと躰を震わせる。
桜子から聞いた話だが、人の気配があるときは感度が上がるらしい。
膣内にローターを仕込んだ状態で喫茶店に入ると、店員が注文を取りに来たタイミングで潮を吹くと言っていた。
あまりに潮の量が多いからオムツを履かせているとも。
よくいる店員も高校生のアルバイトで、薄々桜子たちが何をしているか勘付いているが、表情を紅くしながら盗み見しているらしい。
その女の子を巻き込んでも面白そうだ。
新しい調教方法を考えていると、蘭が待ちきれないと言わんばかりに舌先を伸ばし、亀頭をベロリと舐めてきた。
鈴口から滲み出ていた我慢汁を舌で掬い、喉奥へ運んでいき、ごくっと大きな音を立てて胃に収める。
「んはぁ……!」
極上の甘露を飲んだときのように表情を恍惚に歪ませ、うっとりと卑しく微笑む。
この肉便器はまた自分の世界に入っている。
オレの冷たい視線に気付いたのか、蘭は慌ててパクンとカリ首が見えなくなるまで肉棒を咥え込んだ。
「じゅるじゅるじゅるじゅる!」
先っぽだけを口内に含んだ蘭は、電動亀頭オナホ顔負けに舌を懸命に動かし続ける。
控え目に塗られた口紅が、オナホールの入口を思わせる。
亀頭の汚れを落とすように舌を回転させ、肉幹を空いた手で扱き立てる。
「……気持ちがいいぞ、蘭。ほら、ご褒美だ」
革靴の爪先で、蘭の股間をパンツ越しに押し潰す。
「んふぅっ!じゅるっ、じゅるっ……!」
躰に走る快楽に呑まれることなく、チンポへの奉仕を続ける。
グッグッと脚に力を込めるが、辛そうに表情をしかめるだけで、勝手に躰の位置を調整したり、腰を振ったりと己の欲望に抗っているようだ。
さっきよりは舌の動きが鈍くなっているが、それは良しとしよう。
自分より主人を優先した。
その肉奴隷としての心構えが育っていることが分かった。
それだけで今はまだ十分だ、
「そろそろイかせてくれるか?」
「……ふぁい、……じゅるるっ!……じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ、じゅぽっ……!」
蘭は頬をべコリとへこませ、頭を前後に激しく振る。
鼻の下を伸ばし、見事なひょっとこ面で肉棒を口内で扱いていく。
ジュルジュルと粘膜がまとわりつき、強力な吸引でカウパーを嚥下する。
「……イクぞ!」
合図を聞いた蘭はズルンと肉竿を喉奥へと飲み込み、ギュッと首筋に力を入れた。
ビュルルルルルル!!!!
肉棒が溶けそうなほどの快楽に包まれる。
玉袋の中身がすべて吸い取られるような錯覚に陥る。
「……ずろろろろろっ!」
射精が止まると、肉竿の根本から亀頭まで一気に尿道に残った子種を残さず吸引する。
「ぢゅぽんっ!!」
蘭はハムスターのようにほっぺを膨らませ、グチュグチュと精液を味わう。
そして許しを得るかのように上目遣いでオレを見てくる。
良しと頷いてやると、ゴクッゴクッと美味しそうに喉を鳴らす。
「……ぶはあぁ!とっても美味しかったです」
口の端を両手の指で引っ掛け、歯茎を見せ付けながら、だらしなく舌を伸ばす。
性奴隷がするご馳走様のポーズだ。
「蘭にも気持ち良くなってもらいたいけど、もう少しで下に着いてしまうな。続きはホテルでやろうか」
「はい。……でもお掃除だけしてもいいですか?」
「もちろんだよ。オレはこんなに献身的な彼女を持てて幸せ者だよ」
「えへへ、彼女として当然です!」
ピチャピチャと肉棒に舌を這わせる蘭の頭を撫でてやると、嬉しそうに情婦としての仕事を始めていく。
蘭が本気フェラをしていたころ、オレたちの隣の籠に若い男女が並んで座っていた。
カップルだろう、蘭と同じ年頃の2人は初々しくキスをしていた。
もしかしてファーストキスだったのかもしれない。
思い出に残る甘いキス。
そうだとしたら、とても申し訳ないことをした。
2人は経験値の無さからお互いに舌を入れることはなく、触れるだけで満足をして、照れるように窓の外へと目を逸らした。
その先には観覧車という日常と非日常の中で、明らかにアブノーマルの趣味を全開にした変態カップルがいた。
男の股間に顔を埋め、頭を前後に振る痴女。
自分たちにニヤリと笑い掛ける、チンポ丸出しの男。
すぐに視線を正面へと戻していたが、果たして彼らのアルバムの1ページはどこのシーンになるのか。
手を繋いでアトラクションを回ったところか、観覧車の天辺でファーストキスをしたところか、それともその後に見た変態の痴態か。
後に2人がどうなったかは、もちろんオレは知らない。
だが2人に声を掛けるなら一言だけ。
アブノーマルの世界へようこそ
誤字脱字報告ありがとうございます。