B市に存在する小さな道場で2人の男女が向かい合っていた。
真紅のチャイナドレスを動きやすくしたような武道着を着た小柄な女は右手を頭上に、左手を腹の前に構え、片足を上げる。
女は艶やかな黒髪を三つ編みに結い、くるりと一周巻き、輪っかにして両側頭部で鈴の形をした髪留めで留めている。
対する男は腕を組み、構えもせずに立っているだけだ。
小柄な女、リンリンはそんな隙だらけに見える男から目を離さずに足にグッと力を込める。
ゆっくりと前に倒れるように動き、身体が斜めになったところで地面を蹴り、男に肉薄する。
「はあ!」
男の首を正確に狙った手刀は軽く後ろに下がることで避けられる。しかしそれを気に止めることもなくその勢いを利用して回し蹴りを繰り出す。
男はそれを左足で受け止め、左足をそのまま槍のようにリンリンの腹目掛けて突き出した。
リンリンはそれを捻って躱し、男の突き出した足に両手を這わせ台代わりにして側転のような動きで宙へ逃げた。
男は焦りの表情など全く見せずにリンリンを目で追う。
地面に低い姿勢で着地したリンリンは男の残った片足へと足払いをかける。が、男は軽く跳躍しそれを軽々と躱した。
「くっ、まだまだ!」
ならばとリンリンは空中にいる男へとラッシュをかける。突き、手刀、蹴りを絶え間なく繰り出すが、男は空中にいるにも関わらずスルスルと身を捻り、全ての攻撃を躱した。
男は驚き身体を一瞬止めてしまったリンリンの懐に入り込み、人差し指で軽くデコピンをした。
「んぎゃ!?」
側から見れば軽く弾いたようにしか見えないその衝撃でリンリンは大きくのけ反り、受け身も取れずに倒れた。頭に付いている鈴型の髪留めがシャンと鳴る。
「うううぅぅ、師匠化け物すぎですよぉ〜。一本取るとか一生無理ですって」
ひぃひぃとおでこを押さえながらリンリンはわざとらしく涙ぐむ。
「ちゃんと強くなってるから心配すんな。ま、急がないと手加減の仕方忘れちまいそうだからほんとに一生無理になるかもな」
「えええ〜。今の師匠ってどれぐらい本気だったんですか?」
「んー、全力を1000とするならまぁ、…0.1くらい?」
「小数点!」
絶対無理だよぉ〜と、転がるリンリン。とその時、クウゥゥ〜、と可愛らしい音が鳴り響き、リンリンの動きがピタッと止まる。
「…飯行くか?」
男がニヤニヤと笑いながらそう問いかけると、リンリンは顔を赤くしながらゆっくりと頷いた。
鈴の音を鳴らしながら立ち上がったリンリンは男の傍に近づき、恥ずかしそうに目を泳がせる。
男はそんなリンリンの頭をくしゃくしゃと撫でると、リンリンは子猫のように目を細め、口元を緩めてはにかむ。
男、シンラはリンリンの赤くなったおでこに優しくキスをして、はにかんだ顔のまま固まったリンリンを置いて道場の外に出た。
リンリンは数秒動きを止めてから赤くなったおでこ以上に顔全体を茹でダコのように赤くさせ、目をグルグルと回しながら、シンラの後を追った。
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中国拳法を基にした『掌鈴拳』を流派とするリンリンは女子格闘界では敵無しと言われるほどの強さを誇っていた。
そんな彼女は腕試しも兼ねてとある武術大会へと出場したが、結果は初戦敗退。自信を無くした彼女は無茶な特訓を繰り返し、己を鍛え上げた。しかし、そんな努力も虚しく一向に上がらない実力に心身共に疲れきって夜の道を歩いていたそんな時、彼女は怪人に襲われてしまう。
完全な不意打ちで路地裏に吹き飛ばされ、動けなくなってしまった彼女は自分に近づいてくる巨大な怪人に恐怖し、涙を流した。
歯をガチガチと鳴らしながら、なんとか逃げようともがくも、身体は言うことを聞かない。
怪人の伸ばしてくる手に怯え、目を瞑った彼女だったが、いつまでも訪れない痛みに疑問を覚えながら、恐る恐る目を開けた。
そこにはリンリンの前に立ち塞がり、怪人の手を片手で押さえ込んでいる男がいた。浅黒い肌に高身長のその男が怪人の手をひっくり返すように捻ると、怪人は顔を歪ませ、地面に膝をつける。
その男は掴んでいる怪人の手をさらに捻る。すると、ボキッ!という音が響き、怪人が絶叫を上げた。怪人といえども生物であり、特に人型の怪人にはもちろん骨格が存在する。男は悠々とした表情でいとも容易く、巨大な怪人の腕の骨を捻じ折ったのだ。
怪人は痛みに叫びながらも無事な方の腕を振りかぶり、男に殴りかかった。
男はそれを煙でも払うかのように、手で軽く上に弾いた。それだけで怪人の腕は高く弾け飛び、その勢いのまま巨体が宙に浮かぶ。
自分の状況を理解できないまま間抜けな表情を浮かべた怪人は自身の眼前に迫る男の蹴りに全く気づかなかった。
男の蹴りが怪人の顔面に減り込み、血やら肉片やらを撒き散らしながら壁へと激突し、絶命した。
リンリンは意識を朦朧とさせながらも、目の前にいる圧倒的な強者から目を離さなかった。
先ほどまで嫌というほど感じていた恐怖も痛みも忘れ、リンリンは男に話しかける。
『あ、あの!』
『動かないで、傷が悪化する』
男は自身の上着をリンリンに被せると、割れ物を扱うように優しくリンリンを抱き上げた。
『ふええ!?』
武道一筋で恋愛経験など皆無のリンリンはいきなりのお姫様抱っこに顔を紅潮させるが、安心したからか再び襲ってきた痛みに気を失ってしまった。
数日後、病院の一室で目を覚ましたリンリンは助けてくれた男性のことをいの一番に思い出し、怪我も気にせず見回りに来ていたナースに詰め寄り、なんとか名前だけを突き止めた。
ナースの静止も聞かずに病院を抜け出した彼女は、街を駆け回り、鮮明に覚えている姿を探す。
そして、数時間後汗をダラダラと流しながら彼女はようやく見つけた男に息も絶え絶えに駆け寄り、こう言った。
『シンラ師匠!私を弟子にしてください!!』
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シンラの家にて、シンラはリンリンと2人で風呂に入っていた。
A市が誇る超高級マンションであるシンラの家の風呂場は小さな温泉とでも言えるほどの広さで、シンラとリンリンの2人が入ってもまだまだ余裕のあるほどだ。
当然風呂場なので2人とも全裸である。
リンリンは湯船に深く浸かり、恥ずかしそうにしながらもチラチラとシンラの鍛え上げられた肉体を見ている。
シンラはそんな視線を気にせず、堂々と頭を洗っていた。股間も全く隠していない。
シャワーで頭についたシャンプーを洗い流したシンラは湯船に入り、リンリンの隣でどことなく色っぽい雰囲気で大きく息を吐く。
トレードマークである鈴の髪留めを外してストレートとなっているリンリンの髪からは水滴が滴り、僅かに朱に染まった身体には情欲をそそる色気を纏っている。
「し、師匠、私、強くなってますか?」
「ん?ああ、実戦が俺との組み手だけだから実感がないかもしれんが、確実に強くなってるよ」
シンラはリンリンの頭に手を置き、ポンポンと優しく叩く。
「えへへ、そうですか。やった〜」
シンラは子供のように笑うリンリンの頭から手を撫でるように頬に移動させた。リンリンはくすぐったそうにしながらも、その大きな手に頬擦りをした。いつもはつり上がっている目尻も今はだらしなく下がっている。
柔らかな頬の感触を楽しみながらシンラはリンリンへと顔を寄せる。
お互いの息がかかるほどの距離で2人は見つめ合う。
「…んっ♡」
どちらからともなく唇を重ねる。シンラがノックをする様に舌でリンリンの唇を叩くとリンリンは小さく口を開けシンラの舌を迎え入れる。
進入してきた舌に自身の舌を絡めとられ、リンリンはすぐに顔を惚けさせる。
「ん、れろ。ちゅ、う、はぁ」
すでに2人は抱き合っており、リンリンの小柄ながら確かな膨らみを持つ胸がシンラの胸板に潰されてむにむにと形を変えている。
「っひゃん!?」
シンラがリンリンの秘所へと指を入れるとリンリンは艶やかな嬌声を上げ、一度唇を離す。が、シンラはリンリンの頭を掴むともう一度唇を奪う。しっかりと押さえつけ、口の中をベロベロと舐めまわし、唾液を吸い取る。
その間に膣内の入り口付近を指で激しく愛撫する。
「フーッ、フーッ、フーッ」
口を封じられているので鼻で荒く息を繰り返すリンリンは健康的な引き締まった脚でシンラに抱きつく。
そして身体を震わせながらお湯の中に潮を吹いた。ようやく唇を離され、熱い吐息を漏らすリンリンの脇に手を入れ、抱っこをする様に持ち上げたシンラはその巨大な肉棒をリンリンの秘所に突きつける。
「はぁ♡、はぁ♡」
ゆっくりとリンリンを下ろし、挿入を始める。
亀頭が筋を押し広げ、その小さな入り口をこじ開けていく。
「ああ、ああああぁぁ〜〜♡」
ゆっくりと馴染ませるように入っていった肉棒がついにリンリンの子宮まで届き、リンリンはそれだけで軽く絶頂した。
湯船に浸かっていたこともあり、熱くなっているリンリンの膣内はシンラのモノをギュウギュウに締め付け、とてつもない快感をシンラに与える。
「ぐうっ、相変わらず締め付けがすごいな」
「あうう」
「じゃあ、動くぞ」
「うう!?ちょっと待って師匠…今はちょっとやばいから…」
「いつまで経っても処女みたいな反応しやがって、可愛いやつだな」
シンラはリンリンの乳首を咥えると口の中で舌でコロコロと転がす。どことなく甘い味を感じながらチュパチュパといやらしく音を立てながら吸い上げる。
「んひぃ!お、おっぱい吸ってもな、何も出ませんよ!」
敏感なところに感じる新たな快感にリンリンは身体を震わせ、シンラに抱きついた。
「ふーっ、も、もう大丈夫…です」
「…そうかよ。んじゃ、いくぞ」
シンラは肉棒を強く押し付ける。亀頭が子宮の入り口をこじ開け、さらに奥へと入っていき、リンリンの小さな身体の中にシンラの肉棒が根元まで挿入された。
臍の上辺りまでをぽっこりと膨らまし、自身のモノを食いちぎろうとするかのように締め付けるリンリンにシンラは自身の情欲をぶつける。
「んああああぁぁぁ!!!!」
パン!パン!と肉同士のぶつかる音が響き、そのたびにリンリンが喘ぎ声をあげる。シンラが腰を引くたびに返しのようになっているカリがリンリンの膣内の壁を引っ掻き、身体の中を抉られるような快感を与えた。
あまりの快楽にチカチカと視界が点滅し、一突きされるたびに理性を吹き飛ばされ、リンリンは表情を蕩けさせた。
リンリンの引き締まった腰を掴み、しっかりと密着させ精を勢いよく放つ。
「っひゃあああああぁぁ!!!?」
ビュルビュルと射精の音が聞こえるほどの勢いで注がれた白濁色の精液はマグマの如くリンリンの子宮に絡みつき、火傷するほどの熱を灯す。
「あは、あへ、んおお…」
アヘ顔のまま、痙攣するリンリンから肉棒をずるりと抜くと、リンリンは人形のように力無くシンラへともたれかかった。
「もう一回、身体洗わねぇとな」
リンリンの体液と己の精液に塗れたモノを見ながらシンラはひとりごちるが、失神し股からゼリーのような精液を垂らさせるリンリンを見るとニヤリと笑い、もう一度湯船へと浸かった。
自身を椅子にしてリンリンを脚の間に座らすと、未だ脈打つ自身のモノを再び秘所に挿入した。
失神していながらも絡みついてくるリンリンの名器っぷりに感心しながら、リンリンの顔をこちらに向け、だらしなく開いた口に濃厚なキスを始めた。
シンラが身体を痙攣させながら喘ぎ声を漏らすリンリンを担いで風呂場から出てくるのはそれから一時間後のことであった。
リンリンちゃんぐうかわ