こちらは純愛のみとなります。
国外への脱出はすんなり行った。
どこか遠くの地を目指し、辿り着いたのは帝国もまだ支配が容易でない共和国だった。
自由を謳い、活気に溢れた街並みは多くの様々な人々が行き交っていた。
先ずは私達がしたことは住民登録はしてから、次いでカイルは冒険者登録して私は冒険者ギルドの酒場兼食堂で働くことにした。
「エルちゃん、これお願いね」
オーナーが作ったご飯は美味しい。賄いも最高だし、何より優しい。
ムチィっとした体にサスペンダーが食い込むのは、どうにもキツそうに見えるのだが、あれがオーナーのお気に入りなのだろう。乙女だなー。
出来上がった料理を運びに行くと、そこはカイルのいる席だった。
「あっ、カイル。来てたんだ。お疲れ様」
「うん。ちょうど討伐が終わって報告に来てたんだ。ついでにエルの様子も見たくてね」
「嬉しい」
愛する人がいて楽しい職場があって私は満ち足りている気がする。
料理を置き、連日盛況なので次のオーダーを取りに行かないといけないので長話は出来そうにない。
カイルもそれを解っている。その代わり夜はたくさん可愛がってくれるので、寂しさはない。
一つだけ羨ましいのが、他の野郎の冒険者に囲まれもみくちゃにされてる姿だ。前世では最後まで縁が無かったことだけに、男同士で馬鹿騒ぎしたりする姿が羨ましい。
露骨な視線を向けていたのか、同僚が私の様子に疑問を投げかける。
「エルさんって腐女子ってヤツですか?」
「ウェッ!? ち、違うからね! カイルがたくさんの仲間と馬鹿騒ぎして羨ましくなんて思ってないんだからね!」
「はいはい、わかりました。エルさんの旦那さん、女性人気も高いですから手綱を握ってないと寝取られちゃいますよ」
「大丈夫。私、カイルがしたいことなら何でもしてあげてるし、おマンコも締まりもその辺の女よりも断然いいから毎晩気持ちよくしてあげてるから大丈夫。夫婦円満のためには、嫁となる女はエッチに積極的じゃないとね!」
「エルさんは隠す努力をした方がいい」
げんなりした顔でそう言われ、そこは私も同意しておこう。
「日中は貞淑、夜は淫らで床上手。男の理想だからね!」
「そういうトコです!」
ええ、駄目なの?
どうせ貴族じゃないんだし、前世から下ネタが好きだったから割と親しみやすさを求めてるんだけどな。カイルに直せと言われたら直すが、今は何も言われていない。むしろ喜んでくれてる。
同僚ちゃん──―ミオちゃんは気難しい年頃なのだろう。ムッツリかもしれない。
やり取りはそこそこに。オーダーを回していく。連日飲んだくれが湧いてくるから、こなしていくのが大変だ。
中には置いたジョッキごと私の手を握ってくる不届きがいるし、歩いてる最中に尻を撫でる変態がいる。
そういった輩は次の瞬間には、酔い潰れて夢の世界へ旅立ってもらっているので良しとしよう。
今日もまたイタズラ小僧がいたが、夢の世界へ旅立ってもらった。
静まり返るギルド内で注目を浴び、私は茶目っ気を出した笑みで応えてあげる。
「皆もセクハラは厳禁だからね。気をつけましょうねー」
言葉もなく頷かれ、業務再開である。
相変わらず人が多いなー。やたらと私に視線が集中していることから、私目当てだということなんだろう。
口説いてくる輩もいる。令嬢だったんだし、容姿がかなり優れている自覚がある。胸だってチンポを挟めれるんだし、巨乳のカテゴリーで間違っていない。
格好は露出が少ないにも関わらず、有象無象の視線を集めているのは私がそれだけ美人だということの証だ。
美女が笑みを浮かべて対応してくれるから、勘違いとかする人間はいるし、オナネタにされてるんだろうけど、私がリアルに相手するのはカイルだけだ。それ以外は路傍の石と何も変わらない。
慌ただしく動き回り、それも一段落してきたので休憩に入る許可を得てカイルの座っているところへに向かって対面に腰掛ける。
「ごめんなさい。人が多くてゆっくり話せなくて」
「構わないよ。エルが働いてる姿を眺めてるのも悪くなかったから」
そうか。私の働いてる姿は、カイルの情欲を刺激したらしい。カイルにならどんな目で見られても嬉しいけど、何ならセクハラしてきてくれたら嬉しい。羞恥プレイは望むところだ。
「冒険者稼業は大変?」
「今まで縁が無かったことだから、慣れないところはあるかも」
「今日はこの後休むの?」
「そうだけど、エルはどうする?」
「このまま上がってもいいみたい」
「あのさ、エル。よかったら、この後デートするか?」
「デート!?」
デートってあのデートだよな。男女の逢い引きというヤツで二人で一緒の時間を過ごした後、夜はホテルでしっぽりするあのデートか。
転生してから一度もしたこと無かったけど、ついに……ようやくするのか!
「もしかして嫌だったか?」
「全然! 全く! これっぽっちも思ってないよ! デート……カイルとデート……嬉しいなー。ふふふ♪」
きっと今の私はぽわぽわと幸せオーラ全開だろう。華が咲いたような極上の笑みを浮かべる姿は、同性ですら魅了する。
しかし、衆目に晒したのは一瞬のことだ。すぐに私はカイルに抱き締められる形で顔を隠された。あっ、カイルの匂いだ。落ち着くけど、エッチな気分になりそう。
「まったく。エル、その顔をするのは俺といる時だけにしてくれ。死人が出るぞ」
「すぅ──────ーはぁ──────ーすぅ──────ー」
「聞いてるのか?」
「うん、バッチリ!」
「ああ、駄目だこりゃ」
失礼な。そもそも駄目だと思うなら、私に匂いを嗅がせたのが悪い。発情しちゃうんだからな。
何はともあれ、デートだ。私にはそれが必要だ。幸いにしてオーナーは協力的だし、先に話してたように私がカイルのことで優先すべきことがあれば、ちゃんと話せば優先させてもらえるのだ。
「オーナー! 私、初デートしてきまーす!」
「わかったわ、エルちゃん。頑張ってくるのよ?」
「はい! オーナー、大好きです! 愛してる!」
「あら、嬉しいわ♡ 私が男だったら惚れてたわぁ♡」
時折、オーナーの性別がわからなくなる。
「ありがとうございます! あっ、でも、私の一番はカイルなのでそこは譲れませんからね」
「わかってるわ。いってらっしゃい、エルちゃん」
「はぁーい♪」
よし、許可は得た。
私はカイルに連れられてギルドを出る。
やはり、デートなのでここは手を繋ぐべきだろう。パーティーとかで腕を組んだりしたこともあるが、恋人繋ぎのような指を絡ませる手の繋ぎ方をしたことはない。
今の私たちは夫婦というカテゴリーだ。新婚である。婚約から結婚しただけだが、そういう恋人同士みたいな事は私は未経験のチェリーだ。カイルの初デートははリリアに奪われていて、そこは残念だが気にしないようにしよう。今のカイルには、私一人だけいればいい。あんな貧乳はカイルに必要ない。
「カイル、手を繋ぎましょう。恋人っぽい繋ぎだよ。指を絡ませるエロそうなヤツ」
「どうやったら、手を繋ぐだけでエロそうに見えるんだよ。脳内ピンク色過ぎて、エルシアじゃなくてエロシアになってるよ」
「略すとエロになるね。カイルはエロい女はダメ?」
「いや、全然そんなことないよ」
男や。
「私はカイル限定でエロい女だからね。そこのところは勘違いしちゃダメだからね?」
「わかってる。ところで、エルはどこかに行きたい場所はあるか?」
「うーん、温泉かな。混浴したい」
「このエロシア、お前はそういうことしか頭にないのか?」
「だってぇ……デートといったらエッチなことじゃない? ここ数日、遠征でカイルがいなくて寂しかったのもあるけど、お疲れだよね。私が精一杯奉仕してあげるね」
「お、おう」
とびっきりの笑顔で上目遣いに見上げる。
ずっと一緒にいるのに、私の笑顔には弱いカイルは頬を赤らめて頷く。
男の可愛らしい反応は、前世のままであれば「キモチワルッ」と一蹴していただろう。今でも有象無象の輩ならば、その顔面を叩き潰してやりたくもなるけど、カイルは別だ。
これが母性という奴なのか。愛しくて堪らなくて、ついつい公衆の面前で抱きついてしまう。もう可愛がりたくてしょうがない。
道行く男共が鼻血をぶっ垂らしてるし、彼女連れが鼻の下を伸ばして彼女に制裁されてら。何が起きてるんだろうね。
肝心のカイルは私の胸に顔を埋めており、そのモチモチとしたふわふわな感触を楽しんでた。ミランダもモチモチふわふわしてるが、モチモチ具合なら私に軍配が上がる。ふわふわ具合なら負けるがな。
カイルはおっぱい星人であることは確実で、この胸に埋もれてさぞかし至福の時を過ごしているだろう。下腹部あたりに当たるカイルの本体が臨戦態勢にあるように、興奮しているのは確かだ。
はち切れんばかりなのは解るから、私はカイルを誰の目にもつかない路地裏へ連れ込む。
「エル、なんのつもりだ」
「カイルのおチンポ様が私を犯したくて仕方ないみたいだから、何とか鎮めようと思うの。私の口とおっぱいで全力で臨ませてもらいます!」
カイルのズボンを外し、下着をゆっくり下ろすとフル勃起して怒るのが止まらないチンポが震える。
ついで私も上着を捲り、下着も上にずらしておっぱいでチンポを挟む。
「どうですか、私の乳マンコは。キモチいい?」
「ずっと前から思ってたけど、どこからそんな下品な言葉を思いついてくるんだ?」
「いろんな単語を繋げてるだけです。ほら、女のアソコのことをマンコって俗語があるんだから、それと色々結びつけていってるの。でも、決して私が思いついたんじゃないからね。先人たちの探求心がなした言葉だからね。そこは間違えちゃダメだぞ」
「とりあえず、エルがエロになったということなんだな」
「むぅ……私がエロいのは認めるとしても、私がこういうことをしてあげるのはカイルだけなんだからね。他の男にしているとか疑いを持ったら駄目だよ」
「行為の一貫で言っただけだから、もう引き摺るなよ」
「わかってるんだけど、どうしても否定してないといけないの。同じになっちゃうから」
「誰と?」
「…………私の知人かな」
まさか前世の私の母親だなんて言っても、信じられないだろう。
私は前世の自分とは違う。好きな人に愛され、愛している。幸せであることを断言できる。
記憶の奥底に封印した忌々しい記憶が呼び起こされ、払拭するためにもパイズリ再開だ。
公衆浴場でミオちゃんや他の親しい女性が揉んできたりして、とても気持ちよさげにしていたので私の胸が一級品であることは確かだ。
ヨダレを垂らしながら、ニュルニュルと前後にシゴいてカイルを見上げる。
頬に朱が差し、私のこの行為を見下ろすその目は完全に情欲に染まり、理性の箍が外れかけているのかもしれない。
私に至っては、アソコは既に大洪水を起こしているので準備万端でこのチンポが欲しくてウズウズしている。しかし、さすがに人気が無いとはいえ、誰かが通るかもしれない状況下でセックスするのはマズい。
でも、早くこのチンポで奥を犯してほしいなー。
「んしょ……んしょ……チンポ、ビクビク跳ねてる。いつでも射精していいからね。全部受け止めてあげるから♡」
「エル、エル……!」
カイルの腰がガクガクと震え、そろそろ射精しそうなのがわかる。
しかし、こんなところでカイルの貴重な子種が例え壁であろうと地面であろうと溢してしまうのはダメだから、最後の一押しも兼ねて胸からはみ出したチンポの先っちょを咥える。
「うぁっ……エル、それヤバ……っ」
「早く早くぅ♡ 精液ちょうだぁい?」
更にペースを上げ、いよいよ射精する。その時だ。
「ぐっ……出る!」
「んんん──ー!?」
頭を押さえつけられ、無理やり喉奥まで精液が噴射されて胃の中へ直接送り込まれる。
お腹だけじゃない、喉もその奥も熱くて火傷してしまいそうだ。
「ジュッ……ジュルッ……ジュルるっ」
汚く下品な音を立てながら、舌でチンポを綺麗にしてあげながら搾り出した精液をお腹の中へ収めていく。
綺麗に無くなったところで半勃ちのチンポから口を離し、カイルへ淫靡な笑顔を向ける。
「ごちそうさまでした♡」
「本当は淫魔とかじゃないよな?」
「普通のちょっぴりエロい女の子です。さあ、温泉に行こう。混浴、混浴ー♪」
楽しみだなー。
一先ず落ち着いたので、私とカイルは温泉街へ仲睦まじく向かうのだった。
主人公の名前の由来、先ずはエロということでエロにちなんだ名前が良いと思いました。たまたまその時の自分の見ていたAVがレズのエロバトルだったので、バトルは日本語で「試合」と読み、エロしあい→エロシアと続いて、さすがにエロシアだと露骨なのでラ行で当て字していったら、エルシアが感性にダイレクトしたのでエルシアになりました。
ミランダはエルシアより家格が上ということで一段上がってマ行から選び、リリアは何となく可愛く感じるような名前で、男性陣はそれっぽい名前をチョイス。
純愛と寝取られ、どっちを先に見たいか
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純愛が先
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寝取られが先
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どっちでもいい
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純愛だけにする
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寝取られだけにする