※この作品はR-18です。

オートマタ(全自動妊娠出産愛玩人形)   作:カズゆき

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・・・ここにエロは入れられない、けど、ちょっとねじ込んだ


『決着』

「一体どうなっているんだ!?」

 

 パスカルと共に来た廃工場。そこに和平協定を結びたいと言ってきた機械生命体がいるから、パスカルと一緒に来たのだが……

 

「なんと物騒な話ですね……死んでカミになるなんて」

「どう言う意味だ!?」

「わかりません。ただ、彼らにとって死ぬ事が救いと認識され、それを他者に強要するようになってしまったのでしょう」

 

 奴らの言う教祖とやらのいる所に来てみれば、すでにそいつは死んでいて、それをきっかけに襲って来た。途中、機械生命体へハッキングした9Sとも合流し、彼のサポートにより無事脱出。一応事なきを得た……

 

 ──────────

 

「ふー」

 

 月からのサポートでなんとかなった。流石はマスターの2Bと言ったところかな? しかし、さっきのデータ色々気になるけど、今は判断がなんとも出来ない……そこに

 

「9S……司令部にすぐ来て欲しい」

 

 ……あー多分、サーバーの事言われるんだろうな……と思いつつ司令部に赴く

 

「9S、君がサーバーにアクセスした痕跡が見つかった」

「……その事で聞きたいことがあります。司令官」

 

 サーバーで見つかった異様なデータ、その事から僕なりの見解をぶつけてみる。結果は……さらに上だった

 

「……その通りだ。月の人類会議は『我々』が作った」

「じゃあ、今までの通信や会議のあれは……」

「人類は、もういない……正確に言えば、人類は月には行ってない……はずだった」

 

 そう。今地球にはただ一人マスターが、人間がいる

 

「あの通信は人類がいる、というダミーだ。月には人類の遺伝子情報のみ」

「僕たちは今までなんで……」

「理由もなく戦えるものはいない」

 

 ……ずっと僕たちは「人類」のためにと聞かされてきた。無論、作られた存在だからそれは当たり前だと思うし、マスターに出会ってそれは確信に変わった。だけど、その事を知らない他のアンドロイドにとってこれは……

 

「……どうするかは、自分で決めるといい。だが」

「だが?」

「……私にとって、ご主人様は人類というより、ただの個人として守りたいと思う」

「それは……そう思います」

 

 自室に戻り、この事実にショックを受けながら、どこかほっとした自分がいた。僕たちは月じゃなくてマスターを守ればいいという目的がはっきりしたことに。みんなへどう説明すればいいか悩んでいると、今度はバンカー全体にアラートが響く。今度は全域みたいだから、前みたいにハッキングだけではどうにもならい。飛行ユニットにすぐ乗り込み救援に向かう。マスター、2B、僕はどう説明すれば……

 そんな迷いを抱きつつ、救援に向かう……

 

 ──────────

 

 和平の連絡を入れてきた機械生命体を排除し、無事脱出したが急な連絡が入った

 

「うん? なんかノイズが激しい……?」

「レジスタンスキャンプより連絡、通信妨害により受信が不安定」

「……急ごう」

 

 キャンプに向かうが、今まで以上に機械生命体の抵抗を受けてままならない。なんとか近くに着いたが、アジトの近くに着いたが中から悲鳴が聞こえてくる

 

「あああ……来るなぁ……」

「キャー服を破かないでぇぇ」

「オレ、オトコ、意味不明」

 

 中に入ると機械生命体に襲撃を受けていた。がしかし

 

「アンドロイドを……襲ってる?」

 

 確かに攻撃をしているようではあるが、なんというか、データにあった『レイプ』しているようにも見える

 あるアンドロイドは動物のように押さえつけられて、後ろから機械生命体がヘコヘコ腰を振っているし、ある生命体は男アンドロイドを複数で押さえつけている。意味も目的もわからなかったが、娘たちの声で思考が戻る

 

「かあさま!」

「ママ!」

「3H1! 4H1!」

 

 二人が私の傍に来る。3H1は私があげたナックルを、4H1はダガーを用いて戦っていたようだ

 

「こいつら、なんか気持ち悪い」

「うん。やたら腰振ってくる」

 

 皆を守りつつ、戦っていた娘たちは、多少ダメージはあるようだが問題は内容だった。どうしても気になったことを聞いてみる

 

「ま……マスターは?」

 

 母親としては、多分最低な質問だと思う。でも気になってしょうがない。でも娘たちは

 

「とうさまは奥の方で避難してもらってる」

「5H1と2H姉、二人ついてる。6H1は、第二世代の護衛」

「……うん。ありがとう」

 

 本当に出来た娘たちだ。これもマスターの血だろうか? そんな誇らしげなことも思いつつ、襲撃してきた機械生命体を殲滅。アジトに被害はあったものの、マスターや私の家族、司令官の家族は大丈夫だった

 

 ──────────

 

 いきなりの襲撃で驚いた。だが、娘達の冷静な判断で部屋から脱出。奥の倉庫へ非難して静かに待っていた。外から悲鳴や爆発音、戦闘音が聞こえる。正直かなり怖かったが、二人の娘がそれぞれの手を握ってくれるから少しは落ち着ける

 

「……うん、うん。……5H1。2Bママが来たようです」

「とーちゃん。かーちゃん来たから、もう大丈夫」

「ああ……」

 

 その通信が入ってすぐ、近くで大きな爆発音を最後に音がやんだ。どうやら襲撃は終わったようだ。2人の娘が通信を繰り返し外の状況を調べているみたいだ。

 

「パパ。もう大丈夫みたい。いきましょう」

 

 娘に連れられていつもの部屋へ向かう。途中火の手が上がっていたりと、予断を許さないがひとまず敵の姿はないようだ。部屋に向かうまでの広場で、2Bとアネモネさんが話しているのを見かけた

 

「2B!」

「あ! マスター!!」

 

 駆け寄ってくる2Bをつい抱きしめた。身をよじりつつも払う事はせず、お互いの生存を喜んでいると、大きな音と地震ような振動が来た。

 はっとして2Bから体を離し周りを見るが、アジトには影響が無いようだ。

 

「外から聞こえたぞ!?」

 

 2Bが、俺から離れて音の原因を探りに行こうとする。が、その両肩を俺が掴んでしまった。

 行って欲しくない……その思いでつい掴んでしまった。最初に出会った時のドレスを着ているが、スカートの端がところどころ切れていたり、スリットに見えるぐらい避けているところもある。顔も少し汚れていることから、さっきの戦闘だけではないようだ。大事な人を戦地に送る。出来ればこのまま連れて行きたい……でも……

 

「2B……行って、こい」

 

 出来る限り笑顔で送りたいけど、多分ひどい顔なんだろうな……でも、2Bはその顔に手を添えて

 

「はい。行ってきます。マスター」

 

 眩しいまでの笑顔で答えてくれた。すぐに振り返り、出口へ向かっていく。アジトの外で、激しい戦闘の音が聞こえる。今までで一番大きな音が聞こえたと思ったら静かになった。

 

「終わったのか……?」

「……いいえ。まだです。とうさま」

 

 また戦闘音が聞こえる。大きな音が聞こえると、巨大な蛇のようなものが空を飛んでいた。それも消えたことから、おそらく2Bの活躍だろう

 

「パスカルから通信です。襲撃を受けていたようですが、2Bのおかげでなんとかなったとのこと。しかし、まだ終わっていないようです」

「アネモネさん」

 

 三度目の大きな音。というより、台風の時のような大きな風の音が聞こえてきた。どうにも、待っているのが我慢ならない。思い切って娘たちに声をかけた

 

「3H、4H。2Bの所に行きたい」

「駄目です。近づけば人なら死んでしまいます」

「わかってる。わかってるけど……」

 

 アンドロイドへ機械生命体への攻撃を指示した人類。地球を侵略する機械生命体。その機械生命体がまるで全軍特攻のような行動から、もしかしたら終わりなのか? と期待もしている。だからこそなのかもしれない

 

「戦いの決着を……見届けたい」

「とうさま……」

 

 皆が見つめてくる。無謀なお願いをしているのはわかる。きっと止められると思う。が

 

「3姉、4姉、5姉と、1姉がいけば、不測の事態にも耐えられるはず」

 

 6Hが提案してくる。しかしその顔は今にも泣きそうなほどだ。娘を悲しませるなんてことはしたくないけど、行かなきゃいけない気もする

 

「6H1、ありがとう……」

「後でご褒美を要求します」

「あ! ずるーい! とうさま!? 私もー」

「……くいくい」

 

 少しだけ空気が和んだ気がする。こっちを気遣ってくれたのか、単純なおねだりか。娘のおねだりとは父親冥利に尽きるな。

 

「じゃあ、みんな……頼む」

 

 4人がこっちを見て頷いてくれる。本当に俺にはもったいない娘だよ

 

 ────────────

 

 外に出た瞬間、俺は絶句した。目の前に嵐の玉と言っていいような塊が見える。中で雷のような光が点滅して見える

 

「……パパ。あの中で2Bママと9Sさんの反応があります」

「あの嵐の中で!?」

 

 一体どうなっているんだ……? 少しでも近くにいかなきゃ。

 

「問題ないところまで案内できるか?」

「……すでに問題ですが、なんとかします」

「ありがとう」

 

 1Hの先導で、嵐の玉へ向かっていく。途中、機械生命体に遭遇することは無かったが、近づくにつれ立っているのもしんどくなってきた

 

「とうさま、これ以上はもう……」

「ごめん。私も無理」

 

 3Hと4Hが俺を支えながら言う。

 

「とーちゃん。私の後ろに」

 

 5Hが前に出て俺を風から守ってくれる。後ろは1Hが支えてくれる。もう少し……もう少し進みたいが……くそ……

 

「2B……待ってるからな」

 

 嵐の中で光る何かむかってつぶやく。この想いが届くと信じて

 単なる偶然だと思う。たまたまタイミングが合っただけだと思う。俺がそう念じると嵐の玉が勢いを無くし消えて行った

 ほぼ真ん中と思われるところで、2Bと見たことない男がいて、2Bがとどめを刺した

 

「あれが、機械生命体のボス?」

「はいパパ。ネットワークを統括していた個体イブと思われます」

「勝ったのか……」

 

 ほっとしたのもつかの間、近くで倒れておいた9Sの周りに鉄の塊が近づいていく。2Bも慌てている様子だ。俺は3Hにおんぶしてもらい、すぐに駆け付けた

 

「マスター!? なぜここに?」

「マ、スター、離れて……」

「……9Sが、ウィルスに侵食された」

 

 9Sの首筋に金属なようなものがはいずりあがってくる。あれがウィルスなのか? 

 

「2B、マスター。僕をこロしてくれ」

「9S……」

「しかし、それでは」

「大丈ブ。バンカーにバックアップがアルカら」

「そ、それなら……」

「でも、この戦いをしてくれた君はいなくなる」

「!!??」

 

 てっきり、ゲームのセーブ&ロードみたく、簡単に復活できると思ってた。やっぱり死ぬって事実はそんなに軽いもじゃないのか……

 

「この汚染データを、バックアップすルワケにはいかないから……」

「かーちゃん……出来ないなら私が」

 

 3Hが名乗り出てくれる。でも、彼女の……いや俺たちの決断は

 

「9Sいいんだな?」

「うん。マスターに迷惑カケられないから……」

「……わかった」

 

 2Bがゆっくり9Sの首に手をかける。俺もその手にの上から……9Sの首を絞めていく。力が入っているのかいないのかわからない。でも、彼の覚悟を受け止めたからには、俺も覚悟を決める。

 時間は数分も経ってないと思う。9Sの体の浸食が止まり、同時に動かなくなる。2Bからすすり泣くような声が聞こえる……

 

「いつも……こんな……」

 

 誰も声をかけられない空気が漂う中、何か信号音のようなものが聞こえた。すると近くの機械生命体の頭にある目の部分が光っている

 

「パパこっちに!」

「かーちゃん!」

 

 4人の娘が俺たち二人をかばうように周りを囲ってくれる。

 

「アレを……倒さなきゃ……」

 

 2Bがボロボロになった体で、再度攻撃をしようとするが……

 

「待って! 2Bママ!」

「何!?」

「……通信?」

 

 他の周りにある停止している機械生命体が光り合っている。不謹慎にも綺麗だと思ってしまった

 

「これは……データが共鳴しあって?」

 

 不思議な光景に呆気に取られていると、がれきの山が動いた。中から大きな機械生命体が出てきて、全員に緊張が走る、が

 

「ま、待って」

 

 まさかの機械生命体の命乞い? かと思ったら、その説明から9Sとわかった。まったくデータって便利だな……こいつ

 

「9S……よかった……」

「うん……」

 

 ちょっと妬けるけど、ここは戦友としての二人の姿を見届けよう

 

「さぁ。戻ろう2B。マスターも僕に乗って」

 

 こうして、機械生命体による一連の騒動はひとまず幕を閉じる。アジトに帰った後、2Bに説教を食らったり、通信の回復したバンカーよりホワイトにも説教を食らったりと色々精神的ダメージはあったが……

 

「2Bおかえり」

「はい。貴方の2Bただいま戻りました」

 

 この後も、まだ戦いは続くそうだ。そう、続く……

 

 




途中で切れなくて長くなっちゃった
さてこの後の展開が原作している人なら、あ・・・と思う展開です
また、私が考えてる通り書ければタグの残酷な表現が出ます

一応、ここでも終わりともとれるので、気持ちよく終わりたい方は次は読まないことをお勧めします
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