ザクザク……とクワを地面に振りかざして畑を耕す。本当は外に出て他の人達と一緒に狩りに出かけたいけど、まだ子供と言う事と『唯一の』男の子という事で過保護に扱われてる。
僕の名前は「ホープ・H・12」15年前に生まれた、村で初めての男だ。
アジトと呼ばれるこの村は沢山の人が住んでいる。正確な人数は知らないが、みんな親戚で、僕と長老と呼ばれる「父さん」以外全員女性だ。僕にももちろん母と姉が二人、妹が一人。あ、いや、この前生まれたから二人いる。
長老の側には「三女神」として3人の奥さんがいて、自分の家族に引けを取らないほどの美人でちょっと羨ましい。
「ホープー! そろそろ面会だぞー!」
「あ、はーい」
今日は15歳の誕生日で、成人としてみなされる。その為に女神様へ会いに行くのだ
「1D1さんすいません」
「おいおい。私の事は『デボル』と呼べって言ったろ?」
「あー……ごめんなさい」
「いいって。『ポポル』の方も頼むぜ?」
「はい」
赤い髪色の家族は医療関係の技術が優れていて、村人の調子が悪い時は必ず相談が行くぐらいだ。
僕が1D1と呼んでしまった人と、その妹さんの1P1さんがみんなのまとめ役で、二人とも母親の名前を名乗っていると聞いた。
「じゃ、風呂に入って綺麗にしたら、アジトの出口でな」
「はい」
流石に、農作業して土まみれで会うわけにはいかないので、風呂に入るため自宅へ帰る。
「ただいまー」
「ホープさん。おかえりなさい」
「あれ? 1P……ポポルさん」
「デボルね? 名前の事?」
「あー……うん」
さっき言われた手前、気にかけていたが不意打ちでは無理だ。
「あら? ホープ? おかえり」
「母さんただいま」
「ではお母さん。『後は頼みます』わね」
「……はい」
なんだか母さんの顔が赤く、不覚にも色っぽいと思ってしまい、さっさと風呂へ向かった
風呂から上がり、いつもの作業着とは違う綺麗な服を着て家を出る時に「帰り待ってるわね」と言った母さんと二番目の姉さんの顔が、半分寝ているようなとろーんとした顔が印象的に残った
出口に向かうと、デボルさんとポポルさんが待っていて
「よっし準備できたな。いくぞ」
デボルさんが剣を肩に担ぎ先導を切ってくれる。
「デボル? 母さんでもそこまで雑じゃなかったわよ?」
「何気にひどいな……ポポル……」
そんな二人のやりとりを見ながら向かうのは、昔、人間が今よりたくさんいた時代「買い物」をしていたと言うショッピングモールという建物。途中、野生動物やロボットに襲われたけど、二人は僕より強く簡単になぎ払って進んでいた。
村を初めて出た僕に取っては見るもの全てが新鮮で、ビルという石の塊のような物や、綺麗にまっすぐ立った白い物、木も初めて見て色々面白かった。
そんな面白い旅も、最後の一本橋は怖かったけど……
着いたそこは、ビルの中身みたいだった。二階へ登る階段や、更に上へ続く建物。どうやってその上に行くかは分からなかったが、所々、女の人が見えた。
ここには長老こと父さんとその奥さん。H1シリーズと呼ばれる女神様直系の家族が住んでいるそうだ。
そんな周りに圧倒されているとデボルさん呼ばれた
「おーい? 今日の用事はこっちこっち」
呼ばれた方向に行くと、頑丈そうな鉄? の扉があった。デボルさんがその扉の横の何かを押したら、鉄の扉が音を立てて左右に真っ二つに開いた
「……おお……」
村のターミナルって言う機械も似た動きをしたが、目の前で起こるとびっくりする
「さ、行くわよ」
ポポルさんが僕の手を取って、開いた扉の中に連れて行く。中はそんなに広くはなく、3人が乗ると扉が閉まり、急に体が上から引っ張られるような不快な感覚に襲われた
「この感覚、慣れねぇよなー」
「自分で飛ぶ分には、なんともないのにね」
不快感は一瞬だったが二人はこの正体を知ってるみたいだ。
「この機械は、エレベーターっつってな、その、なんだ。下にどーんって運んでくれるヤツだ」
「上にも登れるわよ?」
そうい言えば記録で見た。自動昇降機械? だっけかな。自分の記憶探っていると今度は上から押さえつけられるような感じがした
「お。ついたな」
デボルさんが言うと扉がまた真ん中から開いた。そこは薄暗い空間だったが、地面には小さな明かりが無数にあり全く見えないというわけではなく、むしろ少し暗い空間だからこそ、地面の明かりがとても綺麗に見えた
「さ、あの小屋の所だ」
「地面の花、踏まないでね?」
言われて小さな明かりの正体が小さな花だと気が付く。とても小さく、白く、輝く花。ここだけが全ての空間から切り離されたような、夢の中にいるような気持ちになる
小屋までの道は花は咲いておらず、普通に歩ていけようになっていた。それは小屋というより、頑丈なテントと言った作りで、入口は開放されており、そこに3人の女性が椅子に腰かけていた
「ん。よく来たなホープ」
一番スレンダーなA2様が、最初に声をかけてくれた。戦いの女神。僕が生れる前は今以上に戦闘が激しかったらしく、その中でずっと戦っておられた。
「村ではよく見かけましたが、ちゃんと話すのは初めてですね」
続いて、ホワイト様が言う。金色の長い髪をなびかせて、隣に住んでる親戚と同じ雰囲気を持つ方。何か困ったことがあった時の最終決定権を持つ、知恵の女神。色々村の子供たちに教えているのも見かけたことがある。
「これから、君の仕事を説明する」
そして、母によく似た雰囲気の2B様。比べるのはおかしいかもしれないけど、一番きれいな人だと思い、村に来るたびつい見とれてしまう。そしてこの方は「妊娠していない」時がなかった。A2様はいざという時のため子供はおらず、ホワイト様も大体お腹を大きくされているが、妊娠していない時もあった。だが2B様だけが、一度もお腹が引っ込んでいるのを見たことがなく、いつ生んでいるんだろう? と不思議に思った。事実、今も大きなお腹をされており、多分もうすぐ生れそうな雰囲気だ。そんな方だからこそ、豊穣の女神と呼ばれるのだろう
「では貴方に、長老である私達の旦那様とその使命。そして、貴方のこれからを全部話します」
話のほとんどはホワイト様がしてくれた。だけど、正直意味がわからなかった。人間がほとんど滅んでいたことや、そのために父さんが村中の人と子作りしてるとか、そして
「貴方には旦那様と共に子作りをしていただきますが……」
つい、生唾を飲んでしまう。情報でしかしらない事を実行するとはなんだか期待が膨らむ
「母親、姉、妹。と言った近いものを中心にお願いします」
「……はい」
その理由は、自分の近親者じゃないと人間の遺伝子が弱くなって、男が生まれないらしい。正直、話しかした事のないお隣さんや、失礼だけど2B様より十分考えられる
「しばらくは1H1と2H1を補佐につけます。何か困った事があったら娘達に言いなさい」
「わかりました……それと、父さんは?」
ここには3人しかおらず、てっきり父さんもいてると思った。
「旦那様は……ねぇ?」
「主人なら『いつも通り』だ」
「??」
普段村で会っても「元気かー?」ぐらいしか話さない。どう言う事かと思っていたら
「上で娘達と子作りしている。……見学に行く?」
「……いえ。やめときます……」
何か、好奇心より「見てはいけない物」な気がして遠慮した。
──────────
恐怖の一本橋を越え、来た道を戻る。今度は1H1さん、2H1さんと一緒で5人だ。
「いきなりの話でびっくりした?」
1H1さんが道すがら聞いてくる。
「それは……一応、知識としてはありましたが、さすがに……」
「ああ、そっちじゃなくて人類滅亡の話」
「え? あ、ハイ……」
しまった……これでは子作りを楽しみにしてると思われてしまう……そうだけど
「いいことじゃねーか」
「そうね。そろそろ私達一家にも、男の子が出来そうだし」
「私はパパ以外と子作りなんて思い浮かばないですね」
『うんうん』
僕の父さん何者? と思いながら歩いていると村に着いた。入り口には母さんと姉さんが迎えてくれて、デボルさん達4人にお礼を言うと、そそくさと連れて行かれてしまった。
「ホープ、改めてお誕生日おめでとう」
「ようやく大人の仲間入りだね」
みんなで食事する部屋に連れて行かれて、今現在。いつもより食事内容が豪華と言うか、肉が多いと言うか……
「そ、そう言えば、上姉と妹は?」
いつも一緒に食べている他の家族が姿を見せないので、気になって聞いてみた。
「みんな、今日はお隣さんに預かってもらってます」
「え? なんで?」
たまに、みんなで遊んでお泊まり会みたいなのはあったけど、それとは違うはず……
「だって今日は……」
「ホープ? お姉ちゃん達と……」
見送った時と同じように、半分寝ているようなとろーんとした二人の顔。しかし
『朝まで子作りするんですから』
その目の光はとても鋭かった
……翌朝、と言うか昼。父さんが様子を見に来てくれた。だけど……
「あちゃー……やっぱこうなったか……」
「面目ありません……長老」
「つい、嬉しくて……」
「あだだ……父さん、こんな格好でごめん」
二人に一晩中種付けを誘われて、僕も気持ちよさと嬉しさで全部に答えていたら、腰が変な音を出して痛みで動けなかった
「まーなんだ。俺も通った道だし……これから慣れるって」
「父さんも?」
噂では、三日三晩、数十人に種付けしたとか、そんな話を聞いた父さんと僕との以外な共通に少しだけ嬉しくなった
「今日、一日はゆっくりしとけ」
「うん。と言うか動けないよ」
デボルさんとポポルさんも来ていたようで、僕の腰の調子と母さん、姉さんの様子も見に来たようだ
「おーっし二人とも無事着床」
「妊娠完了ね」
『やったー!』
みんながとても喜んでくれる。拍手しようと体を動かすが、やっぱり痛くて動けない
「さて、こっからが大事だぞ? なんせマスター以外の初めての子供だ」
「ええ。しばらくは注意深く観察しないと……」
「あら? きっと大丈夫よ」
1H1さんが自信たっぷりに言う。それに2H1さんも続く。
「パパの息子の子供ですから」
「……ちげぇねぇ」
みんながクスクス笑って、つられて僕も笑うけど腰に響く……
「ほらほら。『重症』患者がいるんだから、後は外だ」
そう言って父さんがみんなを外へ促し、部屋には僕と父さんだけが残った
「ホープ……ありがとうな」
「なんの事?」
「さぁ? なんだろうな?」
そう静かに言うと父さんも部屋から出て行った。環境は変わってないのに確かに変わった関係。不快感は一切なく、これからもみんなと仲良くして行きたい……
「ホープ! 次私だからね!!」
「あだぁ!!」
勢いよく部屋に入ってきた上姉が、腰を思いっきり叩くもんだからその痛みは凄まじく、僕は気を失った
──────────
大分かかったな……。子供だけで言えばすでに100は越えている。父親として恥ずかしいが正確な人数は把握出来ていない。それでも俺を父として慕ってくれて、一杯子供を産んでくれて、ついにホープが産まれた。
これからはアイツに取られるのか……とちょっと思ったが
「アナタ? 今日は前に種付けですよ?」
最愛の妻の一人2Bが、ベッド仰向けで足を広げて誘う……大きなお腹をしたまま。
「しかし、妊娠周期をズラす事で、ボテ腹エッチをするとは……」
「ふふふ……ライブラリを見て少々興味がありました」
ここ10数年、2Bとの子作りはボテ腹状態でしかしていない。しかし、妊娠した状態でのセックスはさすがに何が起こるかわからないため、出した結論が、二つの子宮を交互に使う事だった。
そして何故か彼女もこのセックスにハマってしまい、いまに至る
お腹にあまり刺激を与えないように、ゆっくりゆっくり挿入する。正常位のように覆いかぶさる事は出来ないから、彼女の太ももを持ち上げ自分の太ももを下に入れる。後はこのままゆるゆると動き、心地よくもまったりとした時間を過ごす。
「アナタ? もう少し動いても……」
チンポの抜き差しはほんの数センチ。そんな動きに心配したのか2Bが聞いてくるが、彼女は彼女でオマンコのうねりだけで快感を与えてくれる。返事代わりにおっぱいに口をつけて母乳を飲む。
直接的な気持ちよさはもとより、妊婦との倒錯したセックスは興奮を高めてくれる。妊婦に種付け、そう意識した瞬間射精が始まった。びゅく、びゅくと射精をしつつおっぱいからは口を離せない。そんな頭を2Bは抱きしめて撫でてくれる。
「確かに、物足りないといえば、物足りないな」
「え……?」
少し不安な顔をする2Bだが、俺の意味は違う
「1回や2回じゃ物足りない。10回が目標かな?」
「あ……10回と言わず100回でもいいですよ?」
「さ、さすがにそれは……」
ちょっと意地悪するつもりが、返されてしまった。萎えないチンポをそのまま抜かず、またゆるゆると動く。お互いの手をしっかり繋ぎ次の射精に向けてまた気持ちよさを募らせる
「2B……愛してる」
「私もです……マスター……いえ、アナタ、愛してます」
言葉攻めってあるのだろうか? そんなに動いていないにもかかわらず、2Bその言葉でまた射精してしまった。
「あ、はぁ……またぁ……」
子種を注ぎ込まれる快感に、2Bの足が俺の腰に絡みついてくる。オマンコも締め付けてきて、今度は子宮口が亀頭をくわえ込んできた。
「ずっと一緒にいよう」
「はい。一緒にいます……」
お互い見つめ合い、誓いの口付けとばかりにディープキスでむさぼりあう。息子はが子作りできる歳になり、嫉妬でもしたのか今日は全然萎えない。2Bの足のせいで俺は動けないが、彼女の腰が円を描いて動いてくれるから、また気持ちよくなってくる。
「本当に100回出来るかも?」
そう言った彼女の目は、肉食獣のそれに似てるなー。なぜか他人事にとらえた
翌日、別の意味で腰が立たなくなった俺と、通信越しでホープとしゃべる。あいつはあいつで、上の姉に目一杯搾精されて動けなくなっていて、お互い苦笑いをしていた
こんな日が続いたら続いたで困るが、とても幸せだとおも
「お父さん! 今日はH2一家への種付けです!」
「何人だっけ?」
「えーっと……予定は10人?」
……幸せだよな? 深くは考えないでおこう……
やっぱ、メインヒロインとエッチでしめるのってありですよね!
この後、後編、最終話を一気に行きますので
よろしくお願いいたします