※この作品はR-18です。

悪の組織は不死身の少女に殺してと言わせたい   作:Kaisu

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10:組織の足腰を司る

 薬剤科兼麻酔科への挨拶を終え、遅めの昼食を採ってからの今度は地下2階。

 本日2つ目の予定である機材科への挨拶回りである。

 地下2階の機材科事務所の札が刺さった部屋が集合場所のはずだったのだが、事務所の扉には不在札がかけられており、その下に新入り2人へ宛てた連絡用紙が扉に貼ってあった。

 

「研修予定の2人は地上階のトレーニングジムまで移動するように。その他の要件がある場合は内線で連絡するように。機材科一同」

「なんでじゃ」

「そう書かれているんだから仕方ない。上に戻ろうよ十字(じゅうじ)。指定された行先がトレーニングジムなところに不安があるけど」

「奇遇だな、俺もだ」

 

 なぜにトレーニングジム。確かにレクリエーション設備として用意はされていたけれど。

 不安があっても研修なので行かないという選択肢はない。

 

 そして訪れたガラス扉のトレーニングジム。筋トレに使われるマシーンの数々が置いてあるそこに、40人を超える男女がそう広くない範囲に集まっていて、一部は隣のレッスンルームに溢れ出し、別の10名ほどはトレーニング機器をガチャンガチャンやっている。

 男女比だと9対1ぐらいで、全員が全員トレーニングウェアというわけではないが。

 この兵庫支部に来てから食堂以外では初となる大人数、密度としてはそれ以上の光景に榊場(さかきば)と2人揃って腰が引け、どっちが最初に声かけるかをジャンケンしてあえなく負けた俺。

 

「研修で来ました、十字と榊場です。機材科の方はおられますか?」

「せーの!」

「「「悪の組織へようこそー!」」」

 

 帰っていいですか。

 

 悪の組織ってみんな揃って言っちゃったよこの人たち。

 しかもやたらに体格が良い人が多いんだけど。それだけで圧迫感がある。

 

「代表として私、機材科室長の徳馬猪桜(とくま いのざくら)と、隣にいるのが副室長の」

「機材科副室長の陽神空羅(ひかみ そら)です。トレーニングジム及びレッスンルームの管理者兼任です」

 

 徳馬さんはトレーニングウェアではなくて普段着のやや線の細いおじさん。握手を求められた手はなにかが染みているのか手先だけが不自然にまだらに黒い。

 副室長の陽神さんは対照的に体格がよい男性で、徳馬さんより頭1個分以上離した背丈と、横にも1.5倍はあるだろう肩幅に太い腕と足。握手はかなりガッチリと強く握られた。

 

「これを先に渡しておくね。機材科の仲間の名簿と、扱える機材の得意分野が書いてある」

「ありがとうございます」

「はい、機材科で今日休みの人は自由解散、待機班の人は元の業務に戻ってー! 2人の顔ちゃんと見て帰ってねー!」

「「「うーっす」」」

「「「お先失礼しまーす!」」」

「「「よろしくお願いしまーっす」」」

「あ、はい、どうも、よろしくお願いします……」

 

 方向が体育会系のノリ。ぞろぞろと去っていく時も握手を求められたり、肩を手でポンと叩いたり、背中を張っていったりとボディタッチが多い。

 結局集まっていたうちの8割ほどがいなくなり、徳馬さんと陽神さん以外に8名がジムに残ってトレーニングを続けている。

 

「今の全員機材科の方ですか?」

「そうだね。1人体調不良で休んでいるのと、外せない作業中で集まれなかった2人以外は集まった。あと、ジムに残ったうちの2人は機材科じゃないけど」

「合計何人いるんですか、機材科って」

「45人だね」

「集まり良いですね」

「結束力では随一だと思っているよ」

 

 薬剤科兼麻酔科の集まりの悪さを目の当たりにした直後にこの動員力。

 素直に感心するやら、休みにも関わらず呼び出されたのを同情するやら。

 

「立ち話もなんだから、そこのベンチ座って。あとこれ飲み物。好きなタイミングで遠慮せず飲んで」

「ありがとうございます」

 

 誘われた壁際の樹脂製のベンチと、冷えた500mlペットボトルのスポーツ飲料。

 徳馬さんは丸椅子を引っ張ってきて、陽神さんは手近なトレーニングマシンの座面に腰を下ろす。

 

「機材科の仕事は、設備の保守点検と、その技師によって成り立ちます。CTやレントゲン等の設備を動かせる者から、水回りの修繕やトイレ詰り解消、電気系統の修理や空調管理、館内外の監視業務まで、守備範囲は非常に多彩です」

「トイレ詰りの解消までやるんですか」

「空調と並び、トイレは1番大事なことですよ。トイレが汚いというだけで士気はダダ下がりになりますから。飲食店なんて、トイレが綺麗というだけでリピーター率が上がるそうです」

「だから、君たちもトイレは綺麗に使うことだよ」

「はい。確かに」

 

 汚いトイレと綺麗なトイレ、どちらが安心できるか、と問われりゃそりゃ綺麗な方になるわな。

 汚いトイレに行くたびに憂鬱な気分になっていたら仕事の効率なんて求められるわけもない。

 地下にあるとはいえ、必要以上に思えるほどトイレの照明が明るいのはそういうことなのだろうか。トイレを出たあとに毎回「廊下暗っ!」って思うんだ。

 

「館内設備について、故障かな?って思ったり、エラー吐いたり、警報が鳴りっぱなしになってたり、使い方がわからないなんてことになったら機材科に連絡寄越してください。事に応じて誰かが行きます」

「わかりました」

 

 

 

 トレーニング機器に座っていた陽神さんが、こっちを向いて少し居住まいを正した。

 

「あと、機材科として伝えるべき1番大事なことだが。おそらく吸血鬼関連か感染症関連か化学調合関連のことになるが、隔離が必要と判断したら個人の意志でなによりも最初に部屋隔離閉鎖の緊急ボタンを押せ。押したら自動で機材科に連絡が来る。中に誰がいようと、押すことで高い機材をダメにしようとも押せ」

「いいんですか、それで」

 

 場合によっては人を見捨てて機材ダメにするのを許容するのは、だいぶ勇気が要りそうだけども。

 

「初動が遅れて被害額未定オープンザプライスの広範囲被害より、金で買える機材壊す方がはるかにマシ。弁償は気にするな、どうせ金は国が出すから。誤爆でも復旧には1時間もかからない。誰かに判断任せるより、ちょっとでもヤバいと感じたら個人の判断でまず隔離。早とちり隔離大歓迎、誰も怒らない怒らせない。事前知識の薄い新入りがヤバいと感じたならそれは80%超える確率で本当にヤバい。報告書の積み重ねが証明している」

「そんなに行きますか」

「大概は知識がない奴でも危険とわかる状態になっている。だから本当に遠慮なく押しにいけ。機材科はそれを期待している」

 

 陽神さんはしつこいぐらいに隔離の重要性を説く。

 未知の感染症や化学物質を扱う施設での不用意な暴露は致命傷になり得るから。

 

「ちなみに、統計的には週1回以上のペースで誰かがどこかで隔離ボタン押してる計算になるからね。隔離ボタンを押すことに躊躇はいらない。君達の感覚がヤバいと感じたらそれが正しい」

「そんなにあるんですか」

「隔離が遅れて大惨事、なんてことは、私が室長になってからだけでも片手では収まらない。1人でやってた作業でその1人が倒れて隔離できなかったならしょうがないけど、大概はなんらかの兆候があるはずなんだよ。因果関係がわかっていなくても、その兆候と思わしき感覚を得た瞬間が押し時」

 

 徳馬さんも隔離の重要性に同意する。

 何年機材科室長をやっているかはわからないが、週1以上ペースで隔離ボタンが押されてもなお片手では収まらない回数の大被害が出ているのか。

 それには、久川(ひさかわ)先生が言っていた2回の焼却も含まれているのだろうか。

 

「1番わかりやすい例だと、異臭がする、って感じたらその時点で隔離ボタン押していい。ウチで異臭がするのは、科学物質が保管容器から漏れてるか、火事の兆候で焦げ臭いか、なにかの原因で毒ガスの類が発生しているか、排水管が詰まってどこかで逆流してるか、この4択でほぼ100%。どれ引いても面倒なことにしかならない。異臭の原因を探ろうとする前に押せ」

「かしこまりました」

 

 ハードル低いな。

 普通ならちょっと焦げ臭かったり下水臭かったりする程度では緊急連絡までは検討しない人も多いだろうに。

 

「では問題です。不自然な異臭がする場合で、即隔離をしない唯一の例外があります。なんでしょう?」

 

 徳馬さんにクイズを出されたけど、え、全くわからん。

 横に座った榊場がわかっているだろうかと顔をそちらに向けると、榊場も思い当たらない様子。

 

「わかりません」

 

 素直に降参することにした。

 

「正解は、火事の火または煙を直接目視した場合です。スプリンクラーも各部屋にありますがそれだけでは消しきれないこともままあります。、廊下にある火災報知機のボタンを押し、火災報知器の下にある消火器で初期消火を試みてください。火の勢いが強くて初期消火に失敗したか不可能であるなら、隔離ボタンは押さずに逃げてください」

「なぜその場面だと隔離ボタンを押してはいけないんでしょう?」

「隔離封鎖によって、あとから来るかもしれない人の退路を断つかもしれないからです」

「なるほど」

「隔離ボタンで発動するのは、特定範囲の空調の独立と周囲の隔壁封鎖です。隔壁の前まで行っても人間が独力で開くことはできないようになっています。火や煙が見えている場合は原因が既に明らかですからね」

「覚えておいて欲しいのが、隔離ボタン押した後に火災を目視した場合。その場合、火災報知機のボタンも押せ。機材科が確認し次第隔壁を開けるから逃げろ」

 

 また微妙に面倒な……。

 異臭即隔離の重要性は理解できるが。

 

「防災講義になってしまったが、そんな感じな我々機材科だ。よろしく頼まぁ」

「重ね重ねですが、危険だと思ったら遠慮なく即隔離を。陽神君も言っていましたが、早とちりでいいんです。我々には拙速が必要ですので」

「まず隔離して判断は後からすればいい、ということになりますか」

「まさにその通りです。機材より人優先、人命より隔離優先」

「人命の上に来るんですか。それはちょっと意外でした」

「流出した際のリスクが高すぎますので。対外的な隠蔽工作という面でも、流出した秘匿物がもたらす影響というものも」

 

 ここにいる限り人権は二の字三の字であることを忘れてはいない。

 トロッコ問題で、無自覚であろうとも迷わず絶対に少数の犠牲で多を救う選択肢を選ぶための指示。

 とても面白いじゃないか。

 

「ただまー、機材科はなんだかんだで力仕事多いから、筋トレしてる奴は多いのだ。暇なことも多いからな。君達もどうだ?」

「すいません、遠慮しておきます」

「生活がある程度パターン化してから考えさせてください」

 

 まだ自分たちがなにを仕事とすべきかすらも決まっていないのに。

 

「運動不足は兵庫支部の体質病だからな。定期的に運動イベントやってるから参加してくれや」

「予定が合えば考えておきます」

 

 いけたらいく、としか何事に対しても言えない現状。

 関西では行かないとほぼ同義だが。

 

 

 

 

「あとはそうだな、機材科にはゴツい3Dプリンターがある」

「どれぐらいの大きさですか?」

「縦横高さ1mまでなら図面データさえあれば作れるやつだ。機材科オリジナル機で、ここまで大物作れるのはそうそう無いだろう」

 

 そう言われても、一般的な3Dプリンターが作れる物のサイズなんて知らない。

 

「平均的な機種がわからないのであんまり凄さがわかりませんが」

「縦横高さ50cmのものが作れれば最大級のはずだ」

「その倍ですか……」

 

 そりゃまた思い切った性能してるわ。

 市場に出すとしたら幾らになるんだ。

 

「実際、そんなに巨大なものを作ることってあるんですか? 性能過剰では?」

「そもそもそのサイズだと図面作るのも出力するのも大変そうですけど」

「ハッハッハ、いやいや、鋭いねー君たち」

 

 突然破顔する徳馬さん。いったいなにに触れた?

 

「実際、性能は過剰なんだよ。1m級の大物なんてバカみたいに時間もかかるし滅多なことでは作らない。出力中のトラブルのリスクを考えると可能な限り分割した方がいいに決まってる。30cm級の物だって頻度は怪しい。とはいえ、小物作る分には便利だからそれなりに稼働はしているよ」

「まー、1番人気なのはフィギュア成形だがな。パーツごとに図面引く必要はあるが、それさえできればフルカラーで立体にできるってんで執念燃やしてる」

「いいんですかその使い方で」

「なにも使わないよりは使ってくれてる方が図面引く方も練習になるからな。それにオリジナル機だから、使い潰して問題点を洗い出してもらった方がいい」

「そういう考え方でしたか。ということはまだ試作機ですか?」

「オリジナル一品物だから永久に試作機だ。都度都度で改造はしているが」

 

 3Dプリンター自体が趣味の産物に近いものなのだろうか。

 

「基本は樹脂でだが、パーツ変えれば金属でも作れる。入力用の図面を描けなくてもリクエストには乗れるから、3Dプリンターじゃなけりゃ作れなさそうなものがあったら聞きにくるといい。仕事で使う品なら優先順位は最速だ」

「見学できますか?」

「今日明日ぐらいは動きっぱなしのはずだから、あとで機材科まで来るといい。作ってるのはフィギュアだが」

「榊場、フィギュアに興味あるのか?」

「いや、単純に3Dプリンターが動いてるところ見たことないから興味あるってだけ」

「さいでか」

 

 興味がないわけでもないが、わざわざ見に行くほどの興味は残念ながら湧かない。

 

 

 

「あと機材科で面白いものといえば、VR機器か。薬剤科と特能科とコラボしてるやつ」

「なんで薬剤科と特能科が出てくるんですか」

 

 どちらもおおよそ限りなく関わり合いがなさそうな方向のコラボレーションでは?

 

「大元は脳研究チームの依頼でな、VRでどこまで脳を騙せるかの実験なんだよ。まだVRでゲームの世界にダイブする、なんてことはできないし、こっちはVRで睡眠学習を目指してる」

「……いや、それでも薬剤科は関係ないのでは?」

「睡眠学習って言ってもだな、ぐっすり寝られると脳が読み込まないし、かといって夢のレベルだと忘れちまう。だから、夢っぽいけどギリギリ覚醒状態を維持して、現実との境界線をあやふやにして脳に情報を焼き付けていく。起きかけの半覚醒状態が近いか。それを長時間維持するための薬剤科」

 

 まどろみの中で脳だけ働かせるってことか?

 器用なことをさせているな。

 

「けどその方法、難易度に対しての効果は悪くないですか?」

「十字君、もっと先を考えるんだ。睡眠学習の本質はそこじゃない」

「いや徳馬さん、そう言われましても」

 

 もし簡易化できれば便利ではあるだろうけど。

 

「……洗脳、ですか?」

「冴えてるね榊場君、正解だ。強制的に脳に情報をインプットすることができれば、催眠や洗脳といった手段へのハードルがおそらく非常に低くなる。行動を縛ることまでは行かずとも、条件反射を植え付けることぐらいは比較的容易に達成できるのではないかと思っているよ」

 

 実に悪の組織らしいことしているな。空想上の産物を本気で作ってるのか。

 でも、あれば悪用の可能性はいくらでもありそうだ。

 

「じゃあ特能科は?」

「特能科とのコラボレーションはまた方向性が違っていてね。彼らが持つ特殊能力使用時の脳波形を電気信号として再現し、実際に脳に波形を送り込みつつ、VR機器での擬似成功体験で脳に誤認回路を構築させる。それをいろんなパターンで繰り返して特殊能力の移植再現を狙う」

「それはロマンありますね」

「正直こちらは上手くはいってないよ。特能科の人たち、超能力者と呼ぼうか。彼らが使う能力の源は確かに脳だし、波形データの再現もほぼ完了しているが、体が覚えていると表現すべきかな、脳が起こす反応だけでは再現されない」

「そうそう甘くはないということですか」

 

 そんなにホイホイ特殊能力がコピペできるならもっと超能力は実在するものとして一般的になってるだろう。

 

「あとね、超能力者は概して一般人とは大きく異なった脳の使い方をしているから、それを再現しようとすると、一般人が普段使っていない脳の部位を普段使わない方法で動かそうとすることになる。結果なにが起こるかというと、まず割れんばかりの頭痛が襲ってきて、次に極度の疲労が残り、さらに数日はベットから起き上がれないほどの頭痛が何日も残る」

「うーわ、それはそれは……」

「体が硬い人に無理やりハードな柔軟運動をさせるようなもんだ。脳の肉離れか筋肉痛とでも評しようか」

「だから被験者がろくにいないんだよね。手当は出るのに」

 

 脳に疲労を感じさせるならわかるけど、どんな痛みか想像もつかん。

 

「柔軟と同じで、繰り返すことで効果が出る可能性は高いんだよ。具体的な回数まではわからないけど」

「睡眠学習なんですよね?」

「そうしたいのは山々なんだが、特能科コラボレーションでは起床状態だ。脳を起こすほどの痛みで半覚醒状態をなかなか維持できないし、インプットだけじゃなくてアウトプットまでやらせようとすると起きてないと無理だね」

「根本的に方針が間違ってませんか……」

 

 そりゃ誰も名乗り出られないわ。

 回数を重ねれば確実に超能力に目覚めるならいざ知らず。誰がロマン追求のために脳にダメージ入る確率が高そうな拷問に手を挙げるのか。

 麻薬でハイになって勢いでやらないと無理じゃないの。

 

「だから今は実験体待ちだな。人身御供で殺してもいい人間の」

「吸血鬼ではやらないんですか?」

「吸血鬼への拷問目的では使えるかもしれないけど、人間じゃない脳で超能力が発現しても、イコール人間でも通用するかが不明瞭。加えて、吸血鬼が超能力を持った場合のリスクが計算できない。構築された防疫設備で止められるのは既存の物理法則で止められる範囲のものだからね」

「念動力で病原体を自由に移動させる化け物爆誕、なんて悪夢はゴメンだよ」

「ごもっともです」

 

 心臓を抉られようと、首を落とされようと再生する吸血鬼。

 その回復能力で比較的短時間で脳のコンディションを戻せるのであれば、人間とは比較にならない回数のラーニングができる可能性が高い。

 仮に装置が正しく機能していたら、制御できない武器を与えるだけ、か。



















3Dプリンターについて

ShareLab(シェアラボ)
3Dプリンター利用ガイド
3Dプリンターを活用したい方を徹底支援!
http://sharelab.jp/pickup/3dprinter/basic02/

PROTOLABS
試作・製造向け3Dプリンティング技術
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