空に雲はまばらに、日射しは今日も殺人的。
天気予報では気温37度を軽く突破する予報。
草木も萎れる夏の盛り。テレビでは暑過ぎるので不要不急の外出は避けるべきとお天気キャスターは注意喚起している。
そんな日であっても、
母親は夏休みの宿題やりなさいと口煩くしているが、この昂りと
頭も体も前のめり、今日もいても経ってもいられず家を飛び出した。鼻息荒く、噴き出す汗は止めどなく。
お姉ちゃんにもらった紐のパンツはちゃんと着けている。着けているから、昨夜からずっと下半身の火照りがとれてくれない。早く早くと股間が急き立てる。
国道橋下のいつもの場所にたどり着いてもお姉ちゃんはまだ来ていなくて、肩透かしをうけたような、昂じた気分の振り下ろし先がわからない。
まだ来ていないなら体に悪いから先に1回出してしまおうと悪魔と天使が囁くが、性欲を司るなにかが、あのどこから見ているかわからないお姉ちゃんの存在感を材料に頭の中で論破する。
なので川の水で涼をとりながら、どうやったら相撲でお姉ちゃんを倒せるかを考える。
本能に任せて戦おうとは思ったけれど、組みつくまでの動きは理性が生きていられるはずだから。
パンツなしで爪先立ちで立ち合い。禁じ手は、髪掴む、キック、噛みつき、グーパン、目潰し。
最初は思いっきりぶつかることは決めた。でもお姉ちゃんがそれを受け止めて倒れたり下がったりするイメージが全く浮かばない。弾き返されるイメージの方が強い。
ぶつかって、そのまま乳首を舐める。それじゃあこっちの力が抜けていくだけ。すぐに膝が抜ける。
ぶつかって弾かれて、鳩尾を狙って張り手、悶絶してくれればいいけど、そんな威力で狙える気がしない。
腰に巻くタオルを剥ぎ取って全裸にして御不浄負けを宣言する? でもそれはお姉ちゃんを倒したとは言えない卑怯な手。
ならば、やっぱり、組みついて、お姉ちゃんのお股を攻めるべきか。お姉ちゃんは逃げたりしないだろうから、気持ちよくしてイかせれば、たぶん、勝てる。昨日わざわざ弱点と言っていたし、さらに防御力を下げて立ち合うと宣言していたのだから、お姉ちゃんが推奨している勝つ方法なのだろう。
けれどそれは、時間がかかる。
至近距離で組み合っているだけでも、お姉ちゃん成分が僕の体を弱らせていく。ただ抱きつかれるだけで戦意がみるみる削れていくはず。
長く組み合っていると、お姉ちゃんのことになると全く我慢のできないちんちんが勝手に負けを吐き出してしまう可能性がある。
昨日の時のように足の間を大きく開いて組み合ってくれるなら、おまんこを思いっきり下から張り手するのもアリ。腕を足の間に入れて腕でゴシゴシするのもアリかなあ。けどそんな変な動きしたことないから、実際できるのか疑問。
せっかく爪先立ちしてくれるのだから、もっと正攻法でいくべきか。
ぶつかってから足先を払い、膝を落とさせる。もしくは突っ込むのではなくカエルのように上半身へ飛びついて、バランスを崩させる。速攻ならこれ。
うん、まずはジャンプして飛びついて、それから足先を狙う。それでもダメならおまんこを張り手して、それも無理そうなら指で長期戦に持ち込む。
そうしよう。
++++
それから、実に2時間以上が経過した。
気温の高い屋外といっても日陰で川べりなので風もあって、川に入って冷やせば暑くはあってもまだ過ごせる。
あまりに暇で、お姉ちゃんが置いていったビニールエアマットを膨らましもして。
お姉ちゃんが遅れて来るのも不思議ではないけれど、この秘密基地に来たのは11時過ぎ。最高潮のムラムラを抱えたままの体は、天使と悪魔のこっそり抜いてしまえという囁きに屈しかけている。
持ってきた2本のペットボトル飲料は飲み干していて、それでも残る喉の渇きは水分不足なだけではない。心臓がちんちんに移動したかのよう。
「レオくーん!」
だからその声は福音であり。
「ごめーん! ちョっと面倒な男の人に絡まレちゃったー!」
「お、お姉ちゃん……?」
つばの広い布の帽子に、ビビッドピンクのシャツの裾を胸の下でヘソ出しに縛り、腰骨すら見える超ミニのホットパンツで肌面積過剰。
しかし見て感じて、ちょっと後退りするようなトゲトゲしさと圧があって。
言葉は軽くても、お姉ちゃんはいつもの角のない雰囲気とは違っていて。
それでいてどこかツヤツヤと血色が良くて。
「レオくんぎゅーっ!」
「く、苦しい……」
おおきなおっぱいに抱き寄せられて、その匂いを肺に取り込んでも。
あれだけ元気だったちんちんが急速に小さく大人しくなっていき、体から興奮が逃げていく。
教育され尽くして格付けされた本能が、これを性の対象として見ようとしていない。
「お姉ちゃん、なんか変だよ」
「あー、ここに来る前にちょっと面倒な人と喧嘩しチゃってね〜。ちょっとイライラしてたんだ」
「それだけ?」
「血祭りにあげておいたからダいじょーぶ。お姉ちゃん喧嘩強いんだから」
「その男の人に復讐されない?」
「問題ナいよ、絶対に」
口調も声色も柔らかいのに、背中を冷や汗が流れた。
「さあお相撲、って言いたいけど、まずはマット膨らませておかないと」
「あ、もうできてる。あそこ」
「ホントだ。押し倒す気満々だね! お姉ちゃん嬉しい!」
そのはず、だったんだけど。
戦意も、性欲も、どんどん萎えていくのを感じている。
「じゃあお相撲しよう、ちゃんとお姉ちゃんのパンツ履いてきた?」
「う、うん。このまま川に入ったりもしたけど」
「よしよし、獰猛なお精子をお姉ちゃんのたメにしっかり作ってくれてたんだね。えらいえらい」
お姉ちゃんは撫でてくれるけど、意識は薄寒くなる。
それに気付かないのか、お姉ちゃんはいつものように清々しい脱ぎっぷりで裸体を晒し準備を進めていく。
美しいとは、やはり思う。けれど、いつも理性を置き去りにする本能があまり反応しない。
甘い声が耳を溶かさない。話が頭に入らず素通りしていく。
両者着替えが終わり、砂地に円が描かれた。
ちんちんは昨日とはうってかわって小さく縮こまり、寒さに怯えているかのよう。
膨らみを隠す必要もなく、腕を回し足を伸ばし、お姉ちゃんの四股よりも未熟な四股を踏んで、お姉ちゃんを見やる。
高く上がった足先。
タオルがずり上がり露わになる陰毛のなくなった股間。
そこからすらりギロチンのように振り落とされる長くしなやかな足。
まるで水面に
淫らというより、なにかもっと神聖なものを見た気がする。
「ふぅ、横綱準備完了」
煌々とした笑みを浮かべ、豊かなおっぱいが息のたびに揺れ、尻の下で足を揃えて、
「さあ時間いっぱい。鮫澤関はどんな相撲を見せてくれるのか?」
塩を撒くフリをしたお姉ちゃんが、のそりと構えを作る。
それに圧されながら、僕も構えを作った。なぜかお姉ちゃんがとても大きく見える。
飛びついて、それで倒れなければ足先を攻める、それでダメなら組みつく。覚えている。
でも、吐き気にも似た不快感が、鳥肌となって手足を覆っている。
深く息を吸って、吐いて、また吸う。
「はっけよい…………のこった!」
小さく踏み込んで、背筋を伸ばし、跳ぶ。
「うわっと」
「ふがっ」
ぶにょん、と、その跳躍は顔面からおっぱいに正面衝突する形になった。
弾き返されることはなく、けれど焦って足を前に出しても前傾姿勢で懐の広いお姉ちゃんの足に蹴り足が届かない。
お姉ちゃんの腕が両脇の下から背中に回されて手が上半身側にしか向かずおまんこ狙いもできない。
そして、触れ合って今日のお姉ちゃんの汗を嗅ぐと、どんどんと足先から震えがわななき昇ってくる。
体が、逃げろと言っている。
「元気ないぞー? ほら攻めろ攻めろー」
「はぁっ、はあっ、はあっ」
「んんー?」
足の震えが腰を通り過ぎた時、膝と足の裏の感覚が痺れ消えて、自立する力を失った。
膝が笑い、腰が抜け、尻餅をついて、反射でそのまま後ずさる。
「おぇっ、うぇっ」
「ちょ、ちょっと大丈夫!?」
なおも不快感が昇り、そのまま喉と口を通り過ぎる。
横を向き、そのまま砂地へ水っぽい黄白色の物体を吐き戻す。
バチャバチャとしぶきが跳ねるがなお止まらず、胃がどんどん搾られていく。
「えふっ、げっえっ、えほえほっ」
目がチカチカ、頭はガンガン。
体が熱い、けれども嫌な冷たい汗がどんどん流れ落ちる。
どれぐらいゲーゲーしていたかわからない。涙も鼻水もヨダレも流れ出すがまま。
一通り吐き出してから背中をさすられていたことを知る。
「大丈夫?」
「口の中きもぢわるい」
「熱中症かなあ、まず日陰行こ? 立てる?」
「たぶん」
ゲロに砂を被せ、お姉ちゃんに支えてもらいながら、川の水で口を濯いで橋の下の日陰へ戻る。
「腰もゲロでべちゃべちゃだから脱がすね?」
「うん……」
ビニールマットに大の字に寝転がされて、川の水で濡らして絞ったタオルで全身を拭かれた。
風に煽られ冷えたタオルでカッカカッカしていた体から熱が引いていく。
「はふぁ」
「ごめん、びっくりした?」
濡れタオルが熱で弱ったちんちんと金玉袋を包んで急速冷却。
内腿からも一気に熱気が消えて、急に全身が涼しく感じられるようになった。
「よっし、はいスポドリ。水分と塩分補給して、体力回復」
「うん、ありがとう……」
お姉ちゃんが持っていたのは今日も1.5ℓの大きなボトル。その半分近くを一気に飲み干して、塩タブレットを3つまとめて舐める。
お姉ちゃんはその間にシャツを着てラフな格好になり、何度も何度も川と僕を往復して、濡れタオルで体を冷やし続けてくれ、秘密基地の中に刺さっていた団扇で風を作り続けてくれる。
逆に動き続けるお姉ちゃんはかなり暑そうで、一度服のままドボンと川に沈んで涼を確保していた。
「レオ君が調子悪いの気付かなくてごめんなさい」
どういうことか、今度のお姉ちゃんはとても小さく見える。
「お姉ちゃんは悪くないよ」
「ううん、いつもよりレオ君がこっち見てくれてなくて、あんまり会話に身が入ってなかった。女の子ってエッチな視線には敏感なんだけど、今日のレオ君からはそれも感じてなかった。だからなにかおかしいって思ってはいたの」
「家早く出過ぎたぼくも悪いんだよ。あんまり水飲まずに長く外にいたんだし」
「お姉ちゃんも遅刻だもん」
昨日も今日も、へろへろになってお姉ちゃんに体を拭いてもらって、お世話されて。
スポーツドリンクで補充した水が行き渡り、体が目醒めてくる。
するといろんなことに感覚が向き始め、間近にいる超刺激的生物を嫌でも意識し始める。
川に服ごと沈んだお姉ちゃんのシャツは体に貼りつき乳首が浮いていることに気付き。白レースの紐のパンツを付けていることに気付く。感じていたトゲトゲしさは不思議と消えていることにも気付く。声も心地よいものだと耳が認識しているし、漂う汗の匂いは鼻から体の緊張をほぐしていく。
あの逃げ出したくなる圧や不快感は、やっぱり体調不良のせいだったのかな?
「ふふっ、おちんちんもようやく元気出てきたみたいだね」
「あっ」
思えばパンツもタオルも脱いで寝転がっていたのだ。
余裕が淫らな気持ちに少し動くだけで、ちんちんは硬く立ち上がり、存在をアピールしてしまう。
「やる気と元気が出てきたのはいいことだけど、お相撲で勝てなかったんだから、残念ながらタイムオーバー。レオ君がお姉ちゃんを屈服させて、メスにすることはできませんでした」
そうだ。
これに勝たないとお姉ちゃんはどこかへ行ってしまう。
飛び起きて、座ったままのお姉ちゃんにしがみつく。
「やだ、行っちゃやだ!」
「でも約束は約束。もう会えません」
「行っちゃダメ! お姉ちゃん大好き!」
「嬉しいな。でもレオ君のレベルは足りませんでした」
恐怖と絶望で涙が止まらない。
絶対に逃すものか。
「レオ君はお姉ちゃん好きだよね?」
「好き!」
「それはレオ君が気持ちよくなりたいだけじゃないの?」
「違う!」
「じゃあ、もっと一緒に遊びたい?」
「遊びたい!」
「そうかー。じゃあ、レオ君がお姉ちゃんのおもちゃになってよ。お姉ちゃんの命令に逆らわず、ジッと男のレベルを上げていくの。どう?」
「お姉ちゃんがそれでいいなら、なる!」
「おもちゃだよ? 本当にいいの?」
「いいの!」
プライドもなにもない。
どんな繋がりでも、お姉ちゃんを失ってはいけない。
頭も体も理性も本能もそう叫んでいる。
「じゃあ、おもちゃのレオ君に最初の命令。抱きつくのやめて、お手」
僕は抱きつくのをやめて、お姉ちゃんの出した手のひらに右手でお手をする。
「よしよし。おかわり」
お姉ちゃんにあごを撫でられてこそばゆくなりながら、左手を出す。
「じゃあちょっと難しいの。海老反りブリッジ」
両手を地面につけて、腰を高く突き上げる。そのまま手の位置を微調整して、完成。
「ふふふ、おっきしたおちんちん突き出す恥ずかしいポーズなのに、ちゃんとやってくれるんだね。男のプライドってないの?」
「命令に、逆らったら、いけないんで、しょ?」
「その通り。いい子いい子」
高々と突き上げたちんちんの先っぽをお姉ちゃんが撫でると、腰とふとももがぞくぞくと痙攣を起こしかける。
「えいっ」
「△●っ□!?」
撫でられるちんちんが喜んでいると、突然金玉がぐりっと潰されて、目から星が散る。
あえなく落下した腰はお姉ちゃんが受け止めた。
「ぉ、ぉ、ぉね、姉ちゃん、ひど、ひどい……」
体を丸め、脂汗まみれになってじくじく男の痛みに耐えながら、お姉ちゃんの顔を見上げる。
「レオ君はおもちゃだもんね。どう扱うかはお姉ちゃんの勝手。それとも、やっぱりおもちゃになるのはやめて、お姉ちゃんとバイバイする?」
「や、めない」
「やめないんだね。それじゃ、マットに座って話聞いてね」
なんとなく、お姉ちゃんの顔が赤みががっている気がする。
「じゃあ、今日はレオ君がどれだけお姉ちゃんを本気で好きかを試してあげる。おもちゃ扱いをやめたくなったらいつでも言っていいけど、やめたらそこでバイバイ」
「言わない」
「でも、レオ君約束破りの常習犯じゃない。我慢できるかな」
「我慢する!」
「そっか。じゃあ、最後まで終わってもレオ君がおもちゃでいたいと思うなら、お姉ちゃんの名前と、連絡先教えてあげる」
「いいの?」
「だって、お引越しはするもん。ちゃんと繋がっておかないといけないもんね」
「行っちゃダメ!」
「じゃあ、お姉ちゃんがいっぱい遊びたくなるように、おもしろいおもちゃだってことを証明してね」
そんなことを言われても、方法がわからない。
「どうやって証明すればいいの?」
「うん。お姉ちゃんは、おちんちんやたまたまをいじめられて、痛いはずなのにどうしても、もっともっと触ってもらいたくなってるあの顔が大好き。レオ君が精子を漏らす直前の、焦れて、切なくて、泣きたくなるぐらい余裕なくて、気持ちよくなりたくて頭も体もお姉ちゃんのことしか考えていない、あの顔も大好き。だから、その手で隠しているおちんちんとたまたまを明け渡して、そのお顔をたくさん見せて?」
僕の目をじっと見ながら、細くて長い指が僕の股間に伸びてくる。
きっと、知ってはいけない世界へと誘うであろうその手。
蛇睨みされたように体は動かず、僕の手は払い除けられ、お姉ちゃんの両手に硬くよだれを垂らしたちんちんと金玉が握られる。
「お姉ちゃんの命令は絶対。レオ君はそれを破れない」
指や手のひらが触れたり離れたり、しごかれているようなマッサージされているような。
もう片方の手は2つの玉を指で挟んで転がし、油断するとキュッと圧迫して痛みと痺れを与えてくる。
「レオ君は、お姉ちゃんの許しがなければ本当に気持ちよくなれない」
視線を外せず、さわさわと触れられ続けて焦燥感が募る。
お姉ちゃんの体がどんどん寄ってきて、その匂いが頭にモヤをかけ、痛いのかそうじゃないのかの境界線がだんだん曖昧になってくる。
「レオ君の体はもうお姉ちゃんのもの。血の一滴、細胞のひとつに至るまで、お姉ちゃんのために働かないといけない」
ちんちんは先端を手のひらに擦られるたびに先走りを噴き、お姉ちゃんの両手がどんどん汁っぽくなっていく。
「レオ君、いただきマス」
お姉ちゃんが首の左下あたりに甘く噛みついた。痛みはなく、じわぁとあるかなきかの痺れが広がる。
同時に手の動きが激しくなり、一気に体が射精の前段階へと移行する。
「イケ、イケッ」
強く歯が立てられるも、それ以上にギュッと強く金玉が握り込まれ、鮮烈な痛みをトリガーにちんちんが爆発する。
「うぁ、うぁ、あっ、はっ」
お姉ちゃんを屈服させ、大事な子宮を占領するために丸一日溜められ鍛えられた獰猛な精子たちが、お姉ちゃんの手の中にボロ負けして追い散らされていく。
痛みと快感を伴いながら、白い火花が多幸感となって頭と目と体の中を撫で回す。
全身が悦びに震えている。毛穴ひとつ、血管ひとつに至るまでが小さな快感の爆発に浴している。
尻が快感の波に抗えずこむら返る。それすらも痛気持ち良さになってないまぜの混沌に消えていく。
「ゴチソウサマでした」
「あっ、ふふ、おねえちゃ、つった、つった、ひっ」
「やり過ぎた、カな?」
お姉ちゃんの声は聞こえているのに、快感の波がなかなか引かない。ろれつが回らない。
そうこうしていると、敗残の精子を茂みに投げ捨てたお姉ちゃんに背中側に座られて、ぺたり絡むように包むように身を寄せられる。
「ほラ、お姉ちゃんのパンツを舐めて吸って、おちんちんしごいてみてー?」
「あふ、あふゅ、だめ、だめ」
散々自分で自分を教育したおかず。脱ぎたてほかほか、お姉ちゃん成分作りたてを押しつけられる。
口と鼻から追加投与された強制興奮スイッチが情欲に再び火をつけた。
出したばかりだというのに準備が出来上がり、言われた通りにちんちんを触り、命令衝動に突き動かされてそれをしごきだす。
尻のこむら返りが両ふとももにも広がる。
少しでも痛みと負担が和らぐように背足が伸びて腰が浮いていく。それを阻止すべくお姉ちゃんの両足が内股に上から侵攻して閉じようとする足を逆に開きにかかり、左手はパンツを鼻と口に押しつけて、右手はお腹を抑えてのり付けするように密着し僅かな逃避を許さない。シャツ越しだけど柔らかいお姉ちゃんの体が出す気持ちいい成分を僕の肌が吸い取って歓び唄う。
痛い痛い痛いでも切ない止まらない止められない、息ができない吸っても吸っても足りない吸っても吸っても狂う狂うはやくイきたいはやくイきたいはやくはやくはやくはやくはやくはやく――――――――
「がんばれがんばれ、そのままそのまま! 気持ちよくなっていいんだよ!」
「あっ、あっ、あっあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
またお姉ちゃんが噛みついた。震える肩首を頭と口で抑えて、突き出そうとする腰を押し込まれ、閉じて締まろうとする足はさらに大きく開かれ伸ばされる。正しくイきたい本能と阻止したい加圧のギチギチとした刹那のせめぎ合いはお姉ちゃんに軍配。
適切な姿勢を用意できなかった体はそのまま変なイきかたをして、数瞬の激感と激痛となって快楽神経を焼き走り、脳をバグらせ荷電しスパーク。
ビキッビキッと飛び出た精子、ぶしぷしざわざわと噴き溢れ出ていく悦を伴うなにか。先のものより激しく短く通り過ぎた快感。
酷使に次ぐ酷使で全身がギシギシと軋み、通過した余韻を痛烈な痛みが上書きしていく。
「たす、たすけ、あし、つったつった」
「おっとっと」
するりと抜け出したお姉ちゃんに足首を持ち上げられ、寝転んだままぶらぶら揺すられて硬直が抜けていく。
余震のように、ビクッビクッと快楽の余波が腰周りで小さく爆ぜる。
攣った肉の緊張がほぐれ、体と頭に平穏が戻ってくると、今度は急激で強烈な疲労が襲いかかってきた。
身を燃やすような快感を受け止めて、体力の1滴まで使い果たした僕には、もうお姉ちゃんのなすがままにされるしかなかった。
++++
ああ、レオ君はやっぱり美味しい。
旨味満点、日ごとにとっても美味しく育ってる。
でも時間が足りない。もっと長く、せめて一晩、とろ火で甘々に煮詰めて、
どうやって連れ出せばいいんだろう?
幕間続き↓
次の話