汗を流す?
とんでもない。
もう汗すら出ない気がする。
圧倒的に搾られた。
雑巾絞りもびっくりなぐらい、体力も精力も水分も抜かれていった。
清涼な部屋の新鮮な空気!
よく冷えたスイカから得られるミネラルと豊富な水分!
どっちも体が欲していて、暑気にあてられ干からびた体へみるみるうちに吸い込まれていく。
けれどもともと寝不足で、いろんな面で消耗した体力まではすぐには回復できず。
とりあえずで必要な要素を取り込んで、次に必要なのは休養。すなわち睡眠。
時刻は午後4時を過ぎたところ。
食べている間ははっきりしていた頭が、また落ちようとしていく。
「あー、椅子で寝ちゃダメ」
「ん……」
お姉ちゃんの家に来るまでに着ていた服や、汚した服は全て洗濯機の中。
いまは持ってきたパジャマを部屋着にしている。だからいつでも寝られる。
「ほら、ベッド使っていいから頑張れ」
手を取られて、ふらふらと直置きのマットレスへ転がる。
お姉ちゃんの匂いがする。そう思ったぐらいで、目はもう開かなかった。
++++
敵地で、それも自らを獲物と認識している敵の寝床で、無防備に寝息を立てる肉の柔らかい子ども。
疲労しきって逃げる脚もなければ、身を清めて肌を晒し、さあ襲え!とそこにある。
襲いたい。
いますぐ血管に牙を立てて血を貪りたい。
もう熟していて、いつ賞味しても美味しいものがそこにあって。
〔自分でもっと美味しくしたいと思ったのでしょう?〕
{いいじゃない、いつ食べたって。餌をぶら下げるのが悪いのよ}
【せっかく丹念に下拵えしたんだから、きっちり仕上げるべきよ】
内なる声がアタックとステイで喧嘩する。
このまま5日かけてダラダラと性的に過ごしながら、ヤってヤられてをしても、
[でも泥抜き砂抜き血抜きはしてないじゃん?]
内なる議論を終結させたのは第四派閥。
ああそうだ。
まだ、食べ頃になったから洗っただけではないか。
生のまま素材の味を堪能するのも良い。
けれど、昨日までの彼がなにを食べていたかわからない。血に嫌な風味が残っている可能性がある。
淡水魚は釣っても泥臭くて食用に向かないことがあるので清水で泳がせ絶食させて泥臭さを抜く。
二枚貝も塩水に浸して砂を吐かせて食味を良くする。
肉も魚も、最初に血をしっかり抜かねば風味は悪くなる。
私は血が欲しいからちょっと方向性は変わってくるけれど、新鮮だから良いとは言い切れない。
時間はあるのだ。
与える食べ物を制限しつつ
全身で余すところなく快楽を得られるように処理し、スイッチが入ればどこの部位からでも報酬系の神経回路がじゃばじゃばとドーパミンを垂れ流しエクスタシーを容易にさせる。
そんな風にすれば、骨肉からストレスが抜けて正のポジティブな要素が増していき、私に尽くす尽くされることが目的にすり替わって、快楽を得るために思考と身体が同じ方向へ向いて芳醇な風味を得るだろう。
レオ君がこのお泊まりのために全力を出して準備していたように、私も至高の血を求めるために飢餓も煽って用意しておいたではないか。
ああだけど、血への飢餓感もあるのだ。
たとえばすっぽんの生き血であったり、血も滴る生レバーであったり、代用で採れる栄養や食物は数あれど、それで吸血衝動が全て消えるわけでもない。
一番最近で血を吸ったのが、ここに引っ越す前の橋の下レオ君ちんちんから味見程度に微量。足りない。圧倒的に足りない。
吸血衝動というものは、血液を摂取することのみならず、牙を立てて血を吸う行為そのものにも起きる。
人体に含まれるおよそ5リットルほどの血液だって、その気になれば一度に吸い尽くすことだってできる。
だけどそれはしない。この時代、そこまではしなくても生きていける。
見境をなくしてそれをしたら面倒なことにしかならない。噛み跡だって残るから、変な疑念を持たれたくもない。
理性を飛ばしたら、監視社会では命取りだ。
山から脱出するのだって、どれだけみんなが犠牲になったことか。
本能が知る手段だけれど、あまりに人目につきすぎる最終手段。その場を凌げても、一般人の知識がどれぐらい逃走手段に信用が置けるかわかったものじゃない。
だったら最初から見つからないように生活をする方がいい。
安全な人に媚び売って懐に入り、下衆心を満たしてやれば、金稼ぎには困らないけれど回りくどい。
もっと上手く生きる術はないものか。
++++
疲れきっていた体が空腹と喉の渇きで目を覚ます。
部屋は真っ暗。窓の外も真っ暗。
転ばないようにベッドから起き上がり部屋を出ると。お姉ちゃんはリビングでノートパソコンを使っていた。
「おはよう。よく寝てたね」
「いま何時……?」
「AM2時前ぐらい。まだ深夜」
ぐぅ〜〜と、腹の音が鳴る。
「そりゃお腹も空くよね。ご飯にしようか」
「うん……」
「とりあえずは適当に果物でも食べててよ。ちゃっちゃと作るから」
冷蔵庫から出てきたよく冷えた小粒のぶどう。
それを食べていると、すぐに肉の焼けるいい音と匂いが漂う。ものの10分かからなかった。
「牛ランプステーキ、岩塩でどうぞ」
まさかのステーキ。それも厚切りで3枚。
「肉でしっかり精と力をつけないと、お姉ちゃんは倒せない」
「い、いただきます」
寝起きに食べるものじゃない、そう思ったのだけど。
「美味しい……じゃなくて、なんか、凄い……?」
「歓迎用に良いの買っておいたからね」
しっかりとした歯応えに、大量の肉汁と旨み。塩だけなのにそれが甘く感じる。
それなのに意外とあっさりしていて、けれど肉を食べているという感じは強くある。
簡単に3枚のステーキが口の中に消えていった。
「果物と100%果汁ジュースは冷蔵庫から勝手に出して飲み食いしていいからね。ご飯はパックのご飯ならあるけど、食べる?」
「いらない」
肉!肉!肉!で十分な満足感。
舌と胃がいままで食したことのない経験を積んで圧倒されている。
「どうする? 寝直す?」
「お姉ちゃんは?」
「レオくんそのまま起きるなら一緒に起きるし。寝直すなら作業するのやめて一緒に寝ようかな」
ずくん、と心臓が跳ねる。
「……寝る」
疲れはまだまだ抜け切れず。散々削られた体力も戻りきらず。
寝起きから食事で体は起き始めて、けれど本来の体内時計は就寝中の時刻なので眠気はあって。
満腹になった腹も、動きたくない休ませろ消化させろと言っている。
「じゃあ歯磨いてきなよ。お姉ちゃんも寝る準備するからさ」
促されて歯を磨き、寝室に戻ってみると。
パジャマに着替えて、寝室の冷房設定を下げまくりガキンガキンに冷却しようとしているお姉ちゃん。なのにお姉ちゃんはパジャマの前ボタンを全て開け、下も桃色のショーツだけ。
「……寒くない?」
「寒いから、2人で布団くるまってくっついて寝るの。レオくんをお姉ちゃんの抱き枕にする。お姉ちゃんがしたいことなので拒否権はありません」
ベッドに連れ込まれて、厚めの掛け布団の中で、こちらの寝巻きのズボンが脱がされてパンツ一丁にさせられる。
背に手を回されて、胸元から漂う魅惑の香りと密着状態。お姉ちゃんのお腹に、当然のように固くなったちんちんがパンツ越しで触れる。
「興奮してると眠れないよ? 深呼吸、深呼吸」
背中をさすられて、言われるがままに息を深く吸う。
それを繰り返すうち、頭の中はぼんやりと雲がかかる。
「じゅわじゅわーって眠りの成分が広がっていきます」
「お姉ちゃんの体の熱と混じって、境界がなくなっていくよ」
「だんだん寒さも感じなくなって、お姉ちゃんの心臓と同じ速度になっていく」
「だんだんだんだん、体が動きたくなくなって、手や足が重くなってくる、目も開かなくなってくる」
「心臓の音も聞こえなくなってきた。お姉ちゃんの声しか聞こえない。お姉ちゃんの声しかわからない」
「眠い、眠い、どんどん眠くなってくる」
「我慢できない、落ちていく、落ちていく。ぐっすり、ぐっすり。おやすみ、おやすみ」
++++
腕の中のレオ君が意識を夢の世界へ飛ばして力が抜けてすっと重くなる。
眠った。私の体臭に発情し身を委ねてしまう条件反射を起点に、言葉による導眠が行われた。
いまのレオ君は、潜在下への刷り込みと、意識があるときには起きない命令行動が可能かもしれない状態。
なにをしよう。
敷居がもっとも低そうな反応を引き出して、私の命令に従うこととそれによる報酬をより密接に結び、より腰砕けにしやすく、勝てなくしていくことが大事だろうか?
積極的な男アピールをしてくれるような言葉をかけて、思考の誘導を施してやるべきだろうか?
「おちんちん固くなーれ、おちんちん固くなーれ」
意識が落ちて硬度も落ちたレオ君のそれを、パンツの外から手を這わせてさする。細かく震わせると言ったほうが近いだろうか。
起こさないように性的で生理的な勃起を促す。
「おちんちんおっきくおっきくなーれ」
意識が眠っていても、呼吸で至近距離から昂奮要素を摂取し続けている。
どうしたって体は勝手にかっかと昂るし、弱くてもそれを煽る誘導をしてやれば、どんどん性的に振れていく。
だからものの数分もしないうちに、ブリーフの中で窮屈そうに膨らみきったレオ君ちんちんが完成した。
「そう。カッコいいよレオ君」
そうはいっても、大人の中指よりも短く包皮に覆われた子供のミニマムサイズ。
手のひらに簡単に収まるし、口に入れても喉まで突き込むこともできない。硬度も大人のそれに比べれば芯がない。
「カッコよくなったおちんちんから、お精子が外に出たがってぞわぞわしてくるよ」
ブリーフの上から撫でることはやめず、常に一定で、萎えさせないぐらいの弱さで。
少しずつ息が浅くなってきて、鼓動もやや早くなり、うっすらと汗が浮かび、それが冷え切った部屋に逃げて凍えた鳥肌になり、すぐ前にいる熱源に寄ってくる。
「おいでおいで。もっと体くっつけて」
ブリーフ越しにへそ下に密着するレオ君ちんちん。
行き場を無くした私の手はお尻の位置を固定させ、密着から逃げられないようにする。
意識があったときは気恥ずかしさもあったのか寄り切れていなかったレオ君が、完全に腕の中でくっついた。
「どんどん精子が作られる。もういっぱい。出さなきゃいけない。精子出せばお姉ちゃん倒せる、でもすぐ出さなきゃ倒せない急げ急げ」
荒くなる息遣い。
へそ下に触れているブリーフが先走りで湿気り始めている。
「お姉ちゃん負けちゃう、レオ君のものになっちゃう、おちんちん頑張れ、急げ早く、精子出さなきゃお姉ちゃん倒せない、お姉ちゃんどこかいっちゃう、匂いつけないと他の男に取られちゃう」
ぞわっ、ぞわっと、波がレオ君の中で起きている。
無意識なのか、レオ君の手が私の腕を掴んでいる。
「いや、レオ君強い、お姉ちゃん負ける、レオ君の女になっちゃう」
握る手が強くなり、小さな体が震える。
よく知っているイキ震い。お腹にぐちゃり生温かい湿り気。
「レオ君強い、お姉ちゃん負けた。かっこいい男らしい。勝った勝ったレオ君大勝利」
夢精。
言葉で誘導して、見事成功したではないか。
「安心しちゃダメ。朝までおちんちん固くしたままで、お姉ちゃんにくっつけ続けなきゃダメ。強いレオ君を体でアピールしてメロメロにさせなきゃダメ」
どんな夢を見ているのか、急かされた精子を出して緊張がほぐれた直後、また少し固くなるレオ君。
「夜のお姉ちゃんは倒した。でも、朝のお姉ちゃんを倒すために、もっと強いちんちんがいる。それは、夜の間ずっとかっこいい固いちんちんじゃないと倒せない。かっこいい男はそうじゃないといけないし、朝のお姉ちゃんは倒せない」
これが効くかどうかはわからない。
けれど、これで寝ている間ずっと、レオ君のちんちんは勃ちやすくなるのではないだろうか?
男は、むらむらすると勃起する、のではなく、勃起するとむらむらする、という発情プロセスがあるそうだが。だとすれば、寝ている間ずっと勃起するようになれば、起きた時のレオ君の発情度合いはどれほどであろうか。
仮に効かなかったとしても、次の機会で寝ている間ずっと手の中で勃たせてあげ続ければいいだけだ。
時刻は午前5時前。
本当の起床時刻はまだだいぶ先。
股間のべちゃついた不快感で変に起きなければいいのだが。
++++
ブラスバンドの音、そして歓声。
ぼーっとした頭に音が入ってくる。
隣にお姉ちゃんはいなくて、1人で布団に包まっている。
ついで、朝立ちした股の水気と、ノリのような嫌な感じ。
手を伸ばすと、粘着質で糸引くよく知ったあの物質。
「うわ……」
枕元にティッシュ……はない。
周囲を見回しても、拭けそうなものはなく。
こっそりトイレへと行こうとするも、リビングを通る際に当然のようにお姉ちゃんに起床を見つけられる。
「おはよー、よく眠れた?」
「うん……おはよう……」
高校野球のラジオを聴きながらノートパソコンでなにかしているお姉ちゃんの横を、そそくさとトイレに行こうとして、その道を塞がれた。
「あの……トイレ……」
「寝てる間にお精子のおねしょしたでしょ? 起きた時精子の匂いしたし、お姉ちゃんのお腹にもついてたし」
気付かれていないわけがなかった。
「先にシャワー浴びてきなよ。パンツは洗ってあげるから」
「うん……」
「本当に堪えられない弱いちんちん持ってるなあ」
恥ずかしくて、お姉ちゃんの顔をまともに見れない。
パンツを脱ぐところまでしっかり見られて、その漏らした精子つきブリーフを渡す時には、顔から火が出そうで、シャワー中なにをしていたかまるで思い出せない。
けれど、シャワーを出てからも、お姉ちゃんからの扱いは酷かった。
「精子の無駄撃ちおねしょする弱々ちんちんのかっこ悪いレオ君。お姉ちゃんポイント減点です。だから、今日はズボンもパンツも没収です」
そう言って渡された、袖丈長くサイズが合わないシャツ一枚。
「これなら、いつでもちんちんが漏らしてないかめくって見れるし、触って確かめられるからね。あと、手や足で隠しちゃダメ。それに、外に出てる分、いつでもお姉ちゃんにかっこいいガチガチちんちん見せつけられるってことだよ?」
それは良いことではないと思う。
それでも着ないことには始まらないとシャツに手を伸ばしたら、それを取り上げられる。
「まだ着ちゃダメ」
「なんで?」
「寝ながら出ちゃうぐらい弱い精子が作られて溜まってるってことだよね? それ捨てるために出さないと」
「またぁ?」
「またぁ、じゃないよ。お姉ちゃん情けないおねしょちんちんは触りたくないから、レオ君が自分で出すの。リビングで、お姉ちゃんの見てる前で、オナニーしておねしょしてごめんなさいって謝りながら精子を捨てるために出すの。最低でも2回連続で出してもらうから。もしできないとかいやだっていうなら、レオ君は不合格。そのままお家にお帰りくださいってなるよ」
ニヤニヤと、お姉ちゃんは僕を見下した。
拒否することは、選択肢にない。
「やる? やらない?」
「……やる」
「じゃあ誠意を見せてもらおうか」
お姉ちゃんはとても楽しそうに、僕をリビングに連れて行った。
++++
理不尽も甚だしい。
夢精させるように誘導したのはこちらだし、それが正しいことだと囁きもしたのに、起きてからは恥ずべきことだと糾弾しているのだから。
けれど、性的虐待命令を受けて、悶えながら未熟な男性器をしごくレオ君の姿を眺めるのは、愉悦としか言いようがない。
怒りで反抗して押し倒す、なんてことをほんのり期待はしたのだけど、負け癖だらけのレオ君にそんな考えは生まれなかったようで。
リビングの中央方向へ向くように言いつけて、視姦されながら自慰を行うレオ君。
懲罰だからと興奮させるようなアイテムはなにも与えず、ティッシュ箱を渡して、ただずっと痴態を眺めるだけ。
橋の下で自慰に耽るレオ君を覗き見したことはあるけれど、気付かれないように物陰からだったし、その時のレオ君はこちらに背を向けていたから、こう至近距離で見てあげるというのは互いに初めてだ。
もとのサイズがサイズだから、手でほとんど隠れてしまっているのが残念だけど。
「イクときはちゃんとお姉ちゃんに顔見せて、謝りながら出すんだよ?」
「ひっ、ごめんなさい、ごめんなさいっ、あっ」
1回目の謝罪射精は案外早くて、ぴくんぴくんと体を震わせなながらこっちを見上げてきた表情はどうにも切なく嗜虐心を唆ってくる。
「さあ、もう1回もう1回。体の中に残った恥ずかしいよわよわ精子もしつこく排出しましょうね」
一度ティッシュで精液を拭ったレオ君はすぐさま自慰を再開したが、そこからが長かった。
「はっ、はっ、はやく、うぅ、出てよぉ……」
10分経っても、20分経っても、レオ君がフローリングに転がって汗をかくだけで、イキきれない。
30分も経ったころにはレオ君の体力そのものが底を打ち、手が動かず、ちんちんすら萎えてしまっていた。精子の残弾は1発目で枯れていたらしい。
「2回目出せないんだ。そっかそっか」
「出すから! 出すから!」
どうやら、私の要求を叶えられなかったことが死刑宣告になると思ったのか、慌てて再開しようとするレオ君。
けど、視姦するのもさすがに飽きた。
「ああ大丈夫。根気は認めてあげるから。ストップストップ。別のことで埋め合わせよう」
汗だくになったレオ君。上気し火照った体は、新鮮な血の循環が行われていそうで美味しそう。
「ちょっと触るよ」
分泌液でぬめついていて、けれどすっかり縮んで包皮の奥へ逃げこんでいるちんちんは玉袋も小さくなっていて、私が触って揉んでみてもやる気を取り戻さない。
お尻の穴の奥から活を入れれば無理やり勃たせることもできるだろうが、それはお仕置きになるかどうか。
「そういえばさ、なんで皮剥いて先っぽの方触らないの? お姉ちゃんが触ってあげるといい反応するし、気持ち良さそうだったけど」
「えっと、お姉ちゃんがやると痛いときもあるけど気持ちよさの方が強くて、だけど、自分でやると痛いだけで気持ちよくない」
「ほー。それはいいことを聞いた」
萎えたちんちんの包皮をずり下げて、カリ首の段差がほとんどない亀頭をいきなり冷気に晒す。血の気が失せていて、内側から今の自慰やおそらく夢精でも付着した精液系分泌物のすえた臭いがほわりと空気に混ざる。
包皮を抑える手を離すと、あっさりと包茎に戻っていく。
「埋め合わせ決めた。ちんちん剥きっぱなしを目指そう」
「…‥どうやって?」
「脱脂綿とかガーゼ固定するテープの絆創膏あるでしょ? あれで根元の方に皮集めて固定できるでしょ、たぶん。たしか防水のがあった気がする」
どのぐらい敏感な状態なのかは知らない。
自分で触って痛いというならお仕置きにはなるだろうし、負け癖ももっとつけることができそう。
とても
「お姉ちゃんに勝ちたいはずなのに逆に弱点教えてくれてありがとう。いっぱい触ってあげる。帰るときには痛い部位じゃなくなってるといいね」
「そこまでしなくても……」
レオ君をもて遊び、脳と体とIQを溶かすために用意したグッズもいくつかある。
サイズの小さなコンドームもその一環で用意していたし、
美味しく美味しく、啜ってあげる。