煽り勃たせて朝から自慰運動させて。
レオくんだけの遅い朝食。
その間に、私は今日どうやってレオくんで遊ぼうかと考えていた。
「お姉ちゃんは、吸血鬼なんだよね?」
「そうだよ?」
「でも、全然吸血鬼っぽくない。お昼でも元気だし、太陽も効いてないじゃん」
「あー、そうだなあ……。じゃあ、これ見たら信じてくれるかな?」
上顎に力を込める。
人間であれば犬歯にあたるそれが、大人の小指の長さほど下に向かって突き出す。
「これが証拠の毒牙で吸血
「近くで見ていい?」
「いいよ」
犬歯の位置にはあるが、犬歯よりも先が鋭く細い私の牙。
注射針のように歯の中に管状の穴があり、毒を入れ、然るのちに血を吸う。
あくまで血を吸える機能があるだけで、せいぜい爪楊枝の太さ以下ぐらいの管2本で量を吸おうと思うと結構時間はかかる。
血を摂れればそれでいいので、大きな傷を作ってそこから血を得てもいい。必ずこの牙で吸う必要はない。
殺す前提なら、牙を使わずに首を掻き切るなり動脈を刺すなりして傷から溢れる血をガブ飲みすればいいのだ。
こっちの牙を使うのは、獲物をなるべく殺さないように無力化する、加減する時のための武器。
しかし刺し跡は残るのでなるべく目立たない場所に牙を立てたい。
「折れたりしないの?」
「刺さってる時に暴れられたら結構簡単に折れるよ?」
「折れたら痛くないの?」
「根本で折れたら結構痛い。先っぽなら痛くないかな」
「治るの?」
「治るというか、生えさせることができる、かな」
「サメみたい」
細いし、結局は骨なので硬度があっても柔軟性がない。
なので暴れられると比較的すぐに折れたり欠けたりする。
しかし簡単に折れてすぐに刺さらなくなったらそれは意味がない。
折れるとしても、黒曜石のように鋭利に、すぐに刺し直せる形に折れやすい。
「なんですぐに血吸わないの?」
「襲いたいぐらい血吸いたいよ? でも、どうせ吸うなら美味しい血が飲みたいからね。帰るまでに最低1回は血をもらうから」
「……痛くしないでね?」
「気持ちよくてふにゃふにゃにしてから吸ってあげるよ」
唾液と共に飲み込ませたり、肛門から塗り込んだり、吐息を吸い込ませただけでも緩やかに陶酔させる牙からの毒。
量を加減しても小時間の接触でぐずぐずにできるのだ。
手加減なしで直接打ち込まれる、本来の使い方の威力、いずれ思い知るがいい。
++++
「それじゃあ、今日こそはレオくんに男らしいところを見せてもらいましょう」
「お腹変な感じ……」
朝食の後、レオくんに浣腸を施してお腹の中をカラにした。
今日はより重点的に、男の子から遠くしてあげようと思う。
「じゃあ、うつ伏せに寝転がって力を抜いて」
お風呂場にレジャービニール浮き板。本当ならプールや海に浮かべて遊ぶもの。それを二枚重ねにしている。
そしてトイレに行っている間に洗面器でたっぷりと用意したローションに、それとは別に用意した粘膜用の潤滑ゼリーも腰回りに塗りつけていく。
陰茎も、玉袋も、みんなぬるぬるぬとぬと。
尻肉を丹念に揉みながら肛門には潤滑ゼリーをまぶし、吸わせていく。
人差し指に極薄のコンドームをつけ、既に何度か指の侵入を許している肛門の弱々しい拒絶をするりと抜ける。
「おっ、ぅう」
まだ小学生。
挿れるのは指1本まで。
垂らし続けながら抜き差しを繰り返して可動域を広げる。
「はーい、足開いて腰浮かせて」
「あっ、あっ」
すぐに指先が捉えた前立腺。
しっかりとその周囲の性感帯をくすぐりつつ、うつ伏せのまま下方向へぶらさがるおちんちんをローションを塗り込んだ膝枕で太ももに挟み込む。
腹の下に足を入れられて、カエルが平泳ぎするような格好だが、痛いほどに鋭敏な神経塊を絞りこまれ、尻の中まで抑えられて前にも後ろにも腰の逃げ場はない。
しかも、亀頭を覆う包皮を剥き伸ばした状態でテープで固定もしてあるのだ。
「気持ちいい?」
「あっ、はっ」
「聞くまでもないか。エッチな体になったね」
定期的なお尻の開発があったわけじゃないし、尻に異物を入れたことすら私と出会った時が初めてではないだろうか?
それが1ヶ月経たずにこの仕上がりっぷり。
あっという間に脳が発情色で染まって理性を溶かしていた。
前後に逃げ場がないなら上下。
ちゅぽちゅぽと腰を震わせ、本能が閉じられた太ももに必死におちんちんを擦り付けている。
規則正しく細かく正確にお腹の中のツボをタップして、前立腺の射精運動と勘違いさせて漏らさせてあげようと思ったけどまだ上手くはいかない。
出すもの自体が尽きかけているのも悪かったか。
でも気持ちよくはあるみたい。
「これ以上はだーめ」
「あっ、あぁ」
閉じていた太ももを開いて、ガチガチに固まったおちんちんは宙ぶらりん。
お尻の中に残っている指はきゅんきゅんと締め付けられ体内の震えを報せてきていて、絶頂は近かったはずだ。
余韻と余勢で虚しく腰がガクついている。
「独りよがりで楽しんじゃダメ。お精子ぴゅっぴゅはお姉ちゃんの許可がないとダメ」
「お姉ちゃ、お尻、変になるゃ」
「それはいいの。でも指疲れたから、ここからは大人のオモチャにお任せ」
指のような形の黒いおしゃぶりのようなそれ。私の中指とほぼ同じ太さ。
これに牙の毒をたっぷりと舐め塗りつけて、指がいなくなって金魚の口のように物欲しそうな肛門にもたぱたぱと垂らす。
指より固く、急角度で前立腺を押し潰す快楽物質まみれのアナルプラグを
「痛くないよね?」
「おっ、ゃあ、これやだっ」
「痛くはなさそうだね」
上下左右に行き先を探りながら全てを埋め込み、レオくんを仰向けにひっくり返して。
「ここからいつでも好きな時に精液漏らしていいからね。でも、おちんちん触るのはダメ」
「ぅぁあぉお」
「お尻の穴に意識を向けて、入っている形を感じて。すぐに気持ち良くなってくるから」
快楽物質は肛門粘膜にすぐに吸収され、既に学習済みの脳の体内麻薬蛇口を開き、報酬系ホルモンは期待感で分泌され、言葉に誘導されて肛門内部の性感を高めていく。
ほんの少しだけだが、抜き差しで可動域を掘り広げてあげながら、前立腺を押し上げてやる。
「かひっ、おっ、ほひ」
指によるマッサージで膨らみ出来上がっている前立腺は既に強烈な急所。
小刻みな痙攣。だが口からはよだれの雫を垂らし、苦痛の表情はしていない。
陰茎は固く張りつめて、小魚のように小さく跳ねながら先端から透明な液を涙のように流し続けている。
「じゃあ、レオちゃんになってみようね」
「ふぇ?」
「残り少ない精子を一匹残らず追い出してもらいます」
アナルプラグの遠隔のスイッチを入れる。
途端、みみみと細かい振動が前立腺をいじめ始め、快感に浸っていた男性機能に射精運動を要求する。
「にゃに、あっ、あっ、あっあぁあっ」
「体曲げちゃダメ、おちんちん触っちゃダメ。お姉ちゃんにおちんちん触らずにビクビクっーってするところ見せて」
抜き差しは止めて、先端が前立腺あたりに振動が直撃するよう持ち上げてあげる。
「ひっ、ひっ、ふひっ、あっ、あっ」
「頑張れ、いけるいける」
「あっ、あーっ!」
レオくんが一際大きく震えて、透明な液が流出し続けている中で、ほんの一雫だけの白液が、お腹の上に力なく飛び出した。
彼の男の象徴は鋭敏なだけの通り道。
「止め、止め、ぁぁやぁ」
責めているのは機械。イッたからといって責め苦が緩むはずもなく。
朝には一度枯らされ底を打っている精子の貯蔵。
無いものを虚空に撃つべくお腹は頑張って、けれど陰茎そのものは綺麗に射精できずの矛盾。
噴き出せず、腹の中を痙攣させられながら脈打って透明な液体の流出が続く。
「これからはおちんちんも触ってあげるから、何度も何度も何度も気持ち良くなろうね」
手でプラグの固定をやめて、ローションをたっぷりと含ませた、大きなガーゼ生地の手拭いを洗面器から出す。
半勃ちになったレオくんの亀頭に、それをまとわりつかせる。
「ひっ」
「はい、ずるずるー」
射精直後で尻でも責められ毒もしっかり回って普段以上に敏感で、剥けグセもなく刺激に不慣れな、練度の足りない亀頭。
左手で竿を支え、右手に巻き付けたガーゼで遠慮なく削りにかかる。
「あ゛―! あ゛―!!」
「ちょっと叫びすぎ。これ噛んでて」
ローションには浸していなかった別のタオルを丸め、レオくんの口に突っ込んだ。
「精子の出ないおちんちんでどれぐらいイけるか、見せてみて」
やすりがけのように、剝き晒した急所を全面攻撃。
カリ首も、裏筋も、尿道口も、神経をバグらせる勢いで磨きをかける。
「ふっー!!」
それは、彼の我慢の限界だった。
体にとっては許容できない攻撃であり、自由な両腕と腹筋は、それを止めさせようと動いた。
ガッ、ゴッ!
許容を超えた男性機能の危機に外れたリミッター。
細い腕が私を突き飛ばし、風呂の縁にしたたかに後頭部を打ちつけさせられた。
++++
「はっ、はっ」
「あいっ、たぁ……」
滑る床とビニールの浮板。
お姉ちゃんは思ったよりも踏ん張りが効かなかったのか、かなりの勢いで頭を打ちつけていた。
急にいろんな熱が冷めていく。
「あ……」
口からタオルを吐き出して、お姉ちゃんの様子を窺う。
「あー、いったた。油断した、うん」
「大丈夫?」
「大丈夫大丈夫」
怒ってはいないけれど、あまり優しい声ではなかった。
お姉ちゃんが小さなリモコンの操作をすると、お尻の中の振動が止まった。
「もっとガチガチに拘束しないとあれはダメだったかあ」
「ご、ごめんなさい……」
「謝らなくていいよ。私の見通しが甘かっただけだし。お尻のも抜くね」
蛇のように滑り込んできた腕がお尻に刺さった道具を取り去る。
閉じきる前に一瞬入った空気が不気味だった。
転んだ拍子にぬるぬるを頭に被ってしまったお姉ちゃんはしばらくシャワーで髪を流していて、その間、お姉ちゃんはなにも言わない。話しかけるなという雰囲気すらある。
お姉ちゃんの体は変わらず綺麗なのに、不思議にそれが良い姿をしているとは思えなくて、居心地の悪さで体が縮こまっている。
「おちんちんの先っぽ、なんでキノコみたいに膨らんでカサがあると思う?」
「え……、いや、わかんない……」
「女の子の膣の中に先に入っている他人の古い精液を引っ掛けて掻き出すため。そして出した新しい精子を奥から逆流させないための栓の役割があるんだって」
剥き出しにされているがすっかり小さくなっている僕のちんちん。
ちょうどそのカサの部分でお姉ちゃんは指の輪を作って、きゅっとそれを絞っている。
「そういう風にレオくんのちんちん見るとさ、全力で勃起しても皮も被ったままだし、横にも広がらないから引っかけるところもなければ栓にもできない。剥いて勃起させても大きな段差もない。男として失格の0点お子ちゃまちんちん」
「痛いもん……」
「普段から剥く癖つけるのは早い方がいいよ? 成長する時に邪魔するものがないってことだし。だからさ、お家帰るまでなるべく癖つけるの」
指の輪が握り拳になって、親指の腹が敏感な先っぽを揉み、人差し指の爪がかりかりと煽ってくる。
血がまた動き出す。
「ああ、よかった、まだ元気そう」
「うう……」
「お姉ちゃんがちんちん握っててあげるから、レオくんはこの手を上から握ってしゅっしゅってオナニーするの。どれぐらいの強さと速さですれば気持ち良くなるのか実演してみせて。それがわかれば、お姉ちゃんが続きをしてあげる」
細くて長くて、けど握られると骨を感じずにふっくらとした握りの、謎な指と手のひら。
力を込めず、ただ弱く包まれているだけなのに、もうダメ。
想像してしまっただけで汗が噴いてお尻がヒクヒクするし、心臓もバクバクし始めている。
朝から何度もイかされていなければ、もうこれだけでダメだったかもしれない。
昨日から何度も何度もいろんな方法で勃起と射精を繰り返しているちんちんとその周りと金玉は筋肉痛のような感じ。
でも、お姉ちゃんに触られて求められると勝手に勃起してしまう。
裸で触れ合っているだけでどうしようもなく気持ちよくて、また酷いことされるとわかっていても、1人でできない酷い気持ちよさから逃げられない。
肩が当たる、腿が当たる、そんなことすら心地良い。
「セーフワード決めようよ」
「セーフワード?」
「もうこれ以上は本当にダメ、って時に言う言葉。アニメキャラの名前みたいな、意識して言わないと絶対出てこない言葉」
「それ言ったら、お姉ちゃん怒ったりしない?」
「しないしない。こっちがやり過ぎちゃったってことだから」
「じゃあ……」
セーフワードは、あの有名な黄色の電気ネズミ。
それが自分をもっと追い込むことになるとも知らずに。
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