ご了承下さい。
~~~次の日~~~
僕とフィナとミサが目覚めて、顔を洗い、歯を磨き、ミリーラの冒険者ギルドに顔を出すことにした。
食糧難と言うことで、宿屋に、ウルフ肉と野菜と小麦粉を、筋肉マッチョの店主デーガさんに渡した!
~~~冒険者ギルド~~~
僕は、白クマさんをフィナが握り、黒クマさんをミサが握って、冒険者ギルド内に入っていく。
受付手前のテーブルに、スタイルの良いお姉様が僕たちに気づいた!
「綺麗なお姉様!食材を持ってきたのですが、どうしたら良いですか?あと、スノーラビット数10匹とスノーウルフ数10匹の買取りもお願いします」
「坊っちゃんは、冒険者だったんだね!私は、冒険者ギルド・ギルドマスターのアトラって、言うんだ!それで、坊っちゃんのギルドカードを!」
アトラお姉様に、僕のギルドカードを渡した。
ギルドカードを見て、驚いていた。
「タカくんは、冒険者ランクCに商業ランクF、依頼達成率100%って凄いね!あと、王様から王城への入場許可証まであるなんて、エルファニカの刻印があるなんて、タカくんは、何者なの?」
「エルファニカって、王都の事?」
「そうよ!王都で何かしたの?」
「王様を助けたよ!狙われていたから」
フィナが、
「タカお兄ちゃんは、元皇太子様ですから、王族が滅びるのを放っとけないの!」
ミサも、
「王国は、隣国に滅ぼされましたが!」
「タカくんは、元王族なんだね。それで、2人のお嬢ちゃんは誰かな?冒険者ではないね!元王族が冒険者になるなんて!まぁ、いいは」
「白クマさんを握っているのがフィナで、黒クマさんを握っているのがミサで、僕、専属の解体職人です!」
「タカくん!それでは、スノーウルフにスノーラビットウルフの肉に毛皮を買い取るから、テーブルで待っていてくれる」
アトラお姉様が、職員に指示を出して、買取りの金額が適正か検討していた。
僕たちは、白クマさんからオレンの果汁を出して3人で休憩していた。
~~~30分後~~~
大量だったので、時間がかかった。
アトラお姉様が、
「スノーウルフが金貨1000枚!スノーラビットも金貨100枚!ウルフは金貨50枚!ってところかな」
「アトラお姉様!有難うございます!沢山白クマさんに入っているから、タダでも良かったのですが、冒険者として、買い取って貰う方が良いかなと!あと、なんで、スノーラビットとスノーウルフは、金額が高いのですか?」
「それは、雪山に登って、討伐しないといけないから高くなるんだよ。麓まで降りては来ないからね!」
なぜ、高いのか確認がとれたので、盗賊の話に移る。
「アトラお姉様!デーガさんに聞いたのですが、街道に盗賊が出没し始めて、海には、クラーケンがいてるのですよね?」
「そうなのよ。依頼を受けてくれるの?盗賊が街道にいて、物資が入らなくなり、町長は、家族全員で逃げるために、冒険者に護衛を頼んで、今、強い冒険者が町にはいてないのよ」
「では、先に盗賊を討伐しますね!クラーケンの討伐は、どうやって倒すか、考えないといけないから!」
アトラお姉様が、
「お嬢ちゃんたちを連れていくのは、危ないよ」
「そうなんですね!フィナ、ミサどうする?アトラお姉様と待っている?」
フィナが、
「私とミサが囮とか?」
ミサが頷いていた。
「僕の彼女を囮になんかしないよ!だったら、3人で行こうか」
フィナとミサが、頷いていた。
~~~街道沿い~~~
左手に海を望み、街道を歩いていると
クマさんの気配感知に、
「フィナ、ミサ!あの岩影に2人隠れてるから、ちょっと行ってくる。捕まえてアジトを聞き出さないとね!」
フィナが、
「タカお兄ちゃん!気を付けてね」
ミサも、
「タカお兄様!お気を付けて」
フィナとミサに見送られ、岩影までいき、『クマさん雷魔法』を使い、黒クマさんに雷を纏わせ、2人の盗賊にバチバチッ、と、痺れさせた。
フィナとミサを呼び寄せて、2人の盗賊を縛り、アジトの場所を聞いて、残りの盗賊を捕まえにいく。
捕まえた盗賊が言うには、残り7人!
アジトの見張りが2人!中に5人か!
(フィナとミサ!ここで、待っていてね。捕まえてくるから!)
フィナが、
(わかりました!タカお兄ちゃん。魔物さんじゃないから、気を付けてね)
ミサも、
(わかりました!タカお兄様)
黒クマさんと白クマさんに
『クマさん雷魔法』で雷を纏わせ、
見張りの2人に向かって走りだし、
雷を纏ったクマさんパンチを喰らわし、
痺れさせて動けないように後ろ手に縛り、
残りの盗賊5人!
外の様子がおかしいのに気づいた盗賊5人が、ぞろぞろと出てきた!5人の内、リーダー格の男が。
「そこの坊主がやったのか!」
「町のみんなが困っていたからね。討伐しに来た!」
「ちょっと戦闘が出来るからって、良い気になるなよ坊主!」
リーダー格の男が、大剣を掲げて突進してきた!
殴りやすい顔をしていたので、
黒クマさんと白クマさんに
『クマさん雷魔法』で雷を纏わせ、
フットワークを生かし、大剣を左、右に避けて、
顔を目掛けて、殴っていく。
打たれ強いのか、クマさん雷パンチを数10回喰らい
痺れが全身に回ったのか、バタリと倒れた!
それを見て、残りの盗賊は、抵抗を止めて、
僕の言うことに、従ってくれた!
『クマさん土魔法』で牢屋を造り、
車輪を付けて、土のクマさんに引いてもらい、
僕とフィナとミサは町へと向かう。
~~~町の警備隊~~~
警備隊の男の人が、僕たちを見つけて、
「坊主、盗賊を捕まえてくれたのか?」
「アトラお姉様の依頼で、捕まえました」
「通って良いぞ!」
僕たちは、冒険者ギルドまで報告に行く。
~~~ミリーラの冒険者ギルド~~~
ギルド内に入れないので、アトラお姉様を呼ぶと、
アトラお姉様が、
「タカくん、盗賊を捕まえたの?」
盗賊たちの顔を見て、アトラお姉様が、
「あんたたち、盗賊に堕ちたのね!」
「アトラお姉様!どうかしたの?」
「こいつら、冒険者なの!それが、盗賊をしてるなんて」
「これは、裏がありそうですね!アトラお姉様!尋問を頼みますね。僕たちは、デーガさんの宿屋に泊まっているので」
僕は、フィナとミサを連れて海岸を歩いて、
時折、海岸線を眺めて、どうやってクラーケンを
倒すか考えながら、宿屋へと帰り、
夕御飯を食べてから、お風呂に入って、
部屋で眠りについた。
~~~次の日~~~
デーガさんの宿屋にアトラお姉様が報告に来た。昨日捕らえた盗賊の尋問の結果、商業ギルドのギルドマスターと数人が、関わっていることがわかったので、今から商業ギルドに行くと言うので、僕たちも一緒に向かう。
~~~商業ギルド前~~~
商業ギルドのギルドマスターに問いただすと、
クラーケンが現れては漁業が出来ない、
収入源が確保出来ないから、町から離れる、
人たちを襲撃して、金品を奪い、女性を奪い、
他は殺させていたみたいだ!
捕まったのは、ギルドマスターと関わった職員、
これで、商業ギルドの職員は、ジェレーモさんを
入れて5人しかいてない。
確かに、盗賊のアジトで7人を捕らえた時、奥から女性が現れたからね。盗賊の件は解決したので、冒険者ギルドに向かっていると
アトラお姉様が、
「タカくん!食材を頼めるかな?」
「結構残っているので、ギルドに戻ってからね」
~~~冒険者ギルド内~~~
僕は、ウルフを1000匹、白クマさんから出すと、アトラお姉様が驚いて聞いてきた。
アトラお姉様が、
「タカくん、貴方どれだけウルフを持っているの?」
「ウルフだったら、5000匹かな!」
「わかったわ。このウルフの買取りは?」
「要らないよ!町のみんなで分けてね。フィナ、ミサ!宿屋に帰ろうか!」
フィナが、
「はい!タカお兄ちゃん」
ミサも、
「はい!タカお兄様」
~~~宿屋の部屋~~~
デーガさんが昼御飯に用意したのは、
白いご飯に、焼き魚に具だくさんの味噌汁だった。
「デーガさん!ミリーラでは、米が手に入るの?」
「あぁ!クラーケンがいなかったら、和の国から月に1度、船で運ばれてくるんだ」
「ありがとう、デーガさん!これはなんとしても、クラーケンを倒さないとね!」
僕は、昼御飯を食べ終わってから、冒険者ギルドに向かった。
白クマさんをフィナが握り、黒クマさんをミサが握っている。
~~~冒険者ギルド内~~~
「アトラお姉様!いてますか?」
「どうしたの、タカくん」
「クラーケンを倒す理由が出来たので、頼みたいことがあってですね」
「タカの頼みならなんでも聞くけど?」
僕が、なんでもと言う言葉にピクッとさせると、
白クマさんと黒クマさんが強く握られる。
フィナが、
(タカお兄ちゃんは、エッチです!なんでもって聞いて、アトラお姉様の胸に目が行くなんて!)プイッ
ミサも、
(そうですよ、タカお兄様!鼻の下を伸ばして、私たちも、大きくなるんだからね!)プイッ
アトラお姉様が、首を傾げて?
アトラお姉様が、
「どんな理由なのかな、タカくん」
「クラーケンのせいで、月1度、和の国からの食材が入ってこないって、デーガさんが言ってた。だから、僕がクラーケンを倒すので、明日1日、海岸沿いにある、切り立った崖の周辺に、町の人たちが寄り付かないように、して欲しいの!」
「タカくんは、和の国の食材の為に、クラーケンを倒してくれるの?」
「アトラお姉様!お願いできるかな?決まったら、デーガさんの宿屋に来て下さい」
~~~デーガさんの宿屋~~~
僕たちが、夕御飯を食べていると、
アトラお姉様が入ってきた。
アトラお姉様が、
「タカくん!2日後は、家から出ないように、してもらえるから、お願いします。あと、クラーケン討伐は、依頼と言うことにするから!これだけは、譲れないよ!」
「ありがとうございます。アトラお姉様!」
~~~クラーケン討伐当日~~~
僕たちは、目を覚まし、顔を洗い、歯を磨き、
1階に降りると、
デーガさんが、
「坊主!本当にクラーケンを倒しに行くのか!」
「行くよ!和の国の食材の為にね!」
フィナとミサは、付いていくと言うので、
白クマさんをフィナが握り、
黒クマさんをミサが握って、
宿屋を出ると、
アトラお姉様が、
「タカくん、私も付いていくよ!ミリーラの冒険者ギルド・ギルドマスターとして!」
「付いてくるのは、構わないですが、クラーケンと戦うのは、僕ですからね!」
町を出てから、くまゆるとくまきゅうを召喚して、僕とフィナとミサがくまゆるに乗り、アトラお姉様がくまきゅうに乗って、海岸線を左手に見ながら、くまゆるとくまきゅうを走らせて、目的の崖が見えてきた。
僕は崖の先から、餌の巨大ワームを白クマさんから取り出して、『クマさん氷魔法』を使い、巨大ワームの1/3の所を凍らして、海面に吊り下げクラーケンが食い付くまで待つことにする。
僕が、巨大ワームを餌にするのを見て、
フィナが、
「タカお兄ちゃん、何をしてるのですか?」
「巨大ワームでクラーケンを釣るんだよ」
ミサが、
「タカお兄様、クラーケンを釣るのですか?」
「そうだよ、危ないから、旅用クマさんの家に入っていてね」
アトラお姉様が、
「タカくん!貴方に任しても、良いんだよね?」
「任してください。アトラお姉様!クラーケンを退治しますからね!」
死にたての巨大ワームを餌にしたから、と、
水平線を見ていると、水飛沫が上がるのが見えた。
「アトラお姉様!旅用クマさんの家に、フィナとミサを連れて入ってください!」
クラーケンが泳いできて、巨大ワームに夢中に、
今のうちに、『クマさん土魔法』を使い、
超巨大土のクマさんを、クラーケンを取り囲むように、
次々と出現させていき、逃げられないようにした!
まだ、クラーケンは餌に夢中で、自分の状況が
わからないみたいだ。
~~~数分後~~~
クラーケンは、餌を食べ終わったのか、周りを見て、出られないことに気付いて、超巨大土のクマさんに攻撃をしているが、壊れない。
そう簡単に壊れてもらっては困るのだよ!
クラーケンさん。
クラーケンが海岸に気配を感じたのか、此方を向いた。
僕が、掛かってきなさいと挑発すると、
頭にきたのか、8本の腕を巧みに使い、攻撃してくるが、
『クマさん風魔法』ベアークレッセントで切り刻む、
しかし、再生しているかのように、
腕が戻っていく。僕への攻撃を止めて、海中に潜り、
海底から逃げるつもりみたいだが、その、
超巨大土のクマさんは、海底から海上数10メートル
あるので、クラーケンはもがいていた。
クラーケンが此方を気にしなくなったのを見て、
『クマさん炎魔法』で、超巨大炎のクマさんを次々と、
クラーケンがいてる海面に向けて、撃ち込んでいく。
~~~1時間後~~~
僕は、魔法を使うのに、黒クマさんで戦っていたので、
倦怠感が大きくなっているのを感じて、
魔力が少なくなり始めている。
男のストリップショーって、誰得なんだよ!
ここにいてるのは、フィナ、ミサ、アトラお姉様と
女性が3人。
僕が、ストリップショーをするのか、悩んでいると、
気配感知にクラーケンの反応が無くなっていた。
僕は、ストリップショーをしなくて良かったと、
魔力枯渇寸前みたいで、倒れて1歩も動けない。
フィナとミサとアトラお姉様が、
駆け寄ってくる。
フィナが、
「タカお兄ちゃん、大丈夫ですか?」
「魔力を使いすぎた」
ミサが、
「タカお兄様、無理しないでください!」
「ごめんよ、心配さして」
アトラお姉様が、
「タカくん、心配させないでね!ミリーラの為でも」
「ごめんなさい、アトラお姉様」
白クマさんに、クラーケンと巨大ワームをしまい、くまきゅうに僕とフィナとミサが乗り、くまゆるにアトラお姉様が乗り、ミリーラまで戻って、デーガさんの宿屋で寝ることにした。