~~~領主様の豪邸~~~
数分、応接室で待っているとパタパタと歩いてきた。
扉が開かれ入ってきたのは、可愛らしい女の子が。
タカの隣に座り、此方を向いて、
「クマさん?クマさんが冒険者なの?」
「はい♪クマさんではなくタカです。」
「暖かそうなので、タカさん抱きついてもいいですか?」
「......あの、僕は男で貴女は女の子ですけどいいの?」
「わかっています。が、お願いします」
「......じゃあ、いいですよ♪」
どーぞ。と、両手を広げる。ギュッ!
すぅー、ハァー、すぅー、ハァー、すぅー、ハァー!
「タカさん。良い香りがして、大好きっ!」すぅーはぁ
娘がクマさんに抱きついていることなど思っていない。
タカは、抱きつかれたまま紅茶を頂いていると、扉が開き
領主様が応接室に入ってきて、タカの向かい側に座る。
「冒険者のタカです。デゼルトの依頼でエルファニカ王国
から来ました。デゼルトの領主バーリマさんですか?」
「わたしはこの街の領主バーリマ・イシュリートだ」
「カリーナ、離れなさい。」
「嫌です。タカさんは、暖かいから離れられません」
バーリマさんとカリーナちゃんがにらみ合うなかで、
「国王陛下からの手紙です。領主様」
領主様が受け取り、
「この手紙にはエルファニカ王国の刻印が.....本当に」
手紙とタカを交互に見ている。
「詳しいことは手紙に書かれていると思います」
タカとバーリマさんがやり取りをしているなかでも、
カリーナちゃんは抱きついたままである。
バーリマさんは封筒の封を切り、手紙を取り出す。
そして、手紙とタカを交互に見る。
カリーナちゃんがタカに抱きつきながら、尋ねる。
「彼がエルファニカ王国の国王陛下の使者であることが。
それと、破損した水の魔石の代わりを持ってきてくれた」
「バーリマさん。水の魔石と交換する壊れた魔石は?」
「その前に、確認させてもらってもよろしいですか?」
白クマさんからクラーケンの魔石を取り出し机の上に。
目の前に巨大な水の魔石が置かれて言葉が出てこない。
封筒の中にもう1枚手紙が入っていたので読むと。
信じられないことばかりが書いてあった。
バーリマさんがギルドカードを確認する。
名前:タカ
年齢:15歳
職業:クマさん
冒険者ランク:B
商業ランク:E
依頼達成率:100%
ギルドカードを返してもらい。
「タカさん、お願いします。この巨大な水の魔石を
砂漠に見える。ピラミッドの最深部まで行ってきて、
壊れた水の魔石と交換してください」
「わかりました。一晩休んで水の魔石の交換に行きます。
では、宿屋に戻りますね」
タカは、クラーケンの魔石を白クマさんに収納してから、
領主様の御屋敷を出ようとすると、
「待ってください。タカさん」ギュッ
カリーナが抱きついて止めに来た。
タカは、???
「タカさん。今日は、此方に泊まっていってください。
夕御飯も用意させますから」
「そうですよ♪クマさん。私たちの為にピラミッドへ
行ってくれるのに、泊めないのは申し訳なく」
キッチンから女性が現れたのは、バーリマさんの妻、
リスティルさん。
タカは、お言葉に甘えて夕御飯をもらい、お風呂へと。
~~~領主様のお風呂場~~~
タカが湯船に浸かり、へなっていると、扉が開き、
誰かが入ってきた。それは、カリーナちゃんだ。
背中を流してくれるというので、言うとおりに、
カリーナちゃんに流してもらい。用意された部屋へ。
翌日、顔を洗い、歯を磨き、朝御飯を食べてから、
バーリマさんとリスティルさん、カリーナちゃんに
挨拶してから、ピラミッドへと向かった。