~~~街の城門~~~
タカは、街に足を踏み入れ、ウルフを買い取って貰う為に、街中を歩いている。
街中を歩いていると、なぜかみんな僕の方を見ている?
「タカお兄ちゃんの格好目立つね」
僕の格好?....はっ、クマさんだった。
すれ違う大人は気にせず、女の子に手を振り、歩いていると、倉庫のような所にたどり着いた。
「ここで買い取りしてくれるの。すみませーん。ウルフの買い取りをお願いしたいんですけど」
フィナはカウンターの奥にいる男の人に声をかける。
「フィナじゃないか。こんな時間にどうしたんだ」
「素材を売りに来ました」
フィナがウルフの素材を台の上に置く。僕も同じように置く。
「これ、ウルフの肉と毛皮じゃないか。どうしたんだ」
「外に薬草を採りに行ったら、ウルフに襲われちゃって、そしたら、このお兄ちゃんが助けてくれたの」
「おまえ森に行ったのか?」
受付の男が叫ぶ。
「うん、お母さんの薬草がなくなったから」
「何度も言っているだろう。薬草が欲しければ俺が手に入れてやると」
「いつもお願いするわけにはいかない。私お金払ってないし」
「それはいいって言っているだろう。もしおまえになにかあったら、おまえのお母さんになんて言ったらいいんだよ」
「大丈夫だよ。森には何度か行っているから」
「今日はウルフに襲われたんだろ。そこの坊主に助けてもらったんだろう。坊主ありがとうな。フィナを助けてくれて」
「ううん、僕も道に迷っていたからお互い様です」
「礼はしたいが、買い取り金額は通常と同じにさせてもらうけどいいな」
「それでいいよ」
男はウルフの素材を確認していく。
「肉と毛皮だな。この量だと、こんなもんだな」
男は目の前にお金を置く。
「はい、お願いします」
フィナは嬉しそうにしている。
フィナが半分を僕に渡そうとするので、
「フィナ、依頼をするから宿屋まで案内してくれるか?僕はこの街は始めてだから」
フィナは考え込んで、.....納得してくれて。
「帰り道なので、行きましょう!タカお兄ちゃん」
フィナの横を歩き、家族構成まで教えてくれた。見ず知らずの人に、後で、注意しなくてわ。フィナに案内をしてもらい、宿屋にたどり着いた。
「ありがとう、フィナ」
「私も、助けてくれてありがとう」
宿屋に着いたので、フィナとは別れて、扉を開ける。中に入ると僕より2歳上のお姉さんが。
「い、いらっしゃいませ?」
「泊まれますか?」
「はい、大丈夫です。朝、夜食事付きで銀貨1枚です」
「良かった、食事付きで10日分で」
「お風呂は夕方6時から夜10時までになります」
「ありがとう。食事はすぐに出来るかな?」
「大丈夫です」
僕は白クマさんから、銀貨10枚を取り出す。受け取る瞬間、女の子は黒クマさんをにぎにぎする。
「わぁ、すいません。可愛かったので。食事付きで10日ですね。食事はすぐに用意しますので席に座って待っててください。私は、この宿の娘のエレナっていいます。よろしくお願いします」
「タカです。こちらこそ、よろしくお願いします」