※この作品はR-18です。

クマさんの僕がハーレム?   作:リュウコウ

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6 タカとフィナ・冒険者ギルド

~~~冒険者ギルド前~~~

 

ギルド前には、我先と、建物内へきえていく。

皆、剣や杖、弓や槍を持っている。

 

「朝から結構人が多いな」

「ランクが低い冒険者は仕事の取り合いになりますから。いい仕事をとるために早めに来るんです」

 

ギルド前に着くと、ランクの低い冒険者が依頼書の取り合いをするらしい。

確かに、ランクが低いと強い魔物は倒せない。

依頼と冒険者の数が会わないと仕事の取り合いになる。

 

僕はゲンツさんのところへ行くフィナと別れて、僕は意を決して中に入ると視線が向けられる。

視線を無視して受付の20歳前後の受付嬢の前に行く。

 

「初めてなんですけど」

「あ、はい、冒険者ギルドに加入ですね」

「生計を確保したいので、冒険者になろうと思って。あと、身分証にもなるって聞いたんだけど」

「はい、冒険者ギルドカードはどの国でも使えます」

「それじゃあ、お願いいたします」

 

後ろから視線を感じて振り向くと、ゴブリン?がいた。

 

「おいおい、こんな変な格好した坊主が冒険者だと。冒険者もなめられたもんだな。おまえみたいな坊主がいるから冒険者の質が落ちるんだよ」

 

テンプレ?

 

「僕は、家計の為に冒険者になるんだけど?」

「おまえが冒険者になっても、薬草採取くらいだろ」

「受付のお姉様、この人がこんなこと言ってるけど」

「ギルドでは最低限の資格のあれば問題はありません」

「最低限?」

「年齢が13歳以上、1年以内にランクEに上がることなれなかった場合、剥奪されます」

「ランクE?」

「ゴブリンやウルフ、ランクの低い魔物の討伐ができることが条件です」

「なら、問題はないかな。ウルフなら倒せるから」

「ぎゃははは、嘘をつくんじゃねえよ。おまえみたいな坊主がウルフを倒せるわけないだろ」

「この人のランクは?」

 

受付嬢のお姉様に尋ねる。

 

「ランクDのデボラネさんです」

「後ろで野次を飛ばしている人や、笑っている人も」

「みなさん、ランクD、Eの方々になります」

 

ゲームの世界でもいたな。人を見た目で判断する馬鹿。僕って、喧嘩を売られた?売られたなら買う主義だ。

 

「フッ、この冒険者ギルド、低いんだな。この程度の人がランクDとか」

「なんだと」

「自分で言ってただろ。馬鹿なのアホなの?僕程度が冒険者になれないなら、僕に勝てないあなたたちは冒険者を辞めないとね」

「貴様......死にたいのか」

「ここで試合できるところがあるかな?」

「はい、この裏にありますが......」

「それじゃあ、あなたたちが勝ったら、僕は冒険者を諦めてここを立ち去る。あなたたちが負けたら、あなたたちが冒険者を辞めて立ち去るってことでいいかな?」

「貴様に負けたら辞めてやるよ!なあ、おまえたち」

「おお!」

 

男の後ろにいる冒険者もニタニタ笑いながら返事をする。面白がっている。

 

「受付のお姉様、今の話、聞いたよね」

「はい。ですが、謝った方が......」

 

受付のお姉様が、心配してくれる。

お姉様に案内されて、裏の訓練場に向かう。

後ろにデボラネを先頭に15人ほどの冒険者が着いてくる。

フィナが心配で駆け付けてくれた。

 

「えーと、本当にやるのですか」

「するよ。弱いのに冒険者でいるなんて、冒険者の質を落とすから、早めに辞めてもらわないと」

「貴様。生きてここから出られると思うなよ」

「つまり、あなたたちも殺される覚悟があると」

「おい、早く始めろ」

 

デボラネが剣を構える。

 

「僕の武器は、この、拳だけど?もしかして怖いの?」

 

頭に血が上ったのか、巨体のわりに早いが、それをひらりと交わしながら、腹に1発喰らわす。

僕の攻撃力がないのか?デボラネの防御力があるのか?

剣を構えて、また、攻撃してきたので、剣を白クマさんで防ぎ、黒クマさんに力を込めて、顔目掛けて、振り抜いた。

男は動かなくなった。

 

「それじゃあ、次は誰が相手になるんだ?」

 

見学している冒険者に尋ねる。誰も来ない。

 

「いないみたいだから。受付のお姉様、ここにいる冒険者のギルドからの脱退をお願いいたします」

 

僕は微笑んで受付のお姉様に促す。

 

「それは......」

「俺は言ってないぞ」

 

1人の冒険者が言った。

 

「俺も言っていない」

 

さらに1人続く。

 

「言ったのはデボラネだろ」

「そうだ」

 

デボラネを切って身を守るつもりらしい。

 

「僕は、訓練場に来る前に確認をとって、受付のお姉様が、聞いてたんですが?」

「はい......」

 

彼女が小さく返事をする。

 

「そこまで言うなら、俺達全員を倒してからにしな」

「そうだな、俺達をまとめて相手をしてもらおうか」

 

1人、2人、3人と出てくる。

どうやら、全員まとめて相手をしないといけない。

飛び出して来たけど、次々と倒れていく。

戦闘は終わった。

あっけなく終わった。

 

「おい、おまえたちなにをやっとる!」

 

厳つい男が訓練場に入ってきた。

 

「おい、ヘレン。どういうことか説明しろ!」

 

受付のお姉様が答える前に、

 

「あの~、すいません。僕が冒険者になると言ったら、そこに倒れている、デボラネ?がなめてるのかって、だから、どちらが強いかハッキリさせたくて」

「で、こいつらを倒して、変な格好の坊主が負けたら、ここから去ると、あいつらが負けたら、あいつらが去る」

「僕が勝ったので、そこに倒れた冒険者の脱退を」

「お前たちは、冒険者を辞めたいのか?」

 

僕に倒された冒険者たちが横に首を振る。

それを聞いて。

 

「こいつらの脱退をなしにしてもらえるか?」

「?これからは、僕が入ってきても、絡まないなら」

 

訓練場から戻り、ギルドカード作ってもらう。

 

「それでは登録しますので、名前、生年月日、職業を記入してください」

 

ヘレンお姉様に言われた通りに、西暦で記入してみる。

 

「タカくんは15歳なんですね」

 

次は、職業?......。

 

名前:タカ

生年月日:20**年*月**日

職業:クマさん

 

「では、この水晶板の上に手を置いてください」

 

ヘレンお姉様に言われた通りに、水晶板に手を置き、魔力を流した。

 

「登録にしばらく時間がかかりますので、その間にギルドの説明を行いますね。ギルドカードにはタカくんの情報が書き込まれています。冒険者ランク、受けた依頼の数。依頼の内容、成功数、失敗数。現在受けている依頼が登録されます。あと、依頼を受けてなくて、魔物を討伐しても、冒険者ギルドに報告してください」

 

「今の所、わかりました。ヘレンお姉様」

 

ヘレンお姉様は、お姉様呼びに、喜んでいた。

 

「次はギルドランクの説明をしますね。

ランクはFから始まり、E、D、C、B、A、Sと上がっていきます。ランクが上がるのは依頼の成功数と失敗数を考慮します。失敗が多い場合は上がることはありませんので、依頼を受ける時は自分の力に合った依頼を受けてください。同ランクの依頼を受け続けた場合も上がることはありません」

「どうしてだ?」

「1つランク上の依頼を10回以上目安になります。ランクが上の人と協力して依頼をこなすと、依頼をこなす回数が増えます。」

「このカードはタカさんしか使うことができません。紛失すると再発行に銀貨10枚の手数料が頂きます」

 

でき上がった銀色のカードを渡される。

 

名前:タカ

年齢:15歳

職業:クマさん

冒険者ランク:F

 

情報はこれしか書かれていない。

 

「それで、依頼を受けますか?」

「街中を散策したいので、またにします。ヘレンお姉様」

 

冒険者ギルドの外に出るとフィナが待っていた。

 

「フィナ?どうしたんだ」

「タカお兄ちゃんが心配で」

「あぁ、ごめん心配かけて、ちゃんと登録できたから大丈夫だ。フィナの方は仕事はあったか?」

「なかったです。ほとんどの冒険者さんは自分たちで解体をして持ち込んできます」

「そうなんだね。......フィナ?ここじゃなんだから、宿屋に行こうか」

 

~~~宿屋の部屋~~~

 

タカとフィナは冒険者ギルドから宿屋の部屋に帰って来た。

 

「タカお兄ちゃん何かあるんですか?」

「僕は。これから、冒険者としてやっていくが、解体が出来ない!だから、フィナ!僕、専属の解体職人になってくれないかな?」

「わたしが、タカお兄ちゃんが狩ってきた魔物の解体?わたしで、いいんですか?」

「フィナに、頼みたいんだ!ウルフの解体が凄いし、あと、お母さんが大変なんだよね?」

「はい、お薬が高いので。」

「今日から、僕がフィナを雇っていいかな?」

「仕事がなかったので、大丈夫ですよ」

「じゃあ、今日の仕事は、フィナに街の案内をしてもらいたいんだ」

「いいですよ。タカお兄ちゃん」

 

フィナに街を案内してもらうため、宿をあとにする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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