今回はたまには昔を思い出して、ロリなイリスたんとルイズ&モンモランシーの馴れ初めでも……(おい
最近本編がシリアス展開しか書けないから、たまにはシリアス無視して日常的な話が書きたくなったんだよ!(やめろ
という訳で、6月辺りは本編で省かれた(?)補完的なおまけシーンでも書こうかなと……
まずはルイズ&モンモン回!
最近、ルイズは気になっている事がある。
それは、ここのところイリスが朝帰りを繰り返すようになった事だ。
まさか、あのイリスに限って男と一晩共にしているとは思えない。
間違いなく女の子のところに通っているに違いない。
純粋無垢なイリスを誑かした犯人はわかっている。
……そう、モンモランシーだ。
イリスがモンモランシーの部屋に行ってからというもの、どういう訳かイリスはルイズが寝静まった頃を見計らって必ず部屋を抜け出す。
そして必ず朝帰りをしては、怒るルイズの説教を適当に聞き流し、お腹いっぱいだから今日は朝ご飯いらないと言ってルイズのベッドですやすやと眠ってしまうのだ。
……そしてもう一つ。
昼間はモンモランシーがイリスに親しく接してくるようになった。
まるで、頼れるお姉さんが小さい妹を可愛がるように、イリスとモンモランシーに急速な関係の変化が訪れている。
それがルイズを苛立たせ、イリスとモンモランシーへの嫉妬に繋がる。
そのことでイリスに何か言ってやろうと思いもしたが、その度にモンモランシーがイリスを庇うのでルイズは毎回悔しい思いをしている。
今日もイリスはルイズをほったらかしにしてモンモランシーとイチャイチャしている。
正直、ルイズはこの光景をギーシュが見てなくて良かったと思う。
あれからギーシュは医務室で入院している。
最近は随分元気になったようで、愛しのモンモランシーとイチャイチャするのが恋しいと嘆いては、医務室の人を困らせているとか。
あの決闘の際、モンモランシーがギーシュと寄りを戻した事は既に学院中に知られている。
……にも関わらず、モンモランシーは彼氏のギーシュを一度もお見舞いに行っていない。
普通、その時点で見込みないとか、他に男が出来て捨てられたとか思って諦めるものだが、哀れギーシュは今日も医務室のベッドで愛しのモンモランシーが薔薇のような顔を赤らめ、恥ずかしそうにギーシュのもとにお見舞いに来て、優しく手厚い看病をしてくれると妄想に耽っている。
……余談だが、そんなギーシュのもとに別れたはずのケティがお見舞いに来て、ケティに謝罪したギーシュと結構良い雰囲気になったりしたのだが、それはまた別の話。
……さて、夜になってルイズはモンモランシーに呼び出しを受けた。
夜と言っても既に零時を回った辺りで、女子寮の廊下は不気味な程に静まり返っている。
複雑な表情をしたルイズがモンモランシーの部屋にやって来る。
「モンモランシー、来たわよ」
ルイズがコンコンとドアを軽くノックすると、ガチャっという音を立ててドアが開く。
「早く入ってちょうだい。誰かに見つかると厄介だから」
ぞんざいな態度で言われ、ルイズはムッと怒った顔になるが、ベッドの上で寝転んでいるイリスを見て言葉を失う。
……全裸なのだ。
イリスは生まれたままの姿でモンモランシーのベッドに居座り、自分のベッドであるかのように寛いでいる。
床に脱ぎ捨てられたルイズの予備の制服と下着はほったらかし。
モンモランシーに至ってはそれがいつも通りであるかの如く、まるで気にしていない。
「なっ!? 何やってんのよあんた!?」
さすがのルイズも主人としてイリスの使い魔失格の態度に大きな声で怒鳴ってしまう。
「いいのよルイズ。私がイリスにお願いして服を脱いでもらったの」
当然のようにモンモランシーが言う。
「あ、あんた……わたしの使い魔に何しようとしてんのよ! この変態! 最低! 信じらんない!」
ルイズも我慢の限界なのか。
怒り狂ってモンモランシーに罵声を浴びせる。
「まさか、あんたが女の子の使い魔相手に欲情する変態女だとは思わなかったわ」
震え声で吐き捨てるように言い、ルイズはベッドから離れようとしないイリスに接近する。
「イリス、さっさと帰るわよ! こんな変態と一緒にいたら、イリスまで変態になっちゃう!」
ルイズがそう言うと、何故だかルイズの背後に立っていたモンモランシーが吹き出したように笑う。
イリスも、ルイズの顔を見てニタァと笑みを浮かべている。
「ふ〜ん。イリスが変態……ねぇ」
言いつつ、イリスは起き上がってルイズを見つめる。
「うぅ〜ん、ルイズ。ルイズはイリスのことでちょっと勘違いしているみたい」
「な、何よ……何が勘違いって言うのよ!?」
イリスから感じる得体の知れない恐怖感に、ルイズは怯えた様子で後退りする。
しかし……
「あら、ルイズ。今日は帰さないわよ。朝まで私と一緒にイリスにいっぱい愛されて、私たちは二人で仲良くイリスを愛してあげましょ」
ルイズの背後に立っていたモンモランシーはルイズの両肩を掴むと、ルイズをベッドの上に俯せの状態で押し倒す。
「きゃっ! な、何すんのよ!?」
ルイズの背中にイリスとモンモランシーが乗り掛かり、ルイズは身動きが取れなくなる。
「安心して、怖くなんてないから。最初は嫌だって思うかもしれないけど、イリスがとっても上手にしてくれるからすぐ気持ち良くなれるわ」
優しい口調でルイズに言うと、モンモランシーは自分の制服のボタンをプチプチと外し始める。
「ふふっ。モンモンってば、もうやる気満々だね♪」
下着を外し、ルイズよりは少し膨らみのある胸をイリスに曝け出した制服姿のモンモランシー。
「そ、その名前で呼ばないでよ……恥ずかしいから」
顔を赤らめ、もじもじとルイズの上で恥じらう。
「え〜、なんでぇ? だってモンモン、この前イリスがそう呼んであげたら嬉しそうにしてたでしょ?」
「そ、それは……だってエッチしてる時にあんなこと急に言われたら嬉しくてドキドキして……」
「ふふっ。モンモン可愛い♪ 今日もイリスがたっぷり愛してあげるから、モンモンもルイズと一緒にイリスのことたくさん愛してね? これ、イリスとエッチする時の約束だよ?」
イリスがルイズとモンモランシーの髪を撫でながら言うと、モンモランシーはとろんとした顔で頷いた。
「ふふっ。いい子いい子♪」
しばらくイリスが二人の髪を撫でていると、ルイズの思考回路がようやく復活する。
「イリス、あ、あんた、まさか……」
震え声でルイズが恐る恐る呟く。
「モンモランシーと、その……エッチしちゃったの……?」
「うん♪ モンモンがね、ギーシュとは近いうちに別れて、これからはわたしだけのモノになるって約束してくれたの♪ 死ぬまでイリスの面倒見てくれるって。だから嬉しくて暴走しちゃって、次の日になって気付いたら、モンモンを触手大好きな変態エッチ娘にしちゃってたみたい。てへっ」
恐ろしいことを平然と言い出すイリスに、ルイズは心底恐怖した。
「そ、そう……今わかったわ……それがイリスの本性なのね!? 自分の為なら他の人の愛すらも容赦なく奪い取って、自分だけを愛してくれる都合の良い下僕にする……イリス!! あなた最低よ! こんなの愛って言わない!」
泣き叫ぶルイズの説教に、イリスは不機嫌そうに顔をしかめる。
「ルイズ、イリスを悪く言わないであげて。イリスは今まで誰かと愛し合うって事を知らなかっただけなの」
「だからってこんなの……! だいたい、あんたはギーシュを愛してるんじゃないの!? あの涙は何だったのよ!」
「……ギーシュはいいのよ。私をほったらかして他の女の子に浮気するような奴だから。昨日だって私がイリスに言われてお見舞いに行こうと思ったら、ケティや他の女の子たちに手厚く看病されてだらしない顔しちゃって……!」
そこまで言って、モンモランシーは力無く笑う。
しかしすぐに表情を変えると、怒ったモンモランシーはルイズを睨み付ける。
「それにあなたこそ何なの? 私がイリスと一緒にいるからってイリスのことほったらかしにして、私がいない時はイリスを叱りつけて悲しませたりして……イリスが可哀想だわ!」
モンモランシーの叫びに、ルイズの体がビクッと震える。
「イリスはね、まだ親離れできない幼い子供なの。右も左もわからない赤ちゃんみたいな子なの。私やルイズ、それにシエスタとかいう平民のメイドを必要としているの。なのに、母親のあなたがイリスをちゃんと理解して、心から愛してあげないなんて、それこそイリスに対する裏切りじゃない。イリスが昔育ててもらったっていうアヤナって女の子と同じね!」
「っ!? そんな……わたしは……イリスを……」
言われて思い出す。
自分はイリスをちゃんと愛してあげていただろうか……?
イリスの想いを受け入れて真の融合こそ出来たものの、それからはどうだったか。
ギーシュとの決闘でイリスの暴走を叱りつけ、イリスに愛を教えたつもりでいた。
しかしルイズはイリスに言葉で愛を教えただけ。
態度や行動で教えてあげただろうか……?
イリスがルイズにエッチなことをしようとすると、ルイズはいつも恥ずかしがってイリスを叱りつけていた。
それがイリスの愛情表現だったというのに……
「イリス……」
ルイズが背中の上の方に意識を向けると、イリスはルイズを想って静かに泣いているようで、それをモンモランシーが優しく抱き締めて慰めている。
「ほら、いい子だから悲しまないの。あんなツンツンしたお母さんは無視して、お姉ちゃんといっぱい愛し合いましょ」
そう言うと、モンモランシーはルイズの背中の上から退いてベッドに移る。
「ほら、イリスもこっちに来て」
甘い声でイリスを誘惑する。
最初はルイズの方をチラチラ見ていたイリスだったが、やがてルイズの背中から離れてモンモランシーのもとに向かう。
ようやく自由になったルイズはベッドから起き上がると、ベッドの上で抱き合うイリスとモンモランシーをドキドキしながら見つめる。
(ど、どうしよう……あの二人を止めさせないと……でも、あれがイリスの愛っていうなら、わたしは……)
ルイズは迷う。
イリスの微妙に歪んだ愛を受け入れるべきか、イリスにちゃんとした愛ーー
男と女の正しい恋愛を教えて、好きになった男とそういう行為をしてあげなさいと諭すべきか……
その間にも、イリスとモンモランシーの愛し合う行為は始まる。
イリスとモンモランシーが対面で抱き合うと、モンモランシーがイリスにキスをせがみ始めた。
既に顔はとろけており、イリスとのエッチしか考えていないかのよう。
「んっ……んっ……んっ……ぅん……」
すっかり思い通りに調教されたモンモランシーに満足な笑みを浮かべ、イリスはモンモランシーの唇に自分の唇を重ねると、さっそく舌を咥内に侵入させる。
以前までとは違い、モンモランシーはもうイリスの舌を拒まない。
口の中をぐちょぐちょに掻き回され、イリスを誘っているかのように、だらしなく涎の糸を引いた口が開かれる。
「んあっ……はあっ……ああっ!」
モンモランシーも積極的に舌を動かし絡ませ、イリスと恋人同士がするような濃厚なキスを交わす。
(あ、あああんた達、なっ、なにしてるのよぉ……!?)
傍で傍観するルイズは既に顔が真っ赤だ。
「ちゅぷ……ほら、ルイズも参加しなさい。待たせてたらイリスに悪いでしょ?」
イリスとのキスを終えたモンモランシーが妖艶な表情でルイズに催促する。
「えっ、だって……む、無理よこんなの……は、恥ずかしいもん……」
しかしルイズは顔を真っ赤にして両手であそこを押さえ、もじもじとしている。
それを見たモンモランシーがニヤリと笑う。
「ルイズ、あなた今エッチな気分になってきてるでしょ? 私たちのキスを見て興奮しちゃったかしら?」
モンモランシーに言われ、ルイズの頭からぼんっと煙が出る。
「か、勘違いしないでよね!? わ、わたしは別に……そんな風には思ってなんかないんだから!」
「あらそう。じゃああなたがこのまま我慢できずにお漏らししちゃったらどう責任取ってくれるのかしら? 言っておくけど、ここ私のベッドなんだけど」
「っ! だ、だからわたしはーー!」
言い掛け、ルイズの口が止まる。
「わたしはーー」
ルイズの視線の先にはイリスが潤んだ瞳でルイズを見つめ、ルイズを禁断の快楽へと誘惑しようとしている。
「ルイズ……イリスとエッチしてくれないの?」
うるうると目に涙を滲ませ、捨てられた子犬のような瞳でルイズをじーっと見つめるイリス。
「うっ……だ、だって……女の子同士だし、わたしはその……は、はじめてだし……」
「それなら大丈夫よ。私だってまだはじめては捧げてないのよ? 今ならお尻の穴に触手入れられるだけで済むから……ねっ?」
「おっ、お尻!? あ、ああんた達そんなことしてるの!? 馬鹿、最低、変態! 信じらんない!」
イリスとモンモランシーに罵倒を浴びせ、ルイズは一刻も早くこの空間から逃げ出そうとベッドを抜け出す。
「わたし帰る! イリスはしばらくあんたに預けておくから、ちゃんと後でーー」
扉に向かいながら、そう言い掛けるルイズだったが……
「くすくす。ダ〜メ♪ 逃がさないと言ったよ?」
イリスのテンタクランサーがルイズへと伸び、そのままルイズの両手両足を拘束してしまう。
「やっ、ちょっと! 放してよ!」
「今日はとことんルイズを愛してあげるの。だからルイズもイリスをいっぱい愛してね?」
イリスの声がルイズのすぐ後ろから聞こえてくる。
「いやぁああああああああぁぁ……!!」
そして……ルイズにとっての地獄はここから始まった。
次回予告(おまけ話)
イリス、タバサ、シルフィードと別れたキョウヤ組。
そんなある日、キョウヤが仕事を終えて村に帰ってくると、突然ビオランテが言った。
ビオランテ「お兄さま復活の旅に出ましょう!」
お兄さまラブなビオランテの一言で、デストロイアとサイト&ハルナを巻き込んだビオランテ様。
モスラがいるというラグドリアン湖へ向かうことになるが……
次回はキョウヤ&ビオランテがメインのおまけ話!
次回もまた見てね!