風の王国ローラント
女性戦士部隊……アマゾネスを有するこの国は険しい山岳地帯と風の守護によって各国の中でも随一の堅牢な守りを誇っていた。
ローラントと言えば見目麗しいアマゾネスが有名だが、男の兵も少なからず存在はしていた。
(ん……?)
昨夜から城外の見張りをして疲れて眠っていた僕は、頬に当たるくすぐったいような濡れる様な感覚で目を覚ました。
寝ぼけながら目を開けるとそこには、金糸の髪に緑色のアマゾネスの服を着た少女……ローラントの王女・リースがその舌で僕の頬を舐めていた。
眠気が一瞬で吹き飛んでしまった。
「リ、リース様!?」
「れろっ、ちゅ……♡おはようございます、クロード」
アマゾネス達の中でも最も美しい少女が……頬を赤らめ、瞳を潤ませて僕の上にのしかかっている。
てらてらと光る舌が、そこから僕の頬へと伸びる銀糸が艶めかしい。
はっ、はっ、……と息を吐く彼女を見れば、誰もが発情しているとわかるだろう。
「リース様、もしや魔物の討伐に行かれて「クロード、いまはリースと呼び捨てにしてください。敬語も不要です」……リース、魔物を倒してきたのか?」
「はい。それで身体が昂ってしまって……うふふ、お相手をお願いしますね♡」
僕の答えを聞くまでも無く、リースは僕に口づけし僕の口内へ舌を滑り込ませてきた。
舌と舌が混じり合い、淫らな水音が静かに鳴り響く。
その水音に全身の血が沸騰しそうなほどに熱くなるのを感じる。目の前の女を犯せと僕の頭に訴えかけてくる……
「じゅる、ちゅる♡じゅるる……♡ちゅ、ちゅ♡んんっ! んくっ、あひっ!」
リースの思いのままに貪られるのも嫌いではないが、流石に疲れて気持ちよく寝ていたところを起こされるのは癪だったのでちょっとやり返す。
リースの身体をまさぐる。背中をくすぐり、わき腹を摩り、可愛らしい尻を揉み、秘部を指で撫で上げる。
そこはもう粘っこい液体が溢れ出ていた、キスだけで……いやおそらく魔物を倒してから興奮しっぱなしだったのだろう。
くちゅくちゅとワザと音を立てて、リースの秘部を弄る。
「ああんっ、ふあぁあっ♡はぁ、はぁ……あんっ、あっ、んんっ……んんんんんんっ♡」
軽く絶頂したのだろうか、秘部を捏ねまわし、肉芽を抓むとリースは顔と身体を少し反らした。秘部からは愛液が先ほど以上にあふれ出し、僕の身体とベッドを汚す。
はぁ、はぁ、……と先ほどよりも息を荒くしたリースは満足しつつもまだまだ足らないという表情をしていた。
「うふふ……それでは、こちらをお願いしますね♡」
露出度の高い緑の服を脱いだリースは僕の隣にごろんと仰向けに寝転がる。
反対に僕は起き上がり、仰向けに寝転んで足を開くリースの身体を見つめる。
激しい戦闘もあるアマゾネスだというのにシミ一つない白く柔らかな身体。均整の取れた美しい乳房に、可愛らしいピンク色の秘部。男であれば誰しもが欲情を免れない女体が目の前にあった。
僕の肉棒もはち切れんばかりにいきりたっていた。目の前の雌を犯せと訴えている様だ。
リースはいきり立つ僕の肉棒を見て妖しく微笑み、くぱぁと自身の秘部を自分の手で開いた。
「お互いに我慢できないでしょう。クロードのおちんぽ、ここにください♡」
「ッ……ああ」
リースの淫らな誘いに生唾を飲む。
寝間着を脱ぎ、女を犯す凶器をさらけ出すと、ピタリとリースの秘部に肉棒を押し当てた。
そして、ずぶずぶとゆっくりリースの膣内に肉棒を入れていった。
「ぐぅうううっ……ああんっ♡クロードの、おちんぽ、いつでもすごいっ♡ふああっ、ひゃん♡くっふぅぅぅ♡」
「うああ……! リースの中も、いつも、キツイね……!」
まるで肉棒を食いちぎるのではないかと言うほどに、リースの膣肉が肉棒に食らいついてくる。
苦痛と快楽に嬉しい悲鳴を上げて、リースは頬を緩ませる。
そんなリースに応えようと、抽送を開始する。
「ひあっ、くうぅ……あはっ、うふっ♡あ、くうぅぅぅ♡」
「くっ……うっ……」
リースの膣肉に包まれた僕の肉棒は極上の快楽に打ち震える。
リースの声も、表情も、膣肉も……全てが僕の興奮を煽る。
「はぁ、くふぅぅぅぅ♡クロードの、おちんぽがっ♡私のナカを掻き分けるうぅぅ♡ああんっ、凄いのぉ! 幸せなのっ♡」
「僕もっ……!」
リースの言葉に応えるために段々と抽送運動を激しくする。
結合部からは、ジュブジュブと水音が奏でられ、愛液が勢いを増して噴出していく。
リースの白い肌に煽情的な朱色が差し込まれ、快楽に包まれているのが見て取れる。
「はっ、はあ、はぁ、はあっ……! んああっ♡あひゅ、くりゅぅぅぅん♡んふっ、はひっ、ふあああっ♡んんああっ♡」
僕がリースを突くと、リースが蕩ける様な喘ぎ声を出す。
なんだか、楽器の様だ。そんな考えを脳内の片隅で思ってしまった。
リースの膣肉は僕の肉棒をぎちぎちと締め上げる。リースを突くたびに、僕の肉棒はリースの膣肉に磨かれていく。
「ひぐッ、あ、んあっ♡ああっ、ああん、ああ♡くう……あ、くふぅぅぅ♡んひゃ、そ、ろそそぉ……♡」
「リース、そろそろ限界……!」
「んあっ、ひゃうぅぅぅぅ♡んくぅっっ♡ああはああんっ♡そ、それならっ、いっしょに、イキましょうっ……♡あああんああぅ♡りゅうぅぅ♡」
その言葉を受けてラストスパートを掛ける
ベッドがギシギシと音を立てて軋む。
リースも身体が震えだし、喉から顔を反らし始める。
お互いの絶頂は近かった。僕は身体をリースに密着させ、力強くリースの最奥を突きだして、自身の精を開放する準備を整える。
「あああああっっっっ! んんんんああああっっ! イク、イクっ、イクイクイクッ! イクッッッゥゥゥ♡♡」
ガン、とリースの最奥を僕の肉棒で突くと同時に、リースが僕の肉棒の限界を壊そうと膣肉をぎゅっと引き締める。
「っ! ぐぅぅ……! すよっ!」
その言葉と同時に、精液を解き放ち、ぶちまける。
リースの膣内に熱い熱い精液が満ち広がっていく……
「熱っ! あついぃぃぃ♡これだけで、イっちゃいますぅぅ♡あはあぁ……さいこぉ、ですぅ……」
「……っ、リース」
「うふふ、はあい♡」
精液を受け止め、その熱さに震えるリースの表情はだらしなく、その瞳はとろんと蕩けていた。
そんなリースに声をかけ、僕たちは唇を重ね合わせた。
昂奮でお互いに貪る様でそれでいてお互いに甘えているかの様なキス。舌と舌が絡み合い、再び静かに淫らな水音を立てていた。
♡
「……申し訳ありませんでした、リース様」
「いえ、こちらこそ……」
あの後、興奮が収まり正気に戻った僕たちはお互いに頭を下げて謝罪をしていた。
一国の王女に手を出しているなど知られれば……ライザ姉さんなどにはどうも気が付かれているみたいだが……僕もタダでは済まないだろう。
にもかかわらず、僕は僕の疼きを止める事が出来なかった。そんな自分に嫌気がさす、ボクの中に流れる血の半分を恨む。
僕は純粋な人間ではない。母はローラントのアマゾネス、父は……魔界の魔族、らしい。
2人は戦場で出会った。そして愛をはぐくんだ等いうことは無く……戦場で敗者となった母は父に犯されて子どもを孕まされた……その子どもが僕。
母は僕を産み落とすとともに心中を図ろうとしたらしいが、それをリース様の母君であるミネルバ様に止められたとの事だ。
しかし、母は魔族に犯され、その子を産んだ屈辱に耐えきれずに自らの命を絶った。
僕の境遇を憐れんだミネルバ様は、当時のミネルバ様の親衛隊のアマゾネスに僕の世話を願った。血は繋がっていないがそのアマゾネスの家族は……特にライザ姉さんは僕を本当の家族の様に扱ってくれた。
更にミネルバ様は同い年の娘……リース様と交流をさせてくれた。僕とリース様は幼馴染で一緒によく遊んでいた。
それをよく思わない者がいる事は知っていた。魔族の子が王女様と何て! とよく陰口をたたかれたものだ。
数ヵ月前、指先を軽く切ってしまった。
滲み出て来た血をどうしようかと考えていた僕に対し、その時に隣にいた天然の王女様はためらうことなく僕の指を口で吸った。
恥ずかしいやら嬉しいやらで固まっていた僕だったが、リース様の様子がおかしかった。
頬は朱に染まり、目はとろんと潤み、足をもじもじとすり合わせる……
『リース様……?』
『クロード、ごめんなさい……自分が抑えられないの!』
僕はリース様に押し倒され、身体を重ね合うことになった。
僕は拒絶できたはずだった。しかし、僕の中にいる僕が「女を喰らえ」と訴えかけ、その衝動に負けてしまった。
そのあとで知ったのだが、僕の血には非常に強い催淫効果があるとの事。その血を吸ったリース様は発情してしまったという事だった。
血を吸ったその時以外はリース様は表立って発情することは無いが、魔物の討伐などで身体が昂ることがあると発情してしまう様になってしまった。
その発情を止めるために……こうして僕たちは何回も身体を重ね合わせているのだった。
「クロード、クロードは私では嫌かしら?」
「……そんなことはありません。ですがリース様「今は私たちしかいないから敬語は止めてください」……リースも知っての通り、僕は魔族の子だ。そんなのが君と釣り合うなんて……」
「もう……クロードのそういうところは良くないわ。こうして……その……お互いの肌を……知っているわけだし……」
恥ずかしそうに目を反らしながら言葉を紡ぐリース。
しかし、いつもこう思ってしまう。「王女には相応しい相手がいるのではないか?」と。
そんな僕の内心を見通したかのように、リースは溜息をついた。
「ローラントの王女ではなくリースとして……あなたに傍にいて欲しいのです。すぐに、とは言いません。ですが忘れないでください」
「……わかっているよ」
一緒に育ってきたリースの事が嫌いなわけはない。むしろ好きだと確信を持って言える。
しかし……ああ、ダメだ。良くない事ばかり考えてしまう。
内心の考えを悟らせないために、僕は話題を帰ることにした。
「そう言えばリース、この後の予定は?」
「……あ、そうでした! もうすぐエリオットのお勉強の時間でした」
「なら急がなきゃ。僕は今日、非番だから部屋でゆっくりしているよ」
「はい、また後でお話をしましょう!」
服装をただすとリースは慌てて部屋から出ていこうとした。
その瞬間にこちらを振り返り、ニコリと華の様な笑みを浮かべた。
その笑みにドキッと心臓が弾ける。身体を重ねるときのリースの淫らな表情も好きだが、一番好きなのはこうした何気ない笑みである。
(リースに見合うように……ローラントの皆に認められるようにならないとな……)
その道のりは決して優しいものではないだろう。
けど、あのリースの笑みのためならば、と気合を入れる。単純な男だなと苦笑した。
あの笑みが日常になるように、と僕は風に祈った。
しかし、彼らの日常は一度ここで終わる。
世界を覆う悪意はローラントにも手を伸ばし、多くの命が失われた。
それでも生き残ったリースとクロードは、故郷の再興を夢見て旅立った。これから待ち受ける更なる運命も知らず…………
オリ主の容姿はご想像にお任せします