──―砂の都・サルタン
「ああっ♡暑いですっ♡でもぉ……クロードのおちんぽの方が熱いのぉ♡んんあっ、くううぅぅっっっ♡」
「リ、リースっ! ちょっと待っ……! うわぁっ! あぐぅっ! い、いきなり押し倒すのはちょっと……くうっ!」
(……………………)
──―雪の都・エルランド
「私っ、ここでっ、指名手配っ、されてるのにぃ……♡ああっ♡クロードのせいなんだからねっ♡んあっ、うああっ♡身体が疼いちゃうのっ……♡最後まで付き合いなさいよ……♡んぐっ、ちゅるちゅる、じゅるる……♡」
「ちゅっ、ちゅっ……ぷはっ、アンジェラ、んっ、ああ……満足するまで付き合うよ……」
(…………………………………………)
──―月明りの都・ミントス
「キィィッ♡キィィィィ♡キィィィィィ……♡もっと、ヨコセ……♡」
「うぐっ……はははっ、ツェンカー、最近甘えるようになったね……ぐっ!? わ、わかった! 動くからっ、爪立てないでッ! くうっ!」
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──―花畑の国・ディオール
「ふう、今日は落ち着けそうだな……」
宿の部屋の椅子に腰かけてクロードは紅茶を飲んでいた。
マナストーンを巡る旅の途中の宿それぞれで、リース達の相手をしてさすがのクロードも少し疲れがたまっていた。
クラスチェンジしてからクロードの能力は強化されているが、それ以上に女性陣の上昇が凄まじい。搾り取られるだけ搾り取られて、げっそりするクロードとは別に、次の日の朝でもツヤツヤしながら普段以上に動いているのは流石としか言いようがない。
(どうしようか……)
これから木の精霊・ドリアードに会いに行く。その前にこのエルフの国であるディオールで休憩を取っていた。
リースとアンジェラは2人して珍しいエルフの工芸品や細工を見て回ると朝早くから宿を出ていった。この2人はここのところ非常に仲が良く、自由時間になると一緒に行動していることも多かった。
一方、男一人で、しかもあまり出歩くのが得意ではないクロードは大体宿に引きこもっている。
本でもり読むか、とクロードは椅子から立ち上がった。
「……暇そうね」
クロードの耳元でささやく声があった。
大きくなく呟き出会ったが、妙に透き通るこの声に持ち主にクロードは聞き覚えがあった。
「フェアリー……? 珍しいね」
それはリースを聖剣の勇者に選んだ、ある意味このたびのもう一つの始まりと言っても過言ではない存在……フェアリーだった。
彼女は腕を組んでおり、不満げな表情をしていた。
「あなたにちょっと用事があったのよ」
「僕に用事? リースに頼めば……」
「あなたじゃないとだめなのよ……ああもう」
フェアリーは手で顔を覆った。その白い頬には朱が差し込んでいた。
数秒そうしていたフェアリーだったが、やがて意を決したように顔から手を外した。
「私の性欲解消に付き合って!」
「……え、性欲?」
フェアリーにも性欲とかあるのか、と頭の片隅でぼんやりとクロードは考えていた。嬉しいやら悲しいやら、こういう対応に慣れてきてしまっているので、クロードはフェアリーの発言にそこまで驚いた反応を示さなかった。
対してフェアリーは頬が朱色に染まってはいるものの、私不満です、と顔に書いてあるのが目に見えていた。
「普通はそんなものないわよ。けど、リースの中にいる影響が私にも現れちゃったし、あなたたちの性交を毎度見せられてるし、仕方ないじゃない……責任取ってよ」
「ええと……」
最近、吹っ切れて来たクロードとしても美少女と呼んで差し支えのないフェアリーを相手に出来るのは嬉しい。しかし、フェアリーのサイズは非常に小さい、あの体に自身の肉棒を入れるのは難しいだろう。何をすればいいのだろうか……
そう考えているクロードに、フェアリーは何故か薄い胸を反らしてどや顔だった。
「私に考えがあるから大丈夫よ!」
クロードは裸になってベッドに横になり、上半身だけ起こしていた。
そのクロードの肉棒には、同じく全裸になったフェアリーがいた。
「へぇ……近くで見るとかなり大きいのね。それに妙な臭い……」
裸で浮遊するフェアリーはマジマジと肉棒を見つめる。リースの中から覗くことはあったとはいえ、こうして直に見るのは初めてだ。
「あの、フェアリー……」
「私がやるから心配しないで。これでも結構見てたんだから!」
そういうとフェアリーは肉棒に抱き着いた。そして身体をこすりつけながら上下に動く。
フェアリーのすべすべとした肌、わずかな膨らみが刺激となって肉棒を襲う。
「っ……! うっ……」
「ふふ、ちょっと楽しいかも」
ビクッ、ビクッ、と震える肉棒に、フェアリーは笑みを浮かべる。なんだかグロテスクなはずの肉棒が何だか可愛らしく思えて来た。
対してクロードはこれまでの交わりとは違う刺激に身悶えしている。
「えいっ、えいっ♡」
「くっ、う……!」
シュッ、シュッ、とフェアリーが肉棒をこすれば、クロードは呻く。
愉しくなってきたフェアリーはリズミカルにクロードへ刺激を与え続ける。
そうしていると、やがて肉棒の先端よりじわりと先走り液が溢れだしてきた。
「わっ、ぬるぬるする……ちゅっ♡うーんちょっとしょっぱいのね」
「うぅっ……」
フェアリーは先走り液にまみれながら亀頭へ口づけして、その味を確かめる。
クロードが呻いているのは肉棒への刺激だけではない。フェアリーの身体はリースやアンジェラの様な女性の身体ではなく、少女のそれである。そんな少女が先走り液にまみれて、自身の肉棒へ嬉しそうに口づけしていることへの背徳感は中々なものがあった。
「うっ、……ん?」
えいっ、えいっ、と自身の肉棒へ奉仕するフェアリーの身体……秘部を見ると、そこは興奮したためか濡れているのが目に見えた。フェアリーは身体全体で奉仕しているため、フェアリー自身も少なからず感じていたのだろう。
自身ばかり奉仕されるのも、と考えたクロードはヘッドボードに備え付けてあった物……綿棒を手に取ると、それをゆっくりとフェアリーの陰部にこすりつけた。
「ひゃあっ♡えっ、クローっ、ああっ、んんっ♡」
優しくゆっくりと綿棒でフェアリーの秘部を刺激する。間違って中に入れてしまわないように気を付けながら、丁寧に動かす。まるで愛液を綿棒で掬い取ってるかのようにも見える。
フェアリーは突然の刺激に戸惑いながらも、快楽に喘ぎ、肉棒をギュッと抱きしめる。
「ああっ♡んくっ♡いいわよっ♡それなら、こっちも……♡」
まるで吹き飛ばされまいと肉棒を強く抱きしめるフェアリーは、その力のまま肉棒を扱きだした。
先ほど以上の力、時々ビクッと快楽で跳ねるフェアリーの身体が新たな刺激となってクロードを飽きさせない。
「っ! くぅ、うわっ、くくぅ……!」
「んあっ♡くぅぅ……♡えいっ! ひゃっ♡んんあっ♡」
クロードの綿棒がフェアリーの陰部をくすぐれば、ビクッと跳ねたフェアリーの身体がクロードの肉棒へ刺激を与える。
フェアリーの手がクロードの肉棒の鈴口を弄れば、ビクッと跳ねたクロードの持つ綿棒がフェアリーの陰部を強くこする。
お互いの相手に快楽を与える行為は、そのまま自分への快楽と跳ね返るループを作っていた。
「くっ、あっ、ぐぅぅ……フェ、アリー、そろそろっ! くっ、ああああっ!!」
「あんっ♡ああんっ♡きゃうぅぅぅっ♡こっちも、限界っ♡んんあっ、ひぃああぁぁぁっっ──♡♡」
しかし、ループは有限である。
刺激に耐えられなくなった男女は、息を荒く吐き、汗を大量に描きながら限界が近いことをお互いに告白する。
「イクっ♡イクイクイクいっちゃうぅぅぅ──♡私、フェアリーなのに、人間にイかされちゃうぅぅぅっっっ♡♡♡」
「ああああぁぁぁっ、ぐぐぅぅうっっ!!」
2人は同時に絶頂を迎えた。
フェアリーは陰部から潮を噴きだし、クロードの肉棒からは精液を噴火させる。
噴きだされた精液は当然近くにいたフェアリーに降りかかり、その身体を白濁させていく。
「あははぁ……♡熱ぅいぃぃ……♡くさぁい……♡気持ちいいぃぃ……♡」
うっとりとした表情をしながら、白濁の雨を全身で受け止めるフェアリー。
精液の熱さと匂いに蕩けた声を上げるその声は、確かに雌の声であった。
「あはは……まずぅい……♡おいしぃ……♡」
顔にかかった精液を指で拭ったフェアリーは、そのまま自分の指をしゃぶった。
ハチミツを食べるかのようにゆったりとしたその動きはどこか妖艶さを漂わしていた。
「うふふふふふ……♡幸せぇ……♡」
白濁にまみれたフェアリーは、その顔を声を蕩かしながら、クロードの身体の上でまどろんでいた。
「あー……もう! あんなにすごいなんて思わなかったわ……」
2人の性交から数十分後。自分を取り戻したフェアリーは宙に羽ばたきながら、両手を腰に当ててクロードを見下ろしていた。
お互い、何だか禁忌の領域踏み込んだ子どもの様な、微妙だが確かなうしろめたさを何故か持ってしまっていた。
「はぁ~……リース達が夢中になるのもわかるわ。でも、まぁ、あんたと交わった私が言うのもなんだけど、ちょっと節度を持ってね? たまに、“こいつらで世界を救えるのか? ”って思うときあるから……」
「ああ、はい……善処します……」
表情を赤らめながら叱るフェアリーと、自分より遥かに小さいフェアリーに叱られて項垂れるクロード。
性交の後という事もあり、2人の間には何とも言えない気まずさが漂っていた。
「まぁ、もし……」
そんな気まずさを払うようにフェアリーが声を出した。
そんなフェアリーをクロードは見上げた。そこには全身を羞恥で赤く染めつつも、意を決したかのようなフェアリーがいた。
「もし、どうしてもって言うのなら、私を頼りなさい! その、あなたの性欲解消に、今度話付き合ってあげるわ!」
顔を赤らめながらもニッコリと笑ってそう言うフェアリーは、おとぎ話に出てくる人を惑わす妖精その物の様だった。
元より筆の速い方ではないのですが、色々ありまして更に執筆が遅れています
申し訳ありません