※この作品はR-18です。

催眠パワーでいけるのか!?   作:ヒミノまろ

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12話 □エロ すずか(命令シチュ、飲精

 

 __

 

 私はあの日。生まれ変わった。

 

 光を見た。

 

 とても眩しく輝いて、そして優しく暖かさを伝える光。

 太陽は体質的に好きでは無いが、()から生まれるその光は大好きだ。

 

 あの姿でいた私を告白みたいな情熱で、口説いてくれた彼

 私の存在を認めてくれる優しい彼

 

 ひび割れた心を優しく丁寧に詠うような声で修復してくれた彼

 

 その優しさに触れた嬉しさと共に彼からお願いをされた瞬間、私の心は上限を突き抜けた。

 元々心の上限など無いと言わんばかりに何もかも私の気持ちをよろこびで満ち溢れさせる。

 

 喜び。歓喜。

 

 そして気持ちは加速していく。

 

 悦び。

 

 そうして私は精神の絶頂を迎えたのだ。

 

 その瞬間、私は理解した。理解させられた。そして魂に刻まれた。

 

 あぁ、()()()()()()()

 

 彼は私の全てを捧げる()()()()であったのだ。

 

 人は神を崇める。

 だが私が崇める存在はご主人様である彼なのだ。

 

 彼から発せられるお願いごとを受ける度に祝福された感情が突き抜け絶頂する。

 その気持ちは落ちることは無く、常に上昇を続けているような感覚だ。

 もしお願いされて私の体を屈服されたらそれこそ身も体も迷いなく彼に捧げてしまうだろう。

 と言うか捧げたい。

 

 常に彼の近くにいて、命令を受けたい。

 そしてその命令をこの体全てを使って応えたい。

 

 そんな気持ちを常に持ちながらご主人さまと接して居たある日、一瞬二人きりになった時に私に家へ一人で来いと言うお誘いを受けた。

 勿論私は迷うことなく返事をして歓喜と共に絶頂を受けるのであった。

 

 __

 

 

 

 

「お邪魔します」

 

 そう言ってすずかが家に来た。

 

 今日は継続対応も兼ねた催眠の再設定である。

 ただ、夜の一族に関しては知らないことも多く、必要に応じて聞き出したり対応をお願いする必要があると考えた為、再設定と言うより継続用の追加だけにしようと考えている。

 

 そう考えつつすずかを迎え入れ、自室へ案内する。

 すずかは異性の部屋は初めてなのだろう。

 キョロキョロと珍しそうに色々と見回す。

 ただ、特に目新しいものも部屋には置いてないので、すぐに落ち着き、こちらが準備して居たお茶を飲みながら他愛のない会話をした。

 その会話中、見えない位置で指を指し続ける。

 準備が終わった後、もう一つの手に貰った視線チェック器を握る。

 スイッチを押すと、中央の部分に数字が「1」と表示される。

 機能したことにホッとしつつすずかのフルネームを呼び催眠状態へ移行させるのであった。

 

 今回追加したのは以下である。

 ・鏡音奏の精液は美味しく幸せに感じる

 ・鏡音奏の精液を飲むために行う鏡音奏との行為は全て幸せで、体を舐める行為も抵抗無く美味しく感じる

 ・4日に1回は鏡音奏の精液を飲まないと落ち着かない

 ・精液を飲む行為は、人前では恥ずかしい行為だと認識する

 ・鏡音奏が「終わり。終わり」と告げられたら精液を飲みたい衝動は一時的に抑えられる。

 

 今回、少し試行する部分も入れてみた。

 落ち着かない感情からこちらへの精液をお願いする能動的動作が問題なくいけるか。

 大きく一つにまとめた時の影響度合い。

 こちらで特に問題なければ、多少項目を短く出来るのではないかと思い設定を行う。

 

 そうして、解除の合図を送りすずかの催眠を解除する。

 

 すずかの瞳に光が灯り、先ほど他愛のない話をして居た状態に戻りつつ会話をしていると。

 だんだんとすずかの様子がソワソワとしてくる。

 

 恐らくまだ精液は飲んでいないから、その面の影響が出ているのだろうと推測する。

 

 そうしてしばらくソワソワした表情をして居たが決意した顔に変わりこちらに恥ずかしそうに言葉を伝えてきた。

 

「ごっ……ん。あのね。奏くんにお願いしたいことがあるの」

「ん? どうしたんだい?」

「あ……あのね。こんなことを言うのは不躾かもしれないけど、どうしても奏くんの精子が飲みたいの」

 とても恥ずかしそうに伝えてくるその表情、そしてその言葉はこちらにその気は無くても被虐心をどうしてもそそられてしまう。

 

「精子って……どう言うふうに出てくるか知っているの……?」

 

 設定した効果とはいえ、元々可愛い美少女なのだ。

 そんな美少女が可愛らしい表情で、本来ありえない言葉を伝えてくるのは非常に心が興奮してしまう。

 すずかは元々、清楚に見えるお嬢さまだ。そして儚げに見える雰囲気の姿は、こちらを魅了する。

 そんな少女が恥ずかしげに淫猥な言葉を伝えてくる姿はこちらの気持ちを上昇させていくには十分であった。

 

「うん……。本とかで読んだことがあるよ……。男性のあそこから出てくるんだよね?」

 ちらちらとこちらの股間部分を見てくる。

 

「そっか。それじゃ、試してみる?」

 と体を座っている状態から起こそうと動かす時に、すずかはさらに言葉を伝えてきた。

 

「あっ……うん。後、もう一つお願いしていいかな?」

 

 ? 

 なんだろう? 

 

「うん? どうしたの?」

 

「えっとね……。出来れば命令口調で言って欲しいの。そうすれば沢山、奏くんに頑張れる気持ちになるから……」

 

 ……おや? 

 そうなの?? 

 

 どう言うことだろう。恐らく最初の設定しているお願いが影響している? 

 とはいえ、あれは範囲が広いとは言え、自主的な面を促すぐらいのはずなのだけど……

 

「ダメ……かな?」

 そう寂しそうに見せる表情は、卑怯だと言わんばかりにこちらを説得させるには十分だった。

 

 性知識がある以上、元から持っている本人の性的嗜好があり得るだろうし、内容的にも難しいものでも無いし様子を見る形で良いかな。

 そう判断し、

「いや。全然大丈夫だよ」とにこやかに返事をしてあげた。

 そうすると、その言葉を聞いたすずかがパッと笑顔に切り替わる。

 

 それじゃ、ちょっと遊び要素としてやってみようかな。

 やる以上、楽しまなければ損である。

 

 そう考えふと思いついた。

 

「それじゃ、イメージプレイ的にやってみようか?」

「イメージプレイ?」

 すずかが、はてな顔を浮かべる。

 

「そ。昔遊んでいたと思うけど、おままごとみたいに役になりきるんだ。その方がお互いイメージしやすいんじゃ無いかなと」

「例えば、ご主人さまとメイドみたいな……」

 

「それでお願いします!!」

 

 食い気味に返答されてしまった……。

 やっぱり性的嗜好なのかなと思いつつ、それじゃそれで行こうと話を進めた。

 

 

 

「それじゃ、すずか。まずは僕の服を脱がすんだ」

「……はい。ご主人さま」

 

 すずかの柔らかな手がこちらの服を脱がそうと触り始める。

 くすぐったい感触と共に上着から手をかけられ上半身があらわになる。

 

 異性の裸を間近で見るのは初めてなのだろう。すずかの頬はより赤く紅潮して恥ずかしげにこちらを見てくる。

 その行為だけでも自然と心が上向く。

 

「それじゃ、次は下部分も脱がすんだ」

 

 そう伝えると、すずかの方も更に気持ちが上がってきたのか、恥ずかしい表情を浮かべつつもしっかりとズボンのベルトに手を出し緩めてくる。

 そうして、ズボンを脱がし、靴下も丁寧に一つ一つ脱がしてくる。

 普段、あまり人に触れられない部分に他の人が触る肌触りのくすぐったさとその触られる体温は気持ち良さを上昇させた。

 脱がす行為すら一種の愛撫のような心地良さを覚える。

 

 そうして下着一枚の姿になった。

 

「次は下着も脱がせ」

 

 こちらも段々と興奮し始め、すずかに命令する。

 そうするとすずかは体を一瞬震わせたが、手をしっかりと伸ばし下着をおろしていく。

 

 下着を下ろした先には、徐々に興奮し始めている男性器が現れた。

 

「これが……ご主人さまの……」

 

 ごくっと喉の音が聞こえそうな位にすずかがこちらの男性器を見つめる。

 その表情はまるで初めてお酒を飲んで酔ったような蕩ける表情であった。

 そのまますずかは手を男性器に伸ばそうとするが、あることを思いつき、手でおあずけと言った形で止めさせた。

 

 すずかはどうしてと言う表情をしてきたが、それを無視しつつベッドの縁に座る。

 

「すずか。お前の下着を見せるんだ」

 

 そう伝えるとすずかは雷鳴を受けたように瞳を見開きハッとした表情を見せる。

 意図を理解すると顔を真っ赤にして、自分の手でスカートの両端を掴みつつたくし上げ始める。

 

 気分はご主人さまだから、ちょっとやって見たかったメイドのスカートのたくし上げ姿である。

 メイド衣装では無いが、すずかは基本的に大人しめの服装を好む。今回も同様に清楚を感じさせる色合いの服装でスカートだ。

 なので、やってみようと思い指示を出してみた。

 

 すごく恥ずかしそうに表情を赤く染め、瞳は潤んでいる。

 そして下着が見せそうな位置で、一瞬手が止まった後、顔を横にむき更に少しずつたくし上げていった……。

 

 その恥ずかしい顔を見ながら、すずかの下着があらわになる。

 

 それは一種の絵画みたいだった。そのまま記憶のメモリーにずっと保存していたい。

 すずかは誰もが振り向くような美少女である。

 大人しめで清楚な雰囲気を持つその美少女性と淫靡に感じるその姿はギャップを更に生み出し芸術度を高めている。

 そしてその光景を独り占めしている征服感は半端では無い。

 

 すずかは横を向いたままそのままの姿勢でいる。

 やはり相当恥ずかしいのであろう。今にも泣きそうなその表情は被虐心を加速させた。

 

「そのまま足を開け」

 

 その言葉を聞いたすずかは瞳をギュッと閉じた。

 葛藤したのかそれともその恥ずかしい格好を想像したのか、その閉じた瞳から少し涙の滴が浮かんでいる。

 ただ、最終的には拒否することなく、少しずつ少しずつ足が開きはじめた。

 

 すずかのショーツはまだ何色にも染められてない綺麗な白色で高級なシルク素材のように見える生地は肌触りが良さそうに見える。

 足が開きそのショーツがよりあらわになり、すずかはその大事な部分をこちらにより見せるために少しずつ大胆に腰を突き出してきた。

 

 ……よく見てみると下着の下中央には湿り気のようなものが見える。

 そしてより色が濃い部分には粘度がある雫のような水滴が存在していた。

 

 すずかも見せることで興奮が高まってきたのか、はぁはぁと息も少しずつ荒くなってくる。

 やはり本人的にも被虐されることに興奮を感じるのだろう。

 その姿を見てこちらも興奮すると共に今後出来ることの可能性を見て、次のステップへ行こうと動いた。

 

「こちらに来い」

 

 そう告げるとすずかは静々と足を戻しスカートを少しずつ下ろした後、こちらに近づいてきた。

 瞳はとろんとしており盛り上がった心を写すようなその紅潮した表情は艶やかだ。

 

 そうして近づいてきたすずかに命令する。

 

「すずか。僕に口付けを捧げるんだ」

 

 はい。ご主人さまとロールはお互い忘れることなく進行する。

 これからすずかのファーストキスを貰うと言う行為は男性として優越感、満足感をどんどんと加速させていく。

 近づいてきたすずかは唇を捧げようと動作を開始した。

 そして……

 

 

 

 

 

 

 

 こちらの目の前に土下座のように座り右足の甲にキスをするのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 …………ごめんなさい。正直ちょっと興奮が引きました。

 

 

 すずかのそれはロールとしてもやりすぎだよぉ。と顔を引きつらせてしまったが、本人は至ってそのまま興奮したような息使いを足に伝えてくる。

 そうしてこちらもどう動くべきか悩んでいると、そのまますずかは体を動かし左足の甲にも口を付けてくる。

 

 

 ちゅ。ちゅ。ちゅ。ちゅ。

 

 

 小さく水音を鳴らし足にキスの雨を降らせる。足に感じる柔らかい唇の感触、そして荒い息が伝えるくすぐったさが新たに興奮を呼び起こす。

 そうして足の甲から爪先と次々にキスの雨を降らせ続けるのであった。

 

 先ほどの動揺が収まり、しばらくその気持ち良さに浸かっているとキスの音から変化が訪れる。

 

 

 ちゅ。ちゅ。ちゅ。……レロっ。

 

 

 今までに無いその新しいくすぐったい刺激にんっ!? と声が出てしまう。

 その感じた声が聞こえた為か、すずかの動きが更に大胆になってくる。

 

 足の指を一つ一つ舌で舐めはじめたのだ。

 足の親指から始まり指の間、そして人差し指とゆっくりとしかし確実に足の指を舌で味わうように愛撫しはじめてきた。

 

 元々そう言った行為を前提に家に招いて居たので、来訪前に身体は綺麗に洗っては居たのだが、それでもこう言った行為は背徳感がもの凄く心も体も感じてしまう。

 そしてそこからもたらされる新しい快感はゆっくりゆっくりとこちらの性の力を強めていく。

 

 

 ちゅ。レロっ。……レロっ。ちゅ。ちゅ。はぁ……。ちゅ。

 

 

 キスと舐める動作を繰り返しつつこちらにむず痒い快感を与え続ける。

 そして清める動作かのように段々とすずかが足から移動し、脛、太腿へと顔を移動させ口で愛撫してくるのであった。

 

 そうして内腿へと移動し舌を這わし続け更に味わったことがない感覚が体を襲う。

 

 

 れーっ。ちゅ。レロっ。ちゅ。

 

 

 本人の性格的な面もあるだろう。本当に丁寧に行為は行われていった……。

 

 

 そうして、太腿の付け根部分まで進行し顔を埋め始める。

 自然とこちらも快感を求めるように足を更に広げた。

 

 その動作に彼女はここを舐めろと言われたかのように付け根にしっかりと顔を埋めて舌を這わせてきた。

 はあっ……。と小さくだが、妖艶にも聞こえるその吐息は本人の興奮を表しているのだろう。

 

 そうしてしばらくその行為を受け入れ堪能していると、本人的に味がしなくなったのか更に濃く感じる部分へと自然に顔が動き出した。

 たどり着いた先は、男性として大事な陰嚢部分である。

 彼女はそこで一つ深呼吸をした。

 

 

 

 すぅーー。

 

 

 

 そこから発せられる男性の濃い匂いを体に入れ味わうように、吸い込んだ息をとめしばらくしてから

 

 

 

 はぁ………………。

 

 

 

 それを吐き出すのが勿体ないかのように小さくゆっくりと吐き出してきた。

 

 その息の刺激だけで気持ちいい……。

 少しずつ高められた性感は直接的な刺激を増幅させる。

 そしてこちらの気持ちが高まっていることを知っているかのように、更にそれをもっともっと高めようと彼女は尽くし続けた。

 

 

 ちゅっ。はっ……れる。ちゅ。

 

 

 こちらからの視点では直接見ることは出来ず、その綺麗な紫色の髪を揺らして音と刺激を伝えてくる。

 柔らかい舌が溝を一つ一つ綺麗に舐め上げてくれる感触を受け、まるでマッサージを受けているような気持ち良さと新しく血液の流れるような衝動がそこへ蓄積されていく。

 

 決して手を使わず、顔を直接つけて行うその行為は幼いながらも欲情をどこまでも煽るものであった。

 

 左、右と両方、そして更に根本の敏感なそして汗の汚れが溜まりやすい部分まで舌が這う。

 その味を堪能するかのように念入りに這う舌の刺激は本体への気力を更に上げさせた。

 

 そうして一通り味わい満足したかのように顔を男性器の正面に移動してきた。

 そこでゆっくりと両手を初めて使い優しく竿の部分を挟んだ。

 

 そして顔をこちらに向けて来る。

 その瞳はもはや後一息で泣きそうに見える位に濡れており、荒い息使いと共に欲情を我慢し続けている表情に見える。

 

 彼女は命令を待っているのだ。

 

 その男性器を味わい尽くして良いのか? と言う許可を得たい。だが、命令があるまで動けないと言うその無言の懇願は征服欲を更に満たす。

 そして……これから行われる快感の期待を込め

 

「よし。舐めろ」

 

 と命令を行なった。

 

 はい……。とすずかは小さく答え男性器に顔を近づける。

 そして大きく口を開けて先端部分をかぽっと言うくらいの音が聞こえそうな感じで一気に取り込んだ。

 

 ……最初は舌からと言った予想から外された分、その刺激はよりこちら側へと快感を伝えて声が出る。

 

 口の中における暖かな湿り気は先端部分を包み、そして喉から唾を飲み込むような短い吸い込みの刺激は先端部分の血流を肥大させた。

 

 

 んっ。ちゅっ。ずっ……ちゅ。ずっ。

 

 

 まず口の中でモゴモゴと形を確かめるように、そして舌で少しずつ亀頭部分の先端からぐるぐるとまるで磨くような舌技が開始される。

 そうして完全に亀頭部分のまだ剥け切っていない部分にまでくると、そこもゆっくりと優しく舌が隙間へ入り完全に露出させようとして来た。

 

 本来、被っていた部分は空気に露出することで熱せられた状態を少し冷ましてくれるものだが、咥内で露出されていく動きは冷めることなく唾液の暖かさ、そして舌の柔らかい刺激、敏感な部分を心地良さと共に快楽を上昇させる。

 そして口の中で完全に露出された亀頭を更に磨くように舌がぐるっと動きはじめた。

 

 先端から溢れ出る体液を舌の中腹で受け、それを舌で亀頭部分に塗り付け、唾液と一緒に喉を鳴らして飲みこむ。

 

 

 レー。れろっ。ずっ……んっ。ちゅ……。

 

 

 そして段々と彼女は更に空腹を埋めるかの如く、舐める行為から飲み込む喉の動きの方へ比率を上げて来た。

 飲みこむその行為は鈴口から出る液体を次から次へと喉から腹へと収めていく。

 

 

 んっ……。ちゅ。んっ。んっ。んっ。

 

 

 唾液の水音と共に喉が動き吸い込む動作は、射精にも似たような擬似的な感覚が短く断続的に発生する。

 咥えている表情を改めて見てみる。

 

 瞳は閉じられ目の縁にはうっすらと滴が見える。だが表情はうっとりと朱が差している。

 赤ちゃんがミルクを飲むように口は窄められ、一つ一つ味わうように見えるその喉の動きはこちらの興奮を誘うものであった。

 

 そうしてしばらく味わっていた彼女の動きが新たに刺激を伝えるために動き始めた。

 ちゅぽんと音が聞こえそうな位、唇で包み込んでいた亀頭部分を離し、じっとその先端を見つめる。

 

 亀頭部分は彼女の舌で磨かれピカピカ光るぐらいの膨らみを見せている。

 そして口内と言う熱い風呂から涼しさを求め外へ出た時のように、湯気のようなイメージが亀頭から出ているように見えた。

 

 その状態を満足したかのようにうっとりと見つめた後、舌をれーっと前面に出し陰茎の部分に舌を這わせて来た。

 まるで笛を吹くように、快感で動く陰茎の部分を手で動かないように優しく押さえ裏の筋の部分をゆっくりと舌で上下に這わせてくる。

 

 顔の感触。そして舌の滑り。筋の敏感な部分に這う刺激はビクビクと陰茎を自然と動かしてしまう。

 それを優しく押さえる手の感触すら気持ち良さを上げていくのであった。

 

 時には、陰茎の根本部分に顔を近づけここが濃いと言わんばかりに鼻を鳴らしつつ堪能している。

 そして唇で陰茎を挟み甘噛みのような強い圧迫感の刺激を伝えて来た。

 

 そのあまりにも献身的に丁寧に行う愛撫に我慢が出来ず、指で陰茎を指しつつ次の命令を出してしまう。

 

「すずか。これを限界まで飲み込むんだ」

 

 そうすると「はい……。ご主人さま」とにっこりと返事をしてくる。

 お互い興奮している状態で、ロールを忘れずに行う会話は本当に「ご主人様とメイド」になったような錯覚さえ覚えるのであった。

 

 命令を受けたすずかは、大きく口を開けて口の中に男性器を改めて向かい入れた。

 今度は亀頭部分だけでは無く陰茎の部分まで取り込もうとしていた為、亀頭部分はまだ密着していなく口の中の温かい空気だけが伝えられる。

 その温かい空気すら彼女の見えない柔らかさを感じる快感が走る。

 

 そうしてそのまま陰茎の半分以上彼女の口の中に取り込まれ、口と男性器が密着された。

 その挿入感は本来の男女の営みにおける快感と同様なものに感じ、より興奮が増大する。

 

 亀頭部分は喉の位置にあり、すずかはストローから飲み物を飲むかのように喉を鳴らし吸い上げてくる。

 舌は陰茎の部分にのっぺりとくっつけられて、飲み込む動作を合わせ前後に動作して来た。

 

 喉のなる音、そして舌を動かす唾液の音、すずかがそれに合わせて発する艶かしい声、それぞれが興奮と快感を伝えてくる。

 そんな刺激は流石に我慢の縁を超え、最大の快楽へ向けて走り始めるように命令を追加する。

 

「……っ。そうしたらそのまま前後に動かすんだ」

 

 こくりとすずかは咥えた状態のまま返事をした。

 そうして、彼女はズッ……と音を出すかのようにして顔を前後に振りはじめる。

 

 もはや色々と我慢の縁に達している今、射精まで到達するのにそこまで時間は掛からなかった。

 

 緩急を付けた喉の動き、そして先の敏感な亀頭と喉が触れ合う圧迫感と陰茎全体が引っ張られる快感。

 それはまさしく性交であった。

 

 射精感がこみ上げ精液が発する快感が陰茎を伝う。

 そうして亀頭が大きく膨らみ開放に伴う快感が走るその瞬間、

 

 

 

 ずっっっっっっ!!!!! 

 

 

 

 本能がなせた技なのか、たまたまだったのか分からないが射精するその時を見計らったように強く強く喉で吸い込む動作を行って来た。

 精液が通る快感のスピードが増し、乗算式のように快楽の速度が急激に駆け上がる。

 

 その精を発した快感は頭の中がぱちぱちと真っ白になる状態と魂すら吸い込まれるような絶頂感を引き起こすのであった。

 

 

 

 そうして射精した快感を得た後に伴う倦怠感を感じていると、すずかはまだ咥えている状態でゆっくりとゆっくりと舌を使い労るように全体へ舌を這わせてくる。

 くすぐったいような弱い快感が走り声が漏れそうになるが、一旦射精した影響として段々と陰茎は柔らかさを取り戻していく。

 

 それを口の中で感じていたすずかは少し残念な表情を浮かべつつ大事にしまっていた男性器を開放した。

 

 そしてこちらに顔を向き直し、口を軽く開けて口内を見せてくる。

 そこには先ほど出した白い精のかたまりと唾液が混ぜ合わさった状態が見える。

 

 口を開けたすずかは恥ずかしそうに頬は紅潮したままであったが、その状態のまま動くことはなく見せつけてくる。

 その姿は被虐心をそそられ、つい命令を出してしまう。

 

「それをじっくりと口の中で味わうんだ」

 

 すずかは恥ずかしそうにこくりと頷き口を閉じて動かしはじめた。

 唾液と精液がくちの中でより混ざりあっているのだろう。

 恥ずかしそうに目線は斜め下を見つつ、だがそれでもしっかりと口をもぐもぐと動かし彼女は命令をこなした。

 

 にちゅにちゅと音が聞こえそうな位にすずかの口が小さく動いている姿を見てゾクゾクとした快感が背筋を這う。

 そのまま口を動かし段々と鼻息も荒くなって味わっている様子を見続ける。

 

 そうして、飲み込める準備が出来たのだろうか。すずかは目線をこちらに戻し潤んだ瞳で懇願した表情を見せてくる。

 

 少し、意地悪な思考を持ってもったいぶらせた時間を作ると、更に瞳が潤み体が小さく震えてくる。

 その姿に満たされた思いを抱き、飲み込む許可を与える。

 

 

 飲め

 

 

 と言った瞬間、すずかは頷きこちらに近づいてくる。

 そして顔の目の前で、綺麗な長い髪を手で抑え顔を横に向いて喉を見せてくる。

 

 その状態から

 

 

 

 コクリ

 

 

 

 飲み込む音と共に喉を動かす所作を見せつけて来たのであった。

 

 んっ……ふぅ……。とビクッとすずかの体が震えたので、その顔の方に視線を向けてみると

 

 

 

 そこには恍惚と蕩けた表情をするすずかが見えた。

 その表情はその綺麗な顔をより性的な意識を持たせる魅力を放つ。

 

 細かく何度か体が震えた後、無事飲み終えたのか、こちらへ改めて向き直り正座をして来た。

 

 そうして、彼女は土下座のように頭を下げて

 

「ごちそうさまでした。ありがとうございます。ご主人さま」

 

 と伝えてくるのであった。

 

 その立ち振る舞いはどこまでも真摯に見える。それは演技として別次元のように感じられ、今まで自分が演技していたのは稚拙すぎだったように感じてしまう。

 イメージプレイやべぇ……と素の考えが出るが、そんな気持ちはまるで知らないようにすずかはそのまま顔を上げてニコッとした笑顔を見せて来た。

 

 

 その魅力的な笑顔は、

 

 

 紅玉の宝石みたく透明で鮮やかな真紅の美しさを持つ瞳を携えていた。

 

 

 








読んでいただきありがとうございます。

あと、すみません。
出来る限り本文内で表現出来るように頑張っており、補足等を枠外で出さないように自身に注意を払っておりました。
ただ、あることを表現するに辺りそれを実施するとまるまる1話程度必要となり、話を進行するペースを多少は持つために今回補足を入れさせて頂ければと思います。








補足事項:この少女、最初から最後までノリノリである。


※もし、需要がありましたらどこかの機会に書き上げたいと思います。
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