安心する匂いを嗅ぎたい→なら毎日でも良いよね→それを行うために行動しよう→匂いを嗅いだらムラムラ来ちゃった→堪能しましたがそれが何か?
簡単にいうとこんな感じだろう。
設定された感情→通常の感情→通常の感情に伴う行動→設定されている行動
この動き自体は正直回数の云々を除けば、想定される範囲内であり基本的には求めている動きではある。
鍵をという点も最終的に能動的行動を確認するために渡してある。
結果、ある意味問題なくなのはは行動している。そして男性器の匂いを嗅ぐと言う行為も含めしっかりと二人の時に限定されており、そこから繋がるように設定していたため結果今回みたいなことになる。
後はこれをどうすべきかという点だが、3日毎に二人っきりになりたくなるという部分だ。
先ほどの動きとしての想定やこの日数の設定は基本的に今後増えるであろう時に備えて、
こちら側がうっかり忘れそうになった場合、能動的にフォローができるようにしているためであった。
そして今回の行動として、3日毎ではなく別に毎日二人っきりになりたくなっても設定的には問題ない。
感情的に匂いを嗅ぐために毎日二人っきりになっちゃいたいけど、結果的に3日毎の基準も満たされる。
とは言え、日数をギリギリや限定しすぎると今度はその管理が難しくなる。
その柔らかさを持った調整幅を更に絞ることで、人数が増えた後、更に首が締まる可能性もあり得るだろう。
まぁ、どちらにせよこの回数自体はストーリーが進行しはじめればミッドチルダへの移行が行われるはずなので、結果会う日数が自然と減るだろうから、それが活きるはずとは思っている。
本来なら、もう少し接触を大人しめに設定すべきなのだろう。
ただ、現状ではこれを受け入れる余裕もあることは確かなのだ。しかも将来的に解決する可能性が高い。
そして、これを考え尽くすには他を注意しつつ設定をしなおさないといけない。
支障がある問題なら考えなければいけないのだが、前述している通り解決の見込みがある以上、そこまで深堀しても更に再設定する可能性があるので行動が躊躇われてしまう。
そして何よりも
大変気持ち良いのである。
この
時々なのはも含めそれを上回る時があるのは戦慄するが、体力とかも多少のことでは衰えを感じず回復は速い。
そしてなのはの行動は最初は勿論驚いたが、行動パターンを理解すれば大したことはない。
朝の微睡の中で暖かい感触を男性器に受け、ゆっくりと意識を上げて行く感覚は大変心地良い。
もうそれは可愛い美少女が魅惑的な表情で奉仕してくれる光景と快感は何よりも心を満たしてくれる。
それに愛しさも含めずっと受け入れてしまいたいと感じてしまうのはしょうがないと言いたい。
頭では理解しつつも体は正直と言うジレンマを持ちつつ、とりあえず支障がおきそうなら考えるか……と先延ばしにしてひとまず移動を開始するのであった。
__
お昼時間。
将来の話になった。
まだ私が将来なりたいものは分からない。
道場はどう考えてもお兄ちゃんとお姉ちゃんの方が合っているだろうし、あの動きは肉体的に自分ではどう鍛えたとしても到底不可能だろうとも感じる。
確かに翠屋も一つの案だろう。けど、ずっと彼を力無しで包み込めるのかも分からないのだ。
結局は言葉を濁して逃げたんだと思う。
そうして奏くんの話になった。
アリサちゃんが将来会社を継いだら雇ってあげると言う言葉を聞いた。
お金の力というのを実感する。
確かに私のお家も裕福な方に入るのだろう。
ただ、アリサちゃんのように圧倒的なお金の力は無い。
財力。
これも一つの力なのだと感じた。
ただ、これだけでも自分が彼を護れる力を発揮するには至らないと感じる。
自分だけが彼を囲うように護ることが出来れば良いのだ。
彼と一緒に誰にも奪われることなく、二人っきりで過ごす。
それはとても幸せに魅力的に感じた。
そのためには他の人に奪われることがないように自分が護れる力をもっともっと身に付けたいと思う。
そしてお金を稼ぐことも重要だ。維持するためにはお金も一つの力であるのだから。
力とお金
両方とも合わせることが出来れば効率が良いんだろうなと思った。
とは言え、その話の時に奏くんがアリサちゃんに奪われる感情が巻き上がってしまった。
ついつい手に持っていたお箸を両手で折ってしまった。
その音を聞いたのか奏くんがゆっくりと振り返る前に慌ててお弁当箱の中に仕舞い込み蓋をする。
奏くんが振り向きこちらを確認する。
どうやら無事に間に合ったのか聞かれても誤魔化すことで話は終了した。
すずかちゃんには見られちゃったと思うけど……特に何も言われなかったから一安心する。
そうしてそのままお昼時間が終わって行くのだった。
夕方になる。
下校中、アリサちゃん、すずかちゃん、そして奏くんと一緒に公園を歩いた。
アリサちゃんがこちらの方が近道だよっていつもと違う道を教えてくれる。
その道をみんなで一緒に歩いていると頭の中に声が響く
その声は「助けて」と伝えてきた。
__
下校途中歩いていた時にふとなのはが立ち止まる。
その瞬間、頭の中に一瞬ノイズのような音が聞こえた気がする。
なのははこちらに顔を向け「声が聞こえない?」と聞いてきた。
来たか。と思いつつも、この瞬間、おおよそを判断し始める。
ユーノの声だろう。そして自分には魔力が少しはあっても戦闘出来るレベルでは無いのだろうと言うことも。
魔力が無かったのは想定の範囲内だし、むしろ少しでも可能性があるだけでもプラスに感じた。
けど、強い方が良かったと心は残念になる。
そんなことはさておき、なのははその言葉に導かれているかのように別方向に歩きはじめる。
それをアリサ、すずかと共に追いかけていく。
そうして、なのはを追いかけていったその先に傷ついている小動物がいたのであった。
小動物を連れて動物病院に向かう。
そこで無事治療を受け、医者からの話を聞くと大きな怪我はないけど衰弱しているとのことでしばらく病院で様子を見るとの事だった。
結局、あれってフェレットだよね? その後の面倒はどうするか? と言う話にもなったが、それはお互いの家族に相談してみようと言うことになり、そのまま解散となる。
そうして自分は、家に帰り出来る限り自然な形で服を複数枚重ね特に肌着の辺りは多少締め付けられるぐらいに重ねて着た。
気休めかも知れないが、多少でも防御力を上げておかないと破片とかで退場する可能性もあり得るので少しでもカバー出来るようにしておく。
本当は本とかを挟むとかサラシみたいに重要所を押さえるようにしたいが……その事態になった時、何故? と疑問に思われるだろうから気休めでもとりあえず準備をしておく。
そうして外出をするのであった。
到着したのは先ほどの動物病院。
そこで人目に付かない所へと移動し待機をする。
……その日の夜だったはず。ユーノが助けを求めそこで襲われる時になのはが魔法少女へ覚醒するのだ。
ただ、時間が分からないので、待機してその時を待ち続ける。
催眠で時間のフォローをすることも考えた。ただ、正確な日程が不明からの対応する内容を検討して催眠を行うリスクを考えると、結局はこうした方が確実で速いと判断して待機をする。
まずは最初として、ここになのはが来た時点で合流した後、戦闘終了まで影に隠れて、その後にさりげなく話に入り込み自分も魔法に触れると言う流れで行こうと思っている。
戦闘に一緒に入ると言う行為が出来ないことは非常に情けなくも感じるが、参加したとしても何も出来ないだろうし諦めるしかない。
最初に合流しないと行けないのが、確か戦闘の時は基本結界みたいなのが展開されるはず。それに入れるか分からないが、最初から合流しておいた方が巻き込まれる可能性が高いと考える。
最初の動きとしてそのように考えた。
もし、行けなかった場合は次策へ行くしかない。
その時は催眠を使うしかないのが現状だ。
ちなみに今後自分が考えている流れが一通り上手く行ったとしても今回無印編のストーリーでは最低
上手く行った流れの想定内で三名なのだ。下手をすると更に増える可能性も否定出来ないので、極力追加する部分に対しても押さえておきたい。
まぁ、どちらにせよ、それはその時になったら考えるしかないなと思い待ち続けるのであった。
そうして時は経ち、夜の帳が降りてその時が訪れる。
空気が変わったような気がした。
そして頭の中にノイズが常に響いているような感覚に陥る。
病院がある道と合わさる曲がり角まで移動する。
軽くその場でジョギングの動きをして体を暖める。少し息切れまで出来れば尚良い。
そうして小さく走る足音が聞こえた時点で、必死感も出すためにその詳細を確認せず一気に曲がり角から病院の入り口まで走りこむように移動した。
むしろ先に着いても良いくらいの感覚で移動する。
その方が巻き込まれやすいはずだ。そう思って前を向くとなのはが向かい側から走って近づいてくる。
無事その姿に安心する。違ったらそのままジョギングのように走り続けるしかなかったから……。
少し自分の方が先に着いたが、病院の入り口の前で合流を果たすのであった。
「はぁ……はぁ……奏くん。どうしてここに……?」
なのはが息を切らせながらこちらに聞いてくる。
「いや……。何か助けを求める声が聞こえたから。なんだろうと思って慌てて走ってきたんだ」
と、こちらも息を軽く荒くしつつ薄く汗が浮き上がっているのを手で拭う。
そうすると「奏くんもなの……」と何かに納得したようになのはがこちらを見てくる。
もちろん嘘である。
助けを求める言葉の詳細は知らないが助けを求めていたことは理解しているので、これで話を合わせる。
なのはの方はやはり運動した直後なので、引き続き顔も赤く息も荒い状態である。
お互い深呼吸をして落ち着くようにする。そうして自分は落ち着いた状態になり、病院の入り口をみた。
頼むと希望を込めてその時を待つ。
なのはの方はそのまま、まだ深呼吸を続けていたが急に頭を押さえはじめた。
確かにノイズのような音が強くなって来た気がするので、こちらもその動きに合わせて軽く頭を押さえた動きをする。
そうして周りの風景が灰色に染まったように感じた。
いけたのか?
その光景を見た瞬間、まずはその感情が浮かび上がる。
だがこういった超常現象が見えると言うことは恐らく巻き込まれることに成功したのだろう。
一先ずは巻き込まれることに成功したことに安堵しつつ、あとは影に隠れるように準備をするだけである。
そんな逃げ腰満載な考えをしていると、病院の開いていた窓からフェレットが飛び出して来た。
そして更にその後ろから素早く黒く大きな塊のような存在が飛び出してくる。
フェレットはそのまま敷地内の木が立っている部分まで移動する。
その姿は追って来ている黒い存在から逃げているように感じた。
大きく黒い存在の動きは速い。
イメージ的にヒョウやライオンが餌を追うときの一瞬で動くようなスピードに感じる。
そして逃げていたフェレットを追うようにそのまま逃げていた木の部分にぶつかるのだった。
破壊音が響く。そうして土煙が舞う。そしてその音と共にこちらの地面も揺れたように感じた。
その感覚は間近で打ち上げ花火が行われたような音と振動であった。
それを見て感じて思う。
間違いなく、無理だなと。素手なんてもっての他、手で持てる原始的な武器があっても折られるだけだろう。
持ったことは無いがマシンガンクラスで多少傷をつけて怯まさせることが出来るんじゃないかという期待感ぐらいだ。
そもそも物理攻撃が効くかも分からないので意味のない妄想はやめる。
とりあえずは自分がどうこう出来る相手ではないということが改めて分かればそれで十分だろう。
フェレットは先ほど倒れた木から無事に逃げ出せたようだ。
そうしてこちら側に気付いて向かってくる。
その首には赤い宝石のようなものが掛けられていた。
なのはの方は、仰天しっぱなしだ。「なに!? なんなの!?」を繰り返してこの光景を見ている。
それはそうだろうなとやけに冷静になった頭で、それを見ていたがそこにフェレットがなのはの懐に飛び込んできた。
さすがだな。この淫獣が……と人のことを言えないだろう差別言語を頭の中で漏らしてしまう。
そんな気持ちは勿論知られないまま、そのフェレットをなのはが受け止めるとフェレットが喋りだした。
助けて欲しいんだと
黒く大きな存在が己の倒した木の所でもがいている隙にその場所から移動を開始させる。
その移動の中でフェレットが喋ったことは、
ある探し物をしている。
けど、一人では限界があった。
そして素質がある人に手伝って欲しい。
そしてフェレットはチラリとこちらを向いて来た。こちらも声が聞こえた旨を話すと声は街全体に言っていたので、恐らく君にも素質があったのかも知れないと言ってくれた。
彼に言いたいことはあったが……話が繋がってくれたことに安堵しつつそのまま進む。
どう対応すればいいのかと困惑する二人へフェレットは赤い宝石のようなものをなのはに渡してくる。
なのはが手に持つとうっすらと赤く発光するのが見える。
「暖かい」となのはが軽く呟いた。恐らくは魔力に反応しているのだろう。
そうしてフェレットが一緒に言葉を繰り返すように伝えて来た。
そうして
「我使命を受けしもの也」
「契約の元その力を解き放て」
「風は空に」
「星は天に」
「不屈の魂はこの胸に!」
なのはの手がギュッと強く握られる。
「レイジングハート。セットアップ!!」
そうしてこちらが大きく吹き飛ばされそうに感じるくらいの膨大なピンク色の魔力と共に魔法少女への変身が無事行われるのであった。