※この作品はR-18です。

催眠パワーでいけるのか!?   作:ヒミノまろ

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6話 □微エロ なのは(匂いフェチ

 ボーっとした目で佇んでいる催眠状態のなのはを見て考える。

 どう言う設定をしたものか。

 

 とりあえず先ほどの騒動はそこまでうるさくなかったのか、他の人がくる気配もないためじっくりと考えることが出来る。

 催眠を継続するために1週間に1回は自分の男性器の匂いを嗅がせる必要がある。

 変態っぽい状況ではあるがやらざるを得ないからたちが悪い。

 

 状況を検討し催眠の設定を行った。

 ・鏡音奏の体の匂いを嗅ぐと安心する

 ・鏡音奏の男性器の匂いを嗅ぐ事について抵抗はない。むしろ好きな匂いになる

 ・鏡音奏と会うと3日毎には二人っきりになりたくなる

 ・二人っきりの時には鏡音奏の男性器に特に注目してしてしまい匂いを嗅ぎたくなる

 ・男性器の匂いを嗅ぐことはアブノーマルであり他の人がいる前ではする行為では無いと認識する

 ・鏡音奏から「高町なのは」とフルネームを呼ばれると「はい」と返事をする

 

 あとは男性器とはアブノーマルはなんぞやと言うことを教えて、今回の指令が終了したあとは眠りにつくと言う所を仕込み終了の合図を伝えた。

 そうすると佇んでいたなのはは崩れ落ちるように横になりそうだったので慌てて彼女を支えそのままベッドへ運ぶ。

 

 ……とりあえずはこれでしばらく持つだろう……と考え、その日は布団に入り疲れすぎた頭を休めつつ眠りに入った。

 

 

 カーテンの上からでも分かるくらい朝日の光が差し込む。

 その光は目蓋の裏にも届くくらいの感覚で天気が良い予感を思わせる。

 小さく小鳥の鳴き声も聞こえてくる感覚を受けながら朝の微睡を感受しようと体が求める。

 

 そんな朝特有の幸せな時間を満喫しているとふと下半身が寒く感じられた。

 ……確か布団はしっかりと掛けてたよな。

 寝相が悪いと言うことは家でもよく分かっていたし、体型的にもまだまだ布団の余裕があったはず。

 そう思っていると、やけに生暖かい風が股間に感じる。

 

 スーハースーハー。

 スーハースーハースーハー。

 

 朝の生理現象は強めでないとは言え、股間に伝わる刺激はやけにとても気持ちいい……。

 微睡とこの気持ちよさは幸せすぎる。

 

 けど……これはなんのだろう……まるで深呼吸のような……とやっと考えがまわり始めると、

 

 スーハースーハースーハー。

 スーハースーハースーハースーハー。

 

 …………!? 

 意識は一気に覚醒したが、身動きが取れない。

 やけにがっちりとしたホールドがされているみたいだ。

 

 出来る限り気付かれないように頭を動かし下半身に目線を送る。

 

 そこには下半身をがっちりホールドしたなのはの頭が見えた。

 

 ……確かに自分が設定した状況だからあってもオカシクはないけど……朝一からかよと突っ込みたくはなる。

 そんな気持ちを知ってか知らずか、そのままなのはは下半身に顔を埋めたまま深呼吸を続けていた。

 

 ……これはまずい。

 可愛い美少女が股間に顔を埋めている状態で征服欲を満たされながら、さわさわとした刺激が股間に継続されるのは色んな意味で強すぎる。

 男として大きくなっていくのも仕方のないことである。

 

 柔らかく優しくだけど、激しい要求のような刺激は自然と股間を大きくさせる状態を築きあげた。

 すると、更に匂いが濃くなったのか匂いを嗅いていたなのはの力が強くなる。

 

 スーーーハーーー。

 スンスンスンスン。

 

 いや……いや……これはまずすぎる。

 大きくなると共に刺激はより増しながら継続される。

 けど、いきなり起きたりするとなのはが逆に悲鳴を上げる可能性もあるため、下手に動けない。

 ジレンマを抱えつつひとまずはなのはが満足するまで寝たふりを行おうと考えた。

 

 そうしてどのくらい経ったのだろうか。

 

 スーーーーーーーーハーーーーーーーー。

 

 なのはは変わらず股間に顔を埋めたままだ……。

 いい加減、他の家族も動き出す時間帯だろうと思ったので、軽い身動ぎを入れこれから起きそうですよーと察知させるようにする。

 

 するとビクッとなのはが勘付きあわわと慌て始めたが、ふと何を思ったのかそのまま布団に入ってきた。

 柔らかな感触と共に石鹸の匂いと共に甘いような香りが入りこむ。

 そのまま胸の位置辺りで顔を押し付けて寝たふりを始めた。

 

 まさかこれでごまかそうと……? 

 間違えて布団に入っちゃった的な展開? 

 

 耳年増なのかそれともそういった事に憧れを感じていたのかはよく分からない話ではあるが、本人はそれで誤魔化す気満々なのであろう。

 

 生殺しの状態と他の人が入ってきた時における自分の惨状を顧みなければ。

 

 他の人が入ってきた時の惨状を考えると目も当てられないため、さっさと起きてなのはを移動させなければ。

 そう思い、ふぁーと起きた動作を行い、なのはが布団の中に居る驚きの声を上げて優しくなのはを起こしてあげた。

 

 なのははすぐ起きてえへへと幸せそうな顔を浮かべそのまま引っ付いてきたので布団に入ってきたらダメだよーと優しく諭しながら顔を一緒に洗いに行こうと手をとって部屋をでた。

 

 危なかった……。

 気を落ち着けながら男の象徴も抑えつけて、洗面台の方へ移動する。

 一緒に手を繋いだまま。

 

 途中で、桃子さんに遭遇して朝の挨拶を行うと「あらあら。仲良しさんねー」と微笑ましい笑顔で迎えてくれた。

 なのはも幸せそうにえへへーと顔を蕩けさせる。

 

 父親や兄がこの場に居なくてよかった……。

 恐らくこのなのはの表情を見たならば、よし、一緒に道場に行こうかと誘われたに違いない。

 

 若干あせあせとしつつ、そのまま洗面台へと移動し顔を洗う。

 そうするとなのはも落ち着いたのであろうか。改めて行動の恥ずかしさを思い出したのであろうか。

 そのあとはいつもの通りに感じる動きになった。

 

 朝食を取り、そのあとは順調に公園とかお出かけをして一緒に遊び夕方には別れた。

 

 家に帰り、考え事をし始めた。

 

 本来は継続の線引きもしたかったのだが、受けたペナルティの重さを考えると危険すぎる。

 例えば匂いにしても衣類とかの匂いで自分が存在しなくても継続は可能なのかだったりと試したい所ではあった。

 これはベスト(ギリギリのラインでやり繰り出来るようにする)よりベター(確実に継続させる動作をさせる)を取るべきだなと判断。

 向こう側のスタンスが透けて見えた時点で、不利な状況をいかに有利にするべきかを考えようと思う。

 やはり情報集めは引き続き継続しないとだな。

 

 恐らく次の大きなイベントとしては、アリサ・バニングス。月村すずかの友達イベントだろう。

 小学校とか一緒に行けるのかな? と考えていると、机の上に書類が置かれていた。

 

 ……いつの間に

 

 時間を止める相手に対してこちらに気付かれる事なく動くことなど容易だろうな。と改めて考え書類を見てみる。

 

「私立聖祥大付属小学校 入学案内」

 

 準備が良いことだ……。

 

 まぁストーリーに絡むことが求められている以上、向こうも想定内だろう。

 ただタイミング的に心を読まれているような錯覚は心を折りに来ている。

 

 まぁ、読めたとしてもこんなアリなど構わないって所だろうな。

 

 ならアリが象を倒すその瞬間まで諦めるということはしない。

 そう心に誓った。

 

 それとは別に朝の出来事を思い出す。

 色々と生殺しすぎる……。

 あくまで維持することは出来るだろうが、我慢し続けてもこっちの精神もすり減り続ける。

 自分は聖人では無いので、この性欲も発散させていく必要があるだろう。

 

 手っ取り早いのはそのまま一緒に性欲も発散していくことが理想だな。

 そう人としての道を外す考えを持って嫌悪感も出てくるが、もはや人の道は外れているかと思い直し、改めて今後のことを考え始めるのであった……。

 

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