※この作品はR-18です。

こういうTSモノが読みたい ーR18ー   作:Yamahaだ岩肌

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 この小説に興味を持っていただきありがとうございます。
 あらすじにも書いた様にこの小説は作者の性癖しか存在しません。人によっては嫌悪感などを催す可能性があります。ご注意ください。
 あっ、だからといってリョナ系などは存在しないのでご安心を、ちょっとTS娘が可哀そうな目に合うだけですので。

 エロは一回で、かなりシリアスな話となります。
 彼らが一話のように一回目からエッチができる訳無いだろうって考えと、彼らのハジメテっていうのはこんな風になるんじゃないのかなって思考のもと勝手に想像しただけですので、終始イチャラブ以外は認めないって方は申し訳ありません。


親友くんとTS娘ちゃんのハジメテ

 なんか、俺の親友が朝起きたら性転換していたらしい。

 理由はよくわからないが人類の進化による作用がどうのこうのと難しい話らしい。有名なyoutuberとか俳優も性転換したりして話題になってたしそういうものなんだろうな。

 

 偶然にも親が旅行に行ってる夏休みに性転換して、どうしていいのか分からなくなり、混乱のまま息を切らせて俺の家に走ってきたアイツの話を聞いてやったら、なんやかんやあって恋人になった。

 新しい関係に変わって1ヶ月。俺たちが新しい関わり方を知った。

 

 これはそんな俺と性転換した元親友との日記の一ページ

 

 

 

 アイツと付き合って1ヶ月、親友だったアイツがどんどん可愛く、女らしくなっていく。

 彼女になったから贔屓目で見えているのだろうか。

 

「か~れしくん!おはよう!今日も遊びに来たよ~」

 

 寒くなったからか、コイツは俺の家に来るときマフラーに厚手のコートを着て、短めのスカートと黒タイツをはいて来ることが多い。

 

「おう、おはよう。...と言ってもな。もう3時過ぎてるぞ」

 

「にしし~そんなアナタには3時のおやつをあげましょ~」

 

 そう言ってカバンからクッキーを取り出した。準備がいいじゃないか...

 受け取ったクッキーは見るからに手作り感満載の品物だった。

 

「お前、これ...」

 

「ふっふ~ん。彼女さんの手作りですよ~食べてみなよ♥」

 

 袋を開けると甘い香りが漂ってきた。これは期待できそうだ。

 手に取って口に入れると程よい甘さが広がった。

 

「うん、美味い」

 

「そりゃそうだろうさ!オ...ゲフン、ワタシが作ったんだからな!美味しいのは当たり前だ!」

 

 コートを脱いでハンガーに掛けながら自慢げに言った。

 よっぽど自信があったんだろうな。鼻が10センチぐらい伸びそうな勢いだ。

 子袋に入ったクッキーを監視されながら食べ切ったあと電話が鳴りだした。

 

「おっと、電話だ。静かに頼むぞ」 

 

 ニコニコしながら手でOKマークを作っている。

 いざ着信を見るとコイツの母親からだった。なんで俺に電話をかけてきたんだ?普通なら俺じゃなくてコイツに電話すると思うんだが...

 

「もしもし、叔母さん?俺ですけど」

 

『あぁ!しっかり繋がってるみたいだね。通話をスピーカーに変えな.........変えたかい?」

 

 おとなしく通話設定をスピーカーに変える。

 

「はい、変えましたよ」

 

『よし、もうそこのバカが持って行ったクッキーは食べたかい?』

 

「ええ、美味しかったですよ。なにかマズイことでもありましたか?」

 

『いや、問題はないのさ。ただそこのバカが作りすぎたクッキーを消費するのがアンタの義務だと思ってね。出来は良いが量が多すぎたね。明日の朝に取りに来な』

 

「は、はぁ」

 

『アンタにあげる為とか言ってやり過ぎたのさ。一応、頑張ったみたいだから誉めてやりな!』

 

 アイツをチラリと見ると顔を真っ赤にしてプルプルと震えながら俯いている。

 

『それと、そこのバカは今日一日、帰宅禁止だよ!!私がこれ以上太ったらどうしてくれるんだい!どっかで野宿してから帰ってきな!!それか、そこの坊主の家に「かあさん!!もういいでしょ!切るよ!」』

 

 俺の手から奪い取った携帯を操作して通話を切った後、すぐにクッションに向かって放り投げた。

 

「おいおい、俺の携帯が壊れたらどうすんだ」

 

「ぅ、うるさい!!別にオマエのケータイなんかどうなったって知るもんか!ぁぁあああ、あんな恥ずかしい話を聞かされるのならもっと早くに通話を切るべきだったあああ」

 

 さっきからずっと顔を真っ赤にして震えてる。

 

「見るな!...見ないでくれよ...かお、まっかなんだ。みるなよぉ...」

 

 顔を隠してしゃがみ込んでしまった。そんなに勢いよくしゃがんだらパンツ見えちまうぞ。

 ほっ、良かった...

 

「あー、なんだ。クッキーほんとに美味かったぞ。毎日食べたいくらいだ」

 

「ぅ...うるさいなぁ、こっち見るなっていってんじゃん!.........ふへへっ」

 

 罵声にも喜色が混じっている。顔を隠すことを意識してるんじゃなくて、口元を隠そうと必死だ。露骨にニヤケ面を隠そうとしているのが分かったから、ちょっとだけ揶揄いたくなって頭を撫でてみた。

 

「ななな、なにするんだっ!きゅ、急に頭を撫でるな!びっくりするだろうが」

 

 これだけやっても怒ってるフリだ。なんだか楽しくなってきて笑いながら撫でまわした。

 少しの間、続けていると俺の手が掴まれた。

 

「いい加減にしろよ~ワタシが怒らないから何してもいいと思ったか?」

 

 おおぅ、頑張って凄んでいる。まつ毛長いな...こんな間近で見たのは一週間ぶりだぞ...

 じーっと見つめていると顔を勢いよく背けてしまった。

 

「もー、今日のオマエは何か調子狂うぞ...」

 

 女の子座りでぷんぷんしている。こういうところも何か、凄く...女の子に変わっていってしまっている気がする。前なら足を延ばして足先をプラプラしていたのに...

 疑問と思いつつも変に刺激してしまうよりいいかと思い放置している。

 

「それで...叔母さんの帰宅禁止令って本気か?」

 

さっきの電話で気になったことを聞く。

 

「あ、えと...うん。多分...あれは本気で言ってるよ。今から家に帰っても...クッキーだけ持たされて追い出されるに違いないよ」

 

「そうか...本気かぁ...」

 

 気まずい空気が部屋を流れた。

 耐えきれなくなった俺はもぞもぞと動き出して、冷蔵庫の中からジュースを取ろうとしたけれど、冷蔵庫の中は空っぽだった。賞味期限がヤバいからって昨日全力で消費したの忘れてた...

 いそいそと同じ位置に帰って目線を彷徨わせていると時計が目に入った。時計の針は4時30分を指そうとしていた。そのまま、ボーっとしていると長針が7の位置まで動くのとほぼ同時にアイツが立ち上がった。

 

「帰る」

 

 そう言って、カバンを肩にかけて帰ろうとするアイツを俺は咄嗟に呼び止めた。

 

「叔母さん...本気なんだろう?その、晩飯ぐらい食べて行けよ」

 

 廊下に続くドアの前で止まったアイツはこっちをちらりと見ると

 んっ、とだけ言ってコタツの近くに荷物を下ろした。

 

「待ってろ。今からスーパー行って惣菜とか買ってくるわ」

 

 三角座りで小さくうなずいたアイツを置いて家を出た。

 

 スーパーで買い物を済ませて、帰ると時計は6時を指そうとしている。アイツは出ていく時と同じ姿勢で顔を伏せていた。

 体調でも悪くなったのだろうか、心配になった俺は軽く声をかけた。

 

「おい、大丈夫か?どこかしんどい所があったりするのか?」

 

 アイツは俯いたまま、力なく首を横に振った。落ち込んでいる様子だから、荷物をコタツの上に置いて隣に座ってやる。

 

「お前は分かりやすいな。笑ったり、怒ったりの主張は激しいくせに落ち込んでいるときは殻に引きこもっちまうんだから」

 

 ポンポンと頭を撫でる。ギュッと膝を抱えた後、小さい嗚咽のような音が聞こえた気もしたが、きっと気のせいだろう。

 

「それで、何をそんなに落ち込んでるんだ?」

 

「...うるさい......オッ、オマエはッ、関係ないッ...」

 

 喉を鳴らして反論してくる。

 

「うそつけ、家に来たときはニコニコしてたのに、こんな風に落ち込まれたら誰でも俺のせいだなってわかるよ。理由は...言いたくないか、そうだよな」

 

 ずっと、首を振って俺に顔を見せてくれない。泣かせてしまった事は分かるのに、理由が分からないんじゃ謝るのはコイツをイラつかせるだけだから、俺は大人しく隣に座り続けるしかなかった。

 そのままどのくらい経っただろうか、日は完全に落ちて周りの家がシャッターを閉める音が聞こえるくらいになってこいつが口を開いてくれた。

 

「きょう...泊まっても、いい?」

 

 そんな、返事なんてわかり切っていることを聞いてきた。

 

「いいぞ。...寝間着とかは、俺の物になるけどいいか?」

 

「...うん」

 

 ほっとしたような声の後、また、三角座りに帰ってしまった。俺はクッキーを食べたからまだ大丈夫だが、コイツは腹が減ってるだろうと思って、買ってきた揚げたてだったコロッケとかを目の前においた。

 匂いにつられたのか、ゆっくり顔を上げたそいつの目元は真っ赤に腫れていて、何度も目を擦ったのが分かった。

 

「それじゃあ、食べようか」

 

「んっ」

 

 二人でご飯を食べたけれど始終無言で重苦しい空気が場を支配していた。

 アイツが完食して、ごちそうさまでしたを言い終わると、また、三角座りに帰ってしまった。

 

「片づけとくからお前は先に風呂入っとけ、俺はその後にでも入るから」

 

 そう言っても返事も無くじっとしている。

 サッと食器を洗って帰ってきてもずっと同じ姿勢で固まっている。相も変わらず顔は伏せてしまったままでだ。

 ゆっくり肩を揺すって、一番風呂もらっちまうぞと言っても膝を抱え込んでだんまりだ。

 しょうがないから先に風呂に入る。

 

「もしかしなくても、そういうことだよな...」

 

 風呂の中でつい、ため息が漏れてしまう。

 親友から恋人に変わって早1ヶ月、恋人としてキスは何回かやったけどその先はまだやってない。アイツは...俺に迫られるなんて気持ち悪いだろう、そう考えてしまって先に進めない。

 各地で問題になっている他の性転換者の報道を思い出す。ある人は信頼した人に裏切られて精神錯乱の後に傷害罪で逮捕。ある人は周りの人間に言い寄られて気持ち悪くなって自殺。

 俺は...アイツがそんな風になることに耐えきれないし、もしも、俺がそんな状態にしてしまったと考えるだけで吐いてしまいそうだ。大切な人だからこそ、アイツにはできるだけ男の時のように楽しく笑っていてほしいし、辛い思いをしてほしくない。

 

 ぐるぐると答えの出ないことを考えているうちに長風呂しすぎたみたいだ。

 風呂から出て体を軽く拭いた後、服を着て部屋に帰ると、アイツが座っていた位置にはカバンだけが置かれていて、ハンガーを見るとコートもかかっていた。

 こんな寒空の元で上着も着ずに飛び出したのかと嫌な想像が頭をよぎった時、ひたひたと足音が聞こえて背中に強い衝撃が走って締め付けられた。柔らかい感触が背中にあたる。

 

「うっ...よかった、お前か...トイレにでも行ってたのか?部屋にいなかったから、こんな寒いのに外に出ていっちまったのかと思ったじゃねえか」

 

 無言でずっと抱き着いてくるから、振り向こうとしたけど小さな声で振り向かないでと言われた。

 そのまま固まっていると緊張したアイツの声が聞こえてきた。

 

「ねえ...オレとセックスしようよ」

 

 唐突に投げられた話題に対応できない。

 

「電話の後からね、ずっとかかんがえてたんだ。オレは...オマエのことを親友じゃなくて、女の子として好きになっちゃったけど、オマエはどうなのかなって。本当にオレのことを...好きでいてくれてるの、かなって。そしたら、急に悲しくなってきて、何としても繋ぎ止めなきゃって。

 これまで頑張って女の子らしくなろうって、いろいろやったけど、効果薄いし。でも、オレがオマエにあげられるのって体ぐらいなのに、元男なんかの体なんて気持ち悪いかなって。それに、オレが告白した時も好きって言ってくれたけど、ホントは気持ち悪かったのかなって。お情けでここにいさせてくれてるだけなのかなって。

 オマエに気持ち悪がられるぐらいなら、頑張ってこの気持ちも捨てるからさ.........はっきりしてよ...こんなっ!こんなぬくもり知りたくなかった!つらい......つらいよぉ...」

 

 回された腕に手を置いたら、ビクッと後ろのアイツが跳ねて強く抱きしめてきた。

 

「お前は...本当にそれでいいのか?」

 

 ここで俺が選択を誤ればコイツの人生が終わってしまう。慎重に、勘違いを起こさないようにはっきりと最後の確認をする。アイツは後ろで小さくうなずいた。

 俺は、逃がさないように腕をつかんでゆっくり振り向いた。

 そこには、俺が風呂に入るまで着ていた服は脱いで、ぶかぶかなシャツ一枚に着替えて素足を晒したアイツが立っていた。

 

 思わず唾を飲み込んだ。

 

 否が応でも興奮してしまった自分が嫌いだ。親友だった彼女を性欲のはけ口として見てしまっているような気がして、どうしようもない嫌悪感が溢れてくる。

 でも、今回はこれで良かったのだろう。彼女にとって今大事なのは俺が彼女を抱けるかどうかなんだ。

 

「分かった。やろうか」

 

 ベットの方に誘導して押し倒した。目元が赤く腫れていて、泣かせてしまった事を強く自覚した。

 

「それじゃあ...触るからな。嫌なことがあったら言えよ」

 

 俺の服を握って期待と不安が見えるコイツの胸を揉む。

 ふわふわしていて気持ちいい。揉んでいると満足げな顔を浮かべている彼女と目が合った。

 

「オレの胸、気持ちいい?」

 

「ああ、気持ちいいよ。ふわふわしてて、マシュマロなんて目じゃないくらい気持ちいい」

 

 そう言うと、いつもみたいに楽しそうに笑っている。俺の心配は杞憂で、もっと早くコイツに迫るべきだったのかもしれない。

 

「...キス、してほしいな。...前みたいに優しいのじゃなくて...えっちなやつ」

 

 また、不安そうな顔になった彼女に返事をすることなく、口づけする。服を掴んでいた手が頭の後ろに回って俺の頭を抑え付けてきた。

 口を開いてお互いに夢中で舌を絡ませ合う。ぎこちなくて触れ合わせているだけかもしれないのに気持ちよかった。

 

 彼女の口は薄いコロッケの味がした。

 

 苦しくなってきたからか、頭の拘束が緩くなってきて、ついには口も離れてしまった。

 二人とも口から舌を出して息を荒くしている。その間には透明な橋が架かっていて、俺は、その橋を切らすまいと息が荒れていることも無視して彼女の頭を抱え込んでもう一度キスをした。

 

「んんっ!...ちゅっ......あぁぁ、ちゅっ」

 

 さっきと変わらずに受け入れてくれている。

 同じように息が続かなくなるまでキスしたい。もっと、彼女を感じていたい。

 

 俺の限界が来るよりも早く、吸い付いていた彼女が離れたがっているので名残惜しくなりながらも顔が見えるように離す。

 その顔は、泣いて擦ったのが分からなくなるくらい赤く染まっていて、荒い息をして幸せそうな顔をしている彼女は今まで見た中で一番きれいで...それを見た俺の中には達成感と幸福感、それと少しの罪悪感があった。

 

「ハァ...ハァッ、ありがとう。キスしてくれてありがとう...抱きしめてくれてありがとう...もっと、オマエを...」

 

 首を振ってから

 

「アナタを、教えてください」

 

 そう言って、俺の首筋にキスしてきた。

 

「服、脱がせるからな」

 

 うなずいた彼女の服を脱がせる。

 下着はつけてなくて、一枚脱がせただけで裸になった彼女が座っていた。

 全く隠さない彼女を魅力的に感じてしまい、今にも襲ってしまいそうだから少し目をそらしてしまう。

 

「少し待ってろ、いつぞやの誕プレでもらったコンドーム取ってくるから」

 

「待って...はじめては、ゴムを付けずにおねがい...はじめだけで、いいからさ、アナタの温もりを感じさせて...ください...」

 

 きつく腕をつかんで頼み込んでくる。

 そんな無責任なことを俺はしたくない。コイツは自棄になっているのかもしれない。それに、もしもがあったら俺だけがどうにかなるなら構わないけど、コイツまで一緒に不幸になるのはおかしな話だ。

 

「責任を感じたくないとかクズみたいな理由じゃないんだぞッ! 俺みたいなガキがお前を孕ませたとき、お前や子供を不幸にすることは確実だ。そんな奴に大切なお前を預けないでくれッ!!」

 

 ハッと気づいた時には熱くなって、怒鳴るように言い切ってしまっていた。

 彼女を見ると驚いた様子で、すぐに幸せを噛みしめている様に泣き出した。怒鳴ってしまったのに嬉し泣きされてはなんて声をかければいいのか分からない。

 けど、分からないなりに、自然と彼女を抱きしめることができた。裸の彼女は想像していたよりもずっと細くて柔らかくて、本当に変わったんだと理解させられた。

 

 抱きしめて泣き声が治まったころには抱きしめ返してきて、胸元に甘えてくる彼女がいた。

 

「突然、怒鳴ってごめんな」

 

「うんっ...いいよ。許してあげる...わたしとエッチするのも...わたしとの間に子供ができるのも...い、嫌じゃないの?」

 

 よく分からないことを聞いてくるコイツは本当にうれしそうで

 

「お前以上の相手はこれからの人生で現れるわけないし、俺の人生で隣にお前がいないなんて想像もできないんだよ...ずっと俺のそばで笑っていてほしい」

 

 気持ち悪がられると思って言えなかったことをポロッと漏らしてしまった。

 慌てて口を押えたが、出てしまったものは止められなかった。

 

「えへへっ...そっかぁ......嫌じゃないんだぁ」

 

 顔を上げて楽しそうに俺の顔を見てくる。恥ずかしいやら、ばつが悪いやらで顔を反らしてその視線に耐えた。

 

「なら、このままでもいいよね?」

 

 そんなことを言われたから驚いてしまう。

 それではまるで

 

「わたしと、子どもをつくって欲しい。ずっと隣にいさせてほしい。今日は、大丈夫だから...不幸になんてならないから、わたしの幸せを願ってくれてるなら、しよ?」

 

 そんな言い方、卑怯じゃないか。

 無責任な男になってしまう。それが自分にとって一番の幸せって雰囲気を出さないでくれ、ダメだと分かっているのにフラフラと吸い寄せられてしまう。

 

「わたしのことを思ってエッチを我慢してくれてたんでしょ? なら、はじめての今日は特別だから...おねがい...」 

 

 もう抑えが利かない。きっと最後までしてしまうだろう。

 

「...努力はするけど、お前を気持ちよくはできないだろうし、俺本位のセックスになるからな...これまで待たせてゴメン...それと、ありがとう」

 

 俺も服を脱いで仕切り直しのために、もう一回キスから始める。

 息を荒くして、さっきよりもずっと深くで繋がれるように彼女を貪る。

 

「んっ...ちゅっ...はむ...んっ、はぅ...ちゅ、んんっ!...はぁ、はぁ...」

 

「はぁっ...ほかのところも...触るからな」

 

 どちらの物かも分からなくなった唾液を飲み込んで、彼女の秘所のスジに沿ってゆっくりと撫でる。

 どこを触っても柔らかくて気持ちいい。こんな、手で触るだけでも気持ちいいのに、限界まで張り詰めている愚息を挿れてしまったらどれだけ気持ちいいんだろうか。

 

「んっ...んふふ」

 

「何かおかしかったか?」

 

「ん~ん、なにもおかしくないよ。あなたが、わたしの大事なところを、一生懸命触ってくれてるなって思ったら、嬉しくなってきちゃって...」

 

 本当に幸せそうに笑うな...心の底から大切にしたいって思う。

 クリトリスとか、敏感なところは急に触るとびっくりするとか聞くし、なるべく強く触らないよう丁寧に愛撫する。

 

 愛撫しているうちに閉じていたところは薄っすらと開いて、俺にきれいなピンク色を見せていた。垂れてきた愛液が彼女の大切なところを濡らして、艶めかしく光を反射している。

 彼女に傷をつけないように中指を挿れると、思ったよりもすんなりと第二関節まで入った。指を一本挿れただけなのに、きゅうきゅうと締め付けてきて、本当に...ここに全部入るのか不安になってくる。

 

「んっ...ふぅぅ、あっ...入ってきてる...」

 

「痛くないか?」

 

「なんか、変な感じするだけで、むしろ...気持ちいいよ」

 

 少し眉をひそめながらニヒヒと笑ってる。きっと、少しきついんだろう。

 俺のために頑張っているのを見ると愛おしくて仕方がない。

 もっと気持ちよくなって欲しい。俺にいろんな表情を見せて欲しい。コイツを自分のモノにしたい、そんなことを考えてナカを擦る。

 

「ひんっ...なんか、いつもより...おく、きてる」

 

「いつも?」

 

「なっ、なんでもない...」

 

「そっか」

 

 きっと、何度かオナニーしてたんだろうな...赤くなって可愛い。

 気持ちよさそうでほんとによかった。

 

「もう一本挿れるからな」

 

「うん...あっ、ちょっときつい、かも...ふっ、んんっ......はぁ...んっ」

 

 ちゃんと人差し指も入ってくれた。指を一本でもあれだけキツかったから、無理なんじゃないかと心配したけど、大丈夫そうで安心した。

 そのままくちゅくちゅと動かす。ナカは彼女の愛液で濡れていて、締め付けてくる以外はとても動かしやすい

 

「なんかさ、んっ...ナカでいっぱい動かされてさ...しあわせっ、だよ」

 

 嬉しいことを言ってくれる...

 いじっていると、彼女の口から喘ぎ声が漏れてきて俺の耳を犯してくる。こんなにエロい声が出せるなんて知らなかった。目がトロンとして、ふにゃふにゃに溶けている。

 早く...早く、はやく!今すぐに挿れてしまいたい。

 もういいだろうか。十分にほぐしたよな。指二本で広げたら大した抵抗もなく広げれたし、きっと大丈夫だろう。

 

「それじゃ、ちんこを挿れるからな。痛かったり嫌だったらしっかり言うんだぞ」

 

「はぁ、はぁ...んっ、きて?...おっき...はぁっ、フーッ...はぁっ、はぁッ...はいっ、くるのスゴ......ぜんぶはいるかな?...ちゃんと...おんなのこ、してるかな?きもちいい?......わたしのナカはっ、きもちいいかな?...おしえて、ほしいな...」

 

「きもちいいよ。お前みたいにかわいい子は他にいないからさ...安心しろよ」

 

 時々、不安な顔を見せてくるからこれで良かったのかという考えが脳裏をよぎるがすぐに快楽に流されてしまう。

 透明な汁を垂れ流す彼女の秘所が、俺の醜い欲望をしっかりと受け止めてくれている。奥に進める時、膣が精子を搾り取ろうとチンコ全体を締め付けて思わず射精してしまうんじゃないかってくらい気持ちいい。彼女のことを無視して、この穴を突きまくって射精したい。始める時にできるだけ優しくする、なんて決めていたのが嘘のように獣欲が溢れてくる。

 グツグツと煮える獣欲が漏れかけた時、ナニカに引っかかった。きっと、これが処女膜ってやつなんだろうな...

 

「膜、破るぞ...初めては痛いって聞くし...何か気を紛らわせそうなことあるか? 俺にできる事ならなんだってするぞ」

 

「...き、キス...キス、して...ほしいな」

 

「っ!...わかった」

 

 あまりにも可愛らしい注文だった。こんなにキスを求めるなんて、キスが好きなんだろうか?

 息ができなくなるような深いのじゃなくて、顔を見ながら唇や舌を触れ合わせるだけのやさしいのを何回も繰り返してやる。キスをするたびにナカを締め付けてくるから暴発してしまわないように必死だった。

 

「んんっ...んっ...ちゅっ...はぁ、んっ、ちゅ...んぅ...ちゅっ...はぁはぁ、んっ、んぃっ、そこ、膜があるの?ちゅっ、なんか、ちょっと、きもちいい...かも、んっ!んんんんっ!」

 

 キスで彼女の全身の力が抜けたくらいに腰を動かして膜に先っぽを何度も当てる。荒れていた呼吸が落ち着いてきたら、痛みが起こらないよう祈りながら破れそうな力で突いた。

 プチッと膜が裂けるような感覚と同時に彼女が俺に強く抱き着いてきた。目尻に涙が浮かべて、口を噛み締めてるから、きっと痛かったんだよな...なんて陳腐なことを考えてしまった。

 

「ごめんな。痛かったよな...」

 

「んっ...ぜんぜん、痛くないよ。急に抱き着きたくなっただけ、だから」

 

 そんな表情なのに痛くないって言われても、嘘だと誰だってわかる。

 それでも、気丈に振舞っているのは俺に罪悪感を感じさせないためなんだろうな...このまま痛みが引いて慣れるまではじっとしていよう。

 

「痛くなくてよかった...もうちょっとだけ、このままでいてもいいか?」

 

「うん...すっ、好きな女の子の初めてを、奪った、余韻にでも浸りたいの?......えっち」

 

 薄っすら顔を赤くして俺を煽ってくる。

 きっと、痛いのがバレて気遣われているから気恥ずかしくなって、ついやってしまったんだろうな。ずいぶん可愛いことをするじゃないか...こっちは我慢してるっていうのに誘惑するのはやめてくれ。本能で動いてしまっても知らないからな。

 

「エッチで悪かったな......動いてもよくなったら言うんだぞ」

 

 こくりと頷いてるのを見てから頭を撫でていると、少ししたら彼女が俺の首筋をぺろぺろと舐めてきた。これは...動いてもいいという合図なんだろうか。

 舐められるたびに自制心がゴリゴリと削られるんだが...本当に動いてもいいってことでいいんだよな?

 

「動くからな」

 

「...うん...わたしに、女をもっと教えて?」

 

 甘えた声で囁かれた。脳が震えるような感覚と、これまで意識しないようにしていた結合部がキュッと締まって、理性を奪い去っていく。

 できるだけゆっくりしようとは思っていたが、一突きごとにキスしていたせいで今まで見えなかった膨らんだ胸と淡いピンク色をした乳首が揺れて俺を誘惑してくる。

 五感すべてから彼女を感じて、快楽に脳を支配しているような気さえする。

 

「んっ、あっあっ、ナカでっ動いてるよ。おっきい...けど...ちゃん、とっ、ぜんぶ、はいったん、だよね。んっ、うれしいなぁっ......あっ、んんっ!...きもちいい?わたっ、しのおまんこ突いてっ、きもちいい?もっとしたい?...はぅっ...あっ、ひぅ、ずーっと...えっちしてくれる?」

 

「きもちよくなかったら、こんなっ、必死に腰振るわけないだろ!いくらでも!えっちだろうが、なんだろうがするって!!」

 

「んんっ、ほんと?こんなっ...変な...オレでもっいいの?」

 

「もちろん、だって、何回もっ言わせんなよっ!...すっげえッきもちいいし、ずっとしてたい。他のやつがっ、なんて言おうとも、お前が好きだからさ。完璧な女の子じゃなくてもいいんだよ!だから...お前を俺にくれッ!」

 

「えっ、へへへっ...あっ、んっ...もっとぉっ...いっぱいっ、奥まで突いてっ!もっともっと!わたしのナカをっ、オマエ専用に、作り替えてっ!」

 

 かなり乱暴にしてしまっているのは分かるが体が言うことを聞かない。どれだけ突いても、苦しそうな表情よりも幸せそうな表情が前面に出ていて歯止めが利かない。止めてくれって思う心と、このままナカに出して俺に縛り付けてしまえって心がある。なんで、はじめてがこんな乱暴な抽挿なのにそんなに幸せそうな表情をしてるんだよっ!もっと、苦しそうな顔を見せてくれたら、俺だって止まれるのに...あぁ、限界が近づいてきた。

 

「ああっ、んっナカで、膨らんできてるっ...」

 

「そろそろ出るっ!...はぁっ!はぁっ!ナカだしするわけにはっ!いかないからっ!限界だからっ、抜くぞ!」

 

 そう言って、チンコを抜こうとしたら今まで大人しかったコイツが俺を腰に足を使って抱き着いてきた。限界だっただけにトドメの刺激になって、

 

「お前ッ!...射精(で)るっ」

 

「あっ、おちんちんビクッてしてる...今、精子流し込まれてるんだ...先っぽからいっぱい精子出てるのが分かるよぉ...」

 

 限界まで我慢していたのもあるけど、それ以上にナカに出してしまった興奮で余計に出た...すっごい気持ちよかった...

 折れるんじゃないかと心配なくらい勃起してたチンコも満足してある程度のサイズにおさまったから彼女のナカから抜いた。

 乱暴になってしまったから怖がったり、嫌われてしまうんじゃないかって思ったけど、ボーっとしながらコイツも精子が出された辺りを優しくさすりながら嬉しそうにして、告白できた時くらい幸せな雰囲気を出してるから良かった。

 

 

 

 

 

 

 ...............ハッ!?そうじゃない!こいつが喜んでるのは良いんだが、ナカ出しはマズイって!もしもがあったら一大事じゃねえか!!

 ああぁぁぁ!こういう時どうすればいいんだ!えっと?......あっ!

 

「おい、風呂行くぞ」

 

「え?うん」

 

 ニコニコしながらお腹をさすっている彼女を無理やり連れて風呂場に入る。

 風呂場は俺が入った時の暖気が残っているおかげで、ほんの少し暖かかった。さっき使ったバスタオルとタオルを数枚を重ねて床に敷いた。

 その上にコイツを座らせて股を開かせる。

 

「今度はお風呂でするの?オレは嬉しいけど、あんないっぱい出てたのに大丈夫?」

 

「...夢見心地なのところ悪い、何年後かならいいけどさ。今、ナカに出しちまうのはヤバいからな...とりあえずかき出せるだけだそうな」

 

「え?ナカ...だし...?」

 

 ぽかんとした表情でコイツは自分のお腹の方を見て、俺のチンコを見て、もう一度お腹を見る。

 次第に状況を理解して来たのか俯きながら口を開いた。

 

「あっ、あ、ああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。約束守れなくてごめんなさい。ナカで出させてごめんなさい。もうしません許してください。嫌わないでください。離れていかないでくださ「おい!馬鹿言うな!それくらいでお前のことを離すわけないだろうが!!」」

 

 肩に手を置いて、目線の高さを合わせてできるだけ優しい口調を心掛ける。

 

「いいか?ナカだしは俺のせいでお前のせいじゃない。あと、子供ができたからってお前を離すつもりはないから安心してくれ。大丈夫...大丈夫だから、ほら、深呼吸して」

 

 抱きしめながら背中を優しく撫でる。ガタガタ震えて過呼吸気味な彼女が正気を取り戻すまでずっと、大丈夫...大丈夫だからって撫で続けた。

 

「落ち着いたか?」

 

「...急に、取り乱してゴメン」

 

 錯乱状態から無事に帰ってきてくれて良かった。

 さっきまで抱きしめていたのに抱きしめていた部分以外は冷え切っていて、どんな言葉よりも怖かったこと主張していた。

 

「許そう。ほら、体が冷え切ってるじゃないか、あったかいシャワーでも浴びよう。...よしよし、温度もいい感じだな。じゃあ、流すぞ~」

 

「じ、じぶんでっ、それくらいできるっ」

 

 涙声で言われても譲るつもりはない。シャワーに手を伸ばして奪い取ろうとしているが手で制してなんとか守る。何度か取ろうと頑張っていたが俺が渡さないと悟ると大人しくなった。

 顔の方にはかけないように注意しながら、体の端から中心の方にゆっくりと当てていく。

 全身に当てたら水の勢いと温度を弱めてコイツの秘所に当てる。

 

「お前との子供ができるのは嫌じゃない。でもな、俺らみたいなガキが子供を作ると大変なんだ。だから、ナカからかき出してもいいか?」

 

「...うん...いいよ...全部、かき出しちゃってよ」

 

 ゆっくりとナカからかき出していく。シャワーの流れる音とコイツの控えめな喘ぎ声が浴室に響いていた。

 粗方流し終えたくらいに、浴室にコイツがすすり泣く声も聞こえるようになった。

 

「ごめんな。俺がもっと金とか地位があればこんな事せずに済んだんだよ。責めるなら、俺を責めろ」

 

「ちがっ、わかんない...なんで...グスッ...悲しいのか、わかんない」

 

「そっか...このまま、風呂、入っちまうか」

 

 既に熱々だった風呂はぬるま湯になっていて二人でゆっくりするには十分な温度になっている。

 ただ、二人で入るにはかなり狭いから膝の上にのせて風呂に入ると、必然的に後ろから抱きしめるような体制になって、太ももにコイツの柔らかなお尻が当たる。

 座り心地が悪いのかモゾモゾと動くから、そんな場合じゃないのに勃起してしまいそうだけど、何とかこらえてシャンプーしたり体を洗って風呂からでた。

 

 コイツの髪を乾かして部屋に戻るとベットの一部に真っ赤な血の跡がついていて、二人ともベットで寝る気にはなれず、一枚しかない敷布団を床に敷いた。

 

「ほら、ちょっとばかし狭いけどギリギリ大丈夫だろ。ちょっとカビ臭いけど...まあ許せ」

 

「んっ」

 

 部屋の電気を消して、もぞもぞと布団の中にはいってきた。1人用の布団だからお互い反対側を向いているけれど、ぴったりと体を触れ合わせている。

 布団に入ってどれくらい経っただろうか。部屋が暗いから時計は見えないが、車の音とかが極端に少ないからきっと1時とか2時とかなんだろう。

 

「起きてるか?」

 

「...」

 

「まあ、起きてるわけないか。今日は、無理させちゃったもんな...俺はさ、多分...自分で想像しているよりもずっと、お前のことが大切なんだよ」

 

「......」

 

「だからさ、今日、お前が妊娠して、子供を産みたいって言ってくれたなら絶対、お前とその子が幸せになれるように努力すると思う」

 

「  」

 

「本当に好きでさ、愛してるっていうのかな。ちょっと、恥ずかしくて面と向かっては言えないんだけど...そんな感じなんだよ」

 

 彼女の方に顔を向けて、できるだけ耳元で囁く。

 

「愛してるよ。おやすみ」

 

 ビクッとコイツの体が動いたが、耳に息がかかってくすぐったかったんだろうな。

 俺は、ちょっと笑いながら目をつぶるとすぐに夢の世界に飛んでいってしまった。

 

「おやすみ」

 

 最後にそう聞こえた気がした。




 最後まで読んでいただきありがとうございます。
 彼らのハジメテっていうのは普通の男女でやるよりもハードルが高いのではないか…?という浅い考えから始まって。
 回数を重ねるごとに相互理解と慣れが深まっていってどこまでもエッチになれるんじゃないかなと思い、一度目は失敗...というか大事に思いすぎたが故の不幸なすれ違いとなった次第です。

 お風呂はもっと書きたかったんですけど鬱にしか筆が進まなかったので折りました。ちょっと強引だったと反省しています。そのうち、イチャイチャお風呂回を書きたいなと思っています。
 エッチで優しい方、こんな感じの話を書いてくださると私が歓喜します…

 あと、「目隠しエッチ」の方では遠慮なくナカだしするのは、ご都合主義だとは思いますが、小説の初めに「人類の進化によるどうのこうの」ってとこから、子どもをつくったら、その家族が月一の献血や検査で人が2~3人くらい養えるお金が研究所から振り込まれるのと、それを知ったTS娘の強い要望により親友くんが、なし崩し的に了承した結果です。

 今回は、これくらいで失礼します。
 
 感想くださると狂喜乱舞します。
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