※この作品はR-18です。

クラス召喚されて、何の能力もないと思われ、いじめられていたらプレイしていたエロゲのキャラを呼び出せるようになった件~メイド・クリエイター~   作:KeI77777

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流された先で、ど座衛門

 

 

「----う・・・・。」

「・・・・。」

 

ぴちゃり、と隆の耳に水が跳ねる音が響き、

顔に感じる冷たさによって意識が覚醒する。

瞼を開けた彼が最初に見た者は、自分の隣で死んだように目をつむり、

動かない御堂の姿であった。

 

「・・・?・・・あ・・・。・・・お、おい・・・!」

自分が一体どうしてこんな状態になっていたのか、

意識がぼんやりとしていたがすぐに思い出し、

隆は御堂の近くに近寄り、彼の体を軽く両手で肩からゆする。

 

「あ・・・うう・・・。」

「よかった・・・。生きてる・・・・。」

自分と一緒に川に飛び込んだ御堂が生きてることにほっと胸をなでおろしていると、

彼のポケットがぶるぶると震えだし、彼は慌ててそのポケットからスマホを取り出す。

 

『---マスター!!ご無事でしたか!!』

そこには、いつものすました顔でなく、

今にも泣き出しそうな、というよりはすでに泣いていたのか目が紅く晴れている

ルゥが、自身の主人の生存を確認し、叫ぶ。

 

ああ、と隆はルゥに軽く返事をすると、きょろきょろと首を横に振って、

辺りを見回す。

湖らしき河川の下流。そこの浜にちょうど良く打ち上げられたらしいのが、

隆には推測できた。

 

「・・・あの蛇は・・・・いないか・・・。逃げ切れたか・・・・。はあ・・・。」

『・・・生きた心地がしませんでしたが、良かったです・・・・。』

「・・・うう・・・。」

「・・・・あ。そうだ。・・・御堂!!大丈夫か!!?」

自分が助けた相手が生きてはいるものの、顔色を悪く、寒そうに震えながらいまだに横になっていることに気が付くと、隆は御堂を両腕で抱えながら浅瀬から立ち上がり

近くの上陸できる地面へと昇る。

 

その近くには、半径1mほどの青の球体と、横幅3mほどの大木と、その隣には木造りの小屋らしきものがあった。

そして、更に小屋の右前には慰霊碑のような石が打ちたてられており、

何が書いてあるかは隆にはわからなかったが、上から10人分の名前らしき文字が書かれていることだけはわかった。

 

 

「・・・小屋・・・?」

『・・・人が生活しているような跡は見えませんが・・・・。』

「・・・ええい!!迷っている場合じゃない!!おらぁっ!!」

『ちょっ』

 

隆はドアを右足で蹴飛ばし、ずかずかと中に入る。

中は10畳ほどの部屋造りとなっており、

真ん中には楕円形のテーブルと、椅子が二つほど置かれていて

更にその奥にはベッドが一つ設置されている。

 

ベッドまで御堂を抱えたまま隆は歩き、そっとベッドの上におろし、

おでこに右手を当てて、体温を測る。

若干、熱があるように彼は感じた。

 

「----風邪ひいてんのかもな・・・・。」

『・・・しばらくは安静にさせてあげたほうがよろしいでしょうね。』

「・・・ああ。・・・・あ、そうだ。服も濡れてるし・・・・脱がさないとまずいよな?」

『・・・・正気ですか?』

「?いや、脱がさないと悪化しちまうだろ??」

『・・・そういうことではなく・・・。・・・ふん。どうぞお好きに。』

「あ?」

それまで一緒に協力していた相方が、突然眉を吊り上げ、不機嫌そうな表情を浮かべて一方的に画面からいなくなったことをいぶかしみながらも、彼は苦しそうにうめく御堂の体から服を脱がそうと両手をかける。

 

(・・・全く。一体なんで急に・・・・。さっきまで手伝ってくれていたじゃないかよ・・・。)

ごそごそ、と御堂が来ているジャージを脱がそうと思わず胸に触れた瞬間、

ふにゅん、と柔らかな感触が彼の手に伝わった。

 

「・・・????」

あれ?こいつ結構太ってる??着やせしてんのか??と頭の中に極大の?マークを浮かべつつも、彼がジャージの上着を脱がせたところでさらに違和感は強くなる。

---明らかに、体操着の胸部分が膨らんでいた。

 

「・・・・??????」

あれあれあれ??とさっきまで以上に頭の中にて大量の疑問符を浮かべつつ、

彼は右手を自分のおでこにやり、思考する。

御堂杏。隆は特に親しくもない、話したこともなく、この世界にきて初めて接した相手。

そして、男か女かも知らなかった人物。

 

 

「-----女ぁぁぁ!!!?」

すぐさま胸に触れてしまっていた手をばっとふりほどき、触れてしまった右手に罰を与えるように、左手でぺちぺち、と自分の右手を叩きながら後ずさりし、

テーブルの角に腰の後ろをぶつける。

 

まさか男だと勝手に思っていた相手が、実は女だったなんて・・・。

そういえば、男にしては肌がきれいだったし、目はパッチリしているし、声は高かったし、いいにおいしてたし、小柄だった、スタイル良かったし、かわいかったし・・・と気づく要素はいろいろあったし、見間違うほうがどうかしているレベルだったのだが、

色々と余裕のなかった彼は、ようやくここにきてその事実に気が付くのだった。

 

 




????「は?ギルティ。」
??「大人なしめの女性・・・。うらやましい・・・・。うちは肉食ばっかだから・・・・。」
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