※この作品はR-18です。

クラス召喚されて、何の能力もないと思われ、いじめられていたらプレイしていたエロゲのキャラを呼び出せるようになった件~メイド・クリエイター~   作:KeI77777

16 / 16
~立ちはだかるレッド・スネーク~

 

「・・・えええ・・・」

 

横にいる杏が思わずそう声を漏らした。

俺だって叫びたいくらいだ。

 

 

何の因果があって、あの糞蛇が出口らしき道の前をふさいでいやがるのか。

全く持って度っしがたい。

中指を突き立てながらルゥに小声でアドバイスを求める。

 

「・・・・横から行けたりしないか?」

『--不可能とは断定しませんが、限りなく難しいものであると想定いたします。』

「まあ、そうか・・・。」

 

レッド・スネークの横、つまり後ろから辛うじて人一人分なら通れそうな

抜け穴があることを察するも、近づけば気づかれる恐れがある。

 

 

 

 

----だが

「・・・あいつがいなければ通れるんだよな?」

『?はい。』

「・・・杏。ちょっとこっち来て。」

「?うん。」

 

杏の手を握りながら、レッドスネークの正面ではなく、

左横のほうまで連れていき、そこで待機しているよう言う。

ついでに、ルゥが入っているスマホを持たせておく。

 

怪訝な顔をしながら首を傾げる二人をしり目に、

俺はレッドスネークの真正面まで移動し、

地面に視線を落として、手ごろな大きさの石を探す。

 

「--おっ。あったあった。」

 

数は一個あれば十分。

では、ピッチャー振りかぶって第一球。

 

 

「---死に晒せクソ蛇いいい!!!」

 

積年の恨みと、さっさと死ねという怨念を込めて、

鼻のあたりにオーバースローで投球。

口を開けたまま信じられないようなものを見ている杏は放心しながら、口をぱくぱくとさせ、こちらとレッドスネークを何度も見比べていた。

 

ぱちり、とそれまで気持ちよさそうに寝ていたレッドスネークは

俺の姿を視認すると、それまで眠たげに半分だけ開いていた眼をかっぴらき、

口を大きく開けていつもの通り雄たけびを上げ始めた。

 

 

「---キシャアアアアアアアアアアアアアッ!!!」

「・・・・杏!!先に行っててくれー!!後から追いつくからーー!!」

「何やってるのおおおお!!?」

 

杏の悲痛な叫びをバックに、俺はこの世界に来てから何度目になるかわからない

逃避行に勤しむのだった。

 

 

◆

 

 

「~~~~~~!!もうっ!!バカ隆っ!!」

『・・・・杏様。マスターが身を挺して時間を稼いでくださっている今がチャンスです。我々だけでも先に進みましょう。』

「わ、わかっているよ!!」

 

隆から渡された、ルゥが入っているスマホを右手で抱えつつ、

杏はレッドスネークがいなくなって通れるようになった通路をひた走る。

 

『・・・おそらく。マスターがこうすることを話さなかったのは、我々に止められると思ったからでしょう。だから、そうせざるを得ない状況にして、

我々をさらに奥へと送り込んだ。』

「止めるに決まっているでしょ!!もうっ!!私と一緒に逃げてくれるって言った癖にぃ!!」

 

文句を言いながらも、先の通路を進む二人。

隆が時間を稼いでいてくれるうちに、少しでも先に進むため、

走り続ける。

 

同じ男に好意を寄せる女二人。

文字通り、色々な意味で長い付き合いになるなど、

まだ、二人には知る由もなかった。

 

 

 

 

 

 

 




????「頭おかしいんちゃう・・・?」
??「(・・・俺が同じことをやったら、ルビーに監禁されるな・・・)」

感想、くれ


れれれのれ


KEY(ドS)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

【R18】ガチャ姫(作者:ブリコたっぷりっ子)(オリジナル:ファンタジー/コメディ)

主人公は生きるためにガチャをまわす事を女神によって宿命付けられた。▼幸せになるためにはガチャを回せ!ヒロインを気持ちよくしてレアを引け!▼精が強ければ運も強い。そんな君ならば、アクの強いヒロインが相手でもきっと幸運を掴みとれるはずだ…(遠い目▼※ガチャは母体からでます。また開封は省略される事があります。▼サブタイトルに【挿絵有】とある話は挿絵があり、更に【挿…


総合評価:1399/評価:8.18/完結:140話/更新日時:2023年10月11日(水) 00:03 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>