クラス召喚されて、何の能力もないと思われ、いじめられていたらプレイしていたエロゲのキャラを呼び出せるようになった件~メイド・クリエイター~ 作:KeI77777
「おおお・・・・。」
空っからになるまでルゥに搾り取られて、
腰ががくがくと震える。
セックスをしたわけではなく
見抜きでオナニーしただけでこれである。
一体どんなサキュバスなんだ、こいつは。
とはいえ、自分が好きなものを詰め込んだ夢の塊にあらがえるわけもなく
ルゥの音声に従ってしごいているうちに寝てしまい、朝になってしまったようだ。
窓の外からは日の光が差し始め、夜が明けたことを示している。
『--くすくす♡本当に一晩中私の体でお猿さんみたいに盛るなんて・・・♡♡
マゾの上に童貞早漏チンポなんですか?♡♡』
「うるせぇ・・!」
あざける様に笑ってくるルゥにそう言い返すも、
体は正直でありまだぶるぶると少し震えているような気がして締まらない。
俺の従者の癖に生意気だ。
というか、一体なんでこいつは俺の元に現れたのだろうか。
見たところ、俺と同じような能力を持った人間は早々いないし、
珍しいにもほどがある。
そして、気になることがある。
「--なあ。一つ聴いていいか?」
『なんですか?』
メイド・クリエイターは文字通り、自分の好みのメイドを想像し、
創造すること。前世のエロゲではかなり名の知れたゲームであり、
モデリングの素人でも自分好みのキャラを作れるという傑作だ。
ルゥは俺がこのメイド・クリエイターを買った時に、
一番最初に作ったキャラであり、いろんな様子を試験的に詰め込んでみたキャラクターでもある。
声はプロの声優が用意した素材をもとに、合成して好きな声にすることができる。
その中で、俺は自分好みの声を何百回と模索し、
性格もデレがつく要素を混ぜ込み、その結果誕生したのが彼女、ルゥである。
「----お前って、スマホの中にずっといるけど、こっちの世界には出てこれないの?」
『--正直なところ、わからないんです。』
俺がルゥに尋ねると、彼女は困ったように眉尻を下げ、
説明し始める。
『いつもみたいにマスターにいじっていただいてたところ、
急にマスターと話ができるようになって、嬉しさがこみあげてきたのですが、
どうもそちらには今のところ行けないみたいでして・・・・。』
「・・・そうか。」
うーん、と両腕を組んで頭をひねる。
彼女の話が本当であれば、彼女はもともと"意思"を持っており、
人間のように考えて動くことができるということだ。
AI・・・にしては高度すぎるし、何よりもどうしてこんな能力が俺に備わったのか。
それが一番の謎である。
他のやつらも何らかの能力を持っているとのことだが
俺のような力はまずもっていないだろう。
というか、この能力を他人に見せる気もしない。
スマホの画面を見せたら、きっともともと入れていたゲームアプリだと難癖付けられて、からかわれるのがオチだ。
学校での立ち位置もいいとは言えず、発言力もないし。
どちらかというとヤンキーとかにいじめられるカースト下位のため、
下手に目立つこともしたくない、というのが偽らざる本音である。
ああだこうだ考えていると、こんこん、とドアノックされる。
『----おはようございます。朝食の準備ができましたので、
支度がお済みになりましたら、外までお願いいたします。』
「あ、はい。」
そういえば、もう朝になっていたな、と外からのノックで気が付き、
すぐさま返事をする。
色々考えることは多いが、とりあえずは俺も食事にありつかないと。
「---とりあえず、ルゥ。人前では静かにしてろ。バレるとまずいかもしれないからな。・・・極力、お前の存在は秘密にしておきたい。」
『--わかりました。マスター。あ、私と話したいときは片耳にそのワイヤレスのイヤホンをスマホにつけてもらえれば大丈夫です。』
「ああ。わかった。」
念のため、スマホに持っていたワイヤレスのイヤホンをつけておき、
左耳に聴こえるようにしておく。
ルゥが入っているスマホをポケットに入れて、
俺は廊下に出るのだった。
????「ちなみに、俺のレベルは万年1だぞ。・・・15年近くもな!!(ヤケクソ)」
??「五大国以外には小国がいくつかあって、この主人公を呼び出した国もそのうちのひとつだね。
もちろん、五大国に戦争を吹っ掛けられたらこうした国はお終いだから、従属するか、不利な貿易を強制させられてでも付き合っていくか、上手く距離を取って立ち回るかしないといけない。」